# FabScene(ファブシーン) > Generated by All in One SEO v5.0.2, this is an llms.txt file, used by LLMs to index the site. ハードウェア開発、電子工作からディープテックまで、新しいものづくりの現場とカルチャーを発信するWebメディア ## Sitemaps - [XML Sitemap](https://fabscene.com/sitemap.xml): Contains all public & indexable URLs for this website. ## 投稿 - [三菱電機が人型ロボットとCNCを言葉の指示で連携、2030年実用化へ](https://fabscene.com/new/news/mitsubishi-electric-humanoid-cnc-machine-tool-physical-ai-jimtof2026/): 三菱電機は、人型ロボットとCNC工作機械を連携させる加工システムを開発した。作業者が言葉で指示するとAIが手順を組み立て、工作機械とロボットに作業を割り振る。ロボットの機種を問わず連携できるという。2030年の実用化を目指し、JIMTOF2026で実演する。 - [ラズパイもNVIDIAも採用、ライセンス料ゼロの命令セット「RISC-V」の歴史](https://fabscene.com/new/special/history-of-risc-v/): ラズパイのマイコンやNVIDIAのGPUにも載る命令セット「RISC-V」は、Armのようなライセンス料がかからない。命令を減らすRISCを1980年に唱えた2人の研究者から、3カ月のつもりで始まった2010年の開発、米中が関与を競う現在までの46年をたどる。 - [Espressif、AIに話しかけてアプリを作る画面付き端末「ESP-Mosaico」を発売](https://fabscene.com/new/news/espressif-esp-mosaico-esp32-s31-modular-ai-coding-dev-kit/): Espressifは、マイコンESP32-S31を載せた画面付きの開発端末「ESP-Mosaico」を発表した。カメラやセンサーのモジュールで機能を広げられ、端末のAIエージェントに文章で伝えるだけでアプリを作れる。外部のAIエージェントに開発を任せる仕組みも用意した。価格は59ドル(約9400円)。 - [ESP32の監視カメラで家を守る、工学社が自作防犯システムの本を10月27日発売](https://fabscene.com/new/news/kohgakusha-diy-home-security-system-esp32-home-assistant-book/): 工学社は2026年10月27日、解説書『強盗・空き巣から家を守る!自作防犯システムの作り方』を発売する。ESP32の監視カメラやカーテンの自動開閉ロボット、市販の開閉センサーなどをHome Assistantにまとめて連携させる方法を9章で解説する。価格は2970円(税込)。 - [英クランフィールド大学、ゴム手袋を吹き付けで作る3Dプリンターを開発](https://fabscene.com/new/news/cranfield-university-3d-pep-natural-rubber-latex-glove-3d-printing/): 英国のクランフィールド大学が、天然ゴムのラテックスを型に吹き付けて手袋を作る3Dプリンター「3D-PEP」を開発した。型を槽に浸す従来の方式と違い、部分ごとの厚さを変えられる。市販品と同等の強さを確かめ、1台で1日約1000枚の外科用手袋を作れると見積もる。 - [村田製作所、0.25×0.125mmの温度センサー「NCU01シリーズ」開発](https://fabscene.com/new/news/murata-ncu01-series-0201m-ntc-thermistor-worlds-smallest/): 村田製作所は、0.25×0.125mmのNTCサーミスタ「NCU01シリーズ」を開発した。チップ部品の寸法の呼 - [米Dream Labs、学習データの無いロボットも動かせるAIを公開](https://fabscene.com/new/news/dream-labs-dream-1-robot-foundation-model-world-action-model-api/): 米国のスタートアップDream Labsは2026年10月19日(米国時間)、2本の腕を持つロボットを動かすA - [カーネギーメロン大学、身近な物の状態を12種類の表情で示す端末を開発](https://fabscene.com/new/news/cmu-oats-object-agent-twins-e-paper-tamagotchi-uist-2026/): 米カーネギーメロン大学の研究者が、冷蔵庫や植物に取り付けると状態をキャラクターの表情で示す電子ペーパー端末「OATs」を開発した。ESP32-S3とAIの画像生成を使い、1台20ドル(約3200円)未満で作れる。12人が7日間使った結果を、UIST 2026で発表する。 - [Raspberry Pi Picoを4chオシロにするツール「Pico.Lab」](https://fabscene.com/new/make/picolab-raspberry-pi-pico-browser-oscilloscope-logic-analyzer/): Raspberry Pi PicoとPico 2を、USBでつなぐだけでブラウザーから使う計測ツールにするファームウェア「Pico.Lab」をドイツのMaximilian Kern氏が公開した。4チャンネルのオシロスコープと8チャンネルのロジックアナライザーなどをまとめ、パソコン側のソフトは要らない。 - [大阪大学、3Dプリント向け冷却流路を自動設計しCADで出力する手法を開発](https://fabscene.com/new/news/osaka-university-yaji-b-spline-topology-optimization-cooling-channel-cad/): 大阪大学大学院工学研究科の矢地謙太郎氏らが、冷却流路をトポロジー最適化で自動設計し、結果を編集できるSTEP形式のCADデータで出力する手法を開発した。流路を滑らかな曲線と断面で直接表し、3Dプリント向けに張り出しを45度以内に抑える制約も組み込んだ。実験での検証はこれからだ。 - [ugo、出荷100台超の点検ロボットの次世代モデル「ugo mini G2」発表](https://fabscene.com/new/news/ugo-mini-g2-inspection-robot-optical-zoom-ultrasonic-sensor/): ugoは2026年10月20日、設備点検ロボット「ugo mini」の次世代モデル「ugo mini G2」を発表した。高所や遠くの小さな計器を撮れる光学ズームカメラに対応し、ガラス面を検知する超音波センサーを加えた。11月24日から順次提供する。ugo miniは約1年で累計出荷100台を超えた。 - [香港科技大学、触れ方5種類を見分けるロボットアームを開発](https://fabscene.com/new/news/hkust-emarm-whole-arm-tactile-sensing-robotic-arm-nature-sensors/): 香港科技大学の研究チームが、腕全体で触れられたことを感じ取るロボットアーム「EmArm」を開発した。骨格の内側に触覚スキンと小型カメラを組み込み、2点を区別できる間隔は18.2mmと人の腕より細かい。撫でる、つまむなど5種類の触れ方を最大99.8%の精度で識別する。 - [光造形3Dプリンターで作るマイクロ流路チップの設計ツール「OpenChip」](https://fabscene.com/new/news/openchip-browser-microfluidic-chip-design-resin-3d-printer/): マイクロ流路チップを、CADを覚えずにブラウザーで設計できるツール「OpenChip」が公開された。流路を描くと光造形3Dプリンター用のSTLを書き出し、細すぎる流路や抜けないレジンを警告する。流路の板とふたに分けて出力する設計判断や、流れの見積もりの範囲を紹介する。 - [Arduino、メモリー高騰で「VENTUNO Q」を約1万6000円値上げ](https://fabscene.com/new/news/arduino-ventuno-q-price-increase-399-dollars-memory-costs/): Arduinoは2026年10月19日、エッジAI向けボード「VENTUNO Q」の価格を299ドル(約4万7000円)から399ドル(約6万3000円)に引き上げた。メモリーモジュールなど主要部品の高騰が理由で、予約済みの人には導入価格を適用する。国内のスイッチサイエンスは技適の取得待ちで未発売としている。 - [オフラインで実行可能、ESP32-S3で7言語を文字起こしする音声認識ソフト](https://fabscene.com/new/make/whistle-esp32-s3-offline-speech-to-text-seven-languages/): マイコンボードESP32-S3の中だけで、話した言葉を文字に起こしてLEDを操作する「whistle-esp32」をAndris Gauračs氏が公開した。英語やフランス語など7言語に対応し、16.9MBの音声認識モデルを14.5MBに削ってフラッシュに収めた。2秒の英語の命令は6.3秒で処理する。 - [日本人チームの仏具がダイソンの学生アワード国際トップ20に、ミストで炎を再現](https://fabscene.com/new/news/james-dyson-award-2026-international-top20-morito-sentinel-nura/): ジェームズ ダイソン財団は「James Dyson Award 2026」の国際トップ20作品を発表した。日本からは、ミストをLEDで照らして炎のように見せる法政大学卒業生4人の仏具「morito」が選ばれた。コンクリートの部材を損傷センサーにするSentinel、手話を音声に変えるNURAも紹介する。 - [2mm角RISC-Vマイコン「CH32V005」を使える320円基板、スイッチサイエンスから販売開始](https://fabscene.com/new/news/fairhog-ch32v005-dip14-breakout-board-risc-v-switch-science/): スイッチサイエンスは2026年10月15日、FAIRHOGのマイコン基板「CH32V005 DIP14 ブレイクアウトボード」を税込320円で発売した。2×2mmのRISC-Vマイコン「CH32V005」の全端子を2.54mm間隔に引き出し、DIP14のピン配置にした。書き込みとデバッグは信号線1本でできる。 - [秋葉原の東京ラジオデパートに「アキバオーディオパーツセンター」開店、店主は現役大学生](https://fabscene.com/new/news/akiba-audio-parts-center-kunii-tokyo-radio-depart/): 慶應義塾大学SFCの学生、國井悠成氏が秋葉原の東京ラジオデパート3階に「アキバオーディオパーツセンター」を開いた。同人ハードや電子パーツの販売、有償の技術相談、ワークショップを柱に、閉店した部品店の跡地を仲間と改装し、作る人を増やす場を目指す。 - [ポルトガルの研究所、貴金属を市販品の半分にした水電解の触媒を開発](https://fabscene.com/new/news/inl-ptniru-medium-entropy-alloy-catalyst-pem-water-electrolysis/): ポルトガルの国際イベリアナノテクノロジー研究所(INL)などは、水を電気分解して水素を作る装置の触媒で、白金などの貴金属を市販品の約半分に減らした。白金、ニッケル、ルテニウムを混ぜた約1.5nmの合金粒子で、単セルの試験では300時間以上安定して動いた。 - [M5Stack、ケースを自作できる電子ペーパーキット「PaperDIY」販売開始](https://fabscene.com/new/news/m5stack-paperdiy-esp32-s3-4-7-inch-epaper-kit/): M5Stackが、4.7インチの電子ペーパーとESP32-S3を組み合わせた開発キット「PaperDIY」の販売を公式ストアで始めた。外装を自作する前提の「Assembly Kit」は25ドル(約3900円)、3Dプリントのケース付きで3Dデータも公開する「Complete Kit」は29.90ドル(約4700円)。 - [USBのWi-Fi子機を改造せずに電波の受信機にするソフト「BirriaSDR」](https://fabscene.com/new/make/birriasdr-mt7921au-usb-wifi-dongle-sdr-receiver/): MediaTekのWi-Fiチップ「MT7921AU」を積んだUSBドングルを、SDR(ソフトウェア無線)の受信機に変える「BirriaSDR」が公開された。メーカーのファームを使わず、1632バイトの自作プログラムだけで2156〜2610MHzの電波を取り込む。作者は米SETI研究所のLuigi Cruz氏。 - [はんだ付けを横から確認、顕微鏡の視点を360度回す「bbScope」](https://fabscene.com/new/make/bbscope-diy-rotating-microscope-attachment-solder-inspection/): RealCorebb氏が、顕微鏡のレンズに付けて視点を対象の周りで360度回すアタッチメント「bbScope」を公開した。鏡とプリズムで斜めからの像をレンズに入れ、真上からは見えにくいはんだのなじみやQFN、BGAの接合部を確かめる。CADデータと部品表はCC BY-NC 4.0で公開している。 - [ラズパイをドローンのシミュレーターに、FPVゴーグルを活用したシミュレーターを開発](https://fabscene.com/new/make/sticktime-pi-raspberry-pi-fpv-simulator-analog-goggles/): Raspberry Piを「仮想のドローン」にするソフトウェア「StickTime Pi」が公開された。プロポ用のシミュレーターを書き換えずに動かし、映像を実機と同じ映像送信機で飛ばしてFPVゴーグルに映す。操縦は手持ちのプロポで、ゴーグルを着けたまま遊べる。 - [モーター1個で飛ぶドローンの設計を公開、プロペラ1枚の羽根の角度で姿勢制御](https://fabscene.com/new/make/single-propeller-drone-joshua-bird-hinged-propeller/): モーター1個とプロペラ1枚だけで飛ぶドローンの設計データを、Joshua Bird氏がGitHubで公開した。45度に傾けたヒンジで加速の瞬間に羽根の角度を変え、姿勢を操る。毎秒300回の加減速に耐えるモーター制御や、フラッシュで羽根を止めて写す工夫で振動の原因を突き止めた。 - [3Dプリンターの純正3.5インチ液晶に「KlipperScreen」を表示](https://fabscene.com/new/make/fb5-klipperscreen-stock-display-flying-bear-ghost-5/): 3Dプリンター「Flying Bear Ghost 5」の純正3.5インチ液晶に、Klipperの操作画面「KlipperScreen」を映すソフトウェアが公開された。Raspberry Piが描いた画面の変化部分だけを制御基板へ送り、純正液晶に表示する。画面を買い足す必要はない。 - [ドイツの修士論文から、指の12関節を直接測る手の外骨格がオープンソースで登場](https://fabscene.com/new/make/takto-one-open-source-hand-exoskeleton-12-joint-encoders/): 指の関節ごとに曲がり具合を測り、腱を引いて指を動かすこともできる手の外骨格が「TAKTO ONE」として公開さ - [カメラ1台で飛ぶAIドローンが元世界王者3人に勝利、デルフト工科大が論文発表](https://fabscene.com/new/news/tu-delft-monorace-monocular-ai-drone-racing-science-robotics/): オランダのデルフト工科大学が、カメラ1台と慣性センサーだけで飛ぶ自律型のレース用ドローン「MonoRace」の論文をScience Roboticsで発表した。小さなニューラルネットワークがモーターを直接制御し、2025年のアブダビの大会で最高時速100kmに達して元世界王者3人に勝った。 - [E Ink、色域が前世代の2倍のカラー電子ペーパー「Kaleido 4」発表](https://fabscene.com/new/news/e-ink-kaleido-4-color-epaper-hanvon-m10c-ii/): E Inkがカラー電子ペーパーの新世代「Kaleido 4」を発表した。表示できる色の範囲は前世代の約2倍、コントラストは50%向上し、動画を最大で毎秒18コマで再生できる。最初の搭載製品は中国Hanvon Technologyの電子ノート「M10C II」。価格や発売時期は明らかにしていない。 - [Espressif、ESP32のビルドエラーをボタン1つでAIに相談可能に](https://fabscene.com/new/news/espressif-esp-idf-vscode-extension-v2-3-0-ai-fix-mcp/): Espressif Systemsは、ESP32の開発環境ESP-IDFをVS Codeで使う拡張機能の2.3.0を公開した。ビルドに失敗すると出力をAIチャットに渡して修正を頼め、同社のドキュメントと部品ライブラリを検索するMCPサーバーも設定なしで使える。 - [キャンピングカーの操作盤を10.1インチのタッチ画面に、ピン配置を独自に解析](https://fabscene.com/new/make/cbe-ds300-motorhome-panel-esp32-p4-esphome-touch-screen/): キャンピングカーの照明や水のポンプを操作する純正の操作盤を、ESP32-P4の10.1インチのタッチ画面に置き換える改造をdanderik88氏が公開した。非公開のピン配置を自分で調べ、画面が壊れても車内が暗くならない作りにした。配線図とファームウェアはMITライセンスで公開されている。 - [船のレーダー映像をラズパイの画面に、米国の帆船の2人が表示ソフト公開](https://fabscene.com/new/make/exodus-radar-raspberry-pi-raymarine-quantum-radar-display/): 米国で帆船を改修するSailing Exodusが、Raymarineのレーダー「Quantum」の映像をラズパイの画面に映すソフト「Exodus Radar」を公開した。周囲の船の接近を知らせ、錨泊中に船が流されると警報とTelegramで通知する。非商用に限って無料で使える。 - [ESP32とサーボ2個で飛ぶ蝶のラジコンを自作、羽は野菜用のポリ袋](https://fabscene.com/new/make/esp-flutter-esp32-c3-rc-butterfly-ornithopter/): Max Imagination氏が、2枚の羽を上下に振って飛ぶ蝶型のラジコン「ESP-FLUTTER」を公開した。XIAO ESP32-C3とサーボ2個で動き、左右の羽を振る角度の差で曲がる。羽は炭素繊維の棒に野菜用のポリ袋を張り、電池込みで70g。部品代は約1万4000円で、ファームウェアも公開している。 - [YouTube動画「GPSの歴史」を配信しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-gps-history-deepfab/): FabScene公式YouTubeチャンネルで、新作動画を公開しました。 - [Ludens AI、卓上ロボット「INU」のクラファン開始](https://fabscene.com/new/news/ludens-ai-inu-desktop-companion-robot-kibidango/): Ludens AIは、ユカイ工学と共同でデザインした卓上の犬型ロボット「INU」の支援をキビダンゴで募っている。カメラを載せず、AIの処理は本体内で完結する。なで方で性格が変わり、鳴き声や表情で反応する。リターンは2万9800円から。 - [3Dプリンターで造ったヘリコプターの部品、豪州の航空当局が製造を承認](https://fabscene.com/new/news/plane-support-casa-apma-3d-printed-bell-214b-ducting-markforged-fx10/): オーストラリアのPlane Supportが、3Dプリンターで造形したヘリコプター「Bell 214B」の客室用空調ダクトで、同国の民間航空安全庁から部品製造承認を取得。純正品を3Dスキャンして設計し直し、Markforgedの「FX10」で造る。開発に2年近くかけた。 - [米国立研究所ら、原子力施設の型枠を3Dプリントで製作 6カ月を2週間に短縮](https://fabscene.com/new/news/ornl-kairos-power-3d-printed-composite-formwork-nuclear-camx-award/): 米オークリッジ国立研究所(ORNL)とKairos Powerらは、原子力施設のコンクリート用の型枠を大型3Dプリントと切削加工で製作した。鋼製で約6カ月かかる型枠を約2週間で用意でき、建設中の実証炉Hermesの敷地で打設の実証を終えた。 - [最大3A充電と残量計を1枚に、電子工作用の電源基板「Battery Pal」](https://fabscene.com/new/news/pn-labs-battery-pal-li-ion-charger-fuel-gauge-module-kickstarter/): カナダのPN Labsが、リチウムイオン電池1本で作品を動かす電源モジュール「Battery Pal」の支援をKickstarterで募集。充電、電池の保護、電圧の安定化、残量計を1枚にまとめ、作品を動かしたまま充電できる。早期支援は21カナダドル(約2300円)。 - [Slant 3D、15種の無料3Dモデル作成ツールを公開 そのまま造形を注文](https://fabscene.com/new/news/slant-3d-slanttools-free-browser-3d-model-generators-print-order/): 受託造形のSlant 3Dは、ブラウザーで3Dモデルを作り、そのまま造形を注文できるサイト「SlantTools」を公開した。電子工作のケース、Gridfinityの収納箱、写真から作るクッキー型や工具箱の中敷きなど15種類のツールをそろえる。 - [シンセ「OP-1」初代機に音源4種類を追加、AIで作る非公式の開発キット公開](https://fabscene.com/new/news/op1-sdk-teenage-engineering-op-1-r246-custom-synth-engines/): Teenage Engineeringのシンセサイザー「OP-1」初代機に、自作の音源やエフェクトを足す開発キット「op1-sdk」を個人が公開。AIのコーディング支援と組み合わせる前提で、作例の音源4種類とエフェクト3種類を実機で動かした。純正にはいつでも戻せる。 - [Arduino、UNO QとVENTUNO Q向けに4K対応のUSBカメラを発売](https://fabscene.com/new/news/arduino-usb-camera-imx376-4k-uno-q-ventuno-q/): Arduinoが、UNO QとVENTUNO Q向けのUSBカメラ「Arduino USB Camera」を34ドル(約5400円)で発売した。ソニーのIMX376で4K・毎秒30コマを撮り、マイクとLEDリングライトを内蔵する。UVC準拠でドライバー不要。 - [Wi-Fiルーターを2.4〜6GHz帯の電波観測に、個人がファームウェア公開](https://fabscene.com/new/make/w1700k-sdr-wifi-7-router-mt7996-320msps-receiver/): Gemtek製のWi-Fi 7ルーター「W1700K」を電波の観測装置に変える「W1700K SDR」をh0m3us3r氏が公開。MediaTekの無線チップから2.4/5/6GHz帯の電波を毎秒最大3億2000万回記録する。MediaTekのファームウェアを使わず、立ち上げ手順を記録して書き直した。 - [Formlabs、10万円台の光造形機「Form Studio 1」を発表](https://fabscene.com/new/news/formlabs-form-studio-1-769-dollar-msla-resin-3d-printer/): Formlabsは、レジン3Dプリンター「Form Studio 1」を発表した。日本向けサイトでの価格は769ドル(約12万円)からで、国内では販売店が16万710円(税込)で予約を受け付けている。造形サイズは200×125×235mmで、レジンの自動供給と加温に対応する。 - [Espressif、ESP32の10品種で耐量子暗号を試せるコンポーネント公開](https://fabscene.com/new/news/espressif-esp-pqc-esp32-post-quantum-cryptography-ml-kem-ml-dsa/): Espressif Systemsは、ESP32シリーズで耐量子暗号を試せるESP-IDF用コンポーネント「esp-pqc」を公開した。ML-KEMとML-DSAでTLS 1.3通信とファームウェアの署名検証に対応し、ESP32-C5での起動時間の増加は約78ミリ秒。評価・実験向けとしている。 - [ブラジルの大学が分析装置に後付けする電流計を公開、4台の装置で稼働中](https://fabscene.com/new/news/name-nanoampere-meter-capillary-electrophoresis-open-hardware-usp/): ブラジル・サンパウロ大学化学研究所の研究者が、電流を測る機能のない毛細管電気泳動の装置に後付けする電流計の基板「NAME」を公開した。1mVのずれが200nAに当たる簡素な回路で、4台の装置で稼働中。KiCad 10の設計データとArduinoの作例付き。 - [UAEの大学が化学実験室の機器198台を再現、シミュレーション用に公開](https://fabscene.com/new/news/mbzuai-chemlab-assets-198-chemistry-lab-instruments-simulation-isaac-lab/): アラブ首長国連邦のMBZUAIの研究チームが、115社198台の化学実験室の市販機器を、可動部や操作、挙動のモデル付きで再現したデータ集「ChemLab-Assets」を公開した。NVIDIAのIsaac Labで動く。実機での較正はしておらず、データは非商用のCC BY-NC 4.0。 - [3Dプリント品の商品画像をGコードから描画、積層痕まで再現するWebサービス「Extrudio」](https://fabscene.com/new/news/extrudio-gcode-3d-print-product-photo-render/): 3Dプリントした製品の商品画像を、スライサーが出力するGコードから描くWebサービス「Extrudio」を、イスラエルの個人事業主が提供している。設計データ(STL)ではなくノズルの動きから樹脂の線を組み立て、積層痕まで再現する。1843種類のフィラメントの色を選べ、月額12ドルから。 - [米パデュー大学、アナフィラキシーを検知し自動で注射するウェアラブル機器を開発中](https://fabscene.com/new/news/purdue-wearable-ai-anaphylaxis-epinephrine-auto-injection-device/): 米パデュー大学が、重いアレルギー反応のアナフィラキシーを検知し、アドレナリンを自動で注射するウェアラブル機器の開発状況を発表した。注射機構などを部品ごとに試す段階で、技術成熟度(TRL)は2。統合した試作機や論文はまだなく、特許を出願して企業との連携を募る。 - [中国VIEWE、ESP32-S31搭載の4.3インチ画面付き開発ボードを販売](https://fabscene.com/new/news/viewe-esp32-s31-4-3-inch-touch-display-board-rs485-can/): 中国VIEWEが、Espressifの新マイコンESP32-S31を載せた4.3インチのタッチ画面付き開発ボードを公式ストアで販売している。RS485とCANの端子台、USB 2.0 High-Speed、オーディオを備え、価格は40ドル。チップはまだプレビュー版で、開発にはESP-IDFの開発版が必要だ。 - [USBポートに直接挿すマイコン基板「Romu」、インド企業がクラファン中](https://fabscene.com/new/news/bitmerse-romu-rp2354a-usb-type-a-board-micropython-crowd-supply/): インドのBitmerseが、Raspberry PiのRP2354Aを載せ、USBポートに直接挿して使う15.5×12mmのマイコン基板「Romu」の支援募集をCrowd Supplyで始めた。MicroPython入りで、セキュリティーキーの作例も公開。1枚40ドル(約6300円)、出荷は2027年4月の予定。 - [ESP32-C3でデジタルテレビの電波を送信、Wi-Fi回路の非公開の機能を利用](https://fabscene.com/new/make/esp32-datv-esp32-c3-wifi-dac-dvb-s2-digital-tv-transmitter/): SP8ESA氏がESP32-C3のWi-Fi送信回路を非公開の関数で直接動かし、外付けの無線部品なしでデジタルテレビ(DVB-S/S2)の映像を2.4GHz帯で送る「ESP32-DATV」を公開した。PCが符号化を担い、10秒間6003パケットを誤りなく受信した。非営利ライセンスで、送信には無線の免許が要る。 - [KiCadで基板の電圧降下を色分け、商用ツールの代わりを狙うプラグインを公開](https://fabscene.com/new/make/kipi-kicad-dc-power-integrity-voltage-drop-plugin/): 無償の基板設計ソフトKiCadで、電源配線の電圧降下を計算し3Dの色分けで示すプラグイン「KiPI」をDrew Maatman氏が公開した。商用ツールHyperLynx PIの代替を狙い、負荷ごとの合否判定やHTMLレポートを備える。先行するpadneとの違いも紹介する。 - [H2L、15分の作業データで成功率95%のロボット用AIを公開 人の力加減を学習](https://fabscene.com/new/news/h2l-bodysharing-physical-ai-firstvr-proprioception-robot-ceatec-2026/): H2Lは、人が素手で作業するときの動作と力加減を学習してロボットを動かすAI「BodySharing Physical AI」をCEATEC 2026で初公開した。腕に巻くセンサーとカメラでデータを取り、社内評価では15分の作業データで片付けの成功率95%を得た。 - [Microchipがボタン64個を同時に読むタッチ用IC発売、画面のない家電向け](https://fabscene.com/new/news/microchip-mtch3380p-mtch3240p-parallel-sensing-touch-controller-64-buttons/): 米Microchip Technologyが、ボタンやスライダーを最大64個まで同時に読み取る静電容量式タッチ用コントローラーIC「MTCH3380P」「MTCH3240P」を発売した。12個のAD変換器を並列に動かす。画面を省いた家電や充電器の操作部向けで、1万個時の単価は1.06ドルから。 - [Apple、LGらとスマートホーム機器9製品を発表 12月から海外で発売開始](https://fabscene.com/new/news/apple-home-collection-lg-schneider-electric-thread-matter-smart-home/): Appleは、LG ElectronicsとSchneider Electricと共同設計したスマートホーム機器「Apple Home Collection」を発表した。カメラやドアロックなど9製品で、全機種がThreadに対応する。12月から米国などで販売し、日本は販売国に含まれていない。 - [Prusaがフィラメント原料のペレットを発売、3.5kgから小分け](https://fabscene.com/new/news/prusament-pellets-pla-petg-asa-pc-blend-small-batch-fgf-research/): Prusa Researchが、自社フィラメント「Prusament」の製造に使う乾燥済みの樹脂ペレットを3.5〜14kgの小分けで発売した。PLA、PETG、ASA、PCブレンドの4種類。トン単位が普通の原料を、大型の3Dプリンターや研究室向けに少量で買えるようにした。 - [B&Oの旧型オーディオを今の純正アプリで操作、ラズパイ1台をつなぐソフト公開](https://fabscene.com/new/make/beo-bang-olufsen-master-link-raspberry-pi-beosound-9000-app/): デンマークの高級オーディオブランドBang & Olufsenの昔の音響システムを、ラズパイ1台で同社の今のアプリから操作できるソフト「beo」が公開された。BeoSound 9000で、ディスクの再生操作とネットワークスピーカーへの同期再生を確かめた。B&Oとは無関係の非公式プロジェクトだ。 - [スマホに挿す160×120画素のサーモカメラを自作、アプリ不要でブラウザーに表示](https://fabscene.com/new/make/picothermal-rp2040-flir-lepton-webusb-usb-c-thermal-camera/): USB-CでスマートフォンやPCに挿し、ブラウザーのページを開くだけで温度の映像が映るサーモカメラ「Picothermal」が公開された。FLIRのLepton 3.5で160×120画素。専用アプリの保守を避けるためWebUSBを選び、設計データとファームウェアはMITライセンスでGitHubにある。 - [Creality、ノズル4本を約5秒で交換する多色3Dプリンター「K3」予約開始](https://fabscene.com/new/news/creality-k3-klitek-four-nozzle-multicolor-3d-printer/): 中国Crealityは、4本のノズルを切り替えて多色で造形する3Dプリンター「K3」の予約受付を米国で始めた。ノズル部を約5秒で交換する独自方式「KliTek」を採用し、同社の社内試験では造形時間を最大80%、材料の無駄を最大85%減らせたとしている。予約価格は849ドル(約13万円)。 - [米FCC、認証試験の8割超を担う中国の試験所の認定を2028年に打ち切りへ](https://fabscene.com/new/news/fcc-test-lab-recognition-non-reciprocal-economies-china-2028/): 米連邦通信委員会(FCC)は、相互承認協定のない中国などの試験所で無線機器の認証試験を受け付けなくする規則案を公表した。10月29日の定例会合で審議し、2028年12月1日から適用する予定だ。2025年には認証試験の8割超が中国で行われていた。 - [Xiaomiが実機不要のBluetooth試験基盤「BSWorld」を公開](https://fabscene.com/new/news/xiaomi-bsworld-bluetooth-le-deterministic-simulation-open-source/): 中国のXiaomiが、Bluetooth Low Energy機器を何台も組み合わせた試験を、実機なしでLinuxのPC上に再現するソフトウェア「BSWorld」をGitHubで公開している。製品と同じソフトウェアを仮想のコントローラーにつなぎ、共通の仮想の時計で動かす。代表的な試験は実時間の約80倍で進む。 - [デンソー製エンジン制御ユニットを車なしでPC上に、個人がエミュレーターを開発](https://fabscene.com/new/make/sh705x-emu-denso-ecu-renesas-sh7059-emulator/): ルネサスのマイコンSH7059を載せたデンソー製ECUのプログラムを、車なしでパソコン上で動かすエミュレーター「sh705x-emu」が公開された。模擬エンジンでアイドリングの毎分750回転を再現する。燃料噴射はあえてさせない。 - [暗号資産端末に不正な部品、仏Ledgerが東南アジアの販売店経由の1台で確認](https://fabscene.com/new/news/ledger-cryptobilis-unauthorized-hardware-implant-reseller/): 暗号資産のハードウェアウォレットを手がける仏Ledgerは、東南アジアの販売店CryptoBilis経由で売られた端末の1台に、不正なハードウェアが埋め込まれていたと確認した。直販とシステムは影響を受けていないとし、認定販売店に返品品を再び売らないよう通知した。 - [ESP32経由でAIがiPhoneを操作する仕組を、個人が開発・公開](https://fabscene.com/new/make/esp32-iphone-agent-xiao-esp32s3-airplay-ai/): iPhoneのUSB端子に約7ドル(約1100円)のXIAO ESP32S3を挿し、AIに本物のiPhoneを操作させる仕組みが公開された。画面はAirPlayでパソコンに映し、ボードはマウスとして動く。iPhoneにアプリは入れない。ライセンスはMIT。 - [6本の腕とカメラ2台でボールを打ち返し続ける装置「Hexa-Bouncer」](https://fabscene.com/new/make/hexa-bouncer-six-arm-ball-bouncing-machine-teensy-unity/): 6本の腕で支えた板が、落ちてくるボールを打ち返し続ける装置「Hexa-Bouncer」が公開された。2台のカメラでボールを追い、PCが軌道の点列を送り、マイコンが点の間をつないでモーターを動かす。前作Octo-Bouncerの後継で、設計データとコードはGitHubにある。 - [Meta、ラズパイやM5Stackを自社AI「Muse」の端末にするSDK公開](https://fabscene.com/new/news/meta-muse-gadget-sdk-esp32-raspberry-pi/): 米Metaが、AIエージェント「Muse」と市販のマイコンボードやRaspberry Piをつなぐ開発キット「Muse Gadgets SDK」を公開した。M5StackのStickS3などESP32ボード30機種に対応し、ラズパイではMuseがコマンドを動かす。 - [NVIDIA、CADカーネル「SMLib」をApache 2.0で無償公開](https://fabscene.com/new/news/nvidia-smlib-usd-brep-open-source-nurbs-cad-kernel-apache-2/): NVIDIAが、3D CADの中核となる形状処理のカーネル「SMLib」を含む「USD BRep」をGitHubでApache 2.0として公開した。SMLibは新規のライセンス付与を止めていたNURBSのライブラリーで、C++とPythonのAPIやOpenUSDの読み書き機能も含む。 - [マレーシアの大学が3Dプリントの表面を比較、粗さのばらつきの9割はZリフト](https://fabscene.com/new/news/utem-fff-retraction-z-lift-surface-roughness-abs-27-samples/): マレーシア工科大学メラカ校が、FFF方式の3Dプリンターでリトラクションの3つの設定を変えて27個を造形し、表面の粗さを測った。粗さのばらつきの約90%はZリフトの高さで説明でき、最良のRa1.33µmと最悪の5.93µmで約4.5倍の差が出た。 - [米特許庁、Bambu Labに侵害評決が出た特許2件の請求項を無効と判断](https://fabscene.com/new/news/ptab-bambu-lab-stratasys-force-sensing-patents-unpatentable-ipr/): 米国特許商標庁の特許審判部は、Bambu Labが侵害したと陪審が認めたStratasysの力検出の特許2件について、侵害とされた請求項を無効とする最終決定を出した。評決2760万ドルのうち280万ドル分の特許で、1420万ドル分のパージタワー特許は6月に無効とされなかった。 - [Z80を開発したZilogのマイコン、全製品の受注が12月21日で終了](https://fabscene.com/new/news/littelfuse-zilog-mcu-end-of-life-ez80-last-time-buy-2026-12-21/): 1976年に8ビットCPU「Z80」を開発したZilogのマイコンについて、グループの米Littelfuseが現行の全製品群を終了すると通知した。最終注文は2026年12月21日まで。Z80はMSXなどの家庭用パソコンに使われた。 - [米海軍、3Dプリント部品で水中ロボットを改造 費用は約3200万円→16万円に](https://fabscene.com/new/news/us-navy-torpedo-tube-rov-3d-printed-housing/): 米海軍の大西洋潜水艦部隊が、攻撃型潜水艦の魚雷発射管から遠隔操作の水中ロボット「Blueye X3」を発進させた。通信用の防水ケースをFormlabsの3Dプリンターで作り、1隻約20万ドルかかる改造を避けた。費用は1000ドル(約16万円)未満だった。 - [独Sneakprint、足に合わせたサンダルの3Dプリント用データを約1万2000円で販売](https://fabscene.com/new/news/shoefactory-sneakprint-custom-slide-stl/): ドイツのSneakprintが、足のスキャンに合わせて形を計算したサンダル「Easy Slide」の3Dプリント用データを64.99ユーロ(約1万2000円)で売る「ShoeFactory」を始めた。スマホのブラウザーで足を測り、届いたSTLを自宅の3Dプリンターで何度でも出力できる。 - [HPのプリンターから外した液晶で天気時計を自作、本体の基板は不要](https://fabscene.com/new/make/hp-photosmart-printer-lcd-esp32-weather-clock-i2s-dma-reverse-engineering/): HPの複合機「Photosmart TouchSmart」から取り出した液晶を、プリンター本体なしでESP32から直接動かし天気時計にした記録が公開された。配線を導通で調べ、Wi-Fiで信号が途切れる問題はI2SとDMAで解決。コードと台のデータはMITライセンス。 - [iPhoneなしでCarPlay画面を自分用に、個人が「OrangeCar」公開](https://fabscene.com/new/make/orangecar-orange-pi-5-plus-iphone-side-wired-carplay-dashboard/): iPhoneの代わりにボードコンピューター「Orange Pi 5 Plus」を車のCarPlay端子につなぎ、自作の画面を純正の画面に映すソフト「OrangeCar」がGPL-3.0で公開された。車が自分の証明書を示すCarPlayの認証の向きを利用し、Appleの認証チップなしで動く。 - [米UCSDとトヨタの北米研究所、水に5分浸すと剥がれる電池の電極用のりを開発](https://fabscene.com/new/news/ucsd-toyota-fluorine-free-water-soluble-binder-lithium-ion-battery-recycling-nature-communications/): 米UCSDとToyota Research Institute of North Americaが、フッ素を含まず水で扱える電池の電極用バインダーを開発した。使用済み電極は水に5分浸してかき混ぜると材料が剥がれ、PVDFと同等の容量を保ちつつ製造時の温室効果ガスを6.9%減らせると試算した。 - [洋上風力のØrsted、最大65kgの整備工具をドローンで風車の上へ配送](https://fabscene.com/new/news/orsted-skyports-cargo-drone-maintenance-toolkits-hornsea-2-offshore-wind/): デンマークの洋上風力発電事業者Ørstedが、北海の洋上風力発電所Hornsea 2で、約55〜65kgの整備用工具や部品を大型ドローンで風車の上部へ運ぶ試験を4週間実施した。約4kmの目視外飛行による配送や、荷物を付ける自動フックも試した。 - [カナダの製薬会社、薬局で薬を3Dプリントする計画を発表 1年で最大50台設置へ](https://fabscene.com/new/news/pharmather-m3dicines-network-craftmake-3d-printed-medicines/): カナダの製薬会社PharmaTherが、医薬品用3Dプリンター「CraftMake」を置いた拠点で患者ごとの薬を作るネットワーク計画を発表した。まず米国の調剤薬局に設置し、今後12カ月で最大50台を目指す。熱を使わず室温で造形し、用量を自由に変えられるという。 - [M5Stack、5GHz帯対応の屋外向けIoT機器「ToughC5」発売](https://fabscene.com/new/news/m5stack-toughc5-esp32-c5-outdoor-iot-controller/): M5Stackは、屋外での利用を想定したIoTコントローラー「ToughC5」を発売した。Espressif - [Valve、VR機器「Steam Frame」の拡張端子の仕様とCADを公開](https://fabscene.com/new/news/valve-steam-frame-expansion-port-cad-hardware-reference/): 米Valveが、VRヘッドセット「Steam Frame」の本体とコントローラーのCADデータ、前面の拡張端子の電気仕様をGitLabで公開した。端子はカメラ用の映像信号とPCIeを出し、3.1Vで最大2Aを給電する。参考設計はKiCad版とAltium版の2種類で、ライセンスは非営利に限る。 - [5軸3Dプリンターのメーカー、層を傾けて造形するスライサーを公開](https://fabscene.com/new/news/unlayered-slicer-multiplanar-orcaslicer-fork/): 5軸3DプリンターのUnlayered 3Dが、層を傾けて造形できるスライサー「Unlayered Slicer」のソースをAGPL-3.0で公開した。OrcaSlicerの派生版で、普通の3軸機でも区間ごとに層を傾ける「Virtual」モードを備える。 - [ラズパイ5のピン1本がFMステレオ送信機に、ソフト「txengine」公開](https://fabscene.com/new/make/txengine-raspberry-pi-5-pico-fm-stereo-rds-transmitter/): ラズパイのGPIOピン1本からFMステレオ放送の電波を出すソフト「txengine」が公開された。旧作PiFmAdvが非対応だったRaspberry Pi 5と、USB接続のRaspberry Pi Pico/Pico 2でも動く。局名などを送るRDSに対応し、水晶の誤差も自動で補正する。 - [IKEAの目覚まし時計「KORTLINJE」を42×9ドットのLED表示器に改造](https://fabscene.com/new/news/ikea-kortlinje-pico-2-w-led-display-mod/): IKEAの温湿度計付き目覚まし時計「KORTLINJE」の制御チップを外し、Raspberry Pi Pico 2 Wで42×9ドットの表示を動かす改造が公開された。テキスト表示など3種類のモードを備え、配線図とソースはMITライセンスで公開している。 - [エンジニアが「QMK」をRazerの60%キーボードに移植、61キーと照明が動作](https://fabscene.com/new/make/qmk-razer-huntsman-mini-qmk-via-port-stm32l151/): Razerの60%キーボード「Huntsman Mini」を、自作キーボード用のファームウェア「QMK」で動かす移植版をAli Almohaya氏が公開した。61キーとRGB照明が動き、VIAでキー配置を変えられる。初回はケースを開けて書き込み、純正の更新用プログラムは残せない。 - [RS Technologies、ソニーから取得した中国の工場を2年で操業終了へ](https://fabscene.com/new/news/rs-technologies-dissolve-former-sony-huizhou-optical-pickup-plant/): シリコンウエハー再生のRS Technologiesは、2024年にソニーグループから取得した中国・恵州の子会社RSPDHを解散し、2026年12月末で操業を終える。中国市場の価格競争を理由に車載カメラモジュール事業への参入を中止し、光学ピックアップ事業も継続しない。 - [画像伝送をFPGAで毎秒30フレームで実演、JPEGが途切れる弱い電波でも表示](https://fabscene.com/new/make/deepjsccq-ofdm-fpga-realtime-wireless-image-transmission/): FPGAの上で、ニューラルネットワークによる画像の無線伝送を毎秒30フレームで動かした作品がGitHubで公開された。JPEG方式が電波の弱まりで突然途切れるのに対し、画質が緩やかに下がることを実測で示した。開発はClaude CodeとCodexとの協働で、ライセンスはMIT。 - [個人がCAD「SolveCraft」を無料公開、Fusionの部品76個を再現](https://fabscene.com/new/make/solvecraft-open-source-parametric-3d-cad-rust-fusion-76-parts-mcp/): オートデスクの「Fusion」と同じような手順で部品を設計できるオープンソースの3D CAD「SolveCraft」をbherbruck氏が公開した。Fusionで作った76個の部品を再生し、体積や面の数がすべて一致した。AIエージェントが操作できるMCPサーバーも備える。 - [神戸の開発者が小型シンセ「FM-1」の非公式ファームウェアを公開、音源は13種類](https://fabscene.com/new/make/felucca-m-vave-fm-1-custom-firmware-13-synth-engines-hugelton/): M-VAVEの小型シンセサイザー「FM-1」の純正ソフトを入れ替え、FMやアナログシンセ風、ドラムなど13種類の音源と4トラックのシーケンサーを載せるファームウェア「Felucca」を、神戸のHügelton InstrumentsのLeo Kuroshita氏が公開した。ブラウザーから書き込め、純正にも戻せる。 - [配管の製作図を描く「Spoolyard」公開、規格の寸法1万5000行を同梱](https://fabscene.com/new/make/spoolyard-open-source-piping-isometric-spool-drawing-editor/): カナダのBraedon Saunders氏が、配管のアイソメ図とスプールの製作図を描くオープンソースのエディター「Spoolyard」をGitHubで公開した。継手が占める長さと溶接のすき間を差し引いた切断長、溶接マップ、部品表を出し、ASME B16に基づく寸法約1万5000行を同梱する。AGPL-3.0。 - [スイス連邦工科大が糸のように細いモーターを開発、4本で46gの板チョコを持ち上げ](https://fabscene.com/new/news/epfl-fibermotor-fiber-format-flexible-linear-electrostatic-motor-advanced-materials/): スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームが、直径1~3mmで糸のように曲げられる直線運動のモーター「FiberMotor」を開発した。2本の繊維が静電気の力で望遠鏡のように滑り、4本を束ねて46gの板チョコを持ち上げた。装着型の補助具への応用を見込む。 - [米AWSがロボット用AIの開発ツール9種を公開、NVIDIAのソフトと連携](https://fabscene.com/new/news/aws-physical-ai-toolchain-open-source-nvidia-isaac-gr00t-cosmos/): 米AWSが、ロボットなどのフィジカルAIを開発するツール一式「Physical AI Toolchain on AWS」をApache 2.0で公開した。NVIDIAのIsaac SimやIsaac Lab、GR00T、Cosmosをクラウドで動かす部品9種をまとめ、ロボット側への配布部品は計画中としている。 - [インドの大学、ニンニクの皮で約400Vを生む発電素子を開発 ドアセンサーに応用](https://fabscene.com/new/news/mnit-jaipur-garlic-peel-triboelectric-nanogenerator-door-sensor-ieee-sensors-letters/): インドのマラビヤ国立工科大学ジャイプール校の研究チームが、ニンニクの皮とポリエチレンで発電する摩擦発電機を使い、ドアの開閉を検知するセンサーを開発した。両面に皮を重ねると約400Vを出し、50回の試験でドアが開いたことを92%の精度で検知した。 - [GlobalFoundries、TSMC向けの中継基板を2028年から米国で量産](https://fabscene.com/new/news/globalfoundries-tsmc-cowos-silicon-interposer-us-malta-2-billion/): 米GlobalFoundries(GF)は2026年10月8日、台湾TSMCと製造契約を結び、TSMCの先端パ - [東芝がCortex-M4搭載の汎用マイコンを量産開始、5V系の機器にも対応](https://fabscene.com/new/news/toshiba-txz-plus-m4h-cortex-m4-mcu-mass-production/): 東芝デバイス&ストレージは、Arm Cortex-M4を搭載した汎用マイコン「TXZ+ファミリー エントリークラス M4Hグループ」の量産を始めた。最大120MHz、電源電圧2.7〜5.5Vで3V系と5V系の両方に使え、精度±1%の発振器とブラシレスDCモーターの制御回路を内蔵する。 - [工場の機械の漏電を見張る装置のソフト公開、断線しても「OK」と出さない設計](https://fabscene.com/new/make/frameguard-open-leakage-voltage-monitor-stm32/): ベトナムのAnh Duong Electronicsが、工場の機械の金属部分に漏れた電圧を常時測って知らせる装置「FrameGuard」のファームウェアをMITライセンスで公開した。1台で最大4台を監視し、検出線が切れたときは漏電と別の故障として知らせる。基板の設計データは未公開で、安全規格の認証もない。 - [G-SHOCKの潮の時刻を補正するツール公開、足りなかったのは時計でなくデータ](https://fabscene.com/new/make/casio-g-shock-gbx-100-tide-60-constituents/): カシオの腕時計「G-SHOCK GBX-100」の潮汐グラフを、フランスの公的な観測データで正確にするツールを、Matthieu Girard氏がMITライセンスで公開した。サン・マロ港では、満潮と干潮の時刻のずれが平均29分から5分に縮んだ。時計は改造せず、もともと備える60成分の計算機能を使う。 - [リモコンでPCを操作するUSBドングル、FLINTがスイッチサイエンスで委託販売開始](https://fabscene.com/new/news/flint-macro-remocon-keyboard-rp2040-ir-remote-usb-dongle-switch-science/): 同人ハードウェアサークルのFLINTが、17キーの赤外線リモコンでパソコンのキー入力やマウス操作を送れる「FLINT マクロ・リモコンキーボード」をスイッチサイエンスで発売した。価格は6800円。設定はWebブラウザーで行い、RP2040を載せた本体は開発ボードとしても使える。 - [ポケベルの無線部をESP32に置き換え、ブラウザから入力した文字を表示](https://fabscene.com/new/make/espager-esp32-c3-motorola-advisor-pager-pocsag-gsc-radio-replacement/): Corey Harding氏が、ポケベルの無線部を外してESP32-C3を組み込む「ESPager」を公開した。POCSAGやGSCの信号を本体の入力端子へ直接送り、Webブラウザーで入力した文章を初代Motorola Advisorの画面に表示する。 - [太さの違うノズル2本で層の厚さを変えるスライサー、造形時間を見積もり54%短縮](https://fabscene.com/new/make/cadence-slicer-mixed-nozzle-layer-height-orcaslicer-bambu-h2d/): HMITCHR氏が、太さの違う2本のノズルを1回の造形で使い分け、ノズルごとに積層ピッチを変えるスライサー「Cadence Slicer」を公開した。OrcaSlicerが元で、Bambu Lab H2Dで試した像の見積もり時間は約54%短くなった。 - [GoogleのUSBアクセラレーターを独自ソフトで駆動、命令は4つのAIが解読](https://fabscene.com/new/make/tinycoral-google-coral-edge-tpu-reverse-engineered-isa-ai-agents-tinygrad/): ドイツのFrederik Rogalski氏が、GoogleのAI処理用USBスティック「Coral USB Accelerator」を純正ソフトなしで動かす「tinycoral」を公開した。非公開の命令はAIエージェントが解析し、小型の言語モデルをチップ上だけで毎秒176.7トークンで動かした。 - [Raspberry Pi、PCとMac向けデスクトップの64ビット版を無料公開](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-desktop-for-pc-and-mac-debian-trixie-64bit/): 英Raspberry Piが、Raspberry Pi OSと同じデスクトップ環境を一般的なPCやMacで使える「Raspberry Pi Desktop for PC and Mac」の新版を無料で公開した。Debian 13ベースの64ビット版で、遠隔操作サービスRaspberry Pi Connectにも対応する。 - [研究者がESP32-C5で測位衛星の信号を受信、45cmの衛星放送用アンテナで](https://fabscene.com/new/make/snappnt-esp32-c5-navic-s-band-satellite-signal-reception-esp-sdr/): 衛星測位を研究するhato.GNSS氏が、ESP-SDRを入れたXIAO ESP32-C5で、インドの衛星測位システムNavICが2492MHzで送る信号を受信した。衛星放送用の45cmアンテナとアンプを組み合わせ、50回の取り込み中最大41回で衛星をとらえた。 - [米Overview AIがAI検査カメラ2機種を発売、設定の質問に英語で回答](https://fabscene.com/new/news/overview-ai-ov-spark-pro-ai-inspection-camera-sparky-agent/): 米Overview AIが、工場の不良検査に使うAIカメラ「OV Spark」「OV Spark Pro」を発売した。カメラに載せたAIアシスタント「Sparky」が、検査ツールの選び方や手順づくりを英語の質問に答えながら手伝う。クラウド接続は不要で、IP66に対応する。 - [台湾NuvotonがLinuxボード「Chili Pro」を約7700円で販売](https://fabscene.com/new/news/nuvoton-chili-pro-numaker-iot-ma35d0-a2-linux-board-49-dollars/): 台湾Nuvoton Technologyが、Linuxが動く小型評価ボード「NuMaker-IoT-MA35D0-A2(Chili Pro)」を49ドル(約7700円)で販売している。Cortex-A35×2とリアルタイム処理用のCortex-M4を載せ、ギガビットEthernetやCAN FDを備える。 - [出力不可能だったリサイクル材に挑む伊WASP、土で家を3Dプリントする理由](https://fabscene.com/new/special/wasp-recycled-materials-earth-3d-printing/): 泥を集めて巣を作るドロバチのように、地元の土で家を3Dプリントする。イタリアの3DプリンターメーカーWASP( - [CAD「Onshape」のPTC、仏エネルギー技術大手が約3兆6000億円で買収](https://fabscene.com/new/news/schneider-electric-to-acquire-ptc-onshape-creo-22-6-billion/): 仏Schneider Electricが、3D CAD「Creo」「Onshape」を手がける米PTCを、株式価値約226億ドル(約3兆6000億円)で買収すると発表した。PTCは1985年創業で、Pro/ENGINEERを生んだ。Onshapeの無料プランの扱いには触れていない。 - [原子1層の薄さのp型半導体をウエハー全面に、東京大学などが成長法を開発](https://fabscene.com/new/news/utokyo-wafer-scale-monolayer-p-type-boron-carbon-nitride-nature/): 東京大学のVincent Tung教授らの国際共同研究グループが、原子1層の厚さでp型半導体として働くホウ素炭素窒化物を、2インチのウエハー全面に成長させる手法を開発した。2種類の原料分子を使い分けて炭素の取り込み方を制御し、224個の素子で性能がそろうことを確かめた。 - [Teradyne、AIサーバー工場のスタートアップに出資](https://fabscene.com/new/news/teradyne-strategic-investment-bright-machines-ai-infrastructure-manufacturing/): 半導体の検査装置と協働ロボットのURを手がける米Teradyneが、AIサーバーなどの製造をソフトウェアで自動化する米Bright Machinesに出資した。ロボット組み立てや検査装置への部品の出し入れにTeradyneの技術を使えるか、両社で検証する。 - [1977年の組み立てマイコン「H8」が手のひらサイズに、50周年で復刻キット](https://fabscene.com/new/news/h8-mini-heathkit-h8-50th-anniversary-80c85-through-hole-kit/): 1977年に発表された米Heathの組み立てキットのマイコン「H8」を、愛好家団体のLee Hart氏らが手のひらサイズで復刻した。CPUは80C85、部品はすべて穴に差すタイプで表面実装なし。元祖のデモもそのまま動く。回路図などはGitHubで公開している。 - [2種類の3Dプリント格子を骨と腱のようにつなぐ、デルフト工科大などが開発](https://fabscene.com/new/news/tu-delft-huaqiao-hybrid-tpms-strut-lattice-bone-tendon-nature-communications/): オランダのデルフト工科大学と中国の華僑大学が、3Dプリントで作る支柱型とTPMS型の格子を短い区間でつなぐ設計手法を開発した。骨と腱のつなぎ目を手本に、つなぎ目の硬さを0.4〜5倍で調整できる。試験では壊れたのは格子の部分で、つなぎ目ではなかった。 - [AIサーバーを国内工場で年内量産へ、スターシーズが加賀電子に生産委託](https://fabscene.com/new/news/starseeds-kaga-electronics-gpu-server-domestic-ems-contract/): スターシーズが加賀電子とGPUサーバーなどの委託生産で基本契約を結んだ。加賀電子の取引先である国内大手電子機器メーカーの工場設備を使い、2026年12月31日までの量産開始を目指す。海外生産に頼るサーバーの調達の遅れと供給の不安定さを解消する狙いだ。 - [ESP32のボード1枚をアマチュア無線機に、受信だけでなく声も送信](https://fabscene.com/new/make/esp32-sdr-trx-esp32-s3-transmitter-13cm-amateur-fm-ssb/): Jochen Hammes氏が、ESP32-S3の開発ボード1枚で電波の受信と送信をこなす「esp32-sdr-trx」をGitHubで公開した。アマチュア無線の13cm帯でFMとSSBの音声、RTTYを送る。熱による周波数のずれは温度センサーで補正する。 - [つかんだまま物を回す3本指の柔らかいロボットハンド、スペインの大学が開発](https://fabscene.com/new/news/upna-uc3m-modular-soft-gripper-in-hand-manipulation-three-fingers/): スペインのナバラ公立大学とマドリード・カルロス3世大学が、つかんだ物を放さずに指の間で回し、向きを変えられる柔らかいロボットハンドを開発した。3本の指はそれぞれ3自由度で、1本ずつ交換できる。食品や物流、人のそばで働くロボットへの応用を想定する。 - [ラズパイ5の停電対策ボード「UPS Scap 5V5A」、Geekwormが販売](https://fabscene.com/new/news/geekworm-ups-scap-5v5a-raspberry-pi-5-supercapacitor-ups/): Geekwormが、Raspberry Pi 5用の停電対策ボード「UPS Scap 5V5A」を販売している。スーパーキャパシターで電気をため、停電時に安全にシャットダウンするまでの時間を稼ぐ。表示価格は44.90ドル(約7100円)。 - [NVIDIAのテレビ端末「SHIELD TV Pro」、米国での価格が発売時の1.5倍に](https://fabscene.com/new/news/nvidia-shield-tv-pro-299-dollars-us-store-2026/): NVIDIAがストリーミング端末「SHIELD TV Pro」を米国向けWebサイトで299ドルと表示している。発売時は199ドルだった。理由は示していない。Raspberry PiやValveはメモリーの値上がりを理由に、同じ製品の価格を上げている。 - [中国の研究所が海水から水素と淡水を同時に製造、電気分解の排熱で海水を蒸留](https://fabscene.com/new/news/dicp-seawater-hydrogen-fresh-water-co-production-250kw-nature-energy/): 中国科学院大連化学物理研究所が、水の電気分解で出る排熱を使って海水を蒸留し、水素と淡水を同時につくる装置を250kW規模で動かした。水素は毎時48Nm³、淡水は毎時31.6kg。淡水だけを使う従来方式より電気の効率は14.4%高い。 - [村田製作所がスマホ向けの極小コンデンサを量産、0.6×0.3mmで面積約64%減](https://fabscene.com/new/news/murata-lld-series-0603m-3-terminal-low-esl-mlcc-mass-production/): 村田製作所が0.6×0.3mmの3端子チップ積層セラミックコンデンサ「LLDシリーズ」の量産を始めた。従来の最小品(1.0×0.5mm)より実装面積が約64%小さく、スマートフォンやスマートウォッチの高性能なICの電源を安定させる。静電容量は1μFで2品番。 - [車のバックモニターに文字や絵を重ねる、ロボットの着ぐるみの視界のため個人が解析](https://fabscene.com/new/make/amt630a-osd-arduino-library-backup-camera-monitor-esp32-robby/): Mike Ogrinz氏が、車のバックカメラ用モニターに載るチップ「AMT630A」の表示機能を解析し、ESP32などから文字や16色の絵を映像に重ねられるArduino用ライブラリを公開した。きっかけは自作したロボットの着ぐるみの視界確保。MITライセンス。 - [霧や濁った水の向こうで動く物を映すカメラ、米ブラウン大が網膜をまねて開発](https://fabscene.com/new/news/brown-university-neuromorphic-event-camera-imaging-through-fog/): 米ブラウン大学が、濃い霧や濁った水の向こうで動く物の形を映し出し、位置を追跡できる撮像システムを開発した。明るさの変化だけを捉えるイベントカメラと、網膜や脳をまねたニューラルネットワークを組み合わせ、構造類似度は最大96%。センサーの消費電力は数十mW。 - [蓄電セメントを3Dプリントする手法を開発、床や階段のコンクリート並みの強度](https://fabscene.com/new/news/harbin-3d-printed-cement-supercapacitor-structural-energy-storage/): 中国のハルビン工業大学などが、セメントを主な材料にした蓄電部品「スーパーキャパシター」を3Dプリンターで作る手法を開発した。電極をくし歯状に印刷して仕切り層に埋め込み、圧縮強度は床や階段に使う市販のコンクリートと同程度。3個をつないでLEDを点灯させたが、−18℃では性能が落ちた。 - [Boston Dynamicsが人型ロボットの手を4本指に、小指は不要と判断](https://fabscene.com/new/news/boston-dynamics-atlas-new-hand-four-fingers-13-dof-no-pinky/): 米Boston Dynamicsが2026年10月1日、人型ロボット「Atlas」用の新しい手を発表した。4本指で自由度は前世代の7から13に増加。開発チームが小指と薬指をテープで1日留める実験を経て小指を省いた。約45kgを超える荷物を入れた冷蔵庫を運べ、ドリルなどの工具の引き金も引ける。 - [キーの方が手元に流れてくるキーボード、Googleが設計図を公開](https://fabscene.com/new/news/google-gboard-conveyor-belt-keyboard-design-files-2026/): GoogleのGboardチームは2026年10月1日、ベルトコンベアーに載ったキーが手元へ流れてくるキーボー - [YouTube動画「後付け自動プレート交換機『PlateCycler C1M』レビュー」を配信しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-platecycler-c1m-review/): 大人気の3Dプリンター、Bambu Lab「A1 mini」に後付けし、ビルドプレートの交換を自動化するアタッチメントPlateCycler C1Mの性能を徹底検証しました。 - [【レビュー】モーター不要でプレートを自動交換、A1 mini用「PlateCycler C1M」](https://fabscene.com/new/special/plate-cycler-a1mini-review/): Bambu Lab A1 mini用の自動プレート交換機「PlateCycler C1M」をレビュー。印刷後のプレート交換を自動化し、夜間や外出中も無人で連続印刷が可能に。1万円台で導入できる後付けアタッチメントの使い心地を、組み立てから実機テストまで詳しく紹介する。 - [米国スタートアップが乾燥炉なしで電池の電極を量産、電子ビームで数秒硬化](https://fabscene.com/new/news/ateios-electron-beam-battery-electrode-coating-line/): 米Ateios Systemsが2026年10月1日、溶剤と乾燥炉を使わず電子ビームで電池の電極を数秒で固める塗工ラインを、インディアナ州で稼働させた。年間50MWh分を作れ、塗工量は溶剤を使うラインの約5倍で、防衛や航空宇宙向けにも出荷している。 - [シンガポール国立大、タコのように曲がる腕を開発 モーター24個分を人工筋肉4本で](https://fabscene.com/new/news/nus-octopus-inspired-continuous-artificial-muscle-arm/): シンガポール国立大学の研究チームが、タコの腕に着想を得て、1本の人工筋肉の中で縮む区間を選べるロボットアームを開発した。4本の筋肉で腕の6区間を動かし、ドローンに吊り下げた重さ約450gの腕で、高さ2cmの隙間から液体や固体の試料を採取した。 - [シンガポール工科デザイン大、150mから落とすと帆船になるロボットを開発](https://fabscene.com/new/news/sutd-albatross-airdropped-autonomous-sailing-robot/): シンガポール工科デザイン大学が、空から落とすとカエデの種のように回って着水し、風を受けて自律航行するロボット「ALBATROSS」を開発した。高度150mからの落下試験に成功し、翼を降下と帆走の両方に使うことで、動かすための部品を3個に減らした。 - [米MITが筋肉細胞の膜で泳ぐロボットを開発、光で操作し膜は30日以上稼働](https://fabscene.com/new/news/mit-skeletal-muscle-thin-film-biohybrid-robot/): 米MITのRitu Raman氏らが、厚さ15μm未満の生きた筋肉細胞の膜でひれを動かす水中ロボットを開発した。青い光でひれを動かし分けて迷路を進み、筋肉の膜は支えから外した状態で30日以上働き続けた。成果は学術誌Advanced Functional Materialsに掲載された。 - [マイコンのESP32をVim専用の小型コンピューターに、OSを入れずに直接起動](https://fabscene.com/new/make/esp-vim-esp32-firmware-vim-without-os/): テキストエディターのVimを、ESP32-P4やESP32-S3のファームウェアそのものとして動かす「esp-vim」が公開された。OSを使わず電源を入れると直接Vimが起動し、MicroPythonやGit、GPIOなどの操作もVimのコマンドから扱える。 - [IoTの民主化はどこまで届くのか──ソラコムとSeeed、セルラー開発ボードと歩んだ11年](https://fabscene.com/new/pr/iot-democratization-with-cellular-board/): Seeedとソラコムは、セルラーIoTの「試作と量産の間」をどのように埋めてきたのか。Wio LTEやWio BG770AなどのIoT開発ボード、ユーザーコミュニティ、PoCから実運用へ広がった導入事例を通じて、両社が歩んだ11年と「IoTの民主化」の現在地を探る。 - [ラズパイ4と5の2GBモデルが約2000円値上げ、メモリー高騰で据え置きを断念](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-4-5-2gb-price-increase-october-2026/): 英Raspberry Piが2026年10月1日、Raspberry Pi 4とRaspberry Pi 5の2GBモデルを12.5ドル値上げし、それぞれ67.5ドルと77.5ドルにした。メモリー価格の高騰が理由で、4月の値上げでは据え置いていた。1GBモデルとCompute Moduleの2GBモデルは据え置く。 - [ESP32でデスクトップ環境が動く、ウィンドウと11のアプリを文字だけで描画](https://fabscene.com/new/make/tinydesk-esp32-text-mode-desktop-terminal/): ESP32の上で、重ねて動かせるウィンドウやタスクバー、11種類のアプリを備えたデスクトップ環境を動かす「TinyDesk」が公開された。画面は文字だけで描き、パソコンの端末ソフトに表示する。ソースはMITライセンスで、ブラウザーから書き込める。 - [アスラテックがロボット用電源基板セットを発売、モーター8台への配線を1枚に集約](https://fabscene.com/new/news/asratec-v-sido-power-robot-power-distribution-board/): アスラテックが2026年10月1日、ロボット向け電源部品の新ブランド「V-Sido Power」の第1弾として、QDDモーター最大8台へ電源を分配するハブ基板と、電源投入時の突入電流を自動で抑えるプリチャージ基板のセットを1万9800円で発売した。 - [ESP32を部品追加なしで電波の観測装置に、8種類のチップで非公開の回路を活用](https://fabscene.com/new/make/esp-sdr-esp32-raw-iq-software-defined-radio/): ESP32に内蔵されたWi-Fi用の受信回路から生の電波のデータを取り出し、追加部品なしでSDR(ソフトウェア無線)にするファームウェア「ESP-SDR」が公開された。LLMの助けで文書化されていない経路を見つけ、8種類のチップに対応する。 - [英グラスゴー大が3Dプリント部材の損傷を画像化、病院の検査技術で柱1本分まで特定](https://fabscene.com/new/news/glasgow-eit-3d-printed-lattice-damage-mapping/): 英グラスゴー大学と豪シドニー大学の研究チームが、病院で使う電気インピーダンストモグラフィーを応用し、3Dプリントした格子構造のどこで損傷が進んでいるかを画像で示す手法を開発した。損傷の位置を柱1本分ほどの誤差で特定できる。 - [放射線も磁場も測る『スタートレック』のトリコーダー、米大学教授が14年かけ開発](https://fabscene.com/new/make/open-source-science-tricorder-cyberdeck-peter-jansen/): 米アリゾナ大学教授のPeter Jansen氏が、『スタートレック』のトリコーダーを市販センサーで形にした「Open Source Science Tricorder Cyberdeck」の設計を公開した。浜松ホトニクスの分光器や放射線検出器、磁場を画像にするセンサーを手のひら端末に載せた。 - [NVIDIAが芝浦工大の手法を採用、14年越しの研究でAI用GPUを科学計算に](https://fabscene.com/new/news/shibaura-it-ozaki-scheme-ii-nvidia-cuda-fp64-emulation/): 芝浦工業大学の尾崎克久教授らが考案した計算手法「Ozaki Scheme II」が、NVIDIAのCUDA Toolkit 13.4に採用された。AI向けの低精度演算器を組み合わせて倍精度の行列積を計算し、B200で最大175TFLOPSに達する。 - [スマホで30分教える家事ロボットが予約開始、処理はラズパイとクラウドで分担](https://fabscene.com/new/news/flourish-1-raspberry-pi-home-robot-preorder/): 米Flourish Robotsが2026年9月29日、家庭用ロボット「Flourish 1」の予約を3555ドル(約56万円)で始めた。持ち主がスマートフォンで30分実演すれば作業を覚える。海外報道によると本体はRaspberry Piで動き、学習はクラウドで処理する。 - [押すと直前60秒をさかのぼって保存、9台のカメラをつなぐ工房の録画ボタン](https://fabscene.com/new/make/shopcam-2000-esp32-button-saves-last-60-seconds-9-cameras/): 工房で思わぬ成功や失敗が起きても、録画していなければ映像は残らない。米ニューヨーク近郊で活動するMakerのg - [PS1『メタルギアソリッド』を、個人がESP32系マイコンボードへ移植](https://fabscene.com/new/make/metal-gear-solid-esp32-s3-native-port-xiao-handheld/): 1998年に初代プレイステーションで発売された『メタルギアソリッド』を、約15ドル(約2400円)のXIAO ESP32S3 Senseで動かす移植版が公開された。逆コンパイルされたソースをマイコン向けに作り直し、描画チップやCDドライブの処理をソフトウェアで置き換えた。 - [ラズパイがCM5用サイネージ基板を発売、ディスプレイに差すだけで4K再生](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-smart-display-module-cm5-signage-available/): Raspberry Piが2026年9月29日、Compute Module 5をIntel SDM規格対応のディスプレイに内蔵するアダプター基板「Raspberry Pi Smart Display Module」を30ドルで発売した。電源も配線も外付けプレーヤーも不要で、4K再生とファンレス動作に対応する。 - [カリフォルニア州が3Dプリンターの銃ブロックを法制化、2029年まで規格待ち](https://fabscene.com/new/news/california-ab-2047-signed-3d-printer-firearm-blocking-astm/): カリフォルニア州知事が2026年9月26日、3Dプリンターに銃の設計データを弾く機能を義務づける法案AB 2047に署名した。販売規制はASTM Internationalの業界規格が前提で、2029年7月1日までに規格が出なければ発効しないまま終わる。メーカーの自己申告手続きは州司法省の裁量で盛り込める。 - [そのケーブルは充電専用? 3000円台で分かるUSB Cable Checker Lite](https://fabscene.com/new/pr/usb-cable-checker-lite-guide/): 見た目では分からないUSBケーブルの導通、抵抗値、データ通信対応、USB PDの最大給電能力を、3000円台のUSB Cable Checker Liteで確認。Type-A、Micro-B、Type-Cケーブルを実測し、LED表示やCC、eMarker、SS Laneなどの読み方を解説する。 - [東大など、スマートウォッチと補助食品で高齢者認知機能テストの成績が改善](https://fabscene.com/new/news/utokyo-inspior-fitbit-protein-cognitive-function-older-adults/): 東京大学とGoogle、日本ハム、三井不動産が、スマートウォッチ「Fitbit」の自動の助言とたんぱく質の補助食品で高齢者355人の生活習慣を6カ月支援し、認知機能テストの成績が平均0.58点改善したと発表した。専門職の対面指導は使っていない。 - [全長0.65mmのBenchy、RepRapの超精密3Dプリンターでプリント](https://fabscene.com/new/news/reprapmicron-benchy-650-micron/): RepRapの中心メンバーVik Olliver氏が、1μmより細かい精度を目指す3Dプリンター「RepRapMicron」で、性能確認用の船の模型3DBenchyを全長0.65mmでプリントした。光ファイバーで紫外線硬化樹脂を固め、13時間かかった。 - [米Synopsys、AIが自ら計画してチップ設計を進める仕組みを発表 年末に提供](https://fabscene.com/new/news/synopsys-agentengineer-autopilot-platform-ai-chip-design/): 米Synopsysが、チップの設計作業をAIが自ら計画して進める「Autopilot Platform」と分野別のAIエージェント「AgentEngineer」を発表した。富士通は回路記述コードの生成で生産性が10〜30%上がったとする。2026年末に一般提供する。 - [Raspberry Pi CM5と同じ大きさの中国製モジュール、4000円台から発売](https://fabscene.com/new/news/walnut-pi-cm2-allwinner-t527-compute-module/): 中国の核桃派(Walnut Pi)が、Raspberry Pi Compute Module 5と同じ55×40mmのモジュール「Walnut Pi CM2」をAliExpressで売り出した。8コアのAllwinner T527を載せ、早期割引で4502円から。HDMIやUSB 3.0の数はCM5より少ない。 - [部品の試作を請け負う米Protolabs、ロボット企業からの売上が上期に2倍超](https://fabscene.com/new/news/protolabs-robotics-revenue-doubled-h1-2026/): 部品の試作や少量生産を請け負う米Protolabsが、ロボット企業からの売上高が2026年上期に前年同期の2倍を超えたと発表した。同社は2022年に日本から撤退している。同社全体では3Dプリントの売上は0.7%減で、伸びたのは切削加工だった。 - [中判レンズでinstax WIDEを撮るカメラを自作、LiDARでピントを補助](https://fabscene.com/new/make/reader-camera-na-w01-instax-wide-lidar-mamiya-press/): 読者投稿作品。中判カメラMamiya Press用のレンズを付け替えて、instax WIDEで撮る自作カメラ「CAMERA N/A W01」。LiDARで測った距離とレンズのピント位置をファインダー内に表示し、手動のピント合わせを助ける。外装は3Dプリント製。 - [LEDに敗れて半世紀、それでもニキシー管の新品が手作りされる理由](https://fabscene.com/new/special/nixie-tube-history/): LEDと液晶に置き換えられ、1980年代までに主要工場が製造をやめた表示部品ニキシー管。それでも新品がチェコや日本で手作りされ続けている。1934年の株価ボード特許から電卓ブーム、ソ連の倉庫在庫、製法の復元まで、70年の歴史をたどりながらその理由を探る。 - [「作ってみた」が集まる「NT東京2026」10月3〜4日開催、入場無料](https://fabscene.com/new/news/nt-tokyo-2026-science-museum-october-3-4/): 個人の「作ってみた」を持ち寄る展示会「NT東京2026」が、2026年10月3日と4日に東京・北の丸公園の科学技術館で開かれる。入場無料・出入自由で、企業の協賛を含め156件が出展する。 - [欧州版GPS、偽の電波にだまされない測位に民生用で初成功 2027年に開始へ](https://fabscene.com/new/news/galileo-sas-osnma-authenticated-position-spoofing-jammertest/): 欧州版GPSと呼ばれるEUの衛星測位システムGalileoで、偽の電波にだまされない位置の計算に民生用として初めて成功したとEUSPAが発表した。データと距離の両方を確かめる仕組みで、偽装試験でも正しい位置を保った。2027年に初期サービスを始める。 - [仏Orano、ネオジム磁石の製造工程を1年で確立 高温に強い等級を安定生産](https://fabscene.com/new/news/orano-cea-n45uh-ndfeb-magnet-pilot-line-grenoble/): 仏Oranoと仏原子力・代替エネルギー庁(CEA)が、グルノーブルの試験生産ラインで高温に強いネオジム磁石「N45UH」を安定して製造できたと発表した。開設から1年で製造工程の全体を習得した。使用済み磁石のリサイクル材の投入はこれから進める。 - [ラズパイ5を写真や動画の自宅クラウドに、販売品と同じOSを無料公開](https://fabscene.com/new/news/keephaven-raspberry-pi-5-home-cloud-open-source/): 米Keephavenが、Raspberry Pi 5で写真や動画を自宅で保管する機器「Keephaven」のOSをAGPL-3.0で公開した。販売品と同じOSを無料配布し、8GBのPi 5とNVMe SSDで同じ機器を組める。インターネットなしでも動く。 - [チップ設計のYouTuberがCPUを自作、1カ月で設計して工場で作った実物が動作](https://fabscene.com/new/make/breaking-taps-homemade-cpu-wafer-space/): チップ設計の経験がないZachary Tong氏が、自分で設計したCPUを相乗り製造サービス「wafer.space」で作り、届いたチップでプログラムを動かした。プログラムを書くようにコードとテストを書き、締め切りまでの1カ月で設計した。約1000個届くチップは欲しい人がいるかを尋ねている。 - [アヒル型ロボット「Microduck」のArduino版、中国企業が設計データを公開](https://fabscene.com/new/news/luwu-dynamics-xgo-duck-arduino-uno-q-microduck/): Hugging Face傘下のPollen Roboticsのアヒル型二足歩行ロボット「Microduck」を基に、Arduino UNO Qで動くようにした派生版「XGO Duck」を、中国のLuwu DynamicsがGitHubで公開した。3Dプリント用データや部品表を含むが、ライセンスの記載はない。 - [ラズパイHDの上期売上高、90%増で過去最高 前年に買いためたメモリーが支えに](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-holdings-interim-results-2026/): 英Raspberry Pi Holdingsの2026年1〜6月期決算は、売上高が前年同期比90%増の2億5690万ドルで過去最高だった。前年に買いためたメモリーを使いつつ値上げした。メモリーの平均単価は半年で約3.7倍、受注残は260万台に倍増した。 - [Woven Cityが10月から全国の訪問を受付、第2期の建築工事も開始](https://fabscene.com/new/news/toyota-woven-city-visitors-nationwide-phase-2-construction/): トヨタとウーブン・バイ・トヨタが静岡県裾野市で開発する実験の街「Toyota Woven City」が、10月1日から全国の一般の人の訪問を受け入れる。入場は無料で、訪問者は試作の乗り物や決済などの実証に参加する。予約枠は1日100人ほど。第2期の建築工事も始めた。 - [二重振り子を逆さに立たせ続ける装置、シミュレーションで学んだAIが制御](https://fabscene.com/new/make/double-pendulum-cartpole-isaac-lab-reinforcement-learning-esp32/): 2本の棒をつないだ二重振り子を、台車で支えて逆立ちさせ続ける装置が公開された。ESP32とODrive、磁気センサーで動かし、実機の重心や摩擦、センサーの揺らぎまで写したシミュレーション(Isaac Lab)で学習したAIが制御する。学習環境はMITライセンス。 - [100年近く前の歯車式「数のふるい」をマイコン30個で再現、論文の記録漏れも発見](https://fabscene.com/new/make/a-tiny-sieve-lehmer-number-sieve-attiny412-pico/): 数学者Lehmerが1928年と1932年に自転車のチェーンと歯車で作った計算機械「数のふるい」を、ATtiny412 30個とRaspberry Pi Picoで再現した作品が公開された。当時の問題を当時の速さで解き直して答えが一致し、1928年の論文に書かれていない停止も見つけた。 - [ゲーム『Factorio』の開発元が公式3Dデータ65種を無料公開](https://fabscene.com/new/news/factorio-official-3d-printable-models-wube-printables/): 工場を自動化するゲーム『Factorio』の開発元Wube Softwareが、ゲームの機械や敵を3Dプリントできる公式データ65種・247ファイルをPrintablesで無料公開した。画面では見えない裏側を作り起こし、サポートなしで印刷しやすくした。CC BY-NC 4.0。 - [CERNがFPGA用の部品集を公開、実験で使う100超の回路部品を誰でも利用可](https://fabscene.com/new/news/cern-colibri-vhdl-library-fpga-open-source/): 欧州原子核研究機構(CERN)が、FPGAの回路設計で使う部品をまとめたVHDLライブラリ「colibri」を公開した。100超の部品をVHDL-2008で記述し、特定メーカーに依存せず、テスト用回路と形式検証を備える。ライセンスはCERN-OHL-W-2.0。 - [1つの充電台を譲り合うよう指示したロボット3台、電池が減ると互いへの不満を口に](https://fabscene.com/new/make/psycholudic-zoo-rover-swarm-xiao-esp32-s3-llm-charging/): 1台の充電台を3台の自作ロボットが分け合う展示作品「Psycholudic Zoo」の製作過程が公開された。譲り合って交渉するよう言語モデルに指示したが、電池が減るにつれ互いへの不満を口にし始めた。車体は3Dプリント、頭脳はXIAO ESP32-S3 Sense。 - [峠を走る仲間の位置を圏外でも共有、ESP32の無線機が3つの通信を切り替え](https://fabscene.com/new/make/touge-mesh-meshtastic-esp-now-car-group-tracking/): 携帯の電波が届かない山道でも仲間の車の位置を見失わないための「Touge mesh」が公開された。ESP32とLoRaの基板で2.4GHz帯を毎秒、LoRaを5秒ごと、携帯回線を毎分と3段で位置を送り合う。Meshtasticを改造したファームウェアはGPL-3.0で公開。 - [工場で動くロボットが世界で500万台に、日本国内の導入は19%減で3位](https://fabscene.com/new/news/ifr-world-robotics-2026-japan-third-5-million-robots/): 国際ロボット連盟(IFR)によると、2025年末に世界の工場で稼働する産業用ロボットは9%増の500万台で過去最多になった。日本国内への導入は3万6219台で19%減り、国別の導入台数で米国に抜かれて3位に下がった。中国は世界の導入の59%を占めた。 - [27インチの4Kモニターが人の姿勢に合わせて動く、「CyboPal ONE」](https://fabscene.com/new/news/cybopal-one-robotic-monitor-6-axis-arm-kickstarter/): 香港のCyboPalが、6軸のロボットアームで27インチ4Kの画面を動かし、利用者の姿勢に合わせる机上の端末「CyboPal ONE」のクラウドファンディングをKickstarterで始めた。声と身振りで操作し、AIエージェントがアプリ操作も代行。先着300台はHK$1万2536。 - [ラズパイ5のメモリーを載せ替えても使えず、ファームウェアが出荷時の構成を照合](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-5-ram-lock-firmware-factory-configuration/): Raspberry Pi 5やCompute Module 5でメモリーを載せ替えても、ファームウェアが出荷時の構成と照合して増えた容量を使わず、起動しない場合もあると海外メディアが報じた。技術者は転売対策の意図した仕様と説明。変更は2024年後半のファームウェアから。 - [米UCバークレーなどがヒト型ロボットのAI、29関節を動かし狭い隙間を通過](https://fabscene.com/new/news/tango-humanoid-whole-body-navigation-vla-unitree-g1/): 米UCバークレーとプリンストン大学が、言葉の指示とカメラ映像からヒト型ロボットの29関節の動きを直接出すAI「TANGO」を開発した。シミュレーションで合成した6万4633件の動きで学習し、実環境のデータなしでUnitree G1を散らかった屋内で動かした。 - [ESP32でDJ用コントローラーを自作、予算1万円以下で実現](https://fabscene.com/new/make/pajoniiir-esp32-p4-ddj-flx4-standalone-firmware/): パソコンにつないで使うPioneerの入門DJコントローラーDDJ-FLX4を、ESP32-P4 1個で単体の機材に変える「Pajoniiir」がMITライセンスで公開された。DJソフトが担う再生、ミキサー、効果、画面表示をマイコンが引き受ける。中核の電子部品は約50ドルが目標。 - [GMが使用済みEV電池の金属で新しい電池を製造、正極材の3金属を100%回収材に](https://fabscene.com/new/news/gm-cirba-closed-loop-battery-recycling-100-percent-recycled-cam/): 米GMと米Cirba Solutionsが、使用済みEV電池から回収した金属を新しいEV電池に使う試験的な取り組みを終えた。正極材のニッケル、コバルト、マンガンをすべて回収材で賄った。電池を積んだ最初の車両は9月にラインを出た。100%は電池全体でなく正極材の3金属について。 - [Windows 98で最新PCのUSB端子を使うドライバー、転送は毎秒約33MB](https://fabscene.com/new/make/xhci98-windows-98-xhci-usb-driver-modern-pc/): 2010年代半ば以降のPCのUSB端子(xHCI)をWindows 98で使えるようにするドライバー「xHCI98」がGPL-2.0で公開されている。9月23日の新版で転送速度が毎秒18MBから約33MBに上がった。Windows ME、2000、XP、Vista、7にも対応する。 - [米ワシントン大が1gの跳ぶロボットを開発、ばねを使わず高さを1cm単位で調整](https://fabscene.com/new/news/uw-directhop-1-gram-hopping-robot-motor-jump-height/): 米ワシントン大学が、重さ約1gで跳ぶ高さを1cmの精度で調整できる小型ロボット「DirectHop」を開発した。ばねを使わず、小型モーターで釣り糸を巻き取って直接跳ぶ。倒れても90%の確率で起き上がり、階段1段を越えられる。IROS 2026で発表する。 - [Prusaが印刷中に発泡するPLAを発売、造形物を最大65%軽量化](https://fabscene.com/new/news/prusament-pla-lightweight-foaming-65-percent-lighter/): Prusa Researchが、印刷中に発泡して部品を軽くするフィラメント「Prusament PLA Lightweight」を発売した。部品は通常のPLAより最大65%軽く、1巻で2〜3倍の数を印刷できる。発泡は215℃で始まり235℃で最大。1kg 56.99ドル、5色。 - [独シュトゥットガルト大などが市販カメラで太陽電池の電圧を測定、45年分で実証](https://fabscene.com/new/news/consumer-camera-solar-cell-electroluminescence-voc-measurement/): 独シュトゥットガルト大学などが、赤外線カット膜を外した市販の安価なカメラで太陽電池の性能を定量的に測る方法を開発した。発光の明るさから電圧を求める較正手法を作り、1978年製の効率約6%から最新の約21%まで、45年以上の世代のモジュールで確かめた。 - [有機ELの画素を半導体と同じ工程で描ける材料、スイスETHが開発](https://fabscene.com/new/news/eth-zurich-electroluminescent-photoresist-oled-pixels-lithography/): スイスETH Zurichが、半導体と同じフォトリソグラフィーで極小の有機EL画素を形作れる発光材料を開発した。発光分子を芯に、光で固まる腕を外側に置いて薬品から守る。300×430μmに250×350画素の多色画像を作り、電気で光るロゴも試作した。Nature掲載。 - [QualcommがMoveIt開発元のPickNik買収へ、オープンソースは維持](https://fabscene.com/new/news/qualcomm-acquire-picknik-moveit-open-source-dragonwing-arduino/): Qualcommが、ロボットアームの動作計画ソフト「MoveIt」の開発元PickNikの買収で合意した。MoveItは既存のライセンスのままオープンソースを維持し、他社ハードウェアへの対応も続ける。Dragonwingとの統合を進め、まずArduino VENTUNO Qに対応させる。 - [SnapmakerがU1向けホットエンドを発売、溶かせる樹脂の量を最大87%増](https://fabscene.com/new/news/snapmaker-phaetus-liber-high-flow-hotend-u1/): Snapmakerが、3Dプリンター「U1」向けのホットエンド「Liber High Flow Hotend」をPhaetusと共同開発し発売した。溶けた樹脂を複数の流路に分けて熱を伝えやすくし、送り出せる量を標準品より最大87%増やした。1個34.99ドル、4個組119ドル。 - [Bambu Labの特許出願が公開、2ノズルのヘッドを軽くして高速化](https://fabscene.com/new/news/bambu-lab-patent-cn122766526a-hybrid-direct-bowden-dual-nozzle/): Bambu Labの運営会社・深圳拓竹科技の3Dプリンター特許CN122766526Aが公開された。2つのノズルを持つヘッドのうち、片方への押し出し機構だけを本体側に置き、ヘッドを軽く小さくして速く動かせるようにする。ダイレクト方式とボーデン方式を1つのヘッドで組み合わせる構成。 - [電子ペーパー付き小型ボードで文字起こし・録音端末を開発](https://fabscene.com/new/make/annota-esp32-s3-epaper-voice-notes-ai-transcription/): Waveshareの1.54インチ電子ペーパーボードを、スマホを使わない録音機に変えるファームウェア「Annota」がGitHubで公開された。ボタン2つで音声メモを録り、OpenAI WhisperかGoogle Geminiで文字に起こしてSDカードに保存する。ライセンスの表示はない。 - [ハエの脳の神経4万8311個をマイコンに移植、AIの学習なしでクモを回避](https://fabscene.com/new/make/fruit-fly-connectome-esp32-s3-escape-no-training/): ショウジョウバエの脳から取り出した神経の配線を、そのままマイコンで動かす試みがGitHubで公開された。学習は - [ラズパイ5のCPUだけで動く14MBのLLM、自然文を関数呼び出しに変換](https://fabscene.com/new/make/cactus-needle2-14mb-function-calling-llm-raspberry-pi-5/): 自然な文で書いた指示を、用意した関数の呼び出しに変換する14MBのモデル「Needle 2」が、Raspberry Pi 5のCPUだけで動く。AI用の拡張基板は不要。Pythonの関数に目印を付けるだけで使え、「LEDを点けて」に78msで応じる。重みとコードはApache 2.0で公開。 - [Bambu Labが初のCO2レーザーカッター「R1」を発表、鏡合わせを約1分で自動化](https://fabscene.com/new/news/bambu-lab-r1-55w-co2-laser-cutter-auto-alignment/): Bambu Labが、初のレーザーカッター「R1」を発表した。55WのCO2レーザーで透明アクリルやガラスにも対応し、クルミ合板を18mmまで切る。CO2レーザーで手間だった鏡の光路調整を約1分で自動化した。価格は2499ドル。9月22日に予約開始、10月出荷。 - [ラズパイ、ESP32、M5Stackなど 技術評論社が電子工作の入門書を10月15日発売](https://fabscene.com/new/news/gihyo-mcu-denshi-kosaku-programming-starter-book/): 技術評論社が、電子工作の入門書「マイコン電子工作&プログラミング スターターブック」を2026年10月15日に発売する。Arduino、Raspberry Pi、ESP32など6系統を扱い、Arduino言語とCircuitPythonを併記。全392ページ全カラー、3520円。予約受付中。 - [捻った棒が一気に跳ね返る力で進むロボット、UCLAとミシガン大が開発](https://fabscene.com/new/news/ucla-umich-snapping-elastic-helix-hopping-robot/): 米UCLAとミシガン大学が、曲げた弾性棒を捻ったときの跳ね返りを推進力にする小型ロボットを開発した。約110gで秒速3体長。砂や芝、階段を進み、パドルを付ければ泳ぐ。跳ね方は大きさでなく形で決まるため、数mmのロボットにも応用できるという。 - [ラズパイPico2で1080pの映像出力、個人がファームウェアを公開](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-pico-2-w-1080p-hdmi-hstx-no-framebuffer/): Raspberry Pi Pico 2 Wから1920×1080の映像をHDMIで出すファームウェアがMITライセンスで公開された。1080pの画面1枚は約6MBだがRAMは520KBのため、画面を保存せず表示直前に1行ずつ作る。RP2350を372MHzまで引き上げて動かす。 - [Boston Dynamicsがヒュンダイ工場内に人型ロボットの訓練施設を開設](https://fabscene.com/new/news/boston-dynamics-rmac-atlas-humanoid-training-hyundai-metaplant/): Boston Dynamicsが、現代自動車グループの米ジョージア工場内に人型ロボットAtlasの訓練施設RMACを開設した。本物の工場環境で自動車部品の並べ替えを訓練し、2030年までに組み付けへ広げる。2027年には約10倍の新棟へ移る。 - [アダムス・ファミリーの「ハンド」のように指で歩くロボット、スイスETHが開発](https://fabscene.com/new/news/eth-zurich-fingers-as-legs-crawling-robotic-hand/): スイスのETH Zurichが、人の手の形をしたロボットハンドを指で歩かせることに成功した。『アダムス・ファミリー』の「ハンド」のように、市販のハンドにRaspberry Pi Zero 2 Wと電池を背負わせて818gで自律動作。14種類の路面を歩き、同じ指でキーも押す。 - [香港の研究チームがヘッドホンを30m先から盗聴する技術を開発、電波で漏れを増幅](https://fabscene.com/new/news/injecteave-em-injection-side-channel-headphone-eavesdropping/): 香港科技大学(広州)と香港理工大学が、外から電波を当てて機器の電磁的な漏れを増幅し、ヘッドホンの音声を最大30m先から盗み聞きする手法「InjectEave」を発表した。増幅器や電源回路のゆがみを利用する。アナログ経路から漏れるため暗号化では防げない。USENIX Security 2026で発表。 - [trinckleが治具設計ソフトを正式提供、CADなしで工場の道具を3Dプリント](https://fabscene.com/new/news/trinckle-additive-app-suite-fixture-design-automation/): 独trinckleが、工場で使う治具や工具をCADの知識なしで3Dプリント用に設計できるソフト「Additive App Suite」の正式提供を始めた。シャドーボード、クランプの爪、ドリルガイドなどを自動で設計する。年額1800ユーロから。StratasysのGrabCAD Printにも組み込まれる。 - [Snapmakerが報酬付き多色3Dモデルの共有サイトをローンチ、金額は印刷時間で算定](https://fabscene.com/new/news/snapmaker-space-multicolor-model-platform-print-time-rewards/): Snapmakerが、多色・多材料の3Dモデルを共有するサイト「Snapmaker Space」のオープンベータを始めた。投稿者への報酬をダウンロード数でなく、実際に印刷された累積時間で算定する。単純なファイルの大量投稿を抑える狙い。公開時点のモデルは2500点超。 - [親指サイズのボード「ESP32-C6-LCD-1.69」にDOOMを移植、外付け部品なしで音楽も鳴る](https://fabscene.com/new/news/diablito-doom-esp32-c6-no-psram-30fps/): 親指ほどのマイコンボードにDOOMのシェアウェア版が丸ごと収まった「DIABLITO」が公開された。外付けメモリーもSDカードも使わず、音楽を鳴らしながら平均29.5fpsで動く。最大の高速化はコンパイラの設定1つで、処理時間の37%を占めていた関数が解消した。 - [YouTube動画「USB規格30年史」を配信しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-deepfab-usb-chaos/): FabScene公式YouTubeで新作動画を公開しました。今回のDeep Fabは、USB CABLE CHECKER開発者のあろえ氏と、量産を手がけるビット・トレード・ワンの阿部行成氏に独自取材。同じ見た目のケーブルの中身がバラバラになった理由を、USB規格30年の歴史と実演でたどります。 - [ラズパイRP2350への新たな攻撃手法を発見、研究チームが公表](https://fabscene.com/new/news/rp2350-laser-fault-injection-secure-debug/): Raspberry Piが、マイコン「RP2350」に対する新たな攻撃手法の報告を公表した。Ledger Donjonが光子放射顕微鏡で狙う位置を絞り、赤外線レーザーで恒久的に無効化したデバッグ機能を復活させて秘密情報を読み出した。約25万ドルの設備が要る破壊的攻撃になる。 - [Wiiリモコンの中身だけ入れ替える基板、家電もゲームも1本で操作](https://fabscene.com/new/news/openmote-wiimote-esp32-s3-universal-remote/): 米Hat & Hammerが、Wiiリモコンの中身を入れ替えてマイコンボードにする「OpenMote」のクラウドファンディングを実施している。ネジ4本を外して基板を差し替えるだけで、外装もボタンの感触も元のまま。赤外線の学習と送信、Home Assistant連携、Bluetoothゲームパッドに対応する。 - [特許侵害でBambu LabにStratasysへの43億円支払い命令、米連邦地裁が判決](https://fabscene.com/new/news/stratasys-bambu-lab-patent-judgment-27-6m/): 米テキサス東部地区連邦地裁が、Bambu Lab関連5社にStratasysへ2760万ドルの支払いを命じる判決を出した。賠償額は特許ごとに異なり、多色印刷のパージタワーに関わる特許が1420万ドルで最も高い。陪審は侵害を故意と認定したが、判事は増額賠償を認めなかった。 - [キーの中央にトラックボールを置く自作キーボードキット、エレキットが9月23日発売](https://fabscene.com/new/news/ekjapan-elekit-steeplecore-40-percent-keyboard-kit/): イーケイジャパンが、自作キーボードキット「STEEPLECORE」を2026年9月23日に発売する。左右に分かれたキーの中央にトラックボールかトラックパッドを置き、手をキーボードから離さずポインターを操作できる。GH60互換ケースに収まる寸法で、ケースやスイッチは利用者が選ぶ。 - [体内の水を300g動かすだけで坂も水中にも対応できるロボット、米NY大が開発](https://fabscene.com/new/news/worma-nyu-tandon-undulatory-robot-center-of-mass-water/): 米ニューヨーク大学タンドン工科学部の研究チームが、体内の水を前後に移動させるだけで地形に合わせて動きを変える細 - [センサー差し替え式のラズパイ5カメラ、マイクロフォーサーズにも対応](https://fabscene.com/new/news/wlv-01-raspberry-pi-5-modular-camera-micro-four-thirds/): カナダのMalcolm-Jamal Wilson氏が、Raspberry Pi 5を収めた手作りデジタルカメラ「WLV-01」のクラウドファンディングを実施している。センサーはカートリッジ式で、今回からマイクロフォーサーズ相当に対応。モノクロと全波長の選択肢があり、赤外線撮影もできる。 - [ラズパイのカメラを数メートル離して置く拡張基板、同軸1本で2台まで](https://fabscene.com/new/news/be-iis-gmsl2-camera-hat-raspberry-pi-5-max96716a/): ドイツのBrechel Electronicが、Raspberry Pi 5用の拡張基板「GMSL2 Camera HAT」を発売した。車載で使われるGMSL2規格により、同軸ケーブル1本でカメラを数メートル離して2台まで接続できる。価格は229ドル。回路図と3Dモデルを公開している。 - [引退したAmazon Echoを自宅の音声端末へ、ネットが切れても動作を継続](https://fabscene.com/new/make/techo5-amazon-echo-alpine-linux-home-assistant-voice/): Amazonのアカウントに縛られていた古いEcho端末を、自宅のHome Assistantで動く音声端末に置き換えるファームウェア「TECHO5」がMITライセンスで公開された。呼びかけの検出は端末側で完結し、音声は暗号化してHome Assistantへ送られる。ネットが切れても動作する。 - [パソコンの画面を読んでキーボードを操作するAI「Violoop」](https://fabscene.com/new/news/violoop-plug-in-ai-operator-rk3576-hdmi-usb-hid/): Bvio Techが、パソコンの画面をHDMIで受け取りUSB経由でキーボードとマウスを操作する装置「Violoop」のクラウドファンディングを実施している。RK3576で画面を解釈しQwen 8Bをローカルで動かす。危ない操作は本体の物理ボタンを押すまで進まない。 - [完成品を売りながら基板も液晶ドライバーも公開、CM4の壁掛けパネル](https://fabscene.com/new/make/dotstar-wall-panel-cm4-touch-display-cern-ohl/): オランダのdotStar Technologiesが、Raspberry Pi Compute Module 4を収めた壁掛けタッチパネルの回路図と基板データをCERN-OHL-W v2で公開している。720×720の液晶をCM4につなぐカーネルモジュールとシステムイメージも揃う。完成品は自社ストアで販売する。 - [USB-C充電器を3.3〜21Vの実験用電源に変える基板、設計一式が公開](https://fabscene.com/new/make/tinypps-usb-pd-pps-pocket-bench-power-supply/): 手持ちのUSB-C充電器を3.3〜21Vの実験用電源に変える「TinyPPS」の回路図、基板データ、ファームウェア、ケースの3DデータがGPL-3.0で公開されている。USB Power DeliveryのPPS機能で電圧を細かく刻み、電圧は20mV、電流制限は50mA刻みで設定できる。 - [GitHubのESP32アプリをスマホがその場でビルド、書き込みも表示も1台で](https://fabscene.com/new/make/droidputter-esp32-s3-android-cardputer-mirror/): ESP32-S3の開発ボードをAndroidスマホにつなぐと、GitHubにあるアプリをその場でビルドして書き込み、スマホを画面とキーボードにして動かせる「Droidputter」が、MITライセンスで公開された。書き込みは1.07MBで15秒、ビルドは温まった状態で2分4秒。 - [ugoが国産の双腕ロボットを発表、データ収集からモデル開発まで一式で提供](https://fabscene.com/new/news/ugo-nova-semi-humanoid-physical-ai-fabric/): ugoが、脚を持たず車輪で移動する双腕ロボット「ugo Nova」と、これを含むプロダクト群「ugo Physical AI Fabric」を発表した。頭部とハンドにカメラを標準搭載し、遠隔操作した動きをそのまま学習データとして記録する。設計から製造まで国内で行い、2027年の量産開始を予定する。 - [遊舎工房がKeychronと分割キーボードを共同開発、トラックボールを内蔵](https://fabscene.com/new/news/yushakobo-keychron-valkey-orb-split-keyboard-trackball/): 自作キーボード専門店の遊舎工房が、香港のKeychronと共同でトラックボール内蔵の分割キーボード「Keychron Valkey Orb」を開発していると発表した。Φ25mmのトラックボールを右手側に内蔵し、アルミ筐体でホットスワップに対応する。試作機を東京ゲームショウなど3会場で展示する。 - [1個15万円の治具が1万円に、GMが20工場超で3Dプリントを展開](https://fabscene.com/new/news/stratasys-gm-20-manufacturing-facilities-fdm-f900-tooling/): Stratasysが、General Motorsが同社の産業用3Dプリンターを北米と南米の20拠点超に展開していると発表した。同時公開の動画では、1個1000ドルの金属製治具を60〜70ドルの印刷版に置き換えた例や、1工場で年140万ドルを節約した実績が語られている。 - [3Dプリントの靴の境目を硬くしない方法、独Zellerfeldが特許出願](https://fabscene.com/new/news/zellerfeld-patent-shoe-slicer-continuous-infill-surface-areas/): ドイツのZellerfeld R&Dが、3Dプリントした靴で網目と塞がった面の境目が硬い筋にならないようにする特許を出願した。領域ごとに別モデルを組み合わせるのではなく、1つの立体モデルに面の情報を足し、スライサーが充填を境目でつなぐ。米国特許商標庁が2026年9月3日に公開した。 - [古いトレッドミルをGarminにつなぐ光センサー、部品2点で標準規格に対応](https://fabscene.com/new/make/openrunn-esp32-c3-treadmill-sensor-ble-rsc/): トレッドミルのベルトの印を光センサーで数え、速度と距離をBluetooth Low Energyの標準サービスでGarminの時計やZwiftへ送る「OpenRUNN」が、MITライセンスで公開された。ハードウェアはESP32-C3とTCRT5000の2点で、筐体の3Dプリント用データも付く。 - [外部マイコン不要でLoRaWAN、技適取得済みモジュールのファームが公開](https://fabscene.com/new/news/lora-basic-lra1-firmware-open-source-mit-shachi-lab/): LoRaモジュール「LRA1」向けファームウェア「LoRa-BASIC」のソースコードが、MITライセンスでGitHubに公開された。モジュール内蔵のBASICから直接LoRaWANとP2Pを制御でき、外付けマイコンもArduino IDEも要らない。LRA1は電波法の認証を取得済み。 - [Makerから企業まで席巻する魔法の箱、「M5Stack」創業者Jimmy Laiの半生](https://fabscene.com/new/interview/m5stack-jimmy-lai-story/): 5cm角の「M5Stack」はいかにして世界のMakerの定番になったのか。創業者Jimmy Lai氏の半生を本人インタビューで辿る。香港の叔父がくれた百科事典、国有電力会社からの起業、Kickstarterの失敗と9.9ドルの再出発、そして日本が世界シェア35%の最大市場になるまで。 - [曲がり具合を自分で測る柔らかい関節、MITと中国の大学が3Dプリントで一体成形](https://fabscene.com/new/news/x-hinges-self-sensing-compliant-mechanisms-multi-material-fff/): MIT CSAILと天津大学、浙江大学の研究チームが、曲がり具合を測るセンサーを柔らかい関節の中に一体で印刷する手法「X-Hinges」を発表した。導電性の違う2種類のフィラメントを使い分け、軸以外からの干渉を8.2%まで抑える。42万回の曲げ伸ばしでも抵抗の変動は5.5%未満。 - [ラズパイがデスクトップにドックを追加、有効にするまで従来の見た目を維持](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-desktop-icon-dock-launcher-swaybg-optional/): Raspberry Piが、Raspberry Pi Desktopにアイコンドックとグラフィカルなランチャーを加えたOSイメージを公開した。新機能はすべて任意で、Control Centreで選ぶまで従来の見た目のまま。メモリー2GB未満では壁紙描画をswaybgに切り替えて節約する設定を推奨する。 - [ソラコムがLTE-M対応ボードの改良版を発売、UART経由の給電に対応](https://fabscene.com/new/news/soracom-wio-bg770a-v1-1-lte-m-arduino-power-update/): ソラコムが、Seeed開発のLTE-M対応マイコンボード「Wio BG770A v1.1」をSORACOM IoTストアで提供開始した。Grove給電回路を見直し、電源電圧の計測機能と、Grove-UART経由でDC3.3Vの供給を受ける機能を追加。既存スケッチはBoard Version変更でそのまま使える。 - [Apple IIがDECtalkの声で歌う、論理チップ2個の拡張カードを公開](https://fabscene.com/new/make/perfect-paul-ii-dectalk-apple-ii-raspberry-pi-pico-speech-card/): 1980年代に高価だった音声合成DECtalkの声を、Apple IIの拡張スロットに挿す1枚のカードで鳴らす「Perfect Paul ][」の設計がMITライセンスで公開された。Raspberry Pi PicoでDECtalkMiniを動かし、BASICのPOKEで書いて改行で読み上げる。歌もELIZAも動く。 - [LED48個で24時間先までの天気を壁に表示、気温は色で嵐は稲光で](https://fabscene.com/new/make/weather-display-esp32-ws2812b-48led-24hour-forecast-home-assistant/): 壁に貼った48個のLEDで、今から24時間先までの天気を色で表示する予報表示器の設計がMITライセンスで公開された。1個が1時間分、上段が気温、下段が天候。嵐は稲光、風はきらめき、日の出と日の入りは呼吸するように明滅する。Home Assistantが15分ごとにMQTTで配信。部品約40ドル。 - [マイコン1個でハエの脳を飛ばす、壁にぶつかれば学び影が迫れば逃避](https://fabscene.com/new/make/drosophila-central-complex-esp32-c6-neuromorphic-flight-simulator/): ショウジョウバエの脳の方向感覚と学習の仕組みを模した回路が、ESP32-C6の1個で動いている。方位を16区画の環で表し、目印と結び付け、壁にぶつかれば罰、中央を飛べば報酬。学習度が低いと捕食者の影から逃げ遅れて食われる。MITでGitHubに公開。 - [印刷中の3Dプリンターにカメラで検査、平均では隠れる台の傾きを発見](https://fabscene.com/new/news/llnl-on-machine-inspection-direct-ink-writing-machine-learning/): 米ローレンス・リバモア国立研究所が、3Dプリンターに取り付けたカメラで印刷中の造形を層ごとに撮影し、機械学習で線の太さを測る検査システムを開発した。人手の約10万倍の速さで、25cm角の部品の2500枚の画像から印刷台の傾きを見つけた。npj Advanced Manufacturing掲載。 - [岩雪崩の実験装置に、スイスの研究チームが山を100日かけて3Dプリント](https://fabscene.com/new/news/eth-zurich-slf-blatten-3d-printed-avalanche-model-1-577/): ETH ZurichとWSL雪・雪崩研究所が、2025年の岩雪崩で村がほぼ埋まったブラッテン周辺の地形を577分の1で3Dプリントした。56部品を約100日で印刷し、水・砂・粘土の混合物を流して深さ・速度・到達距離を計測する。数値モデルの検証に使う。 - [豪RMIT大が水を通しながら浮くチタン格子を試作、壊れても浮力を維持](https://fabscene.com/new/news/rmit-floating-titanium-lattice-polyurethane-foam-skeletal-density/): 豪RMIT大学が、水に浮くチタンの格子構造を3Dプリントで作った。中空の支柱にだけポリウレタン発泡体を注入し、外側は水が通り抜ける開放格子のまま浮く。同じ密度でステンレス鋼より70%強く、亀裂や層の破断でも浮力を保つ。Advanced Materials掲載。 - [算数と綴りの正解でお小遣いが貯まる機器、父が作ったゲームを30年後に再現](https://fabscene.com/new/make/drachmath-wio-terminal-maths-spelling-pocket-money/): 算数と綴りの正解ごとにお小遣いに換算できるコインが貯まる子ども向け機器「drachmath」がMITライセンスで公開された。1990年代に父親がQBasicで作ってくれたゲームを、スクリーンタイムを増やさない単機能の端末で30年後に作り直したもの。 - [2300円のボードが子ども用ゲーム機に、Makerが40本を公開](https://fabscene.com/new/make/braino-esp32-cyd-40-game-educational-console-gpl/): Makerのiamankushpandit氏が、子ども向け学習ゲーム機「Braino!」のファームウェアをGPL-3.0で公開した。算数・地理・論理の40本のゲームがフラッシュに収まり、約15ドルのESP32タッチ液晶ボードにブラウザーから書き込める。テレメトリなし、管理者PIN付き。 - [BuildJetがPC遠隔操作装置の小型版を発表、マイコン1個で約6000円から](https://fabscene.com/new/news/jetkvm-mini-esp32-p4x-kvm-over-ip-39usd/): BuildJetが、離れた場所のパソコンをネットワーク越しに操作する装置「JetKVM Mini」を発表した。有線版39ドル、無線版42ドルで10月26日発売。現行機がLinuxのために積んでいたDRAMとeMMCをやめ、H.264エンコーダー内蔵のESP32-P4X 1個で処理する。 - [3Dプリントの基礎にスキーリフトを建設、冬を越す試験を経てスウェーデンで導入](https://fabscene.com/new/news/hyperion-robotics-hemavan-3d-printed-ski-lift-foundations/): フィンランドのHyperion Roboticsが、スウェーデン北部のスキー場Hemavanで3Dプリントした基礎の上にリフトを建てている。鉄筋かごの周りに型枠を印刷してコンクリートを流す方式で、材料は約40%減。冬のシーズンを通した試験を経てDekraが承認し、CEマークを取得した。 - [Universal Robotsが第7世代を発表、手首の先でカメラと電源を直結](https://fabscene.com/new/news/universal-robots-gen-7-g-series-cb7-polyscope-x-imts-2026/): Universal Robotsが2026年9月14日、協働ロボットの第7世代プラットフォーム「Gen 7」をIMTSで発表した。アーム3機種「g-Series」はツールフランジがデータ・電源・安全信号を直接通し、制御装置「CB7」は計算能力40%増で体積30%減。ROS 2対応。 - [ラズパイからESP32、UIAPduinoまでボードの選び方を解説、工学社から新刊](https://fabscene.com/new/news/kohgakusha-mcu-board-encyclopedia-6-series-2026/): 工学社が2026年9月28日、「一冊でわかるマイコンボード事典」を発売する。A5判160ページで、定価は319 - [プレステで遊んだ『トゥームレイダー』、Makerがマイコン1枚で動かす](https://fabscene.com/new/make/openlara-esp32-p4-tomb-raider-microcontroller-port/): 1996年に据置機で遊んだ初代『トゥームレイダー』が、手のひらに載る基板1枚で動くようになった。Alejandro Villegas Alonso氏が、EspressifのESP32-P4にエンジン「OpenLara」を移植し30fpsで動かしている。消費電力は最大でも1W前後。 - [Singular Photonicsが光子を数えるセンサーを発売、統計も画素内で](https://fabscene.com/new/news/singular-photonics-litavis-spad-in-pixel-processing/): 英Singular Photonicsが、光子を1個ずつ数えるイメージセンサー「Litavis」を発売した。256×256画素で光子を数えながら、64×64のマクロピクセル単位でピコ秒の到着時刻を記録し、ヒストグラムまで画素内で作る。外へ出るデータが生のイベント列ではなく統計になる。 - [炭素繊維の複合材を量産速度で3Dプリント、米スタートアップが62億円調達](https://fabscene.com/new/news/impossible-objects-cbam-series-b-40m-composite-additive/): 米Impossible Objectsが4000万ドル(約62億円)を調達した。炭素繊維の不織布シートにポリマーを刷って積み、熱と圧力で一体にする方式で、毎分25層を積める。金型が要らないため、射出成形やCNC加工が担ってきた領域を狙う。米空軍などへの納入が始まっている。 - [AlifがNPU搭載マイコンの評価ボード2種を発売、回路図と設計データも公開](https://fabscene.com/new/news/alif-semiconductor-startkit-sk-e1c-sk-b1-edge-ai-49usd/): Alif Semiconductorが2026年9月8日、機械学習の推論を機器の中で走らせるマイコンの評価ボー - [カナダの3Dプリント学生寮が入居直前で停止、理由は技術でなく制度](https://fabscene.com/new/news/uwindsor-3d-printed-residence-stalled-building-code/): カナダのウィンザー大学が進めてきた3Dプリントの学生寮が、完成間近で止まっている。大学は「材料は現行の安全基準を上回るが、この種の構造物として建築基準に組み込まれていない」と説明する。連邦政府が200万カナダドルを拠出したプロジェクトで、建築許可は有効なまま。 - [ルネサスがピン互換の産業用MPU2種を発売、同じ基板で画面の重さを変えられる](https://fabscene.com/new/news/renesas-rz-g3l-rz-g3se-pin-compatible-mpu-1mw-standby/): ルネサス エレクトロニクスが、産業用HMIとIoTエッジ向けの64ビットMPU「RZ/G3L」「RZ/G3SE」を発売した。2機種はピン互換で、同じ基板のまま画面まわりの機能だけを変えられる。ディープスタンバイ時の消費電力は1mW級で、Linuxをメモリーに保持したまま高速に復帰する。 - [粉末造形で余った粉をフィラメントに、3DEVOが連続生産の装置を発売](https://fabscene.com/new/news/3devo-filament-maker-x10-continuous-production-mjf-sls-powder/): オランダの3DEVOが、フィラメントを連続生産する装置「Filament Maker X10」を発売した。MJFやSLSで余った未溶融の粉をフィラメントに変えられる。PLAで毎時1.5kg、24時間の連続運転を想定する。同社は自社ラインでPA12の廃粉2000kg超を処理したとしている。 - [レアアース磁石の再生工場が米国で稼働、同じ日にホンダが代替磁石へ出資](https://fabscene.com/new/news/cyclic-materials-mesa-plant-honda-niron-rare-earth-free-magnets/): Cyclic Materialsが2026年9月9日、使用済み製品からレアアース磁石を回収する商用規模の工場をアリゾナ州メサで稼働させた。年2万5000トンを処理する。同じ日、ホンダはレアアースを使わない窒化鉄磁石を手がけるNiron Magneticsへの出資を発表した。 - [光造形3Dプリンターの張り付きを磁石で解く、日産の米国法人が特許出願](https://fabscene.com/new/news/nissan-patent-magnetic-textured-substrate-resin-3d-printing/): Nissan North Americaが、レジン3Dプリンターで固まった樹脂がタンクの底に張り付く問題への特許を出願した。底に磁性材料を混ぜた細い柱を並べ、外から磁石で動かして液体の流れを作る。米国特許商標庁が2026年8月27日にUS20260249545A1として公開した。 - [クラウドに送らずAIを動かす名刺サイズの基板、LattePandaが発売](https://fabscene.com/new/news/lattepanda-mu-ultra-lunar-lake-x86-compute-module-115tops/): LattePandaが、IntelのLunar Lakeを載せたコンピュートモジュール「Mu Ultra」を発売した。69.6×60mmでCore Ultra 7 256V版は115 TOPS。16GBのLPDDR5X-8533のうち最大11.6GBをグラフィックス用に割り当てられる。599ドルから。 - [米コーネル大が黒い羊毛で海水を真水に、布を立てると取れる量が2倍に](https://fabscene.com/new/news/cornell-polydopamine-wool-interfacial-solar-vapor-generation/): 米コーネル大学の研究チームが、羊毛を黒く染めて海水から真水を作る方法を示した。太陽光で水面だけを温めて蒸発させ - [真空管460本を壁一面に、起動に15分かかる8ビット計算機を個人が公開](https://fabscene.com/new/make/tube-computer-8bit-460-vacuum-tubes-6n3p-homebrew/): 英国のMike氏が、マイコンを一切使わず460本の真空管だけで動く8ビット計算機「The Tube Computer」を公開した。中では920個の三極管が動く。昔の機械の復元ではなく、現代の設計を1950年代のソ連製真空管で組んだもので、電源投入から10〜15分は計算できない。 - [Arduino UNO Qにカメラ2台と画面をつなぐ拡張基板、約3000円で発売](https://fabscene.com/new/news/arduino-uno-media-carrier-mipi-csi-dsi-audio-uno-q/): Arduinoが、UNO QとVENTUNO Qに映像と音声の端子を足す拡張基板「UNO Media Carrier」を発売した。19.25ドル(約2960円)で、22ピンのMIPI CSIを2つとMIPI DSIを1つ、3.5mmジャックを3つ備える。オープンソースハードウェアとして公開している。 - [構想から公開まで5時間、ブラウザーで動くソリッド3D CADを個人が公開](https://fabscene.com/new/news/hashibiro-cad-browser-solid-3d-cad-opencascade-replicad/): ハシビロ工業の織田翼氏が、ブラウザーで動くソリッド3D CAD「ハシビロCAD」を公開している。構想から最初のβ版公開まで約5時間で、実装には生成AIを使ったという。形状の計算はWebAssembly化したOpenCASCADEが担い、ブラウザー内で完結する。 - [庭の上でコウモリが虫を捕らえた瞬間まで分かる検知器、BirdWeatherが発売](https://fabscene.com/new/news/birdweather-puc-bat-edition-ultrasonic-250khz-classifier/): BirdWeatherが、コウモリの超音波を聴く「PUC Bat Edition」を発売した。250kHzで標本化し、215種の識別と、探索・追跡・虫を捕らえるフィーディングバズの判定を実時間で行う。ハードは384kHzまで出せるが、種がほとんど増えないため250kHzを選んだという。 - [WaveshareがラズパイPicoの拡張基板をそのまま使える5GHz対応ボードを発売](https://fabscene.com/new/news/waveshare-esp32-c5-pico-wifi6-dual-band-pico-form-factor/): Waveshareが、Raspberry Pi Picoと同じ形と端子配置の無線マイコンボード「ESP32-C5-Pico」を発売した。Pico Wが2.4GHz帯止まりなのに対し、5GHz帯のWi-Fi 6に対応する。手持ちのPico用拡張基板をそのまま流用できる。8.99ドルから。 - [Analog Devicesが機械学習マイコンのAlifを買収、総額は最大2400億円](https://fabscene.com/new/news/analog-devices-acquire-alif-semiconductor-edge-ai-mcu/): Analog Devicesが、機器の中でAIの推論を走らせるマイコンを手がけるAlif Semiconductorを13億5000万ドル(約2100億円)で買収すると発表した。業績条件つきで最大2億ドルを上乗せする。Alifの製品はすでに量産出荷され、民生と産業で採用が決まっている。 - [Prusaが5本で45色を出すフィラメントを発売、半透明にして層の縞を消す](https://fabscene.com/new/news/prusament-pla-colormix-semi-translucent-filament-45-shades/): Prusa Researchが、色を混ぜて刷るための専用フィラメント「Prusament PLA ColorMix」を発売した。5本で45通り、グリッターを足して7本にすると105通りの色味を出せる。半透明にしたことで、傾いた面に出ていた層の縞が目立たなくなった。1kg 32.99ドル。 - [600mWでWhisperが動くAI用マイコン、スイス連邦工科大などが試作](https://fabscene.com/new/news/chimera-ai-mcu-riscv-transformer-accelerator-convolve/): スイス連邦工科大学チューリッヒ校とボローニャ大学の研究チームが、AI用マイコン「Chimera」を試作した。RISC-Vコア10個とトランスフォーマー用の演算器を組み合わせ、600mWでWhisperのエンコーダーを動かす。RTLはGitHubで公開されている。 - [6万1500円の解析用マルチツールが予約開始、RP2350を2個とFPGAを内蔵](https://fabscene.com/new/news/free-wili-2-rp2350-fpga-linux-multitool-preorder/): FREE-WILi LLCが、手のひらサイズの電子工作用マルチツール「FREE-WILi 2」の予約受付を始めた。400ドル(約6万1500円)で、RP2350を2個とLatticeのFPGA、Raspberry Pi CM0によるLinuxを1台に収める。無線はWi-Fi、LoRa、NFC、RFIDに対応する。 - [3Dプリンターの銃ブロック義務化法案が知事へ、罰則も認定制度も上院で削除](https://fabscene.com/new/news/california-ab-2047-enrolled-governor-astm-conditional/): 3Dプリンターに銃の設計データを弾く機能を義務づけるカリフォルニア州の法案「AB 2047」が2026年8月31日に両院を通過し、Newsom知事へ送られた。ただし上院の審議で罰則も認定制度も削除され、発効するかどうかはASTM Internationalが規格を出すかに委ねられている。 - [高専生から兼業Makerまで4組が登壇――0/1 Club第2回イベントレポート](https://fabscene.com/new/special/01club-vol2-event-report/): ビット・トレード・ワン、きびだんご、FabSceneが運営する0/1 Club第2回イベントレポート。神山まるごと高専「おもち」の癒しタイマー「nekoron」、紙粘土から1年で完成したAIネックレス、PTPコマンドで一眼カメラを拡張する5製品、楽器ロボット「PONKEY」まで4組のピッチを収録。 - [USBはなぜカオスになったのか——名前と中身がズレ続けた規格30年史](https://fabscene.com/new/special/usb-chaos-30years-history/): 同じ見た目のType-Cケーブルなのに、なぜ充電も転送も結果が違うのか。答えは30年前にさかのぼる。1996年のUSB誕生からUSB 2.0の命名騒動、充電規格の乱立、Type-C、USB4まで、名前と中身がずれ続けた規格30年史を一次情報で解説する。 - [ゲーム用チップがAIとスパコンを動かすまで、GPU30年の歴史と7つの組織](https://fabscene.com/new/special/gpu-30years-history/): ゲーム機の部品だったGPUは、なぜAIと国家のスーパーコンピューターを動かすようになったのか。セガの出資、「GPU」という言葉の誕生、CUDAの賭け、ゲーム用カード2枚から始まったAIブームまで、30年の転換点を当時の公式文書と当事者の証言でたどる。 - [NVIDIAが2兆円で買収「ハギングフェイス」は、なぜロボットをばらまくのか](https://fabscene.com/new/special/what-is-hugging-face-nvidia-robots/): Hugging Face(ハギングフェイス)は296万のAIモデルを無料公開するAI開発の拠点で、2026年9月にNVIDIAが129億ドルでの買収を発表した。10代向けチャットボットで失敗した創業期から、100ドルのロボットアームや399ドルのReachy Miniを配る現在までを一次情報でたどる。 - [高価な専用モデムは不要、7万円台のIoT機器で衛星と通信](https://fabscene.com/new/make/isurlog-esp32-datalogger-nb-iot-ntn-satellite-nrf9151/): スペインのISURKIが、産業用データロガーを高度3万6000kmの静止衛星につないだ手順と実測を公開した。専用の衛星モデムもパラボラアンテナも積まず、NordicのnRF9151のファームウェアを差し替えただけ。ただし機器の側が自分の緯度経度を申告する必要がある。 - [電波を出さないドローンをプロペラ音で見つける、York大の学生が考案](https://fabscene.com/new/make/volanti-acoustic-drone-detection-esp32-s3-open-source/): York大学のAgam Rossen氏が、プロペラの音でドローンを見つける「VolAnti」の設計を公開した。光ファイバーで操縦するFPV機は電波を出さないため電波式では見つからない。マイク4本とESP32-S3で104m先のホバリングを検知し、警報までは0.23秒だという。 - [マイコン1枚でLinuxが14秒で起動、有志が普通のコマンド操作まで持ち込む](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-native-linux-fork-nommu-bash-micropython/): paulneja氏が、ESP32-S3の基板1枚でネイティブに動くLinuxの0.7版を公開した。MMUがないため使えなかったfork()をソフトウェアで実現し、Bashが使えるようになった。SDカードも別のパソコンも要らず、電源投入から約14秒でログイン画面が出る。 - [スマホを見すぎると死んじゃう「たまごっち」風ガジェット、Makerが設計データ公開](https://fabscene.com/new/make/polymo-esp32-s3-virtual-pet-doomscroll-offline-local-ai/): brenpoly氏が、こちらがスマホを見すぎると弱って死ぬ電子ペット「PolyMO」を公開した。決めたアプリを長く開くと顔が渦巻き目になり、放置すれば死んで口が消える。文句は一言も言わず、アプリ名も読み上げない。ネットにはつながらず、設計データはApache-2.0。 - [トランジスタ技術10月号がM5Stackを特集、9形態の図鑑と作例6本を掲載](https://fabscene.com/new/news/toragi-2026-10-m5stack-feature-cq-publishing/): CQ出版が「トランジスタ技術」2026年10月号を9月10日に発売する。特集は「M5Stack図鑑&製作集」で、現行製品を9つの形態に整理した図鑑と、4脚ロボットやUSB PD電源など6本の作例を収める。CoreS3の消費電流やA-Dコンバータの実測記事も載る。 - [Picoと同じ形でLinuxが動く基板、個人が設計データを著作権放棄で公開](https://fabscene.com/new/news/yuzukineko-allwinner-f101-riscv-sbc-pico-form-factor-cc0/): YuzukiHDが、Raspberry Pi Picoと同じ2×20ピン配置の小型基板「YuzukiNeko」の設計データをCC0で公開した。AllwinnerのRISC-V SoC「F101S3」を積みLinuxが動く。約51×21mmでPSRAMとNOR Flashを各16MiB搭載。販売は未定。 - [終売していた「Faces」をM5Stackが復活、Coreを3500円で携帯機に](https://fabscene.com/new/news/m5stack-faces-bottom3-keyboard-gamepad-calculator-panel/): M5Stackが、開発ボードのCoreシリーズを携帯機に変える拡張ベース「Faces Bottom3」と入力パネル3種を発売した。初代と2代目が終売していたシリーズの復活で、電池の電源スイッチとUSB Type-Cの充電ドックが加わり、厚みは19mmから12.5mmになった。 - [米Agilityが上場申請で人型ロボットの原価を開示、2300万円を470万円へ](https://fabscene.com/new/news/agility-robotics-digit-v5-bom-cost-sec-s-4-filing/): 米Agility Roboticsが、人型ロボット「Digit」の最新型v5について、部品代を商用出荷時の約15万ドル(約2300万円)から年産1万台時に約3万ドル(約470万円)へ下げる計画をSECへの提出書類で示した。2025年12月期の売上総損益は赤字だった。 - [xToolがレーザーカッター「X1」を発表、光源を後から足して5種類に対応](https://fabscene.com/new/news/xtool-x1-modular-laser-swap-hybrid-motion-unicast-frame/): xToolがレーザーカッター「xTool X1」を発表した。CO2と半導体のレーザーを標準で積み、あとから30Wファイバー、60W MOPA、5W UVのモジュールを足せる。筐体は約100点の部品と268本超のねじを3つのダイカスト品に置き換えた。価格と発売時期は未公表。 - [Seeed StudioがXIAOにPlus版2種を追加、GPIOは最大16本増](https://fabscene.com/new/news/seeed-studio-xiao-samd21-plus-rp2040-plus-extra-gpio-pmic/): Seeed StudioがXIAOシリーズに「XIAO SAMD21 Plus」と「XIAO RP2040 Plus」を追加した。21×17.8mmの大きさを保ったままGPIOを16本と15本増やし、リチウムイオン電池の管理回路を載せている。価格は約920円と約770円。 - [東大スタートアップが四足歩行ロボットを発表、背中に積める重さは先代の3倍の60kg](https://fabscene.com/new/news/highlanders-hlq-edge-quadruped-robot-60kg-payload-world-model/): 東京大学発のHighlandersが、四足歩行ロボット「HLQ EDGE」を発表した。背中に最大60kgを積んで階段や溝のある地形を越える。先代のHLQ Proの最大積載20kgから3倍に増えた。歩行制御にはワールドモデルを使う自社開発のAIを採用している。 - [ラズパイで撮る前に色味を選べるカメラ、Makerがフィルム8種の設計データを公開](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-zero-film-simulation-camera-imx477-open-source/): prtk1910氏が、フィルムシミュレーションに対応したRaspberry Piカメラを無印のPi Zero Wへ移植し、GPL-3.0で公開した。Zero 2 Wの価格高騰が理由だという。Kodak PortraやFuji Velviaなど8種のプロファイルを画面で切り替えられる。 - [個人が気圧計なしの自転車用GPSを公開、標高の出どころは地図タイル](https://fabscene.com/new/make/opentrailpaper-epaper-bike-computer-lilygo-t5s3-esp32-s3/): 電子ペーパーのサイクルコンピューター向けファームウェア「OpenTrailPaper」が、Apache License 2.0で公開された。気圧センサーを積まない代わりに、標高を地図タイルに焼き込んで獲得標高を算出する。土台はLilyGOのESP32-S3ボード。 - [CERNが加速器の制御機をDebianへ、Red Hat更新で6割超が動かず](https://fabscene.com/new/news/cern-accelerator-control-computers-migrate-debian-13-trixie/): CERNが、加速器を制御する組み込み用コンピューター約2200台をCentOS 7からDebian 13へ移す。Red Hat Enterprise Linux 9以降がコンパイラーの最適化水準を引き上げ、古いCPUを積んだ制御機の6割超が起動できなくなるためだ。 - [ラズパイで鳥の声を聞き分ける額縁を自作、絵は生成AIでなく1800年代の博物画](https://fabscene.com/new/make/fugleramme-eink-bird-frame-raspberry-pi-birdnet-go/): ノルウェーのArne Giacomo Munthe-Kaas氏が、鳥の鳴き声を聞き分けて電子ペーパーに絵を並べる額縁「fugleramme」を公開した。Raspberry Pi 5とBirdNET-Goで識別し、飾る絵は生成AIでなく1800年代の博物画を1枚ずつ手で切り抜いている。 - [RP2350で画像生成AIが動作、1枚20秒で人物を描画](https://fabscene.com/new/make/pico-faces-genai-image-model-rp2350-microcontroller/): Tim氏が、Raspberry Piが設計したマイコンRP2350の上で画像生成AIを動かした。128×128ピクセルの顔画像を1枚10〜20秒で描く。パラメーターはFluxの約4000分の1、重みは8ビット整数で、モデルと推論エンジンは4MBのフラッシュに収まる。 - [Olimexが9100円のレトロPCを発売、Apple IIのゲームが動く](https://fabscene.com/new/news/olimex-neo6502kbd-keyboard-retro-computer/): ブルガリアのOlimexが2026年9月4日、キーボードの筐体に本体を収めたレトロコンピューター「Neo650 - [約280組が集うMaker Faire Tokyo 2026開幕、初日レポート #MFTokyo2026](https://fabscene.com/new/news/maker-faire-tokyo-2026-report/): Maker Faire Tokyo 2026が有明GYM-EXで開幕した。部品代8800円の柿選果機、初代ムラタセイサク君の開発者が作り直した160gの自転車ロボ、鉄を削る自作CNC、空気圧4脚ロボなど、初日に取材したMakerたちを紹介する。 - [CPUもOSも使わずに手書き数字を認識、個人がFPGAだけで組んだ回路を公開](https://fabscene.com/new/make/fpga-only-neural-network-no-cpu-mnist-verilog/): Zakriya Asif Paracha氏が、CPUもOSも使わずFPGAの回路だけで手書き数字を認識する装置を作り、設計一式をMITライセンスで公開した。PyTorchで学習したモデルを8ビット整数に落とし、Verilogで組んだ7段の回路が約0.51msで推論を終える。 - [携帯ゲーム機を自作する人向けの基板、Arduboyがブートローダー込みで発売](https://fabscene.com/new/news/arduboy-jr-development-board-diy-handheld/): Arduboyが、互換の携帯ゲーム機を自作するための開発ボード「Arduboy Jr」を29ドル(約4500円)で発売した。ATmega32U4と16MBのフラッシュを載せ、Cathy3kブートローダーと300本超のゲームを書き込み済み。全GPIOがヘッダーに出ている。 - [ArduinoのZephyrコアが1.0.0に、VENTUNO Qとカメラに対応](https://fabscene.com/new/news/arduino-core-zephyr-1-0-0-ventuno-q-nicla-vision/): Arduinoが「ArduinoCore-Zephyr」1.0.0を公開した。VENTUNO QのSTM32側がZephyrに完全対応し、Nicla Visionではカメラを扱えるようになった。土台のZephyrも4.4.1へ更新。mbed OSベースの旧コアを置き換える。 - [Arduinoが日本初の公式コンテストを開催、フィジカルAIの作品を募集](https://fabscene.com/new/news/arduino-physical-ai-challenge-2026-japan/): ArduinoとスイッチサイエンスがコンテストArduino Physical AI チャレンジ 2026を2026年9月15日に始める。Arduinoが直接主催する日本初の公式コンテストで、1st Stage通過者にはUNO Q 4GBモデルが届く。最優秀賞はVENTUNO Q。 - [買ってから足を測る靴、ミズノ発DIFF.が3Dプリンターで一足ずつ製造](https://fabscene.com/new/news/diff-3d-personal-shoes-3d-printed-mizuno-spinout/): ミズノからの出向起業で設立したDIFF.が、足型の3Dデータから自動設計して3Dプリンターで作るシューズ「DIFF.3D」の販売を始めた。左右それぞれの足型データから別々に設計する。価格は2万5000円(税抜)で、データ確定から約10日で届く。 - [1個のモーターで肩と膝を駆動、四足ロボット「Quaddle」がクラファン](https://fabscene.com/new/news/petoi-quaddle-four-servo-quadruped-crowdfunding/): Petoiが手のひらサイズの四足ロボット「Quaddle」のクラウドファンディングを実施している。MiniDoFと呼ぶ脚の設計で1個のモーターが肩と膝を駆動し、サーボ4つで全方向に動く。早期価格は99ドル(約1万6000円)から、配達は2026年12月を予定。 - [Arteryが216MHzのゲーム用マイコン2系統を発表](https://fabscene.com/new/news/artery-at32f406-at32f408-cortex-m4f-usb-otg-hs/): 中国のArtery Technologyが、Arm Cortex-M4Fを最大216MHzで動かすマイコン「AT32F406」「AT32F408」を発表した。F408はUSB OTGのハイスピードと物理層を内蔵し、外付けチップが要らない。動作温度は-40〜105℃。 - [AMDがFPGA向けの画像信号処理IPを公開、ノイズ除去は入れない判断](https://fabscene.com/new/news/amd-mini-isp-open-source-fpga-image-signal-processor/): AMDがFPGA向けの画像信号処理IP「Mini-ISP」をMITライセンスで公開した。Verilog RTLのソフトコアで、UltraScale+以降のFPGAとSoCに対応する。資源の最小化を優先し、ノイズ除去とシャープネスは意図的に実装しない設計を採る。 - [83秒ごとに絵を描き直す腕時計、画像は送らず時計の中で生成](https://fabscene.com/new/make/micropatterns-generative-art-watch-watchy-eink/): 83秒ごとに絵を描き直す腕時計をJulien Dorra氏が公開した。時計機能はなく、独自のミニ言語Micropatternsのコードを本体で走らせて200×200の電子ペーパーに描く。ESP32の電子ペーパー時計Watchyへ移植し、1回の充電で3〜4日動く。 - [CSAがZigbee拡張「Suzi」の認証を開始、2.4GHzの外へ通信を広げる](https://fabscene.com/new/news/csa-suzi-zigbee-sub-ghz-certification-open/): Connectivity Standards Allianceが、Zigbeeのサブギガヘルツ拡張「Suzi」の製品認証を開始した。欧州800MHz、北米900MHzで動作し、2.4GHzでは届かない建物間や屋外をつなぐ。既存のサブGHz機器も設計を変えずに対応できる。 - [指でつまめるAIアシスタントを真鍮の枠で自作、声で照明を操作](https://fabscene.com/new/news/huy-vector-pocket-ai-assistant-esp32-c3-xiaozhi/): DIY系YouTubeチャンネル「Huy Vector」が、指2本ほどの大きさで会話するAIアシスタントを公開した。ESP32-C3と0.96インチOLEDを真鍮パイプの枠に収め、声で照明を操作する。AIの処理はMITライセンスのオープンソース「Xiaozhi」に任せる。 - [PrusaSlicerが画面を全部作り直し、Slic3rの公開から15年で最大の更新](https://fabscene.com/new/news/prusaslicer-3-0-public-preview/): Prusa Researchが「PrusaSlicer 3.0」の公開プレビューを出した。UIをゼロから書き直し、1つのプロジェクトで複数のベッドと複数のプリンターを扱える。プロファイル体系もマルチツール機向けに刷新した。Slic3rの最初のコードから15年の節目。 - [交換できるカメラ「CHC5」がクラファン、4Kで毎秒40フレーム](https://fabscene.com/new/news/circuitvalley-chc5-open-camera-system-crowdfunding/): ドイツのCircuitValleyが、センサーもレンズマウントも交換できるカメラ「CHC5 Open Camera System」のクラウドファンディングを始めた。AMDのZynq-7020を載せ、4Kで毎秒約40フレームを扱う。早期価格は589ユーロ(約10万9000円)。 - [スマホにかざすとLEDが光る名刺、電池を積まず6本のGPIOで21個を駆動](https://fabscene.com/new/make/nfc-energy-harvesting-pcb-business-card-attiny816/): スマホのNFCから得た電力だけで21個のLEDを光らせる名刺型の基板が公開された。電池を積まず、NXPのNTAG I2C Plusが外部へ出す電圧でATtiny816を動かす。6本のGPIOでCharlieplexingし、アンテナは外周を回る四角い渦巻きで自作した。 - [4ヘッド3DプリンターLightMake「L4」がクラファン開始、色替え1秒でリニアモーター駆動](https://fabscene.com/new/news/lightmake-l4-four-head-linear-motor-3d-printer/): 中国・深圳のLightMakeが、4つの印刷ヘッドを積む3Dプリンター「L4」のクラウドファンディングをKickstarterで開始した。4本すべてが装填されたままで色替えは1秒、ベルトを使わないリニアモーター駆動で位置決め精度±1μmをうたう。 - [マイコンだけで喋る音声合成「sanoTTS」、337KBに全工程が収まる](https://fabscene.com/new/make/sanotts-neural-tts-esp32-s3-int8/): Ampixa LabsのAshish Thapa氏が、マイコン単体で動くニューラル音声合成「sanoTTS」を公開した。29万4000パラメーター版はint8で337KBに収まり、ESP32-S3で4.5秒の文を約1秒で生成する。GPL-3.0でGitHubに公開。 - [QualcommがIoT向けSoC2種を発表、産業向けは-30〜115℃で動作](https://fabscene.com/new/news/qualcomm-dragonwing-q-2390-iq-2390-aiot/): 米Qualcommが、IoT機器向けのプロセッサー「Dragonwing Q-2390」と「Dragonwing IQ-2390」を発表した。4コアのKryo CPUとAdreno 704 GPU、実時間処理用のRISC-Vマイコンを1チップに収める。産業向けは-30〜115℃で動作する。 - [穴を1つも開けずに黒電話をモバイル化、博物館の技術者が装置を公開](https://fabscene.com/new/make/rotarycell-esp32-s3-lte-rotary-phone/): 1950年代のダイヤル式電話機を改造せずに携帯電話回線で使う装置「RotaryCell」が公開された。ESP32-S3と通信モジュール、SLICで電話線を模擬し、元の受話器もダイヤルも機械式ベルもそのまま動く。MITライセンスで回路図と基板データを公開。 - [「フィルム」は電子ペーパー、抜いても写真が残るインスタントカメラ](https://fabscene.com/new/news/e-ink-cartridge-instant-camera-raspberry-pi/): 電子ペーパーのカートリッジに写真を記録するインスタントカメラが公開された。Raspberry Pi 3 A+と200×200画素4色の電子ペーパーを使い、抜いても画像が残る。接点はフレキケーブルでもポゴピンでもなく市販のピンヘッダーを選んだ。 - [ドローン向けのラズパイCM5基板が発売、抜けにくい端子で統一](https://fabscene.com/new/news/ark-just-a-pi-cm5-carrier-board-ndaa/): 米ARK Electronicsが、Raspberry Pi Compute Module 5をドローンや自律ロボットに載せる基板「ARK Just A Pi」を335ドル(約5万4000円)で発売した。端子をJST-GHで統一し、米国製でNDAA準拠を掲げる。 - [ラズパイ製造時のCO2排出量は3割過大だった、大学のモデルで算定を見直し](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-microgreen-embodied-carbon-model/): 英Raspberry Piが製造時CO2の算定方法を見直し、これまでの公表値が実際より約30%多かったと分かった。重量ベースの推計をやめ、コーネル大学とコロンビア大学が開発したMicroGreenでダイ面積や歩留まりから積み上げた。 - [ラズパイのカメラがESP32-P4で動く、1080p28fpsをWi-Fiで配信](https://fabscene.com/new/make/nfc-cassette-tape-display-home-assistant/): ラズパイのカメラモジュールをESP32-P4で使うドライバーが公開された。Pi Camera v3で1920×1080のRAW10を28fpsで撮り、H.264に符号化してWi-Fiでブラウザーへ配信できる。オートフォーカスも動作し、ライセンスはApache 2.0。 - [生卵が割れないエアバッグ、ハーバード大がしわを制御して多安定を実現](https://fabscene.com/new/news/harvard-controlled-crumpling-reconfigurable-inflatables/): 米ハーバード大学の工学とデザインの研究グループが、しわの寄る場所を設計することで、膨らませた後に形が変わる膨張構造を開発した。縁の切り欠きから走るしわが蝶番になり、内圧を一定に保ったまま2つの安定形を行き来する。落下試験では生卵が割れずに残った。 - [椅子がテーブルに変わっても配線が切れない、MITの3Dプリント積み木](https://fabscene.com/new/news/mit-bifur-circuits-shape-changing-metamaterial-self-sensing/): 米MITが、組み替えて何通りもの形になり、今どの形かを自分で感知する3Dプリント部品「bifur-circuits」を作った。導電材料をブロック内部に直接印刷し、ねじっても押しても回路が切れない。1万回超の圧縮試験でも電気的な劣化は出なかった。共著に東京大学。 - [離れたPCをBIOSから遠隔操作、USBメモリーサイズの「Linkr」](https://fabscene.com/new/news/radxa-linkr-usb-sized-ip-kvm/): 中国のRadxaが、離れたパソコンをネットワーク越しに操作するIP KVM「Linkr」を発表した。USBメモリー大の55×40×12mmで59ドル(約9400円)。HDMIで2K入力を受け、ブラウザー上のlinkr.nowから複数台をまとめて管理できる。 - [埃や虫と戦いながら古書1765冊を電子化、10年の手作業が教師データに](https://fabscene.com/new/news/ibteda-digital-library-photoshop-history-as-training-data/): パキスタンの私設アーカイブIbteda Digital Libraryが、10年分のPhotoshop作業をAIの教師データに変えた。自作の作業台とニコンの一眼レフで82万枚の見開きを撮影し、仕上げ済み57万ページ面から3万5648件のラベルを復元した。 - [Linuxを年齢確認の義務から外す法案が可決、米カリフォルニア州で全会一致](https://fabscene.com/new/news/california-ab1856-open-source-os-age-verification-exemption/): 米カリフォルニア州議会が、オープンソースのOSを年齢確認の義務から外す法案AB-1856を全会一致で可決した。複製・再配布・改変を認めるライセンスで配布する者はOS提供者に当たらないとし、GPLやMIT、BSD、Apacheのソフトウェアが対象外になる。知事の署名待ち。 - [生きたゴキブリに注射器を載せて瓦礫の下へ、豪の大学が成功率72%で実証](https://fabscene.com/new/news/uq-paraborg-cyborg-cockroach-emergency-injection/): 豪クイーンズランド大学とニューサウスウェールズ大学が、オオモグリゴキブリに操縦装置と自動注射器を載せた「Paraborg」を試作した。目標15cm以内での注射成功率95%、移動を含む全工程で72%。倒壊建物や洞窟に薬を届ける用途を想定する。 - [中国製ルーターに監視プログラム3種、外から誰でも操作できる裏口を発見](https://fabscene.com/new/news/vulncheck-zbt-router-darklantern-speakingstone-implants/): 米VulnCheckが、Amazonで売られる中国ZBT製ルーターに3種類の監視プログラムを発見した。1つは初期設定で外部からの接続を通したまま、命令を認証なしで処理する裏口。予備の連絡先ドメインを取得した観測では392台が接続し、390台が中国国内だった。 - [25cmの二足ロボット「Microduck」が予約開始、動きは全部学習し直せる](https://fabscene.com/new/news/pollen-robotics-microduck-biped-robot-preorder/): Hugging Face傘下のPollen Roboticsが、身長25cmの二足歩行ロボット「Microduck」の予約受付を2026年8月27日に開始した。399ドル(約6万4000円)で、歩行や起き上がりなど7つの動きはすべて強化学習のポリシーとして書き換えられる。ソフトはApache 2.0で公開。 - [スマホ充電器の材料で3400Vに耐える素子、スイス連邦工科大が試作](https://fabscene.com/new/news/epfl-intrinsic-polarization-superjunction-gan-transistor/): スマートフォンの急速充電器を小さくした材料GaNで、スイス連邦工科大学ローザンヌ校が3400Vを超える耐圧の素子を作った。電子の膜と並べてプラスの電気の膜も作り、電圧が一点に集まるのを防ぐ。ダイオードは3900V超。Nature Electronicsに掲載。 - [片手ではんだ付けできるこて「SPARK」がクラファン、約1万2800円で12月発送](https://fabscene.com/new/news/spark-solder-one-hand-soldering-iron-crowdfunding/): 米Mount Researchが、はんだカプセルと2軸の送り機構を内蔵した片手用はんだごて「SPARK」の出資募集をKickstarterで進めている。希望小売価格79.99ドル(約1万2800円)、45W加熱でPID制御±2℃、TS100のこて先に全対応。発送は2026年12月予定。 - [CAN FD基板を個人が設計して約9400円で販売、絶縁2チャンネル構成](https://fabscene.com/new/news/esp32-c5-dual-isolated-can-fd-development-board/): smuQDevが、ESP32-C5を載せた絶縁2チャンネルのCAN FD開発ボードを58.86ドル(約9400円)で販売している。TI ISO1044でチャンネルごとに絶縁し、最大5Mbps。ファームウェアはApache 2.0で公開。開発・評価専用で規制認証はない。 - [ISS「きぼう」の中をAIが歩く、スペースデータが研究基盤をオープンソース公開](https://fabscene.com/new/news/spacedata-sd-agentfoundry-llm-vlm-agent-simulation/): スペースデータが、LLMとVLMで動くAIエージェントのシミュレーション基盤「SD-AgentFoundry」をApache 2.0で公開した。ISS「きぼう」のデジタルツインを同梱し、GPUなしでローカル動作する。技術論文はarXivにプレプリントとして掲載。 - [USB PD充電器を28Vまでの可変電源にする基板、5980円で9月4日発売](https://fabscene.com/new/news/bit-trade-one-adupanz-usb-pd-power-controller/): ビット・トレード・ワンが、USB PD充電器を可変電源として使う開発・評価支援ボード「USB PD Power Controller」を2026年9月4日に発売する。PPSとEPRに対応し最大28V・3A、1mV/1mA刻みの測定機能を搭載。市場想定売価5980円前後。 - [290円から選べるRISC-Vマイコン「CH32」、4種のチップ選び方ガイド](https://fabscene.com/new/pr/ch32-chip-board-guide/): RISC-V採用の低価格マイコン「CH32」シリーズを紹介。CH32V003・V006・V203・X035の4チップの違いを比較し、用途別の選び方を解説する。WeAct Studio製ボードやSuzuno32RVなど、初心者にも試しやすい開発ボードを紹介する。 - [Wi-Fi内蔵マイコン「BL602」がArduino IDEに対応、開発者が公開](https://fabscene.com/new/make/bl602-arduino-core-riscv-bouffalo-lab/): Ishu1519氏が、Bouffalo LabのRISC-Vマイコン「BL602」をArduino IDEから扱えるコア「BL602 Arduino Core」を公開した。純正の開発環境の上にArduinoの層をかぶせ、起動順序・シリアルの文字化け・書き込みツールの失敗を1つずつ解消。現状はアルファ版。 - [検査治具に組み込むプログラマブル電源「PwrBlock 323」がクラファン開始](https://fabscene.com/new/news/everypin-pwrblock-323-programmable-power-test-fixture/): フィンランドのEverypinが、テスト治具の内部に組み込むプログラマブル電源「PwrBlock 323」の出資募集をCrowd Supplyで開始した。230ドル(約3万7000円)で1〜32V・最大3A、SCPIとPythonから制御できる。設計は出荷前にCERN-OHL-W-2.0などで公開予定。 - [魚型ロボットを米NYUらが0.6mから2.9mまで作り分け、尾の太さだけ変更](https://fabscene.com/new/news/scafi-length-scalable-robotic-fish-single-motor/): 米ニューヨーク大学とスイス連邦工科大学ローザンヌ校が、尾のロッドの直径だけを変えて体長0.6mから2.9mまで作り分けられる魚型ロボット「ScaFi」を開発した。モーターは1個で、たすき掛けの腱がS字の曲げを作る。浅い小川やレマン湖での実地投入も行った。 - [東北大がナナフシの数歩から歩行の基準を抽出、6脚ロボットの学習が3倍速く](https://fabscene.com/new/news/tohoku-stick-insect-inverse-reinforcement-learning-hexapod/): 東北大学とタイのVISTECが、ナナフシの3〜4歩分の歩行データから「歩き方の良し悪しを決める基準」をAIに逆算させ、体格の違う6脚ロボットへ移植した。学習時間は約4時間7分から約1時間8分へ短縮。平地のデータだけで凹凸地形や脚の欠損にも対応した。 - [基地局もSIMも不要な5G規格「DECT NR+」、通信ソフトが無料公開](https://fabscene.com/new/news/opener-initiative-dect-nr-plus-open-source-protocol-stack/): ドイツのOpener Initiativeが、5G規格DECT NR+のプロトコルスタック「Opener」をApache 2.0で公開した。携帯事業者を必要とせず1.9GHz帯の免許不要帯で運用でき、1平方kmあたり100万台、遅延1ms未満に対応。Zephyr上で動く。 - [有志がラズパイのCNNを手書きして推論エンジンの3倍速く、実装を公開](https://fabscene.com/new/make/optimize-cnn-handwritten-neon-raspberry-pi-beats-onnx-ncnn/): Fashion-MNIST向けの小さなCNNをCで手書きし、Raspberry Pi 4Bでncnnの約2.9倍、ONNX Runtimeの約3.1倍の速度を出した実装が公開された。層ごとに理論限界を計算してim2colを排除し、畳み込みとプーリングと活性化を1つの処理に融合。MITライセンス。 - [バンダイが自動変形する名刺ケースを3300円で予約開始、超合金の機構を文具に](https://fabscene.com/new/news/bandai-mobile-stationery-auto-transform-business-card-case/): BANDAI SPIRITSが新ブランド「機動文具」の第一弾として「自動変形名刺ケース」の予約を2026年8月27日に開始する。ボタンを押すとケースが自動展開し、名刺を180度返して差し出す。3300円(税込)、約125×95×25mm、ABS製。発売は2026年10月予定。 - [米パデュー大学が水中ロボットを開発、漂流と滑空とスクリューを任務中に切り替え](https://fabscene.com/new/news/purdue-multimodal-underwater-robot-drifter-glider-thruster/): 米パデュー大学工学部が、水中での進み方を任務の途中で切り替えられるロボットの試作機を開発した。海流に乗って漂う、翼で滑空する、スクリューで進むという3つの動き方を1台に収める。プールでの検証で3種類の移動を確認した。特許出願済みで、切り替えは現時点では手動。 - [ラズパイと3Dプリントでフィルム風カメラを製作、画面はスマホのブラウザーに](https://fabscene.com/new/make/tiny-film-camera-raspberry-pi-zero-2w-camera-module-3/): Suveen Ellawela氏が、Raspberry Pi Zero 2 WとCamera Module 3でフィルム風のデジタルカメラ「Tiny Film Camera」を製作し、コードとCADデータをMITライセンスで公開した。画面は持たず、スマートフォンのブラウザーから写真を閲覧する。筐体は3Dプリント。 - [ESP32から機械学習のランタイムを外す変換器を個人が公開、フラッシュ35%減](https://fabscene.com/new/make/nn2prog-tflite-to-cpp-compiler-esp32/): ESP32で小さな機械学習モデルを動かすとき、フラッシュとRAMを食うのはモデル本体だけではない。モデルの計算 - [ラズパイ公式がサイバーデッキの作り方を公開、ケースは3Dプリントかレーザー加工](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-official-cyberdeck-build-guide/): Raspberry Piが2026年8月24日、携帯型の自作コンピューター「サイバーデッキ」の製作ガイドを公式サイトで公開した。部品を型番まで挙げ、電源容量の計算式や組み立て手順を解説する。ケース内部の支持材は3Dプリンターかレーザーカッターで作る。公式誌168号の特集記事で、誌面も無料公開。 - [Banana Piがルネサス搭載「BPI-AI2N」を約4万1000円で販売](https://fabscene.com/new/news/banana-pi-bpi-ai2n-renesas-rz-v2n-som-carrier-board/): Banana Piが、ルネサスの画像認識向けプロセッサーRZ/V2Nを載せたモジュールとキャリアボード「BPI-AI2N」を257ドル(約4万1000円)で販売している。DRP-AI3で疎行列15 TOPS、LPDDR4X 8GB、eMMC 32GB。ArmbianとYocto AI SDKに対応する。 - [半導体エンジニアが裏庭で青色LEDを製作、レーザー1台で加工から切断](https://fabscene.com/new/make/dr-semiconductor-backyard-fab-ingan-led-open-guide/): 半導体エンジニアのMatthew Hartensveld氏が、裏庭の小屋に自作したクラス100クリーンルームで青色LEDを製作した。結晶成長は市販のInGaNエピウエハーを使い、355nmレーザー1台でGaNの加工とサファイアの切断をこなす。工程はCC BY-SAで公開。 - [ガード下のジャンク品からネット通販のラズパイまで、日本の電子部品流通50年史](https://fabscene.com/new/special/japan-electronic-parts-shop-history/): 秋葉原と日本橋のガード下から半世紀。1970年に東西で同時に生まれた秋月電子通商と共立電子産業、EC専業のスイッチサイエンスへの対面取材と独自調査で、電子部品の流通がPIC、Arduino、Raspberry Pi、AliExpressを経てどう変わったかをたどる日本の50年史。 - [父のために作ったPC/XT互換機、CPUは実物でチップセットはFPGA](https://fabscene.com/new/make/gertieboard-ibm-pc-xt-clone-nec-v20-fpga-chipset/): Mathijs van den Berg氏が、NEC V20の実CPUを残しチップセット一式をFPGAで実装したIBM PC/XT互換機「Gertieboard」を公開。USBハードディスクからMS-DOSが起動し、EGAでCommander Keen 4が動く。父が組めるようほぼ全部品がスルーホール。 - [NVIDIA「Jetson Orin Nano 2」、推論2倍で2027年提供](https://fabscene.com/new/news/nvidia-jetson-orin-nano-2-edge-ai-module/): NVIDIAがエッジAI向け小型コンピューター「Jetson Orin Nano 2」を発表した。AI演算78 TOPS、メモリー8GB、8コアArm CPUで、前世代比の推論性能は2倍。15Wモードなら同性能を40%少ない電力で出す。提供は2027年前半、価格は未公表。 - [ラズパイでMiniDVを取り込む「Firehat」が約1万3000円でクラファン](https://fabscene.com/new/news/firehat-open-source-firewire-dv-capture-hat-crowdfunding/): 独Computer Equipment GroupがFireWire拡張基板「Firehat」の出資募集をCrowd Supplyで開始。79ドル(約1万3000円)でRaspberry Pi 5などにIEEE 1394端子を追加し、MiniDVやHDVをアナログ変換なしで取り込める。CERN OHL-Sで公開。 - [ArduinoエッジAI向け「VENTUNO Q」予約開始、約4万8000円で16GB RAM](https://fabscene.com/new/news/arduino-ventuno-q-preorder-dragonwing-iq8-stm32h5/): Arduinoがエッジ AI向けSBC「VENTUNO Q」の予約受付を開始。導入価格299ドル(約4万8000円)で、Qualcomm Dragonwing IQ8(NPU 40 dense TOPS)とSTM32H5F5を搭載。LPDDR5 16GB、eMMC 64GB、UNOシールドとラズパイHATに対応する。 - [金属に型を押し当てて原子の通り道を測る、米イェール大が1兆点を一度に](https://fabscene.com/new/news/yale-local-deformation-mapping-nanomold-diffusion/): 米イェール大学が、ナノ孔を無数に開けた型を金属に押し付け、孔に入り込む材料の伸び方から原子の拡散を測る手法「LDM」を開発。分解能約10nm²で1cm²を覆い、1回の実験で最大1兆点。金とケイ素の合金では相の境目に未知の高速拡散経路を発見した。 - [設定画面をESP32に内蔵した在室センサー、7台つなぐと1人を1つの点に](https://fabscene.com/new/make/namo-esp32s3-mmwave-presence-sensor-onboard-dashboard/): David2766氏が、ミリ波レーダー式の在室センサー「NAMO」を公開した。XIAO ESP32S3とLD2450で作り、設定画面を機器内蔵のWebダッシュボードに搭載。間取り図上でゾーンを引け、最大7台の座標を融合して同一人物を1つの標的として扱う。 - [8月30日は池尻大橋「ハードウェア闇市」へ、FabSceneも出店します](https://fabscene.com/new/infomation/kibidango-hardware-yamiichi-flea-market/): きびだんごが2026年8月30日に東京・池尻大橋で開催する引っ越し記念フリマ「ハードウェア闇市」にFabSceneも出店します。未発売サンプルや代表私物のガジェットが並ぶ予定です。入場無料・予約不要ですので、お近くの方はぜひ気軽に遊びに来てください。 - [独MNTがノートPC基板用ファンレス筐体を発表、RK3588もラズパイCM4も可](https://fabscene.com/new/news/mnt-station-open-hardware-desktop-case-crowdfunding/): ドイツのMNT Researchが、ノートPC「MNT Reform」の基板を収めるオープンハードウェアのファンレス筐体「MNT Station」のクラウドファンディングをCrowd Supplyで開始。筐体299ドル(約4万8000円)、RK3588やラズパイCM4を差し替えて使え、出荷は2027年1月予定。 - [トルコの大学が木粉PLAのノズル径と強度を実測、0.8mmで曲げ強さ13%増](https://fabscene.com/new/news/wood-filled-pla-nozzle-diameter-strength-study/): トルコのヨズガト・ボゾク大学が木粉入りPLAをBambu Lab H2Dでノズル0.4/0.6/0.8mmで造形し強度を比較。0.8mmで引張強さ8.9%、曲げ強さ13.2%、曲げ弾性率15%増、0.6mmは0.4mmと差なし。密度も0.8mmで上昇。 - [金星でも動く回路へ、京大がSiCトランジスタを600℃で安定動作](https://fabscene.com/new/news/kyoto-university-sic-jfet-600c-bottom-gate-double-well/): 京都大学の金子光顕准教授らが、イオン注入で作るSiC接合型トランジスタにボトムゲート構造とダブルウェル構造を組み合わせ、600℃での安定動作を実証。閾値電圧のずれを400℃で0.1V以下に抑え、漏れ電流も理論下限近くまで低減。APL Electronic Devicesに掲載。 - [猫の自動トイレを個人がクラウドから切り離す、書き換えるのはESP32だけ](https://fabscene.com/new/make/litter-robot-4-esphome-custom-firmware-local-control/): Joseph DiGiovanni氏がWhiskerの自動猫トイレ「Litter-Robot 4」のESP32をESPHome製ファームウェアに書き換え、クラウドを介さずHome Assistantから操作できるようにした。安全機構はPIC側に残るため無傷。UART解析結果と書き込み手順をCC0で公開。 - [個人が廃棄スマートウォッチを解析して復活、テスター1本でピンを追う](https://fabscene.com/new/make/reverse-engineering-nrf52832-smartwatch-custom-firmware/): 資料のない廃棄スマートウォッチを、テスターの導通モードだけでピン配置を割り出して復活させた製作記。nRF52832の書き込み保護はESP32をデバッグアダプターにして解除し、OpenOCDでAdafruitのブートローダーを書き込んでいる。 - [Frameworkがノートの基板単体を4万7000円で販売、旧機種も新CPUに](https://fabscene.com/new/news/framework-laptop-12-wildcat-lake-mainboard/): 修理と改造ができるノートパソコンを手がける米Frameworkが、12.2インチの「Framework Lap 米Frameworkが「Framework Laptop 12」向けにIntel Core Series 3を載せた新マザーボードを発表した。基板単体で299ドル(約4万7000円)から買え、既存の本体に差し替えられる。メモリとSSDも差し替え式で、出荷は2026年11月を見込む。 - [スマホをUSBキーボードに変える2.4gの装置をクラファンで公開、6700円から](https://fabscene.com/new/news/openterface-keymod-usb-hid-bridge-crowdfunding/): 中国・広州のTechxArtisanが、スマートフォンをUSBキーボードやマウスにする小型ドングル「Openterface KeyMod」のクラウドファンディングをCrowd Supplyで公開した。42ドル(約6700円)から。相手側にドライバーは不要で、BIOS画面でも操作できる。 - [Oura Ringが訴えられる、原告は「睡眠は脳で起きて指では起きない」と主張](https://fabscene.com/new/news/oura-ring-class-action-sleep-staging-accuracy/): スマートリング「Oura Ring」の睡眠段階の測定精度をめぐり、購入者が2026年8月20日に米カリフォルニア州北部地区連邦地裁へ集団訴訟を起こした。訴状は脳波計や眼電図を持たない指輪では段階を直接測れないと主張する。いずれも原告側の主張で判断は出ていない。 - [ESP32-S31のLinux公式対応が始動、Espressifが先行版を公開](https://fabscene.com/new/news/espressif-esp32-s31-linux-bsp-developer-preview/): Espressifが、MMUを積んだRISC-Vマイクロプロセッサ「ESP32-S31」でLinuxを動かす基盤ソフトウェア一式を開発者向け先行版として公開した。カーネルはLinux 6.18のフォークで、Buildroot 2025.02でビルドする。本番利用は非推奨と明記している。 - [ESP32-S3を7枚つないで4億パラメーターのLLMを自作、1語に9秒で動く](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-7-node-cluster-bitnet-llm-inference/): Low Zi Hong氏が、ESP32-S3を7枚SPIでつないで24層のトランスフォーマーを分担処理させ、約3億8600万パラメーターの言語モデルを動かした。1.58ビットの三値量子化でフラッシュ16MBに収める。設計とスクリプト一式はMITライセンスで公開している。 - [Podcast第10回「電子部品店特集を振り返る」配信開始しました](https://fabscene.com/new/infomation/fabscenespace-vol10-eleparts/): FabSceneのポッドキャスト「FabScene Space」第9回を配信。 - [YouTube動画「日本の電子部品店80年史」を配信しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-deepfab-akizuki-ss-kyoritsu/): FabScene公式YouTubeチャンネルで、新作動画を公開しました。 今回のDeep Fabは、日本の電子 - [HDMIもS端子映像も対応、部品代2万6600円で9.7インチモニターを自作](https://fabscene.com/new/make/pixelvision-av-1000-mkii-multi-format-monitor/): RetroBuiltGamesのRyan氏が、HDMIとVGAに加えてコンポーネント、S映像、コンポジットも受けられる9.7インチの卓上モニター「PixelVision AV-1000 MkII」を自作し、設計データをGitHubで公開した。部品表の合計は167.82ドル(約2万6600円)で、筐体は3Dプリント。 - [1979年の68000にPCIスロット2本を自作、ネットにも接続可能](https://fabscene.com/new/make/homebrew-motorola-68000-computer-with-pci-bus/): ポーランドのPiotr Grzesik氏が、1979年登場のMotorola 68000にPCIスロット2本を備えた自作機を作り、設計データとコードをMITライセンスで公開した。バスは規格の33MHzではなくCPUと同じ10MHzで動かし、グラフィックスカードとLANカードを動作させている。 - [M5Stackが1万円の電子ペーパー端末を発売、LoRaとNFCを搭載](https://fabscene.com/new/news/m5stack-papermono-esp32-s3-epaper-lora-nfc/): M5Stackが電子ペーパーを載せたESP32-S3の開発ボード「PaperMono」を65ドル(約1万円)で発売した。3.97インチのタッチ画面にLoRaとNFCを積み、NFCはFeliCaにも対応する。書き換えは最速の設定で0.07秒。上位版は在庫切れで次のロットは2027年になる。 - [米UCSDが1枚320円の反射タイルを3Dプリント、屋内のミリ波通信が2倍に](https://fabscene.com/new/news/ucsd-flowform-passive-metasurface-mmwave-coverage/): 米カリフォルニア大学サンディエゴ校が、3Dプリンターで作った反射タイルを壁に貼るだけで屋内のミリ波通信を約2倍にする手法「FlowForm」を開発した。1枚約2ドル(約320円)で電源も制御回路も不要。5つの屋内環境で平均速度がほぼ2倍、電波の届く面積は2倍以上に広がった。 - [3DGSで撮った実物を3Dプリンターへ、IZUTSUYAが変換サービスを公開](https://fabscene.com/new/news/izutsuya-3dgs-mesh-converter-beta/): IZUTSUYAが2026年8月18日、3D Gaussian Splattingの.plyファイルをメッシュに変換するWebサービス「3DGS Mesh Converter」をベータ版として公開した。GLB/STL/OBJで書き出せ、STLなら3Dプリンターへそのまま送れる。無料枠は計算変換が月5回。 - [古いiPadをHome Assistant連携のフォトフレームに、初代でも動く](https://fabscene.com/new/make/ha-snapframe-old-ipad-home-assistant-photo-frame/): emo546氏が、古いiPadやAndroidタブレットをHome Assistant連携のデジタルフォトフレームに変えるアドオン「SnapFrame」をMITライセンスで公開した。専用アプリを使わずブラウザーで表示するため初代iPadでも動き、写真は自宅サーバーに置いたまま扱える。 - [3Dプリンターとレーザーカッターで作る電子皮膚、米ワシントン州立大学が開発](https://fabscene.com/new/news/wsu-scan-model-print-electronic-skin-prosthetics/): 米ワシントン州立大学が、3Dプリンターとレーザーカッターで作れる義肢用の電子皮膚を開発した。義肢を3Dスキャンし、その曲面に合わせてセンサーを配置する。圧力と温度を同時に検知し、市販の手袋型センサーの10倍細かい分解能を持つ。接着剤なしで組み立てられる。 - [個人が監視カメラ3430機種の仕様をCC0で公開、つなぐためのRTSPパス付き](https://fabscene.com/new/make/cctv-camera-database-cc0-rtsp-frigate-configs/): Webエンジニアのbassem chagra氏が、監視カメラ3430機種・77ブランドの仕様をまとめたデータベースをCC0で公開した。機種ごとのRTSPアドレス形式とFrigate向けの設定ブロックを収録し、メーカーのデータシートを出典とする。JSONとCSVで配布。 - [毎分1500回転するLEDテープで空中に動画を映す装置、裏側からも同じ絵が見える](https://fabscene.com/new/make/teensy41-persistence-of-vision-display-mercury-slip-ring/): camander321氏が、Teensy 4.1でLEDテープを毎分1500回転させる残像式ディスプレイを製作した。回る部分への給電には約85ドル(約1万3500円)の水銀スリップリングを使い、製作費の半分を占めたという。DMAとFlexIOで4本のテープを同時に駆動する。 - [SemtechがLoRaのチップ2機種を量産開始、画像や音声も送れる速度に](https://fabscene.com/new/news/semtech-lora-plus-lr2022-lr2012-production/): 米Semtechが2026年8月19日、LoRa無線のトランシーバー「LR2022」「LR2012」の量産を始めた。第4世代のLoRa IPコアを積み、LoRaで最大125kbps、FSKで最大2Mbps。画像や音声、無線経由のファームウェア更新にも対応する。2025年9月の発表から量産段階に入った。 - [米ユタ大学が1回のレーザー露光で中空の立体を造形、最短7.5秒で仕上がる](https://fabscene.com/new/news/utah-single-exposure-holographic-3d-printing-voids/): 米ユタ大学Price工学部が、テキサス大学オースティン校と共同で、内部に空洞を持つ立体を1回のレーザー露光で造形する3Dプリント手法を実証した。層を積まないため継ぎ目が生じず、造形時間は最短7.5秒。回折を見込んで逆設計したナノパターンのマスクで光を集める。論文はScience Advancesに掲載。 - [韓国KAISTが亜鉛電池の邪魔者だった水素イオンを蓄電に使う電極材料を開発](https://fabscene.com/new/news/kaist-sequential-zinc-proton-storage-mof-aqueous-battery/): 韓国のKAISTが、水を電解液に使う亜鉛イオン電池で、亜鉛イオンと水素イオンを順番に貯め込む電極材料を開発した。性能を落とす邪魔者とされてきた水素イオンを蓄電に使う。0.5A/gで368.7mAh/gの容量を示し、充放電速度を16倍にしても初期容量の46.9%を保った。 - [韓国POSTECHが色ずれのないメタレンズを開発、樹脂を型で刷って複製できる](https://fabscene.com/new/news/postech-3d-achromatic-metalens-nanoimprint-full-color/): 韓国の浦項工科大学(POSTECH)が、赤・緑・青を色ずれなく1点に集める薄型レンズ「メタレンズ」を、安価な樹脂と型を使った転写で作る手法を開発した。ナノ構造の高さを設計に加え、直径1.2mmのレンズで3波長を7μm以内に集光。成果はNature Communicationsに2本掲載された。 - [ラズパイの歩行ロボットキット、米国の技術者が早割2万5200円でクラファン開始](https://fabscene.com/new/news/takamori-robot-hiro-tr-01-a-raspberry-pi-pico-kickstarter/): 米国のTakamori Robotが、Raspberry Pi Picoで動くロボット組み立てキット「H.I.R.O. Model TR-01-A」をKickstarterで募集している。標準版の早割価格は159ドル(約2万5200円)で、発送は2027年6月を予定。動作用ライブラリはMITライセンスで公開済み。 - [加賀FEI、無線ソフトを書かずに使えるBluetoothモジュールを開発](https://fabscene.com/new/news/kaga-fei-es4l15ma1-ec4l15ma1-software-embedded-ble-module/): 加賀FEIが2026年8月19日、Bluetooth Low Energyの通信ソフトウェアを組み込んだ無線モジュール「ES4L15MA1」「EC4L15MA1」を開発したと発表した。シリアルコマンドで制御でき、最大8台と同時接続する。アンテナ内蔵で国内外の電波法認証も取得済み。 - [中国の研究チームが人の動画1本でロボットに作業を教える手法を開発、習得は29秒](https://fabscene.com/new/news/host-one-shot-skill-acquisition-human-video-robot/): 中国の北京理工大学とX Square Robot、清華大学の研究チームが、人の作業動画を1本見せるだけでロボットに新しい作業を覚えさせる手法「HOST」を開発した。モデルの重みを書き換えないため既習の作業が劣化せず、習得は平均29秒、50種類の新規作業で成功率62%だった。 - [米MITが油圧ショベルのアーム型操作装置を開発、未経験者が初日から熟練者並みに](https://fabscene.com/new/news/mit-world-space-interface-excavator-controller/): 米MITの研究チームが、油圧ショベルをジョイスティックなしで動かす操作装置「World-Space Interface」を開発した。ショベルのアームを縮めた形の機械式アームを手で動かすと仮想のショベルが追従する。1日1時間・7日間の訓練で未経験者が初日から熟練者と同等だった。住友重機械工業との共同研究。 - [遊舎工房が9月23日に「TOKYO KEYBOARD EXPO 2026」を開催、国内外86ブランドを触って選べる](https://fabscene.com/new/news/tokyo-keyboard-expo-2026-yushakobo-elekit-steeplecore/): 自作キーボード専門店の遊舎工房が、中国のzFrontierと共同でキーボードの展示即売イベント「TOKYO KEYBOARD EXPO 2026」を2026年9月23日に東京流通センターで開催する。国内外86ブランドが出展し、エレキットの新作自作キーボードキット「STEEPLECORE」も同日発売する。 - [韓国の釜山大などが3Dプリント用インクを開発、印刷速度で伸縮を作り分け](https://fabscene.com/new/news/smectic-liquid-crystal-elastomer-ink-alignment-switching/): 韓国の釜山大学校と米オークリッジ国立研究所などが、印刷中に分子の向きを反転させられる3Dプリント用インクを開発した。ノズル温度40℃で移動速度を毎秒10〜15mmに振ると配向が切り替わり、同じ材料で加熱時に伸びる部品と縮む部品を作り分けられる。 - [ラズパイCM5にOSを自動書き込み、9万6000円の公式治具でIOボードが不要に](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-compute-module-5-programming-jig/): Raspberry Piが、組み込み向けモジュール「Compute Module 5」にOSとセキュリティ設定を書き込む専用治具を600ドル(約9万6000円)で発売した。ポゴピンで直接触れるためIOボードが要らず、差してクランプを閉じるだけで書き込みが始まる。 - [工場の古い機械をAIにつなぐ機器を自作、S7-300の模擬環境まで作って検証](https://fabscene.com/new/make/edge-link-arduino-uno-q-industrial-gateway-edge-ai/): Mukesh Sankhla氏が、既存の産業機械を置き換えずにデータを取り出すDINレール型ゲートウェイ「Edge Link」を製作した。Arduino UNO Qを使い、機械のそばで予知保全の推論を回す。検証用にSiemens S7-300のデジタルツインも自作している。 - [Fordのサスペンション特許が公開、381mm動く部品の中にブレーキ配管を通す](https://fabscene.com/new/news/ford-patent-additively-manufactured-suspension-integrated-fluid-passage/): Ford Global Technologiesの特許出願が2026年8月13日にドイツで公開された。ステアリングナックルやコントロールアームを積層造形する途中で内部に通路を残し、ブレーキ液や冷却液を通す。ひずみゲージや導電性インクの回路を一緒に埋め込む構成にも触れている。 - [Crealityが上半期に最大15億円の赤字見通し、上場3カ月で黒字から転落](https://fabscene.com/new/news/creality-profit-warning-h1-2026-loss/): 深圳市創想三維科技(Creality)が2026年8月6日、上半期に5300万〜6300万元(約13億〜15億円)の最終赤字となる見通しを香港証券取引所へ開示した。前年同期は1億749万元の黒字。海外向けの販促と値引き、販管費と開発費の増加、為替差損を理由に挙げる。 - [農業から建設まで、屋外業務を支える気象センサー「SenseCAP S700 V2」──Win/Mac/Linux対応、RS-485/SDI-12で柔軟に開発](https://fabscene.com/new/pr/sensecap-s700-v2-weather/): 農業・建設・防災など屋外業務向けの産業用気象センサー「SenseCAP S700 V2」をセットアップし、RS-485(Modbus RTU)経由でPythonからデータを取得する。さらにAIを活用してローカルダッシュボードを構築。Win/Mac/Linux対応の設定ツールで手軽に導入でき、既存システムへの組み込みにも対応する堅牢なセンサーの実力を検証した。 - [BLDCモーター用FOCドライバーを個人が自作、電流検出を作り直して公開](https://fabscene.com/new/make/sf-motion-stm32-foc-bldc-motor-driver-open-source/): Sirojudin Munir氏が、ブラシレスモーターをFOCで制御するドライバー基板「SF-Motion」を一から設計し直し、回路図・基板データ・ファームウェア・制御ソフトをMITライセンスでGitHubに公開した。STM32F405とDRV8323RH、磁気エンコーダーAS5047Dを組み合わせる。 - [Waveshare、ラズパイ6台用の10インチラックキット発売](https://fabscene.com/new/news/waveshare-pirack-m6f-raspberry-pi-6-node-rack-kit/): Waveshareが、Raspberry Pi 4と5を6台収める10インチラック用キット「PiRack-M6F」を69.99ドル(約1万1000円)で発売した。変換基板でHDMIやUSB、Ethernetを全て前面に引き出す。Pi 5なら電源ボタンとデバッグUARTも前面に出る。 - [BIOSをSSHの文字画面で操作するIP-KVM、3万5000円でクラファン開始](https://fabscene.com/new/news/usbridge-kvm-2-0-open-source-ip-kvm-bios-in-terminal/): 離れた場所のパソコンを、OSが固まっていても手元から操作できる小型装置「USBridge-KVM 2.0」が219ドル(約3万5000円)でクラウドファンディングを公開した。電源投入直後の設定画面の文字を読み取ってテキストで届けるため、細い回線でも扱える。 - [Pine64がLinux機器の追加生産を見送り、メモリ高騰で在庫は残り3カ月](https://fabscene.com/new/news/pine64-halts-linux-device-production-dram-emmc-shortage/): Pine64が、Linuxの動く自社機器について当面は追加生産の予定がないと表明した。DRAMとeMMCの不足が理由で、再開は2027年半ば以降の部品価格しだいだとしている。PineNoteとPineTab2の在庫は3カ月ほどで尽きる見込み。PineTimeやPinecilは生産を続ける。 - [北大が眼鏡で呼吸を常時計測、機械学習なしで心拍と血圧の変動を推定](https://fabscene.com/new/news/hokudai-smart-glasses-strain-sensor-vital-signs/): 北海道大学の竹井邦晴教授らが、眼鏡の鼻パッドに超高感度の歪みセンサーを載せ、呼吸を常時計測するスマートグラスを開発した。カーボンとレーザー誘起グラフェンの積層でゲージファクター約1万4500を達成。呼吸から心拍数と血圧の変動を重回帰解析で推定する。 - [米MITが細菌をトランジスタに、5株を寒天に印刷する配置だけで演算が変わる](https://fabscene.com/new/news/mit-bacterial-transistors-living-circuit-boards/): 米マサチューセッツ工科大学の研究チームが、トランジスタとして働く細菌を開発し、寒天培地に印刷して回路を組み立てた。5種類の菌株の並べ方を変えるだけで、デマルチプレクサや全加算器など別の演算になる。成果はNature Chemical Biologyに掲載された。 - [「Arduinoの先へ進むため」300MHzのArmチップをNanoサイズに自作](https://fabscene.com/new/news/arm-cortex-m7-arduino-nano-form-factor-diy-board/): Magmabow氏が、300MHzのArm Cortex-M7をArduino Nanoと同じ寸法の基板に載せる製作記を公開した。BGA下のビアを避けるためフットプリントを削り、電源はバックコンバーターで5Vから3.3Vへ。1枚目は動かず、STM32に替えた2枚目で成功している。 - [ESP32-S3が線1本でCH32V003に書き込む、MITライセンスで自作ツールを公開](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-ch32v003-swio-programmer/): Ishu1519氏が、ESP32-S3をWCH CH32V003の書き込み器に仕立てるツールをMITライセンスで公開した。SWIOの1本線でチップ検出からフラッシュの消去、書き込み、読み戻しの照合、リセットまでを実機で通す。Pythonのホストツールと配線図も入っている。 - [個人がESP32-S3だけで動く言語モデルを自作、打ち込んだ文でピンを操作](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-582k-parameter-transformer-gpio-commands/): Jorge Bareiro氏が58万2000パラメーターの言語モデルをゼロから学習させ、ESP32-S3の中だけで動かした。ブラウザーから打ち込んだ文でGPIOやPWM、サーボを操作でき、ネットもAPIキーも要らない。ソースコードと学習済みモデルはMITライセンスで公開している。 - [ラズパイZero用UPS基板を中国企業が発売、5600円で電池残量と時刻も読める](https://fabscene.com/new/news/pi-ener-lite-raspberry-pi-zero-18650-ups/): 中国のACE design studioが、Raspberry Pi Zeroシリーズ向けの無停電電源基板「Pi-Ener-lite」を35ドル(約5600円)で発売。18650電池1本で停電時も動かし続け、Zero側から電池残量と時刻を読み出せる。ケースの3Dデータも公開している。 - [中国の南京大がペロブスカイト太陽電池で効率22%、屋外でシリコンを上回る](https://fabscene.com/new/news/nju-perovskite-module-22-percent-outdoor/): 中国の西安電子科技大学などが、電気を放たずに物体の距離と材質を読み取るセンサーを開発した。あらかじめ帯電させたフッ素系樹脂が静かな電界を作り、近づいた物がその形を乱すことで検知する。50µmの変化に1.05Vで応答し、1万回の繰り返しでも反応は安定した。 - [韓国KAISTがノイズを消さずに使う人工ニューロンを開発、抵抗で用途を変える](https://fabscene.com/new/news/kaist-noise-tunable-memristor-probabilistic-neuron/): 韓国科学技術院が、半導体素子に生じるノイズを消さずに大きさを調整して信号処理に使う人工ニューロンを開発した。メモリスタの抵抗を変えるとノイズの振る舞いも変わる性質を利用し、同じ回路で人の動作と音声を処理する。分類の成績は94.8%と95.0%。 - [個人が2分の曲を紙に印刷、8個のQRコードで1000分の1に縮める](https://fabscene.com/new/make/paper-tunes-encodec-qr-lora-offline-music/): QRコードは1個3KBしか入らないのに、数分の曲はMP3で数MBある。Makestreme氏はMetaの音声符号化器EnCodecで2.9MBの曲を21KBまで縮め、8個のQRコードに分けて紙に印刷した。同じデータをESP32とLoRaでも送っている。手順とコードはGPL3+で公開。 - [Linux不使用、エンジニアがESP32を6台でWebサイト配信](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-swarm-web-server-vmac-failover/): ロンドン在住のエンジニアが、1台16ドルのESP32-S3を6台並べて自分のWebサイトを配信している。配信経路にLinuxを一切置かない制約を課し、4枚が1つのMACを奪い合う選挙で応答役を決める。リーダーの電源を抜いても4秒で復旧。全体で約22W。 - [米大学が精製なしの鉄鉱石から半導体を合成、不純物に強い材料を見つける](https://fabscene.com/new/news/umn-semiconductor-quality-pyrite-from-iron-ore/): 米ミネソタ大学ツインシティ校が、掘り出したままの低純度の鉄鉱石から、追加の精製なしに半導体品質の黄鉄鉱を合成した。黄鉄鉱は不純物として働く元素がごく少なく、硫化と結晶成長の工程そのものに精製作用があった。高純度の薬品から育てた結晶に迫る特性を示している。 - [モーターも電池も不要、スイスの大学が音だけで動く小型ロボットを製作](https://fabscene.com/new/news/epfl-helmholtz-acoustic-resonator-microflier/): スイス連邦工科大学ローザンヌ校が、瓶を吹くと鳴るヘルムホルツ共鳴を推進力に変える空洞を設計した。音の高さで動く部分を選べるため、モーターも電池も要らない。150マイクログラムの飛行体が上昇し、羽根付きの型は毎分1万3000回転で揚力を得た。 - [学生10人が氷の下から厚さを測る潜水機を製作、氷にGPSを押し当てる](https://fabscene.com/new/news/eth-polaris-under-ice-auv-gps-radome/): スイス連邦工科大学チューリッヒ校の学生10人が、凍った湖の氷厚を下から測る自律潜水機「POLARIS」を作った。水中では届かないGPSを、空気を詰めたドームごと氷の裏側に押し当てて受信し、水平精度1.4cmを得る。30×30mの範囲を自動で測量した。 - [強襲揚陸艦の甲板で1000点を3Dプリント、米企業が洋上工場を実証](https://fabscene.com/new/news/firestorm-xcell-uss-essex-at-sea-manufacturing/): 米Firestorm Labsが、コンテナ2基に収めた3Dプリンター設備を強襲揚陸艦エセックスに積み、航行中に1000点超の部品と12機のFPVドローンを造形した。波高約3.7mの海況でも造形は止まらず、アパッチの回転翼を守る金具や救命胴衣の点検治具まで作った。 - [Makerが退役したチェコの交通表示器を復活、元の基板にファームウェアを書き直す](https://fabscene.com/new/make/buse-flipdot-panel-revival-esp32-mqtt/): プラハの公共交通から退役したフリップドット表示器を、Antonín Král氏が動かした。任意の文字を出す命令は運用会社が無効にしていた。元の東芝製マイコンのファームウェアを書き直し、ビットマップを描く命令1つに絞ってESP32とMQTTでつないだ。 - [米大学が薬品を100分の1に減らす金属回収法を開発、電気で分子を操る](https://fabscene.com/new/news/illinois-electrified-liquid-liquid-extraction-gold/): 米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が、金属の抽出を薬品ではなく電気で動かす分子を開発した。金属と結合する、電荷を持ち続ける、有機の液に溶けるという3つの役目を1分子に持たせ、使う薬品を10分の1から100分の1に減らす。電子廃棄物から金を回収して実証した。 - [シンガポールの研究所が10時間回り続ける浮上ローターを開発、GPS代替へ](https://fabscene.com/new/news/astar-diamagnetic-levitated-rotor-gyroscope/): シンガポールのA*STARが、磁石の上に浮かせたミリメートル規模の回転体を開発した。室温で電源を切っても10時間以上回り続ける。回転の対称性を使って渦電流による損失を抑えた。ジャイロスコープとしての感度は市販品と同等で、GPSの届かない場所での航法を狙う。 - [ノズルを波打たせるだけで炭素繊維の造形物が強くなる、米大学が実証](https://fabscene.com/new/news/oscillating-toolpath-carbon-fiber-diw-fgm/): 米マイアミ大学と米空軍研究所が、3Dプリンターのノズルを正弦波状に振るだけで炭素繊維の向きを場所ごとに変えられることを示した。材料もノズルも形も変えず、書き換えたのはGコードだけ。曲げ試験で吸収エネルギーが約10%増え、強度は落ちなかった。 - [空間追跡装置が80万円する現状に、研究者が2万4700円のペンで挑む](https://fabscene.com/new/news/lighthouse-stylus-6dof-open-hardware/): 物の位置と傾きを空間の中で追う装置は、研究室が買うと5000〜1万5000ドル(約80万〜239万円)かかる。 - [AdafruitがCO2センサー基板を発売、誤差30ppmで真の濃度を直接測る](https://fabscene.com/new/news/adafruit-scd43-true-co2-sensor-stemma-qt/): Adafruitが2026年8月13日、Sensirionの「SCD-43」を載せたCO2センサー基板を発売した。光音響方式で空気中のCO2濃度を直接測る。範囲は400〜5000ppm、誤差は30ppmに読み値の3%を足した範囲。STEMMA QT対応ではんだ付けなしでつながる。 - [米大学が腕時計の裏ぶたで手の形を読む装置を開発、設計データを公開](https://fabscene.com/new/news/eitwatch-esp32-s3-planar-eit-gesture/): 米ノースウェスタン大学が、腕時計の裏ぶたに8個の電極を並べて手の形を読み取る「EITWatch」を開発した。微弱な電流を流し、内部の電気の通りにくさから指の動きを推定する。XIAO ESP32-S3を使い、40mmのケースに収まる。設計データとファームウェアは公開済み。 - [CRC計算がCPUの5分の1を占有、MakerがSPI回路を計算機に転用](https://fabscene.com/new/make/ch32v006-spi-crc16-dma-engine/): 1個0.16ドルのRISC-Vマイコン「CH32V006」にはCRC計算の専用回路がない。Aaron Qian氏はデータシートを読み込み、SPI回路に内蔵されたCRC-16エンジンを通信から切り離して転用した。1バイト約0.36マイクロ秒で、CPUはほぼ関与しない。 - [ESP32でLaravelが動く、有志が本物のZend Engineを移植](https://fabscene.com/new/make/php-esp32-zend-engine-laravel-baremetal/): 数週間前、ある開発者が「休暇中の無駄な実験」としてPHPの処理系をESP32へ移植した。それが今では、Lara - [平たい光ファイバーが圧力の感度を1000倍に、スウェーデンと英国の大学が開発](https://fabscene.com/new/news/kth-southampton-flat-optical-fiber-sensing/): KTH王立工科大学と英サウサンプトン大学が、断面が平たいリボン状の光ファイバーを開発した。丸いファイバーを押しつぶすのではなく最初から平たい母材を作り、レーザー加工で内部に空気の通り道や金属を仕込む。圧力への感度は従来の最大1000倍に達した。 - [Googleが紛失防止タグを発表、Bluetoothの測距が誤差20cmに縮む](https://fabscene.com/new/news/google-pixel-tag-bluetooth-channel-sounding/): Googleの紛失防止タグ「Pixel Tag」に、Bluetooth 6.0の新機能Channel Soundingが載った。電波の位相のずれと往復時間の2つで距離を測り、誤差はプラスマイナス20cm程度。Nordicのボードを使えばMakerも試せる。日本発売は2026年11月11日。 - [中国WCHがRISC-Vマイコンを発表、200MHzでベクトル命令に対応](https://fabscene.com/new/news/wch-ch32v407-ch32v467-riscv-vector-mcu/): 中国WCHが32bit RISC-Vマイコン「CH32V407」を発表した。最大200MHzで待ち時間なく動き、複数のデータを一度に計算するベクトル命令に対応する。480MbpsのUSB 2.0を2系統、イーサネットの通信制御部と物理層も内蔵。姉妹品CH32V467は最大8MBのメモリーを積む。 - [Prusaが3機種を一斉更新、価格を据え置いたまま既存機もアップグレード可能に](https://fabscene.com/new/news/prusa-xl-plus-core-one-l-plus-core-one-gen2/): Prusa Researchが2026年8月12日、3Dプリンター3機種を「Prusa XL+」「CORE One L+」「CORE One+(Gen 2)」として刷新した。ハードウェアを足しつつ価格は据え置き、既存機にはアップグレードキットを用意する。XL+はツールヘッドの校正が約20倍速くなった。 - [米大学が30分でばらせるスーパーキャパシターを開発、正極は17万回利用可能](https://fabscene.com/new/news/ucsd-recyclable-zinc-ion-structural-supercapacitor/): 米カリフォルニア大学サンディエゴ校が、弱酸性の水溶液に30分浸すと層が分かれるスーパーキャパシターを開発した。取り出した炭素繊維の正極は2度組み直され、通算17万2000回超の充放電に耐えた。模型グライダーの翼に4個組み込み、プロペラで3.7m飛ばしている。 - [親子3人が作った植木鉢型のCO2センサー、はんだ付けなしで組めて声で知らせる](https://fabscene.com/new/make/murco-planter-co2-sensor-esphome/): 机の上では動くのにリビングに置かせてもらえなかったCO2センサーが、植木鉢の姿になった。M5Stack AtomS3 LiteとSCD40をGroveケーブル1本でつなぐだけで、はんだ付けは不要。ESPHomeの設定ファイルと部品表がMITライセンスで公開されている。 - [米企業がホットエンドの特許を欧州で取得、熱を遮る部品から力の役目を外す](https://fabscene.com/new/news/slice-engineering-ep3625025-hotend-patent/): 米Slice Engineeringが2026年3月18日、3Dプリンターのホットエンドに関する欧州特許EP3625025B1を取得した。熱を遮る細い管が同時にヒーターを支えていた従来構造を改め、力を受ける支柱を別に設ける。管の壁を0.025mmまで薄くでき、放熱器を省ける場合もある。 - [独大学がチョウの口に学んだセラミック巻物を開発、自重の30倍を持ち上げる](https://fabscene.com/new/news/stuttgart-ceramic-microscroll-magnetic-actuator/): 独シュトゥットガルト大学とマックス・プランク固体研究所が、磁石でほどけて自分から巻き戻るセラミックの微小な巻物を開発した。手本はチョウが蜜を吸うときに伸ばす口。5000回動かしても壊れず、自重の30倍を超える荷重を動かす。成果はAdvanced Materialsに掲載された。 - [米軍車両の部品を日本企業が製造、データだけ送って現地で作る仕組みを実証](https://fabscene.com/new/news/oshkosh-mdmc-madehere-point-of-need-manufacturing-japan/): Oshkosh Defenseと米海兵隊のMDMCが2026年8月12日、軍用車両の補修部品を日本国内で製造する実証に成功したと発表した。日本のMadeHereが演習Valiant Shield 2026に合わせて製造。部品を運ばずデータを送り、現地で承認済みの仕様どおりに作る。 - [Home Assistantの拡張機能508件が近く止まる、個人が一覧を公開](https://fabscene.com/new/news/hacs-breakage-radar-home-assistant/): 家中の機器をまとめて操作するソフト「Home Assistant」で、有志が作った拡張機能が近く動かなくなる。booyaka101氏が2500件を調べ、508件が該当すると突き止めた。どのバージョンアップで止まるか、直すべき箇所まで一覧で示している。 - [Commodoreが40年前のジョイスティックを復刻、USBにせず9ピンのまま](https://fabscene.com/new/news/commodore-tac-2-joystick-reissue/): Commodoreが2026年8月11日、1983年発売のジョイスティック「TAC-2」を復刻し予約受け付けを始めた。Atari 9ピン接続とマイクロスイッチを使わない接点方式を維持しつつ、折れやすかった軸を鋼製に置き換えた。出荷は2026年10月20日を予定する。 - [中国の大学が距離と温度とガスを1台で測るLiDAR、EV電池の異常を監視](https://fabscene.com/new/news/harbin-multifunctional-fmcw-lidar-battery-sensing/): 中国のハルビン工業大学が、距離の測定に加えて温度やガス濃度、液体の密度まで1台でこなすLiDARを開発した。30m先を0.3〜1.2cmの分解能で撮像しながら、電池の熱暴走の兆候となる3種類のガスを検出する。成果はLight: Advanced Manufacturingに掲載された。 - [豪ニューカッスル大が使用済み太陽光パネルの銀をほぼ全量回収、鉱山の技術を転用](https://fabscene.com/new/news/newcastle-solar-panel-silver-flotation-pilot/): オーストラリアのニューカッスル大学が、使用済み太陽光パネルから銀をほぼ全量回収する処理を連続運転できる規模まで拡大した。鉱山で使う泡沫浮選を転用し、酸を使わずに取り出す。約460kgのパネルから取り出した材料を処理し、銀を80倍超の濃度に濃縮した。 - [ESPHome公式のスターターキットを米企業が発売、はんだ付けもコード不要](https://fabscene.com/new/news/apollo-automation-esphome-starter-kit/): Apollo Automationが2026年8月12日、ESPHome公式のスターターキット「ESPHome Starter Kit」を発売した。ESP32-C6の基板と人感、温湿度、通知、ボタンの4モジュールで構成し、はんだ付けもコード記述も不要。価格は40ドルで日本の代理店はない。 - [中国の西南大が傷の場所を光らせる自己修復材料を開発、室温なら数秒でつながる](https://fabscene.com/new/news/southwest-univ-crack-localization-self-healing-elastomer/): 中国の西南大学を中心とする研究チームが、傷の入った場所を自ら光らせて知らせる自己修復材料を開発した。切れた面をくっつけると室温なら数秒、0℃でも数分でつながり、強度は95%以上まで戻る。フェニルボロン酸由来の分子1種類で、速い修復と傷の見える化を両立させた。 - [米UCLAが映したものを別の絵に変える鏡を開発、電源も計算機も不使用](https://fabscene.com/new/news/ucla-lying-mirror-structured-surfaces/): 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームが、映したものを別の絵に変えて見せる鏡を開発した。位相をずらす微細構造を並べた板を深層学習で最適化し、入射光が回折する間に変換が完結する。計算機もソフトウェアも使わず、板を作れば電源もいらない。 - [米UCLAが電池の発火直前を見分ける手法を開発、電池に手を加えず電流を絞る](https://fabscene.com/new/news/ucla-virtual-reference-electrode-battery-sensing/): 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校を中心とする研究チームが、リチウムイオン電池の発火につながる金属リチウムの析出を、専用の電極を足さずに推定する手法を開発した。管理装置が読む電圧と電流だけを入力に負極の電位を機械学習で言い当て、誤差は平均0.018V。 - [中国の南京郵電大が可動部なしで飛ぶロボットを開発、自重の5倍を持ち上げる](https://fabscene.com/new/news/ion-propelled-microrobot-controlled-flight/): 中国の南京郵電大学を中心とする研究チームが、動く部品を持たずイオン風だけで飛ぶ36.7mgのマイクロロボットを開発した。自重の5倍を持ち上げ、姿勢センサーを載せたまま1時間の停止飛行に成功。骨組みはレーザーで切ったPETフィルムで、材料費は約16円。 - [キーンと鳴るLED棚を自作基板で静音化、駆動を25kHzに上げて高調波は可聴域外](https://fabscene.com/new/make/led-shelf-silent-controller/): LEDテープを載せた棚がキーンという高い音を出し、暗くするほど大きくなる。ek_spoon氏は市販コントローラーを差動観測して2kHz駆動と0Vの休止が原因だと突き止め、STM32で25kHzの3レベルHブリッジ基板を自作した。高調波はすべて可聴域の外へ出ている。 - [浴室で始まったギター演奏ロボットが7年で完成、3Dプリントで誰でも作れる形に](https://fabscene.com/new/news/megcell-pulse-3d-printable-guitar-playing-robot/): ニュージーランドのエンジニアBruce氏が、市販のアコースティックギターに取り付けて弦を押さえて弾く装置「MegCell Pulse」をKickstarterで公開した。浴室でArduinoとアイスの棒から始めて7年。届くのは3Dプリント用データと組立説明書になる。 - [コイン電池1個で計算上6年動く紛失防止タグを自作](https://fabscene.com/new/make/nordicoin-open-source-ble-tracker-nrf52805/): Szybet氏が、コイン電池1個で最長6年動くオープンソースのBLE紛失防止タグ「NordiCoin」を公開した。企業の探索網を使わず持ち主の端末だけで追う設計で、消費電流は最良3.7μA。BGAを避けた個人向けの自作しやすい基板になっている。 - [基板を30分で作るデスクトップの装置が予約開始、薬品も切削もレーザーで代替](https://fabscene.com/new/news/pewcb-one-desktop-pcb-prototyping-laser/): キプロスのPewCBが、机の上で基板を作る装置「PewCB One」の早期予約を始めた。設計データから完成まで約30分。波長1064nmのレーザーで銅を飛ばして配線を残し、薬品も切削も使わない。金属化済みのビアが並ぶセラミック板で両面基板を作る。 - [ESP32とマイク4本で音の出所を映す装置を自作](https://fabscene.com/new/make/acousticcam-esp32-4-mic-acoustic-camera/): 22carlo22氏が、ESP32とマイク4本でカメラ映像に音の強さを重ねる「AcousticCam」を公開した。ESP32自身をアクセスポイント化して映像と音声を1本の無線にまとめ、計算する周波数を絞ってヒートマップの解像度を上げている。 - [ラズパイの光る作品が設計一式ごと公開、ブレッドボードの次に進む人向けに](https://fabscene.com/new/make/blossom-raspberry-pi-pico-led-art/): Raspberry Pi Pico 2Wと16灯のRGBW LEDで作る照明作品「Blossom」が、設計データごとGitHubで公開された。Pico自身がWebサーバーになりブラウザーから操作できる。部品代は約7600円で、PIOやLEDの解説文書まで揃う。 - [英国の航空宇宙エンジニアが投石機で音速を突破、重力だけで4gの弾が秒速346mに](https://fabscene.com/new/make/tom-stanton-supersonic-trebuchet/): 英国のTom Stanton氏が、落下する40kgの錘だけを動力とするトレビュシェットで4gの弾を秒速346.4mまで加速し、音速を突破した。カーボン製のアームは116g、リリースの許容幅は2.5ミリ秒。自作CNCと3Dプリントで6年越しに到達した。 - [韓国の漢陽大が触れる前に反応する電子皮膚を開発、0.5mm手前で物体を検知](https://fabscene.com/new/news/hanyang-dual-gated-tribotronic-transistor-e-skin/): 韓国の漢陽大学校ERICAの研究チームが、触れる前から物体の接近を捉える電子皮膚用トランジスタを開発した。摩擦で帯電するシリコーンゴムを上側ゲートに使い、10×10の試作では指の接触位置と0.5mm手前の金属探針を検知。感度は電圧で調整できる。 - [韓国の釜山大が3Dプリント材料を開発、印刷速度だけで加熱時に伸びるか縮むかが逆転](https://fabscene.com/new/news/pusan-smectic-lce-alignment-switching-3d-printing/): 韓国の釜山大学校を中心とする研究チームが、印刷速度と温度を変えるだけで加熱時に伸びるか縮むかが逆転する3Dプリント材料を開発した。層をなすスメクチック液晶インクを使い、同じ材料から28%の伸びと31%の縮みを作り分ける。米オークリッジ国立研究所が参加。 - [米ユタ大がレーザーを1回当てるだけの微細加工を開発、数時間の工程が20秒に](https://fabscene.com/new/news/utah-single-exposure-holographic-lithography/): 米ユタ大学の研究チームが、レーザーを1回当てるだけで微細な立体構造を作り上げる加工手法を開発した。計算で設計した位相マスクを使い、厚さ0.72mmの樹脂の内部に狙った明暗を投影する。露光は約20秒で、壁の厚さは6μm、細さに対する高さの比は120倍を超えた。 - [USBコネクターの内側に収まるRISC-Vボード、挿して5秒だけ書き込み可能](https://fabscene.com/new/make/comu-ch32v203-riscv-board-inside-usb-port/): フランスのIcy Electronicsが、13×9.4mmでUSB-Aコネクターの内側に丸ごと収まるRISC-Vボード「Comu」を公開した。ケースなしで0.2g。書き込みボタンを置く余地がないため2KiBの専用ブートローダーを自作し、挿してから5秒だけ受け付ける。 - [NoctuaがPCケース100台超を実測、56台で公称のクーラー高さがずれていた](https://fabscene.com/new/news/noctua-pc-case-cpu-cooler-clearance-measurements/): Noctuaが、PCケース100台超のCPUクーラー搭載可能高さを自社で実測した結果を公開した。56台で公称値とのずれを確認。Corsairの一部は公称より10mm広く、Lian Li B4-mATXは3.5mm狭い。実測値は同社の互換性データベースに反映されている。 - [日本の小物釣りに触発され、100mmに畳める釣り竿を3Dプリントで自作](https://fabscene.com/new/make/3d-printed-telescopic-micro-fishing-rod/): MakerWorldで、全部3Dプリントの伸縮式マイクロ釣り竿が無料公開された。収納時100mm、伸ばすと300mm。断面を正方形にして各段を寝かせて造形することで、積層の線が竿の長さ方向に走り、曲げに強くなる。リールも印刷部品だけで組み上がる。 - [3Dプリント用歯車ジェネレーターを無料公開、歯の形を描かずに遊星やウォームまで作れる](https://fabscene.com/new/make/gear-lab-parametric-gear-generator-makerworld/): MakerWorldでパラメトリックな歯車ジェネレーター「Gear Lab」が無料公開された。作りたい種類と寸法を入れるだけで、平歯車からラックアンドピニオン、遊星機構、かさ歯車、ウォームまでを生成する。3Dプリント用のクリアランスも初期値で入る。 - [ラズパイがSpotifyで再生中の曲を表示、デスクトップ環境を使わず画面に直接描く](https://fabscene.com/new/make/nowframe-raspberry-pi-spotify-framebuffer-display/): th3-hollow氏が、Raspberry Pi Zero 2 Wを再生中の曲の表示専用機にするソフト「NowFrame」を公開した。デスクトップ環境を使わずLinuxのフレームバッファへ直接描画し、1920×1080で曲名とジャケットを映す。ライセンスはMIT。 - [個人がESP32だけでLLMを動かす推論エンジンを公開、使うSRAMは81KB](https://fabscene.com/new/make/esp-llm-moe-inference-engine-esp32/): ahmedbarakat207氏が、外付けメモリーもクラウドも使わずESP32上で文章を生成する推論エンジン「ESP-LLM」を公開した。層ごとに16個の専門家から1つだけを選ぶMoE構造で、推論中に使うSRAMは約81KB。毎秒5トークン前後で動く。 - [表情豊かなロボットほどミスで信頼を失う、米ドレクセル大が脳とホルモンで確認](https://fabscene.com/new/news/drexel-expressive-humanoid-robot-trust-study/): 米ドレクセル大学を中心とする研究チームが、身ぶりや相づちを返すヒューマノイドほど失敗時に失う信頼が大きいと確認した。成人男性50人が「Pepper」と対話し、脳活動・唾液中のオキシトシン・アンケート・実際の判断を同時に計測。ミス後の影響力は半分以下に落ちた。 - [米テキサス大が頭に貼る超音波パッチを開発、28人でレム睡眠が平均16分長く](https://fabscene.com/new/news/ut-austin-neusleep-ultrasound-patch-rem-sleep/): 米テキサス大学オースティン校の研究チームが、頭に貼って脳の深部へ超音波を当てるパッチ「NEUSLeeP」を開発した。28人の実験でレム睡眠に入るまでが平均43分短くなり、レム睡眠は約16分長くなった。手術も薬も使わずに脳波の記録まで同じパッチで担う。 - [一人の研究者がCPUをわざと遅くする記録集を公開、一瞬で終わるはずの命令が62秒](https://fabscene.com/new/make/assembly-hall-of-shame-slowest-x86-instruction/): 研究者のChristopher Domas氏が、x86の機械語命令1つにどこまで時間をかけられるかを競う一覧「Assembly Hall of Shame」をGitHubで公開した。首位のfxrstor64は1回で1980億サイクル、62秒。nopの約2000億倍にあたる。 - [米MITがチップ内の熱の流れをX線で測る手法を開発、しわ1本で熱伝導が4分の1に](https://fabscene.com/new/news/mit-ultrafast-xray-thermal-mapping-gan/): 米マサチューセッツ工科大学の研究チームが、電子部品の内部を熱がどう流れるかを1μm刻みで追う測定手法を実証した。窒化ガリウム薄膜では、製造工程で入った幅1μmほどのしわを境に熱伝導率が4分の1へ落ちていた。成果はNature Communicationsに掲載。 - [レアアースを使わない磁石を米企業が量産へ、原料は鉄と窒素だけ](https://fabscene.com/new/news/niron-magnetics-rare-earth-free-magnet-plant/): 米Niron Magneticsが、レアアースを使わない永久磁石の量産工場に対し、米戦争省のOSCから最大1億5000万ドルの条件付き融資を受けると発表した。磁石の原料は鉄と窒素で、ミネソタ州サーテルの工場は2027年の稼働と年産最大1500トンを見込む。 - [LILYGOがカード型のLoRa開発ボードを発売、太陽電池付きで厚さ9.5mm](https://fabscene.com/new/news/lilygo-t-echo-card-solar-lora-board/): 中国のLILYGOが、クレジットカードほどの面積にLoRa無線とGPS、太陽電池をまとめた開発ボード「T-Echo Card」を発売した。本体の寸法は90×60×9.5mm。マイコンはnRF52840で、9軸センサーのほかマイクとスピーカーも基板上に実装する。 - [タッチパネルに3Dの生態系を自作、群れの動きと突風も再現](https://fabscene.com/new/make/baiyosou-cyd-3d-ecosystem/): ootake氏が、ESP32の安価なタッチ液晶ボードで動く3Dワイヤーフレームの生態系シミュレーション「Baiyosou」を公開した。植物から分解者まで6種類が自律的に振る舞い、群れの動きはBoids、風はローレンツアトラクターで作っている。 - [AIの利用枠を映す卓上端末がクラファン、認証情報はPCに残す設計](https://fabscene.com/new/news/token-monitor-esp32s3-ai-usage-display/): Fractal Manifoldが、AIのコーディング支援ツールの利用枠を表示する4インチのESP32-S3端末「Token Monitor」の出資募集をKickstarterで進めている。利用量の取得はPC側のオープンソースのブローカーが担い、機器は提供元のログイン情報を持たない。 - [YouTube動画「金型の歴史」を配信しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-mold-history-deepfab/): FabScene公式YouTubeチャンネルで、新作動画を公開しました。 6500年前、ブルガリアの湖のほとり - [YouTube動画「KiCadの歴史」を配信しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-deepfab-kicad30th/): FabScene公式YouTubeチャンネルで新作動画を公開しました。1992年にフランスの教員が書きはじめた無料のPCB設計ソフト「KiCad」が、CERNをはじめ世界中の人々の手で育てられ、30年間0円のまま使われ続けるまでの歴史をたどります。 - [ESP32-P4にDOOMを移植、拡大を専用回路に任せて丸め誤差のない4対3](https://fabscene.com/new/make/esp32-p4-doom-port/): ESP32-P4でDOOMを動かす移植がGPL-2.0で公開された。320×200の画面をP4の画素処理回路が縦横とも整数比で拡大し、丸め誤差なく400×300の4対3にする。ゲームデータは32MBのPSRAMへ丸ごと読み込み、microSDは保存時しか触らない。 - [ラズパイ5で動く翻訳機をGoogleが公開、通信なしで対面の会話を訳す構成](https://fabscene.com/new/news/gemma-translator-raspberry-pi-5/): Googleが、Raspberry Pi 5で動く音声翻訳機「Gemma Translator」をGitHub - [EspressifがIoT基盤をクラウドごと公開、自前のAWSで動かせる構成](https://fabscene.com/new/make/esp-rainmaker-neo-open-source/): Espressifが、IoT機器向けの基盤「ESP RainMaker Neo」を公開した。機器のファームウェアからクラウドの中身、スマートフォンアプリまでの全体がApache License 2.0で、自分のAWSアカウントへそのまま展開できる。従来版からの移行はできない。 - [ラズパイPicoでミニPCの管理装置を自作、モニターなしでBIOSまで遠隔操作](https://fabscene.com/new/make/picotty-raspberry-pi-pico-serial-console/): morpheuslord氏が、Raspberry Pi Picoを使った遠隔管理システム「PICOTTY」をGitHubで公開した。各PicoがUSBキーボードとして振る舞い、BIOSやGRUBにも文字を打てる。Pi Zero 2 Wのハブとブラウザーの画面で複数台をまとめて操作できる。 - [部品代1600円で360度の超音波レーダーを自作、精度は気温補正で±3mm](https://fabscene.com/new/make/arduino-matlab-ultrasonic-radar/): Salim Ammar氏が、超音波センサーを連続回転サーボで回して周囲を測るレーダーをGitHubで公開した。部品代は約10ドル。気温から音速を補正して±3mmの精度を出し、MATLAB App Designerで組んだ806行のアプリが極座標にリアルタイム表示する。 - [MITが見た目の変わる物体を3Dプリントを考案、電子部品なしでキャップの緩みも表示](https://fabscene.com/new/news/mit-shiftlens-3d-printed-switchable-surface/): マサチューセッツ工科大学の研究チームが、電子部品を使わずに表面の見た目が切り替わる物体を3Dプリンターで作る仕組み「ShiftLens」を開発した。レンチキュラーレンズの層をずらして下の絵柄を入れ替える構造で、キャップの締め忘れを色と記号で知らせる。 - [EspressifがWi-Fi 6モジュールを620円台で提供、最小ロットは1個](https://fabscene.com/new/news/esp32-c61-mini-1-module/): EspressifのWi-Fi 6+Bluetooth 5対応モジュール「ESP32-C61-MINI-1」が、正規代理店で1個から買える。フラッシュ4MB版の単価は3.94ドル、約620円。IEEE 802.15.4を省いてESP32-C6より構成を絞り、外部PSRAMの増設に対応する。 - [CtrlVibeがAI作業用の卓上コンソールを出資募集、実行の許可は物理レバー](https://fabscene.com/new/news/ctrlvibe-ai-console-keypad/): 香港のCtrlVibeが、AIツールを行き来する作業のための卓上コンソール「CtrlVibe AI Console」の出資募集をKickstarterで進めている。ノブでツールとモデルを切り替え、3ポジションのレバーでAIに許す操作の範囲を切り替える。最安139ドル、約2万2000円。 - [ZecTrixが約8700円のAIメモ端末を発売、中身はESP32-S3の開発機](https://fabscene.com/new/news/zectrix-note4-epaper-esp32s3/): 中国のZecTrix Labが、音声でタスクを書き込める4.2インチ電子ペーパー端末「NOTE4」を販売している。価格は54.99ドル(約8700円)。中身はESP32-S3で、4色版は同社自身が「組み立て済みのオープンな開発機」と位置づけ、第三者製ファームウェアも動く。 - [QIDIが12万円台の大型3Dプリンター発売、反りを抑制する温度設定が特徴](https://fabscene.com/new/news/qidi-plus5-large-format-3d-printer/): 中国のQIDIが大型3Dプリンター「QIDI Plus5」を発売した。チャンバー加熱は第3世代で最大65℃・550Wに強化し、ABSやPCなど反りやすい材料の造形を狙う。造形サイズは320×320×300mm。日本では8月5日22時から12万999円で販売する。 - [ZEALSが1体500万円のヒューマノイド発表、身長129cmで屋内の業務を担う](https://fabscene.com/new/news/zeals-d1-compact-humanoid/): ZEALSが、屋内での業務を想定したヒューマノイド「D1」を発表した。全高約129.3cm、走行ベース幅約48cmで、価格は1体500万円から。医療・介護施設を皮切りに製造・物流やホテルへ広げ、2026年度内に100台の量産と累計1万時間の稼働を目指す。 - [Espressifがスマホを鍵にする規格Aliroに対応、M5Stackで試用可能](https://fabscene.com/new/news/espressif-aliro-smart-lock-solution/): Espressifが、スマートロックや入退室管理機器をAliroに対応させる開発ソリューションを発表した。AliroはConnectivity Standards Allianceが策定したデジタル鍵の共通規格で、まずNFCのタップ解錠に対応する。M5Stackのキット2点で動くデモも公開された。 - [Mac用の指紋認証デバイスを自作、Appleの仕組みを解析せず標準機能に乗る](https://fabscene.com/new/make/tinytouch-mac-fingerprint-piv/): Zimeng Xiong氏が、Macに指紋認証を足すUSB機器「tinyTouch」をGitHubで公開した。Touch IDの通信を解析するのではなく、macOSが元から対応するPIVスマートカードとして振る舞い、指紋が一致するまで秘密鍵を使わせない設計になっている。 - [羽ばたきロボットは動けと言うとまず逆に動く、千葉大学が制御で53.1%改善](https://fabscene.com/new/news/flapping-wing-mav-disturbance-observer/): 千葉大学の研究チームが、羽ばたき型の小型飛行ロボットが突風に弱い原因を突き止めた。水平方向へ動くよう指令するとまず逆向きに動く性質が、外乱を打ち消す制御の速さを縛っていた。これを織り込んだ外乱オブザーバーの設計で、位置のずれを53.1%減らしている。 - [海をまたいで時刻合わせーーラズパイPico Wで電波時計用の電波を自作](https://fabscene.com/new/make/jjy-time-signal-transmitter-pico-w/): 日本のJJYが届かない米国で電波時計を合わせるため、Raspberry Pi Pico Wで送信機を自作した事例がGitHubで公開されている。無信号区間の搬送波を完全に止め、クロックを120MHzへ下げて誤差のない60kHzを作る点が要になっている。 - [eSUNがコーヒーかす配合のPLAフィラメントを発売、メーカーが外食企業とコラボで実現](https://fabscene.com/new/news/esun-pla-coffee-filament/): 中国のeSUNが、コーヒーかすを配合したPLAフィラメント「PLA-Coffee」を発売した。中国でKFCなどを展開するYum Chinaと共同開発し、店舗から出るコーヒーかすを脱水・粉砕・改質してPLAに混ぜる。表面が細かなマットになり、積層の線が目立ちにくくなる。 - [Raspberry PiのRP2040で腕時計を自作、通知もアプリもなく時刻だけ](https://fabscene.com/new/make/chronowatch-x2040-rp2040-diy-watch/): Vishal Soni氏が、RP2040を載せたWaveshareの丸型タッチ液晶と3Dプリントのケースで腕時計「ChronoWatch X2040」を自作した。文字盤の切り替えや時刻設定はすべてタッチで完結し、スマートフォンのアプリもネット接続も使わない。 - [PCの電源を遠隔で入れるPCIeカードを自作、スロットの待機電源で動く](https://fabscene.com/new/make/esp32-h2-pcie-pc-power-control/): scavenrage氏が、ESP32-H2を載せたPCIe x1カードでデスクトップPCの電源を遠隔操作する自作プロジェクトを公開した。スロットの待機電源で動き、PWR_SWとRESETに300ミリ秒のパルスを送る。実際の通電状態も読み取り、Zigbee経由でHome Assistantへ通知する。 - [3Dプリント中に台を揺らすとPLAが15%強くなる、サウジアラビアの大学が確認](https://fabscene.com/new/news/vibration-assisted-fff-pla-strength/): サウジアラビアのハイル大学などの研究チームが、3Dプリント中にヒートベッドへ意図的に振動を加えると、PLA造形物の引張強度や曲げ強度が約8〜15%上がると発表した。内部のすき間は約60%縮小。改造したEnder-3 Proで検証し、論文はPolymersに掲載された。 - [米テキサスA&M大学の学生が3Dプリントと磁石で油井センサーの使い捨てをなくす](https://fabscene.com/new/news/tamu-splat-abandoned-well-sensor/): 米テキサスA&M大学の機械工学科の学生が、放棄された油井やガス井にセンサーを取り付ける器具「S.P.L.A.T.」を設計した。3Dプリントした柔らかい樹脂と磁石で薄膜センサーを管に押し当て、エポキシ接着による使い捨てをやめて繰り返し使えるようにした。 - [BrisbaneSiliconがLua対応マイコンボードを出資募集、約6200円](https://fabscene.com/new/news/elm11-feather-lua-microcontroller/): オーストラリアのBrisbaneSiliconが、Luaをそのまま動かせるマイコンボード「ELM11 Feather」の出資募集をCrowd Supplyで進めている。価格は39ドル(約6200円)。FPGA上にCPUを構成し、Lua・C・SystemVerilogの3階層で書き換えられる。 - [ESP32-S3が単体で物語を書く、言語モデルの規模が従来の100倍に](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-289m-parameter-llm/): ESP32-S3の上だけで2890万パラメーターの言語モデルを動かすプロジェクト「esp32-ai」が、GitHubで公開されている。パラメーターの大半をフラッシュメモリーに置くGoogleのPer-Layer Embeddingsを応用し、毎秒9.5トークンで文章を書き出す。 - [個人が設計した3D描画チップ「TinyGPU」が本物のシリコンになった](https://fabscene.com/new/make/tinygpu-v2-tiny-tapeout-asic/): Matt Pongsagon氏が設計した自作GPU「TinyGPU v2.0」が、Tiny Tapeoutを通じて実物のチップになった。約24万個のトランジスタで座標変換とラスタライズ、テクスチャーマッピングまで備え、320×240ドットで1000ポリゴンを描く。 - [チップの中身を赤外線で確認できる、ハッカーの祭典DEF CONの参加者バッジ](https://fabscene.com/new/news/defcon-34-badge-baochip-1x/): DEF CONが2026年8月6日開幕のDEF CON 34の参加者バッジを公開した。Andrew Huang氏が設計したチップ「Baochip-1x」を載せ、設計データの大半をCERN-OHL-W-2.0で公開する。近赤外線で内部を撮影し、公開された設計と照合できる。 - [きびだんごが繰り返し使える予約販売サービスを開始、グループバイや終売品復刻に活路](https://fabscene.com/new/news/kibidango-circle-beta-launch/): きびだんごが予約販売サービス「Kibidango Circle」のベータ版を2026年8月3日に提供開始する。設定した最低数量へ予約が届いてから生産に進み、成立後は同じページで次回の募集を始められる。グループバイに近い形で、終売品の復刻や小ロット品の継続生産に使える。 - [リモコンを失った1984年製の子ども用ロボット、MP3の音で再び動き出す](https://fabscene.com/new/make/omnibot-arduino-mp3-remote/): トミーが1984年に発売した家庭用ロボット「オムニボット」を、リモコンなしで動かす方法が公開された。リモコンは49MHz帯の電波に音を乗せて送り、ロボットは音の高さで指示を判別する。ArduinoとMP3再生モジュールで同じ音を再生し、子ども用トランシーバーから飛ばす。 - [電源も通信解析も1台にまとめた測定器を個人が公開、制御はESP32が担う](https://fabscene.com/new/make/dogs2-open-source-board-bringup-station/): 自作基板の動作確認に必要な電源と信号発生器、通信の解析機能を1台にまとめた測定器「DOGS²」が公開された。前面の操作盤と測定の制御をESP32-WROOMが担う。回路図と部品表、基板製造用ファイル、ファームウェアの全ソースをオープンソースで公開している。 - [ラズパイでアポロの誘導計算機を再現、有志がNASAの図面から実物大に](https://fabscene.com/new/make/apollo-dsky-raspberry-pi-recreation/): Mikeyme1998氏が、アポロ計画で使われた誘導計算機の操作装置DSKYを実物大で再現した。動作の再現はVirtualAGCの成果をRaspberry Piで動かし、筐体は1960年代の加工用図面をNASAの記録から起こして3Dプリントする。製作の手引きをGPL-3.0で公開している。 - [学生がPS4コントローラーのタッチパッドを解析、2本指の操作まで再現](https://fabscene.com/new/make/ps4-trackpad-jdm050-i2c-library/): luftmyszor氏が、DualShock 4のJDM-050版タッチパッドをI2Cで解析し、Arduino向けライブラリをオープンソースで公開した。ソニーが基板の改訂で座標の並びを変えていたため既存のライブラリが動かず、上位ビットの印を取り除いて毎秒100回の追跡を安定させている。 - [EasyDevKitsがESP32開発ボードを発売、デバッガー内蔵で配線が不要に](https://fabscene.com/new/news/easydevkits-esp32-integrated-jtag-board/): EasyDevKitsがJTAGデバッガーを基板に載せたESP32開発ボードを発売した。USB-Cケーブルをつなぐだけでソースコードを1行ずつ追える。従来は別売りのアダプターと5本の信号線の配線が必要だった。デバッガーにはWCH製のCH347Tを使う。 - [有志が現行ESP32全14種を比較、データシートを突き合わせて一覧化](https://fabscene.com/new/make/esp32-14-variants-comparison/): 個人開発者のartkeller氏が、現行のESP32全14種をデータシートと突き合わせて比較した資料をGitH - [有志がBraun製電動歯ブラシの充電台を解析、磨きデータ取得と純正アプリが両立](https://fabscene.com/new/make/oralb-io-sense-charger-home-assistant/): Thomas Gregg氏が、Oral-B iOの磨きデータをHome Assistantへ取り込む連携を公開した。ファームウェア更新でデータの配信が止まった問題に対し、充電台iO Senseの通信を解析して経由させる。歯ブラシの接続枠を占有しないため、純正アプリも表示装置も従来どおり動く。 - [光で計算するチップが毎秒65兆回、4基の並列で正解率が9.2ポイント上昇](https://fabscene.com/new/news/optoelectronic-multi-core-65-tops/): 中国科学院半導体研究所の研究チームが、光で計算する演算装置を1枚のチップに4基まとめ、毎秒65.04兆回の演算速度を出した。光の干渉と波長の多重化、経路の空間的な並列を同時に使う構成で、手書き数字の判別では1基だけの構成より正解率が9.20ポイント上がった。 - [BondtechがPrusa用ノズルの表示誤りを認める、硬さは硬化鋼の半分](https://fabscene.com/new/news/bondtech-indx-hardened-nozzle-mislabeling/): スウェーデンのBondtechが、ツールチェンジャー「INDX」に同梱したノズルを硬化鋼と表示していた誤りを認めた。実際は窒化浸炭処理の鋼で、硬さはロックウェルCスケールで約30〜32。本来の硬化鋼は55〜60にあたる。Prusa CORE One+の初期ロットも対象になる。 - [iPadでMicroPythonを書き、無線でESP32を動かす「PyBLE」](https://fabscene.com/new/make/pyble-ipad-micropython-ide-over-ble/): MicroPythonでマイコンを動かすには、書いたプログラムをボードへ送る手段が要る。USBでつなぐかWi- - [赤外線を色で見せる暗視素子、従来方式より200倍細かく見分ける](https://fabscene.com/new/news/infrared-to-full-color-upconverter-night-vision/): 中国の北京理工大学の研究チームが、赤外線の波長と強さをそのまま色に変換する素子を開発した。テルル化水銀の量子ドットと2色の有機ELを重ねた構造で、赤外線が強くなるほど赤から橙、黄へと色が移る。明るさだけで見分ける従来方式より約200倍細かい違いを捉えられる。 - [部品代4700円でバイクの走行ロガーを自作、コーナーの傾きまで記録](https://fabscene.com/new/make/motonav-30-dollar-diy-ride-logger/): shubham030氏が、部品代およそ30ドル(約4700円)でバイク用の走行ロガーを自作した。XIAO ESP32-C3にセンサーとGPSを組み合わせ、コーナーごとの傾きや強くブレーキをかけた地点をmicroSDへ毎秒10回記録する。月額の契約も専用アプリも要らない。 - [クラウドなしで旧型Samsung家電の状態を見る、鍵は本体のボタン押し](https://fabscene.com/new/news/samsung-dongle-local-home-assistant/): OscarCalvo74氏が、外付けWi-Fi子機を備えた旧型Samsung家電をHome Assistantから直接扱う部品を公開した。鍵は家電のボタンを人が手で押したときにしか発行されず、ネットワーク越しには越えられない。インターネットにつながらない状態でも運転状態や残り時間を読める。 - [3Dプリントした110cmの煙突でPCを冷やす、ファンなしで19℃下がった](https://fabscene.com/new/make/der8auer-3d-printed-chimney-stack-effect/): der8auer氏が、PLAで3Dプリントしたシュラウドを積み上げて高さ110cmの煙突を作り、ファンを使わずに水冷PCを冷やす実験を公開した。水温は61.5℃から19℃近く下がり、CPU温度も90℃超から約72℃へ落ちた。一方でPCケースの中では同じ現象は起きないと結論づけている。 - [ESP32で量子時代の暗号を実測、鍵づくりは40ミリ秒以内で終わる](https://fabscene.com/new/make/esp32-post-quantum-ml-kem-1024-benchmark/): 量子コンピューターでも解けないように設計した暗号を、NIkir0LL氏がESP32で実測した。通信前に共通の鍵を作る手続きはESP32-C6で33.8ミリ秒、ESP32-S3で39.6ミリ秒。暗号専用回路は電子署名では7.7倍速くする一方、鍵づくりにはほとんど効かないことも分かった。 - [Seeed Studio、磁石で貼るE Ink端末「reTerminal Sticky」のプレオーダーを開始](https://fabscene.com/new/news/seeed-reterminal-sticky-epaper/): Seeed Studioが磁石で貼り付けるE Ink端末「reTerminal Sticky」を発売した。ボタンを押して話しかけると音声が文字になって画面に残る。ESP32-S3を積み、CrossPointやESPHomeなど4種のオープンソースファームウェアに対応する。 - [Arduinoで作った自転車の集団走行無線機、孫が祖父のコードを直す](https://fabscene.com/new/make/bike-com-rework-lora-group-riding-signal/): 自転車の集団走行で後続へ危険を伝えるLoRa無線機のコードを、Outrageous_Rock_4124氏が書き直した。祖父が作った装置が重くなり不具合も出たため、待ち行列をリングバッファへ置き換え、メッセージを8ビット整数に変えている。完全停止を最優先で割り込ませる設計も持つ。 - [中古USB2.0アダプターとRaspberry Pi PicoでフルHD映像を出力](https://fabscene.com/new/make/pico-usb-disp-full-hd-video-microcontroller/): HTLAB.NETのHideto Kikuchi氏がライブラリ「Pico_USB_Disp」を公開した。中古のUSBグラフィックアダプタをつなぐと、Raspberry Pi PicoやESP32から1920×1080の60Hz映像を出力できる。映像信号を作るのはアダプタ側で、配線はUSBの信号線2本と電源だけで済む。 - [学研「大人の科学」最新刊は組み立て式鳩時計キット、モーター1個で羽ばたき笛でさえずる](https://fabscene.com/new/news/gakken-otona-no-kagaku-atarashii-hatodokei/): Gakkenが組み立て式の鳩時計キットが付く『大人の科学マガジン あたらしい鳩時計』を発売した。動力はモーター1個で、そこから50点を超える専用パーツへ力を配り、小鳥の羽ばたきと鳴き声をまとめて動かす。さえずりは電子音ではなく、小型ポンプが空気を送って笛を鳴らして作る。 - [Arduinoでdelay()を使わずに並行処理、書く定型は2行だけ](https://fabscene.com/new/make/arduino-multi-tasking-kit/): reduardo7氏がArduino向けのライブラリ「Arduino Multi-Tasking Kit」を公開した。LEDの点滅やボタンの監視といった動作を同時に走らせられる。すべての部品が自動で登録されるため、利用者が書き足すのはsetup()とloop()の2行だけで済む。 - [ロボット用AI「Gemini Robotics 2」が全身制御へ、電球をねじ込む成功率は36%](https://fabscene.com/new/news/google-deepmind-gemini-robotics-2/): Google DeepMindがロボット向けAIモデル群「Gemini Robotics 2」を発表した。ヒューマノイドの足先から指先までを1つのモデルで制御する。同社は作業ごとの成功率も公開し、電球を外す作業が92%に達する一方、ねじ込む作業は36%にとどまると明かした。 - [Palmer Luckey氏のModRetroが、FPGA製Nintendo64互換機を発表](https://fabscene.com/new/news/modretro-m64-fpga-nintendo-64/): ModRetroがFPGAでNintendo 64の回路を組み直した据え置き機「M64」を発売した。Oculus VRとAnduril Industriesを立ち上げたPalmer Luckey氏が創業した企業で、16nmのAMD Artix UltraScale+を搭載する。FPGAのコアとファームウェアはオープンソース。 - [マイクロ波で計算するチップが独自の符号を獲得、衛星画像のデータ量を8分の1に](https://fabscene.com/new/news/cornell-microwave-brain-token-embeddings/): 米コーネル大学の研究チームが、マイクロ波の物理現象で計算するチップに情報を独自の符号へ変換させる手法を開発した。大規模言語モデルのトークンに似た仕組みで指令をマイクロ波パルスに変える。熱帯低気圧の衛星画像を約8分の1のデータ量で再構成した。 - [3G停波後の古い携帯を、ESP32がネットへ戻す「Satura Bridge」](https://fabscene.com/new/make/satura-bridge-esp32-bluetooth-pan-wifi/): sigdev氏がESP32をBluetooth PANのゲートウェイに変える「Satura Bridge」を公開した。Wi-Fiを持たない古い携帯電話が、Bluetooth経由で手元のWi-Fiにつながる。2Gや3Gの停波で通信手段を失った端末が対象で、端末側にドライバーや専用ソフトは要らない。 - [MicroPythonで組んだ12キーのマクロパッド、ブラウザのみで書き込める](https://fabscene.com/new/make/rp2354a-micropython-macropad/): Jpwaters09氏が12キーのマクロパッドを公開した。Raspberry Pi設計のRP2354Aを専用基板に直接実装し、ファームウェアはQMKではなくMicroPythonで組む。Web Serial APIによりブラウザからUF2を書き込めて、専用アプリを入れずに設定まで済ませられる。 - [ラズパイ5でスピードメーターを自作、Yoctoで専用Linuxごと組み上げる](https://fabscene.com/new/make/yocto-linux-qt-automotive-dashboard-raspberry-pi-5/): Mark Kitur氏が、PyQt5で作った自動車用スピードメーターのダッシュボードを、Yocto Projectで一から構築したLinuxイメージに載せてRaspberry Pi 5で動かした。速度の値はArduinoからUARTで受け取る。アプリとYoctoのビルド設定をMITライセンスで公開している。 - [ラズパイCM5で半年かけて自作したカメラ「CXP-01」、EFレンズのAFが効く](https://fabscene.com/new/make/cxp01-diy-mirrorless-camera-raspberry-pi-cm5/): 外に出て写真を撮る気になれるカメラが欲しい。組み込みエンジニアだというDo.No氏は、その動機で半年をかけてミ - [最新のESP32でLinuxを起動、資料のないCLICを手探りで解析して移植](https://fabscene.com/new/make/esp32-s31-mmu-linux-port/): GrieferPig氏がEspressifの新型SoC ESP32-S31にMMU対応のLinux 6.12を移植した。実機でWi-FiやUSB、Ethernetが動き、CoreMarkは約950。技術リファレンスマニュアル公開前の移植で、資料のない割り込みコントローラーCLICをレジスタ探索で解析している。 - [AIカメラにGPIO 16本とリレーを足す「M8 Controller Box」試作品を販売開始](https://fabscene.com/new/news/ai-camera-gpio-m8-con-box/): LuxonisがAIビジョンカメラ「OAK4」向けの産業用I/O拡張モジュール「M8 Controller Box」を試作品として販売し始めた。M8コネクターに接続すると16本のGPIOとパワーリレー4個、CAN、RS232、USB Type-Aが加わり、ホストPCなしでPLCやモーターを扱える。 - [ラズパイと同寸法のAIボード「Mo 62A」、2 TOPSでHATもカメラも流用可能](https://fabscene.com/new/news/inhand-mo-62a-mo-68a-edge-ai-sbc/): InHand NetworksがエッジAI向けのシングルボードコンピューター「Mo 62A」「Mo 68A」を投入した。外形はRaspberry Piと同じ85×56mmで、40ピンのHAT互換ヘッダーとIMX219カメラに対応する。AI処理性能はTIのAM62Aで2 TOPS、AM68Aで8 TOPS。 - [図面もコードも開く卓上CNC「Piccola CNC」、分解能0.0025mm](https://fabscene.com/new/news/inmachines-piccola-open-source-desktop-cnc/): ドイツのInMachines Ingrassiaが、オープンソースの卓上CNCフライス盤「Piccola CN - [マウスの中身を書き換えられるKeychronの「ZGM」、2027年に正式公開へ](https://fabscene.com/new/news/keychron-zgm-open-source-mouse-firmware/): Keychronがゲーミングマウス向けのオープンソースファームウェア「ZGM」を発表した。Zephyr RTOSを基盤にセンサーやボタンを独立した層に分け、GPL-3.0で公開する。正式公開は2027年第1四半期で、現時点のリポジトリにはまだファームウェアのソースが入っていない。 - [ESP32の画面をAIエージェントに渡す「esprec」、USB 1本でPNG化](https://fabscene.com/new/make/esprec-esp32-screen-capture-for-agents/): Tig氏がESP32の画面をカメラなしで取り出すツール「esprec」を公開した。最後に描画した全画面のコピーをUSBシリアル経由でbase64として送り、ホスト側がPNGやGIFに組み立てる。AIエージェントが実機のUIを仕様と突き合わせる用途を想定している。 - [飛行中のドローンをレーザーで充電へ、変換効率38.49%の素子を開発](https://fabscene.com/new/news/laser-wireless-power-drone-perovskite-thermoelectric/): 中国民航大学などの研究チームが、飛行中のドローンにレーザーを当てて給電する受電素子を開発した。緑色レーザーの入 - [ラズパイで音声アシスタントを自作、マイク4個の「Voice DSP+」が予約開始](https://fabscene.com/new/news/raspiaudio-voice-dsp-plus/): 仏RASPIAUDIOがRaspberry Pi向け音声入出力ボード「Voice DSP+」の予約受付を始めた。デジタルマイク4個とXMOS製DSPを載せ、エコーキャンセルや雑音抑制をボード側で処理する。同じ4個のマイクを直線配列と正方形配列に組み替えられる。 - [抵抗2本でモジュールを見分ける自作ゲーム機「hackxpansion」](https://fabscene.com/new/make/hackxpansion-modular-handheld-console/): K0eg氏が拡張スロット付きの携帯ゲーム機「hackxpansion」を公開した。モジュールに載せた抵抗2本で分圧を作り、12ビットのAD変換器が電圧からモジュールを判別してドライバーを読み込む。2×7ヘッダー接続でユニバーサル基板でも自作でき、ライセンスはGPL-3.0。 - [Raspberry Pi Pico 2でブラウン管に映す「LcdTap」](https://fabscene.com/new/make/lcdtap-composite-video-pico2/): shapoco氏のライブラリ「LcdTap」がコンポジットビデオ出力に対応した。Raspberry Pi Pico 2のRP2350がSSD1306やST7789の振る舞いを真似し、小型ディスプレイへ送られた画像をNTSCやPALへ変換する。GPIO 1本にコンデンサーと抵抗を足すだけで出力できる。 - [チャンバー不要の耐熱PLA「HT-PLA Pro」、85℃で衝撃耐久9.7倍](https://fabscene.com/new/news/polymaker-ht-pla-pro/): Polymakerが耐熱PLAフィラメント「HT-PLA」の強靭版「HT-PLA Pro」を投入した。85℃に加熱した繰り返し衝撃試験で破断までの回数が従来の9.7倍にあたる864回に達し、衝撃強さは2倍以上、層間の引張強さは約30%向上している。加熱チャンバーは不要。 - [米FCCが海外製の自律移動ロボットを禁止リストに追加、掃除機も2kg超なら対象](https://fabscene.com/new/news/fcc-covered-list-foreign-robots-inverters/): 米連邦通信委員会(FCC)が2026年7月28日、海外製の自律移動ロボットとパワーコンディショナーを安全保障上のリスク機器一覧「Covered List」に追加した。本体とドック合計で約2kgを超え、センサーと200kbps以上の通信機能を持つ機器が対象になり、家庭用のロボット掃除機も含まれる。 - [ラズパイで防犯カメラと鍵の確認、自作の失敗例6つも載せた解説書](https://fabscene.com/new/news/kohgakusha-diy-security-electronics-book/): 工学社は2026年7月27日、Raspberry Piを使った自作防犯システムの解説書「作りながら知識と技術が - [動きながら次を考えるロボット、MITの手法で反応速度が30倍に](https://fabscene.com/new/news/mit-vlash-robot-future-state-inference/): MITの研究チームが、ロボットが動きながら次の動作を計画できる手法「VLASH」を開発した。動作終了時点の自分の位置を予測して次の計画を立てることで、動作間の停止をなくし反応速度は30倍以上、作業全体は2〜3倍速くなった。国際会議IROSで発表される。 - [握った力が色の模様に、ロボットハンドが物の形を98.4%で識別](https://fabscene.com/new/news/ionochromic-neuromorphic-transistor-robotic-touch/): 中国科学院寧波材料技術・工学研究所などが、押された強さに応じて色が変わるトランジスタを開発した。カメレオンの皮膚に着想を得た構造で、センサー・処理・表示を1枚にまとめる。ロボットハンドで物を握ると圧力分布が色の模様になり、物体の形を98.4%の正確さで識別できた。 - [製材所の木くずが断熱材に、クーラーボックスのポリウレタンを代替](https://fabscene.com/new/news/umaine-wood-fiber-foam-cooler-insulation/): メイン大学の大学院生Quazeem Tiamiyu氏が、クーラーボックスの断熱材を木材由来の発泡材に置き換える研究を進めている。セルロースナノファイバーと木質繊維、木粉、界面活性剤を混ぜて泡立てる製法で、熱伝導率はポリウレタン発泡材とほぼ同等の値を記録した。 - [脈拍・体温・触覚の4種を差し替え、ウェアラブル基板「SensWear」公開](https://fabscene.com/new/news/senswear-open-source-wearable-platform/): フィンランドのSensera Technologies Oyが、ウェアラブル研究・試作向けのオープンソース開発基盤「SensWear」を公開した。nRF54L15を載せた本体基板に、脈拍・体温・タッチ・触覚の4種類の子基板を差し替えられる。開発はアールト大学の研究者が中心で、MITライセンスで提供する。 - [Arduinoが10機種でZephyr正式対応、mbedOS版は提供終了へ](https://fabscene.com/new/news/arduino-core-zephyr-0-90-0-stable/): Arduinoが、リアルタイムOS「Zephyr」上でスケッチを動かす「ArduinoCore-zephyr」0.90.0を公開し、ベータを終えて安定版とした。Nano RP2040 Connectが加わり対応は10機種に。mbedOSベースの旧コアは提供終了に向けた段階へ入る。 - [多色造形で材料を捨てない3DプリンターSovol「M1D」、ノズル7個を5秒で交換](https://fabscene.com/new/news/sovol-m1d-idex-tool-changing-3d-printer/): Sovolが、ノズルを付け替えて多色造形する3Dプリンター「M1D」のクラウドファンディングをKickstarterで実施している。IDEX方式の左側をツールチェンジャーにして最大7個のノズルを使い分け、交換は5秒。材料を捨てる工程がほぼ不要になる。発送は2026年11月を予定。 - [ラズパイ5をOSなしでLLM専用機に、電源投入から30秒で対話開始](https://fabscene.com/new/make/nightrun-bare-metal-llm-raspberry-pi/): hardrave氏が、OSを介さずにローカルLLMを起動するRust製ソフト「NightRun」を公開した。SDカードから起動するとファームウェアが直接立ち上げ、Raspberry Pi 5では約30秒で対話画面に到達する。Llama 3.2やQwen3など4モデルに対応し、MITライセンスで公開している。 - [脱出ゲームファンが開発、スイッチ152個を扱った制御基板が公開](https://fabscene.com/new/make/enigma-esp32-s3-console-framework/): スイッチを倒すとランプが点き、つまみを回すと画面の数値が変わる。脱出ゲームの謎解き装置や、映画に出てくるような - [同型3Dプリンター3台に個体差、AIが見分けて調整方法を選ぶ](https://fabscene.com/new/news/imdea-lbnl-3d-printer-noise-aware-optimization/): IMDEA Materials Instituteとローレンス・バークレー国立研究所が、同型3Dプリンターの個体差を検出し調整方法を自動で選ぶアルゴリズムを開発した。同じ機種・近い製造番号の3台で検証したところ、3台とも異なる挙動を示し、個別調整により重量誤差が大きく減った。 - [編み図が苦手な私向けに作った「スマートかぎ針」、製品化に挑戦ーーテストユーザーを募集します  ](https://fabscene.com/new/special/smart-kagibari-01club-testuser/): 編み図を見ながら編むのが苦手。どれを編むのか確認しているうちに、編んでいるところが分からなくなり、間違える。編み針の方から「次はこの色だよ」と教えてくれればいいのに…。以前、そんな思いから、編む毛糸の色を光って教えてくれる「スマートかぎ針」を自作した。 この個人プロジェクトの商品化に向けて動き出すことにした。今回は、商品化の経緯と、テストユーザー募集のお知らせです。 - [そのソーラーパネル、本当に発電してる? 2000円以下の電源測定ボード「Power Monitor V1」](https://fabscene.com/new/pr/weact-power-monitor-v1-review/): WeAct Studioの電源計測モジュール「Power Monitor V1」を使い、ソーラーパネルや充電器、モバイルバッテリーの給電性能を検証。PD/QCトリガーで任意の電圧を引き出せるほか、PC用GUIによる可視化にも対応する。税込1980円で測定・制御・ログ記録をこなす小型ボードの実力をレポートする。 - [毎分900回転で映像を映す、1920年代の機械式テレビをラズパイPicoで再現](https://fabscene.com/new/make/scanwheel-mechanical-television-pico/): AncientJames氏が、1920年代の機械式テレビの仕組みをRaspberry Pi Picoで再現した「Scanwheel」を公開した。20個のピンホールを開けた円筒を毎分900回転させ、内側の5個のLEDを点滅させて映像を映す。3DプリントデータとMicroPythonのコードをGitHubで公開している。 - [3Dプリントコンクリートの継ぎ目、ロボット加工で一体成形の99%の強度に](https://fabscene.com/new/news/tu-braunschweig-3dcp-dry-joint-robotic-finishing/): ブラウンシュヴァイク工科大学の研究チームが、3Dプリントしたコンクリート部材の接合面をロボットで削り出す手法を検証した。円弧形状の継ぎ手は一体成形品の99%に当たる強度を記録。4種類の継ぎ手形状と3方式の造形を組み合わせ、120回の試験で比較した。 - [LANケーブル1本で給電も、RP2350搭載のPoE対応ボードが2300円から](https://fabscene.com/new/news/waveshare-rp2350-poe-eth/): Waveshareが、Raspberry Pi製マイコンRP2350Aを搭載した開発ボード「RP2350-POE-ETH」を発売した。別売りモジュールを追加すればLANケーブル1本で通信と給電をまかなえる。WIZnet W6300でTCP/IP処理をハードウェア化し、フラッシュは16MB。価格は13.99ドルから。 - [重さ23gの磁力計が深宇宙へ、太陽嵐の警報を到着15分前から3時間前に](https://fabscene.com/new/news/magic-magnetometer-henon-space-weather/): インペリアル・カレッジ・ロンドンが、重さ23gの超小型磁力計「MAGIC」の実機を完成させた。ESAのCubeSat「HENON」に搭載され2027年前半に打ち上げられる。地球から1500万km上流で太陽風を観測し、太陽嵐の警報時間を約15分から2〜3時間へ延ばすことを狙う。 - [ESP32-S31が量産開始、4つの通信規格とギガビットLANを1チップに](https://fabscene.com/new/news/espressif-esp32-s31-mass-production/): Espressif Systemsが、無線通信チップ「ESP32-S31」の量産と販売を開始した。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、Zigbee/Thread、ギガビットイーサネットを1チップに統合し、320MHzのRISC-Vデュアルコアを搭載する。開発ボードはAliExpressの公式ストアで購入できる。 - [ベアリングで給餌量を調整、詰まりにくい自動給餌器が公開](https://fabscene.com/new/make/autopet-v2-esp32-pet-feeder/): 自動給餌器の多くは、らせん状のスクリューでフードを押し出す。ただこの方式は、粒の大きさや形が変わると詰まりやす - [富山大学が有機ELの発光層を結晶化、電流密度1000倍と1.33V駆動](https://fabscene.com/new/news/u-toyama-crystalline-rubrene-oled/): 富山大学の森本勝大教授らの研究グループが、有機ELの発光層を結晶化する技術を開発した。厚さ50nmの薄膜に約1mmの単結晶を形成し、従来のアモルファス素子と比べて同じ電圧での電流密度が最大1000倍に向上。発光開始電圧は1.33Vで、発光スペクトルの先鋭化も確認された。 - [米国立研究所が専用設計の電子顕微鏡を導入、エネルギー分解能は200倍](https://fabscene.com/new/news/bnl-cfn-new-electron-microscope/): ブルックヘブン国立研究所の機能性ナノ材料センターが、専用設計の走査透過型電子顕微鏡を導入した。エネルギー分解能は既存機の200倍で、試料の上下面を同時に原子レベルで観察できる。動作電圧は20キロエレクトロンボルトまで下げられ、2次元量子材料の観察にも対応する。 - [3Dプリントできる人工組織を米大学が開発、製造速度は従来比1万倍](https://fabscene.com/new/news/ut-austin-jibe-3d-printable-tissue/): テキサス大学オースティン校の研究チームが、膜で仕切られた数十億個の水滴を詰め込んで作る人工組織材料を開発した。混ぜて遠心分離するだけで数分で作れ、従来手法の1万倍以上の速さになる。3Dプリンターで水中に直接造形でき、ソフトロボットや廃水処理への応用を見込む。 - [ラジコンの走りを丸ごと記録、走行ラインを再現できる基板が2万7700円](https://fabscene.com/new/news/open-rc-spotter-esp32-telemetry-logger/): エンジニアのJake Wachlin氏が、ラジコンカーの走行を記録する基板「Open RC Spotter」を公開した。GPSと加速度センサー、プロポの操作量を同じ時間軸で記録し、走行ラインを再現できる。ピット側へ無線送信する機能も備え、設計データをMITライセンスで公開している。 - [3DプリンターとUVプリンターの複合機HeyGears「G1」、Kickstarterで32万円から](https://fabscene.com/new/news/heygears-g1-full-color-3d-uv-printer/): HeyGearsが、UVプリンターと3Dプリンターを1台にまとめた卓上機「G1シリーズ」のクラウドファンディングをKickstarterで実施している。上位機のG1XはEpson製i3200-U1HDプリントヘッドを搭載し、8系統のインクで1000万色以上の色付き立体物を造形できる。 - [約30年前まで軍事機密だったプロセッサーを、英国エンジニアが再現](https://fabscene.com/new/make/f14-cadc-fpga-recreation/): FPGA技術者のAdam Taylor氏が、1998年まで機密だったF-14A Tomcatの中央航空データコンピューター(CADC)をFPGA上に再現し、VHDLソースと仕様書をGitHubで公開した。Intel 4004に2年先行した20ビット・6チップ構成を、Spartan-7上に2000 LUTで実装している。 - [海外で一度散った温冷錯覚デバイス「ThermoScratch」、再起までの3年](https://fabscene.com/new/interview/thermoscratch-osaka-heat-cool-interview/): 温冷同時刺激の錯覚で、肌を掻かずに刺激感を得るデバイスが「ThermoScratch」だ。2023年のKickstarter失敗から再起した大阪ヒートクール伊庭野健造氏と、伴走したきびだんご松崎氏に、量産までの3年間と研究者がコンシューマー製品に挑む意味を聞いた。 - [ESP32のSPIポートを流用、毎秒102億フレームで光の動きを撮影](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-lightspeed-camera/): doubleyow氏が、ESP32-S3のSPI1ポートを流用した自作カメラで光が進む様子の撮影に成功した。1画素ずつレーザーを繰り返し発射して合成する方式で、毎秒102億4000万フレーム相当の映像を記録。480p・階調32段階なら走査に約8.2時間かかるという。 - [インコが5種類の繊維を選別、手を止まり木に変えるウェアラブルを製作](https://fabscene.com/new/news/nomadicperch-wearable-bird-perch/): コーネル大学の研究チームが、飼い主の手を止まり木に変える装着型デバイス「NomadicPerch」を開発した。ワカケホンセイインコが噛んで壊す行為も設計プロセスに取り込み、羊毛と4種類の植物繊維を比較。足の位置をLEDの色で示す機能も備える。成果はACM DIS 2026で発表された。 - [高価な中継器を買わずに自作、Picoで433MHz警報センサーの電波を延長](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-pico-cc1101-rf-repeater/): 433MHz帯の警報センサーが厚い壁で届かない問題を解決するため、gabrielerandazzo氏がRaspberry Pi PicoとCC1101で信号中継器を自作した。プロトコルを解読せず38マイクロ秒ごとに波形を記録して再送する方式で、MITライセンスでGitHubに公開している。 - [PCファンをHueアプリから操作、ESP32-C6で1個から5つの照明を実装](https://fabscene.com/new/make/esp32-c6-hue-gradient-light-bridge/): 3Qax氏が、ESP32-C6をPhilips Hue対応のグラデーション照明として振る舞わせるファームウェア「Gradient Light Bridge」を公開。Hue独自クラスター0xFC03の通信を解析し、1個のESPから最大5つの照明として認識される。OpenRGB連携でPCファンのLEDも操作できる。 - [ELEGOO初のフィラメントドライヤー「H1 HT」、1万399円で85℃対応](https://fabscene.com/new/news/elegoo-h1-ht-filament-dryer/): ELEGOOが同社初のフィラメントドライヤー「H1 HT」を発売した。最高85℃の高温乾燥に対応し、スプールを自動回転させて全体を均一に乾かす。TPUや繊維強化材料向けの専用出口を備え、乾燥させながら印刷を続けられる。日本での価格は1万399円。 - [Raspberry Piで1982年の名機「Commodore 64」風に携帯化、はんだ付けなしで組める設計](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-portable-commodore-64/): 英国の製作者retrodad1982氏が、Raspberry Pi 3 Model Bで携帯型のCommodore 64を製作した。Xbox 360用ChatPadをキーボードに流用し、Raspberry Pi Picoで9ピンD-subジョイスティックポートを制御する。3DプリントデータをGitHubで公開している。 - [AMDがロボット向けプロセッサー「X100」発表、毎秒8000回の制御判断](https://fabscene.com/new/news/amd-ryzen-ai-embedded-x100-kria/): AMDがロボット向け組み込みプロセッサー「Ryzen AI Embedded X100シリーズ」とモジュール「Kria AI SOM」、開発キットを発表した。CPU・GPU・NPUが統一メモリーを共有し、毎秒8000回超の制御判断と100ミリ秒未満のAI推論を同時に実行できるという。量産は2026年第4四半期。 - [ソラコムがIoT通信の新サービス5件を発表、出荷後に回線を切り替えるSIMが中心](https://fabscene.com/new/news/soracom-iot-5-announcements/): ソラコムは2026年7月2日、IoT向け通信サービスに関する5件を同時発表した。中心は、次世代規格SGP.32に対応したIoT SIMと、出荷後の機器の通信プロファイルを遠隔で追加・切り替えできる「SORACOM Connectivity Hypervisor」だ。IoT構築を支援するAIエージェントなども発表した。 - [FeliCa脆弱性の公表から2日、発見者がカードを読むツールと仕様書を公開](https://fabscene.com/new/news/felica-rs-and-unofficial-manual/): FeliCa脆弱性の発見者である切敷裕大氏が、ソニー製NFCリーダーPaSoRiをRustから操作するライブラリ「felica-rs」と、FeliCa Standardの非公式仕様書をGitHubで公開した。RC-S320からRC-S380まで4系統に対応し、カード情報のダンプツールも同梱する。 - [NASAが「SpaceWasm」公開、Wasm 1.0を宇宙機の組み込みで動かす](https://fabscene.com/new/news/nasa-jpl-spacewasm-open-source/): NASAジェット推進研究所が、探査機の組み込みソフトウェア向けWebAssemblyインタープリター「SpaceWasm」をオープンソース公開した。Wasm 1.0仕様に準拠しつつ、メモリー使用量を決定論的に保つ独自の確保方式やストリーミング復号を備え、火星探査車の指令列標準化を狙う。 - [壊れた電動歯ブラシの通信機能を解析、1秒ごとの磨き時間表示を自作で取り戻す](https://fabscene.com/new/make/oralb-io-bluetooth-reverse-engineering/): ファームウェア更新でOral-B iOがHome Assistantへ磨き時間を送らなくなったため、thomasgregg氏がBluetooth通信を解析して連携機能を自作した。データがBLEアドバタイズからGATT通知へ移っていたことを突き止め、1秒ごとのタイマーや圧力表示を取り戻している。 - [1000円台のマイコンで2890万パラメーターのLLMが動く、毎秒9トークン生成](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-289m-llm-on-chip/): GitHubでslvDevと名乗る開発者が、2890万パラメーターの言語モデルをESP32-S3上で動かし、毎秒約9トークンで文章を生成させた。パラメーターの大半をフラッシュメモリーに置くGoogleのPer-Layer Embeddingsを応用し、従来の約100倍規模のモデルをマイコンに載せている。 - [電気を使わず52度から32度に、ゾウの皮膚に学んだ冷却セメントタイル](https://fabscene.com/new/news/penn-elephant-skin-cooling-cement-tile/): ペンシルベニア大学の研究チームが、アフリカゾウの皮膚を手本にしたセメントタイルを開発した。設計されたひび割れが毛細管として水を保持し、蒸発で表面を冷やす。実験ではタイル下の温度が32℃で安定し、ひび割れのないスタッコの52℃を大きく下回った。 - [MIT発・舌で操作する入力デバイス「MouthPad」一般販売](https://fabscene.com/new/news/augmental-mouthpad-public-launch/): MIT メディアラボ発のAugmentalが、舌でカーソルを操作する入力デバイス「MouthPad」の一般販売を米国で開始した。歯科スキャンから型を起こす専用設計で、口蓋のトラックパッドと頭部モーションセンサーを組み合わせて手を使わずに操作する。価格は1400ドル。 - [ラズパイ用産業サーバー出荷、RS-485が4系統でOS停止時も自動復帰](https://fabscene.com/new/news/sfera-labs-strato-pi-plus-shipping/): イタリアのSfera Labsが、Raspberry Piを産業用エッジサーバーに変える「Strato Pi Plus」の出荷を開始。RP2354マイコンがRaspberry Piとは独立してOSの応答を監視し、停止時は自動復帰させる。RS-485を最大4系統、CAN FDを1系統備える。 - [3229枚の写真で学習、Raspberry Piがガスメーターを読んで自動報告](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-neural-network-gas-meter/): アイルランドのCian Gallagher氏が、Raspberry Pi 4とカメラでガスメーターを自動読み取りする仕組みを製作。3229枚の写真を手作業でラベル付けしてYOLOv8を追加学習させ、Home Assistant連携とガス会社への自動報告まで実装した。コードとデータセットも公開している。 - [学生が論理ゲートからRISC-V CPUを自作、20fpsでDOOMが動かす](https://fabscene.com/new/make/custom-riscv-cpu-runs-doom/): 学生のArmaan Gomes氏とLiam氏が、論理ゲートの段階から自作したRISC-V CPUにDOOMを移植し、毎秒15〜20フレームでの動作に成功した。最初は0.7fpsだったが、DDR3メモリーのキャッシュ設計やコンパイラー最適化を重ねて高速化した過程を公開している。 - [Raspberry Piで飲み物の在庫を管理、24本入りも1スキャンで登録](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-smart-drink-fridge/): DerRobin99氏が、Raspberry Piと1080p USBカメラで冷蔵庫の飲み物を管理するシステム「Smart Drink Fridge」を公開。バーコードをかざすと在庫が自動で増減し、24本入りケースは1回のスキャンでまとめて登録できる。MITライセンスでDocker対応。 - [プロバイダーに回線遅延の証拠を出すため、ラズパイで速度を24時間記録](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-netmon-isp-monitoring/): プロバイダーに「異常なし」と言われ続けた製作者が、Raspberry Piで回線品質を24時間記録するツール「netmon」を公開。1時間ごとに速度測定とLANの接続台数をSQLiteに記録し、4時間ごとにグラフとLLMの講評をTelegramへ送る。MITライセンス。 - [38℃と10℃を同時に肌へ、掻いた錯覚を起こす「ThermoScratch」](https://fabscene.com/new/news/thermoscratch-thermal-grill-illusion-device/): 大阪ヒートクールが、温冷同時刺激で掻いたような感覚を錯覚させるデバイス「ThermoScratch」のクラウドファンディングをKibidangoとGREEN FUNDINGで開始。ペルチェ素子で温38〜45℃と冷10〜20℃を同時提示し、サーマルグリル錯覚を再現する。 - [使用済み電池から純度80%で金属回収、SLACが複数AIに探索させる](https://fabscene.com/new/news/slac-multi-agent-ai-battery-metal-recovery/): SLAC国立加速器研究所が、使用済みリチウムイオン電池からコバルトやニッケル、マンガンを回収する方法を複数のAIエージェントに探索させるプロジェクトを主導する。南カリフォルニア大学と組み、9カ月間で純度80%以上での回収を目指す。米エネルギー省の国家プロジェクト「Genesis Mission」に採択された。 - [家族の健康データをHome Assistantへ、15分間隔で同期する無償ツール](https://fabscene.com/new/make/resiyhome-health-sync-home-assistant/): Googleのヘルスケアサービスとオープンソースのホームオートメーションソフト「Home Assistant」をつなぐ無償の連携ツール「Health Sync by ResiyHome」が公開。歩数や睡眠段階、心拍数などを15分間隔で取得し、家族それぞれを個別に管理できる。中継サーバーを使わない設計でMITライセンス。 - [壁越しに30m先の3人を追跡、ゲームの装備をESP32で実機化](https://fabscene.com/new/make/esp32-mmwave-radar-heartbeat-sensor/): ゲーム「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」の装備「ハートビートセンサー」を、ESP32とEBYTE製24GHzミリ波レーダーで実機化。壁越しに最大3人を30m先まで追跡し、手ぶれ補正や軌跡予測も実装した。設計データとファームウェアをGitHubで公開している。 - [基板を割ると2枚になる27ドルのnRF54L15開発ボード、書き込み機も内蔵](https://fabscene.com/new/news/icy-electronics-nrf54l15-discovery-devboard/): Icy Electronicsが、無線マイコン「nRF54L15」向け開発ボード「nRF54L15 Discovery」を販売。書き込み用のnRF52820を同居させて27.19ドルに収め、基板を割ると2枚の独立したボードとして使える。設計データはCERN OHL v2で公開している。 - [アップロード不要、7形式対応の無料3Dファイル修復サイトが公開](https://fabscene.com/new/news/ilove3d-app-browser-mesh-repair/): ソフトウェア開発者のlucaturgueniev氏が、3Dファイルの修復・変換・軽量化をブラウザだけで完結できる無料サイト「ilove3d.app」を公開。サーバーへのアップロードやアカウント登録は不要で、STLなど7形式の変換やリソフェイン作成にも対応する。 - [1層1回のツールチェンジで画像印刷、OrcaSlicer派生版が登場](https://fabscene.com/new/news/orcaslicer-imagemap-single-tool-change/): OrcaSlicerの派生版「OrcaSlicer-ImageMap」が、1層につき1回のツールチェンジだけで側面に画像を印刷できる機能を実装。オーバーハング量の調整で発色を制御する仕組みで、プライムタワーへの絵柄印刷や2次元グラデーションにも対応する。 - [運航データ181日分から操船を学習するAI、瀬戸内海で安全な航路を生成](https://fabscene.com/new/news/osaka-metro-univ-diffusion-ship-navigation-ai/): 大阪公立大学と神戸大学の研究チームが、熟練船長の操船データから航路判断を学習する自律操船AI「拡散航路プランナー」を開発。練習船「深江丸」の181日分の運航データで学習させ、瀬戸内海のような複雑な海域でも安全かつ効率的な航路を生成できることを確認した。 - [昆虫の嗅覚受容体をグラフェンに搭載、似た物質16種類を識別するセンサー](https://fabscene.com/new/news/graphene-insect-olfactory-receptor-sensor/): 米CardeaBio(現Paragraf)と仏Calixarの研究チームが、「ヤスデハムシ(Machilis - [Prusaが削除したINDX用モデル、8本掛けツールヘッドのCADデータが復元](https://fabscene.com/new/news/prusa-indx-reverse-engineered-cad/): エンジニアのRobert Samples氏が、Prusa Researchが一度Printablesで公開した後に削除したツールチェンジ機構「INDX」の3DモデルからCADデータを逆解析。STEPとFusion 360形式に変換し、8本掛けツールヘッド用モデルも含めてGitHubで公開した。 - [8色まで対応、無料の多色3Dプリント校正ソフト「Lumina Studio」](https://fabscene.com/new/news/lumina-studio-multicolor-fff-calibration/): オープンソースの多色3Dプリント用ソフト「Lumina Studio」が公開。理論値ではなく実際に印刷した色を測定してLUTを作る方式で、最大8色・数千通りの色に対応する。GPL v3ライセンスで商用利用も可能で、開発は非営利のまま継続するという。 - [3Dプリントだけで作る作業ボックス「WorkBox」、後付けパーツ100種類超](https://fabscene.com/new/news/workbox-3d-printable-enclosed-workstation/): 経営学専攻から3Dプリントの愛好家に転じたPriyank Pal氏が、ねじやナットを一切使わず3Dプリント部品 - [マザーボード無改造で3Dプリンターを守る「Firewall3D」、米大学が開発](https://fabscene.com/new/news/firewall3d-3d-printer-firmware-attack-defense/): Texas A&M大学が、悪意あるファームウェア攻撃から3Dプリンターを守る外付け監視装置「Firewall3D」を開発。マザーボードは無改造のまま、モーター電流や温度などを常時監視してG-codeとの不一致を検知し、モーター操作・温度・エンドストップ偽装の3種類の攻撃を検知できるという。 - [ボウリング場の採点システムを26万円で自作、2000万円の見積もりを回避](https://fabscene.com/new/make/diy-bowling-scoring-esp32-openlanelink/): 米国の田舎町でボウリング場を買い取ったSREが、80000〜120000ドルの採点システム更新見積もりを断り、ESP32とESP-NOWメッシュ通信、Raspberry Pi、Redisを使い総額1600ドルで自作した。プロジェクト名は「OpenLaneLink」で、今後オープンソース化を予定している。 - [76m電波望遠鏡が衛星監視レーダーに、感度10倍を英米豪が実証](https://fabscene.com/new/news/jodrell-bank-lbmr-satellite-radar/): 英米豪の国際チームが、電波望遠鏡や衛星通信用アンテナを衛星・スペースデブリ監視レーダーに転用する新方式「LBMR」を実証。マンチェスター大学の口径76mラベル望遠鏡などを活用し、既存レーダーの感度を10倍以上に高めた。この種の手法としては世界初のライブ実証という。 - [SpaceXが衛星修理ロボット機を打ち上げ、寿命を6年延ばすポッドを搭載](https://fabscene.com/new/news/spacex-northrop-mrv-satellite-servicing/): SpaceXがNorthrop Grummanの衛星保守ロボット機「MRV」と推進剤モジュール「MEP」3基をFalcon 9で打ち上げた。複数の衛星を渡り歩いて燃料切れ衛星の寿命を約6年延ばせる設計で、ロボットアームによる点検・修理・アップグレードにも対応する。 - [車の盗難防止装置に脆弱性、220万台がBluetooth経由で解錠される恐れ](https://fabscene.com/new/news/ucsd-car-anti-theft-bluetooth-vulnerability/): UC San Diegoの研究チームが、ディーラー装着の盗難防止装置に脆弱性を発見。少なくとも220万台がBluetooth経由でドアを解錠される恐れがあると発表した。メーカーのAcrisureはファームウェア更新を公開済みで、研究チームは車両所有者に適用を呼びかけている。 - [Velo3Dが金属3Dプリンター量産拠点を稼働、100台規模へ拡張可能](https://fabscene.com/new/news/velo3d-forge1-production-campus-2/): 金属3DプリンターメーカーのVelo3Dが、米カリフォルニア州リバモアの量産拠点「Forge 1」を稼働開始。延べ床面積約2万6800平方メートルで大型造形システム40台以上に対応し、将来は100台超に拡張可能。フレモント本社と合わせ最大125台体制を計画する。 - [NVIDIAがJetson全製品を値上げ、最大101%増でNanoは2倍に](https://fabscene.com/new/news/velo3d-forge1-production-campus/): NVIDIAがJetsonシリーズの価格を最大101%値上げ。量産モジュールのJetson Nanoは99ドルから199ドルへ倍増、開発者キットも軒並み上昇した。公式発表はなく、半導体メモリー価格の高騰が背景との見方が出ている。 - [双腕ロボット学習用装置「MEVION」を東大が開発、速度は既存比7倍](https://fabscene.com/new/news/todai-mevion-dual-arm-data-collection/): 東京大学のチームが双腕ロボットの動作データ収集装置「MEVION」を開発。既存装置ALOHAと比べ最大トルクは約3倍、最高速度は約7倍に達し、約14000ドルで構築できる。設計データとソフトウェアはGitHubなどで公開しており、模倣学習による自律動作も実証した。 - [ラズパイから10インチ公式タッチディスプレイ、外部電源不要で10点タッチ対応](https://fabscene.com/new/news/raspberry-pi-touch-display-2-10inch/): Raspberry Piが公式タッチスクリーン「Touch Display 2」の10インチ版を発売。解像度1200×1920、視野角85度、10点マルチタッチに対応し、ラズパイ本体から給電するため外部電源は不要。4レーンDSI接続のためRaspberry Pi 5とCompute Module専用となる。 - [モーターなしで歩く負担を13.9%減、電圧で伸びる人工筋肉のアシストスーツ](https://fabscene.com/new/news/dea-motor-free-hip-exosuit-2/): 中国の河北工業大学などがモーター不要の歩行アシストスーツを開発。電圧で伸び縮みする繊維状の人工筋肉(誘電エラストマーアクチュエーター)10本束2つ、計6gの駆動部で股関節を補助し、6人の歩行試験で歩行時のエネルギー消費を平均13.9%削減した。 - [65万円の実験装置を1万6000円に、3Dプリンター製の電池セルを35機関が採用](https://fabscene.com/new/news/dea-motor-free-hip-exosuit/): 中国の河北工業大学などがモーター不要の歩行アシストスーツを開発。電圧で伸び縮みする繊維状の人工筋肉(誘電エラストマーアクチュエーター)10本束2つ、計6gの駆動部で股関節を補助し、6人の歩行試験で歩行時のエネルギー消費を平均13.9%削減した。 - [レトロゲーム機を基板1枚で自作、Arduinoがコントローラー付きキットを発売](https://fabscene.com/new/news/qub-3d-printed-flow-battery-cell/): 英クイーンズ大学ベルファストが3Dプリンターで作れるフロー電池の実験用セルを開発。最大3000ポンドの市販品を約75ポンドで自作可能にし、設計をオープンソース公開。MITと連携しハーバードやケンブリッジを含む35超の研究グループが共通手順で試験を進める。 - [9個の掛け算回路で輪郭を検出するRISC-Vチップを自作、FPGA上に一から設計](https://fabscene.com/new/make/rv32i-vision-soc-fpga/): Waseem Nabi氏が、書き換え可能な半導体FPGAの上に、RISC-VのCPUと画像の輪郭を検出する専用回路を一から作り込んだシステムを公開した。9個の掛け算回路を並べて1クロックで輪郭を計算し、PythonやOpenCVと連携する。卒業制作で、設計データはMITライセンスでGitHubに公開されている。 - [体温から発電する柔軟なカーボンナノチューブ材料を開発、20年来の壁を突破](https://fabscene.com/new/news/qut-carbon-nanotube-thermoelectric/): クイーンズランド工科大学の研究チームが、カーボンナノチューブを使い体温から電気を取り出す柔軟な材料を開発した。特別な分子でナノチューブ同士がくっつくのを防ぎ、導電性を保ったまま20年来の性能の壁を破った。電池不要のウェアラブル機器への応用が見込まれ、Angewandte Chemieに掲載された。 - [電源なしで光だけで電子の向きを操る装置をミシガン大が開発、灯台のように制御](https://fabscene.com/new/news/umich-electron-lighthouse-photocurrent/): ミシガン大学の研究チームが、電源を使わずレーザー光だけで半導体中の電子の流れる向きを操る装置を開発した。位相のそろった2色の光の偏光を回すと、電子のビームの向きが灯台の光のように振れる。センシングや通信への応用が見込まれ、Physical Review Lettersに掲載された。 - [マイコン1個でJBLスピーカーをAirPlay対応に、USBで音を直接送る](https://fabscene.com/new/make/xiao-esp32s3-jbl-airplay-usb-adapter/): wasdwasd0105氏が、Seeed StudioのマイコンボードXIAO ESP32S3を、AirPlay対応のUSBオーディオアダプターに仕立てる方法を公開した。既存のAirPlay受信ファームの音声出力をUSBに作り替え、JBL Charge 6スピーカーへ有線でデジタル音声を直接送る。 - [太陽光の30%を通しながら発電する窓をUCLが開発、室内の照明でも電気に](https://fabscene.com/new/news/ucl-semi-transparent-solar-window/): UCLを中心とする国際チームが、窓に貼って太陽光と室内の照明の両方から発電できる半透明の太陽電池を開発した。太陽光の30%を通しながら、30×30cmのパネルで明るい室内光の22%、太陽光の14%を電気に変える。ビルの窓面を発電に使う技術で、Advanced Energy Materialsに発表された。 - [ゲームも家電もAIも1台でこなす携帯コンピューター「Case8」、299ドルから](https://fabscene.com/new/news/case8-globalscale-cyberdeck-crowdfunding/): 米Globalscale Technologiesが、オープンソースの携帯型コンピューター「Case8」のクラウドファンディングを始めた。Mediatekの8コアプロセッサーを載せ、ゲーム機・ホームオートメーション・教育の3用途に対応する。基板直付けで箱から出してすぐ動き、支援は299ドル(約4万9000円)から。 - [量子コンピューターの「配線だらけ」を解消するチップを開発、極低温側に集約](https://fabscene.com/new/news/millikelvin-dac-superconducting-qubit/): 広東・香港・マカオ大湾区量子科学センターの研究チームが、絶対零度近くのミリケルビンで動くデジタル・アナログ変換器(DAC)を開発した。量子ビットを制御する回路を極低温側に置き、大規模化の壁だった配線と熱の問題を緩和する。フラクソニウム量子ビットと統合し、Nature Electronicsに掲載された。 - [体積の約60%を3Dプリントした小型ジェットエンジン「TJ150」の試験完了](https://fabscene.com/new/news/pratt-whitney-tj150-3d-printed-engine/): Pratt & Whitneyが、体積の約60%を3Dプリントで作った小型ジェットエンジン「TJ150」の実証試験を完了したと発表した。静止部品だけでなく回転部品も積層造形し、ホットセクションの50以上の部品を少数の部品に集約。使い捨て型エンジンを速く量産する手法として積層造形を進める。 - [nRF54L無線チップをArduinoで動かす非公式プロジェクトを有志が公開](https://fabscene.com/new/make/nrf54-arduino-core-project/): Lolrenと名乗る開発者が、Nordicの無線SoC「nRF54L」をArduino IDEから扱えるオープンソースプロジェクト「nRF54 Arduino Core」を公開した。Seeed StudioのXIAO nRF54L15などに対応し、公式対応がない新チップをArduinoで動かせる。 - [月面着陸57年、アポロ11号を導いた約14万5000行がGitHubで公開中](https://fabscene.com/new/news/apollo-11-agc-source-code-github/): GitHub公式が、アポロ11号を月へ導いた宇宙船のコンピュータープログラムがGitHubで公開されていることを紹介した。司令船と月着陸船のプログラムを、元NASAインターンのChris Garry氏が2016年に公開したもの。全体で約14万5000行とされ、著作権は放棄され誰でも自由に使える。 - [中国の3Dプリンター輸出が1〜4月に246万台と倍増、深センが世界の9割を生産](https://fabscene.com/new/news/china-3d-printer-exports-2026-q1/): 中国税関総署のデータによると、2026年1〜4月の3Dプリンター輸出は累計246万台と前年同期比100.3%増で倍増した。輸出額は61.06億元(約1460億円)。世界の消費者向け3Dプリンターの約9割を生産する深センが輸出額の85.8%を占め、主な輸出先は米国、EU、カザフスタンだ。 - [旧型カーラジオのセグメント液晶をArduinoで復活、224セグメントを個別制御](https://fabscene.com/new/news/arduino-upd16431-car-radio-lcd/): emsyscode氏が、旧型カーラジオの前面パネルにあったセグメント液晶をArduino Unoで復活させた。NEC製LCDドライバーuPD16431を解析し、最大224セグメントのどのビットが画面のどこに対応するかを個別にマッピング。Arduinoコードと解説動画をGitHubで公開している。 - [Andurilが有人ヘリ随伴の攻撃機「Thunder」公開、ミサイル10発搭載](https://fabscene.com/new/news/anduril-thunder-autonomous-tiltrotor/): Anduril IndustriesとArcher Aviationが、有人の攻撃ヘリに随伴する自律型ティルトローター機「Thunder」をファンボロー国際航空ショーで公開した。ハイブリッド電動で垂直離着陸し、空対地ミサイル最大10発や対ドローン装備を積み替えられる。初飛行は2027年を予定する。 - [KAISTが光でせり上がる金属を開発、1回のレーザー加工でコーティング不要に](https://fabscene.com/new/news/kaist-photothermal-shape-memory-alloy/): KAIST機械工学科のIl-Kwon Oh教授らが、光を当てると平らな金属板が立体にせり上がる構造体を開発した。形状記憶合金に紫外線レーザーを1回当てるだけで、光吸収コーティングなしに変形機能を作り込む。押すと隆起する物理ボタンやソフトロボットへの応用が見込まれ、Advanced Scienceに掲載された。 - [素性不明の安価な液晶付きESP32を診断、1本のファームで正しい設定を割り出す](https://fabscene.com/new/make/esp32-cyd-hardware-diagnostic-tool/): HenrysCat氏が、安価な液晶付きESP32ボード「Cheap Yellow Display」の素性を1本のファームで診断するオープンソースツールを公開した。20画面で部品を検査し、ドライバや色順、回転を再コンパイルなしで切り替えて正しい設定を割り出す。結果はレポートにまとめてSDへ保存できる。 - [キューブの面を倒して作業時間を記録、3Dプリントと加速度センサーによる自作デバイス](https://fabscene.com/new/make/esp-flipbuddy-time-tracking-cube/): Ponderly Roboticsが、机上のキューブの面を上に向けるだけで作業時間を記録するオープンソースの自作デバイス「FlipBuddy」を公開した。3Dプリント外殻にESP32-S3を収め、加速度センサーで動きを検知、RGB LEDが活動色を表示する。約550mAh電池で最大28日動く。 - [東京科学大が廃熱を電気に変える層状結晶を開発、熱伝導率0.2で発電性能を両立](https://fabscene.com/new/news/science-tokyo-tlfe-se-thermoelectric/): 東京科学大学の片瀬貴義教授らが、廃熱を電気に変える熱電材料「TlFe1.6Se2」を開発した。原子1層分のセレン化鉄をバルク結晶に埋め込み、鉄の空孔で熱の伝わりを抑える。ゼーベック係数100μV/K超と熱伝導率0.2W/(m·K)を両立し、Journal of Materials Chemistry Aに掲載された。 - [古いボートのアナログ計器をESP32でデジタル化、センサー交換なしでスマホ表示](https://fabscene.com/new/make/boatopenio-esp32-analog-marine-gateway/): Maik氏が、1989年製ボートの古いVDOアナログセンサーを交換せずに現代のシステムへつなぐオープンソースのゲートウェイ「BoatOpenIO」を公開した。4枚基板とESP32で16chの信号を取り込み、MQTTやSignal Kで配信する。既存のアナログ計器も動いたまま使える。 - [カメラなしでWi-Fiの乱れから人の姿勢を検知、ESP32を3台使う卒業研究](https://fabscene.com/new/make/wifi-vision-esp32-csi-pose/): Abinand氏が、カメラを使わずWi-Fiの電波の乱れだけで人の姿勢や動作を推定するシステム「Wi-Fi Vision」を公開した。3台のESP32でCSIを集め、深層学習モデルTEDNetが立つ・座る・歩く・横たわるを見分ける。学部の卒業研究でソースコードはGitHubで公開。 - [ゲームボーイアドバンスでパスワード解析、毎秒727回で現代機の3000万分の1](https://fabscene.com/new/make/gba-hashcat-password-cracker/): セキュリティーエンジニアのsolst/ICE氏が、携帯ゲーム機ゲームボーイアドバンスで動くパスワード解析ツール「GBA-HASHCAT」を公開した。16.78MHzのチップで単語リストのSHA256を総当たり照合する。速度は毎秒727ハッシュで、現代のGPU解析機の約3000万分の1だ。 - [金沢大がモーター1個で動くロボットハンド開発、重力でグリッパーを切り替え](https://fabscene.com/new/news/kanazawa-single-motor-multi-gripper-hand/): 金沢大学の西村斉寛助教らが、1個のモーターで複数のグリッパーを切り替えて駆動するロボットハンドを開発した。磁気カップリングと重力でトルクの経路を切り替えるMaGDri機構により、追加のモーターなしで物に合わせたつかみ方を選べる。IEEE Robotics and Automation Lettersに掲載。 - [スマホで解錠のAliro 1.0、EspressifがESP32向けSDK公開](https://fabscene.com/new/news/espressif-esp-aliro-sdk/): Espressif Systemsが、スマホをかざして解錠する共通規格「Aliro」対応のリーダーを開発するためのESP32向けSDK「esp-aliro」をGitHubで公開した。まずNFC方式に対応し、M5StackのNFCユニットとNanoC6を使った実装例も用意する。 - [品切れのChatGPT操作パッドをM5Stackで再現、6タスクを指先で切り替え](https://fabscene.com/new/news/m5stack-core2-codex-micro-firmware/): imliubo氏が、M5Stackの小型端末「M5Stack Core2」をOpenAIのマクロパッド「Codex Micro」互換のBluetoothコントローラーに変えるオープンソースファームウェアを公開した。タッチ画面で6つのAIタスクを切り替え、承認や却下を送れる。品切れの本家に代わる選択肢になる。 - [銅を超える配線材料をコーネル大が発見、直径10nmまで細く作れるナノワイヤー](https://fabscene.com/new/news/cornell-niobium-arsenide-copper-interconnect/): 米コーネル大学の研究チームが、集積回路の内部で銅の配線を置き換えられる可能性のある材料を見つけた。ニオブ砒素の単結晶ナノワイヤで、細くするほど電気を通しやすくなるという、銅と逆の性質を持つ。熱機械ナノモールディングで直径約10nmまで制御して作る。成果はScienceに掲載された。 - [ビット・トレード・ワンが3480円のUSBケーブルチェッカーを8月に発売](https://fabscene.com/new/news/bto-usb-cable-checker-lite/): ビット・トレード・ワンが、USBケーブルの状態をLEDの点灯で確かめる「USB Cable Checker Lite」を2026年8月7日に発売する。ワイヤの導通と電源線の抵抗値、CC/Vconn抵抗を調べられ、Type-C同士ならeMarkerから最大240Wの給電能力も判別する。市場想定売価は3480円前後。 - [ヒューマノイド「G1」を分解、CNC削り出しに見る市場優先の設計](https://fabscene.com/new/news/unitree-g1-teardown-munro-schaeffler/): 米Munro & Associatesが、中国Unitree Roboticsのヒューマノイド「G1」を分解し、独Schaefflerの技術者らと設計を検討する様子を公開した。関節は2段の遊星歯車を使う回転式で、膝のモーターはヒートパイプで冷やす。鋳造にすべき部品まで削り出す作りに、市場投入を急いだ判断が表れている。 - [MITがXRグラスと現実をつなぐ財布「Glyph」、ボタン2つでQRを表示](https://fabscene.com/new/news/mit-media-lab-glyph-xr-wallet/): マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが、XRグラスから送られた搭乗券やチケットのQRコードを表示する財布「Glyph」を公開した。電子ペーパーとボタン2つを組み込み、読み取り機にはスマートフォンと同じ形の情報を差し出す。デジタルファブリケーションの授業の最終課題が出発点。 - [クラウドに出さない防犯カメラを自作、PocketBeagle 2で人物を検知](https://fabscene.com/new/make/pocketbeagle2-privacy-security-camera/): Clem Mayer氏が、映像を外に出さない防犯カメラを一から作った。BeagleBoardのPocketBeagle 2にカスタム基板を組み合わせ、OpenCVと軽量なニューラルネットワークで人物を検知する。録画は本体に残り72時間で自動削除。基板データとコードを無料で公開している。 - [Podcast第9回「オープンソースハード時代の製品開発」配信開始しました](https://fabscene.com/new/infomation/fabscene-space-podcast-vol09/): FabSceneのポッドキャスト「FabScene Space」第9回を配信。 - [ラズパイのPico Wが無線LAN子機に、ドライバー不要で4.75Mbps](https://fabscene.com/new/make/pico-usb-wifi-driverless-adapter/): 白一百氏が、Raspberry Pi Pico WをドライバーなしのUSB無線LAN子機に変えるファームウェア「pico-usb-wifi」を公開した。CDC-NCMの機器として認識され、OSに最初から入るドライバーだけで動く。パソコンとPico Wを1つのMACアドレスにまとめ、透過的に中継する。 - [2D画像からCADコードを書くAI、MITが計算量2割で精度を上げる仕組み](https://fabscene.com/new/news/mit-gift-image-to-cad-vlm/): マサチューセッツ工科大学(MIT)などの研究チームが、2次元の画像からCADのプログラムを自動で書き起こすAIを鍛える枠組み「GIFT」を開発した。AIの弱点を調べてから、その弱点に効く学習データだけを作る。従来の手法より正確なCADプログラムを出しながら、計算量は約2割で済む。 - [OpenInfraredがQRで家電を操るリモコンハブを発表、クラファンで先行予約開始](https://fabscene.com/new/news/openinfrared-point-universal-remote-hub/): 米PhoenixのOpenInfraredが、スマートフォンでQRコードを読むかNFCタグに触れるだけで家電を操作できるリモコンハブ「OpenInfrared Point」のクラウドファンディングを実施している。アプリの導入もクラウドも要らず、オフラインで動く。1台149ドルで、出荷は2027年1月を予定する。 - [NVIDIAのJetsonに小型2種、上位機の半分のサイズで同等の推論性能](https://fabscene.com/new/news/nvidia-jetson-t3000-t2000-thor/): NVIDIAが、ロボットやエッジ機器向けのモジュール「Jetson T3000」と「Jetson T2000」を発表した。T3000は865TFLOPSのAI性能を持ち、大きさと消費電力は上位のT5000の約半分ながら同等の推論性能を出せるという。発売は2027年第1四半期を予定する。 - [ラズパイPicoで240Vを操るOlimexの基板「PICO-EVB」](https://fabscene.com/new/news/olimex-pico-evb-high-voltage-automation/): ブルガリアのOlimexが、Raspberry Pi Picoを100V超の電気機器につなぐためのベースボード「PICO-EVB」の予約受付を始めた。240VAC対応のリレーと絶縁入力を4系統ずつ備え、価格は14.95ユーロ。ハードウェアはオープンソースで、ESPHomeの設定ファイルも公開している。 - [見ても触ってもわからない皮膚電極を東大が開発、200nmの膜でテカリを消す](https://fabscene.com/new/news/utokyo-stealth-skin-electrode/): 東京大学生産技術研究所の松久直司准教授らの研究グループが、顔に貼っても見た目でわからず、触ってもわからない「ステルス皮膚電極」を開発した。酸化チタンのナノ粒子を混ぜた厚さ約200nmの膜で皮膚のテカリを抑える。眼球運動の計測では市販のゲル電極と同等の信号対雑音比を得た。 - [ルーターに挿す約320円の広告ブロッカー、13万ドメインをRAM40KBで判定](https://fabscene.com/new/make/esp32-c3-dns-adblock-hash-in-flash/): M-Abozaid氏が、PSRAMなしのESP32-C3で動くPi-hole風のDNS広告ブロッカーを公開した。ドメインを文字列でなくFNV-1aの8バイトのハッシュにしてフラッシュへ置き、二分探索する。13万件が1.02MBに収まり、RAMの消費は約40KB。ルーターのUSBポートに直接挿せる。 - [脆弱性情報を映し続ける約40ドルの電子ペーパー端末「VulnCast」が公開](https://fabscene.com/new/news/vulncast-esp32-s3-epaper-cve-dashboard/): セキュリティ情報サービスのVulnersが、脆弱性やエクスプロイトの最新情報を電子ペーパーに映し続ける卓上端末「VulnCast」を公開した。ハードウェアは約40ドルのLilyGo製ESP32-S3ボード1枚で、サーバーを介さず端末が直接APIをたたく。ファームウェアはMITライセンス。 - [ESP32学習キット「CherryIoT」発売、センサーやサーボモーターが付属](https://fabscene.com/new/news/esp32-cherryiot-basic-kit-bto/): ビット・トレード・ワンのBTOSが、はんだ付けなしでセンサーやモーターを試せるESP32搭載の学習キット「ESP32 CherryIoT Basic kit」を1万3200円で発売した。USBドングル型の本体に12種類のモジュールを挿して使う。個人製作者からの委託販売品として扱う。 - [OpenAIがCodex専用キーボードを発売、13キーがAIの状態を色で示す](https://fabscene.com/new/news/openai-codex-micro-work-louder-keyboard/): OpenAIが、AIコーディングツール「Codex」専用のキーボード「Codex Micro」を発売した。日本向けの価格は3万7900円で、設計はWork Louderと共同。13個のキーが作業ごとに割り当てられ、考え中か実行中かをRGBの色で示す。ダイヤルでAIに考えさせる深さも切り替えられる。 - [2.3mの3Dプリント橋で判明、材料を縛るのはコンクリートでなくノズルの太さ](https://fabscene.com/new/news/mit-3d-printed-concrete-bridge-optimization/): マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、3Dプリンターの制約を設計の計算に組み込む枠組みを作り、長さ2.3mのコンクリート橋を造形して耐荷重試験まで済ませた。構造の軽さを縛るのはコンクリートの強度ではなくプリンターの性能で、線を40mmから10mmに細くできれば材料を最大76%減らせる。 - [ラズパイで1950年代のKodak製2眼レフを赤外線対応に](https://fabscene.com/new/make/pi-cam-ir-a-kodak-duaflex-infrared/): beachKilla氏が、Raspberry Pi Zero 2 Wと赤外線フィルターを外したIMX219を、1950年代のKodak Duaflex IIの筐体に組み込んだ赤外線カメラを公開した。3.5インチのタッチスクリーンと充電ケーブルまで内蔵し、Wi-Fi経由で写真を取り出せる。 - [60℃で退避し振動でほこりを落とすソーラーパネル、Arduinoで自動追尾](https://fabscene.com/new/make/arduino-uno-q-smart-solar-panel/): Julián Caro Linares氏が、太陽を自動で追い、振動でほこりを落とし、悪天候を避けて退避する小型ソーラーパネルを公開した。Arduino UNO Qを中心に、光や温度、振動を見るモジュールとMG90サーボで構成する。3DデータとコードはCC BY-SAで公開している。 - [ラズパイPico 2が音声を聞いて話す、470KBで50語](https://fabscene.com/new/make/moonshine-micro-rp2350-voice/): Moonshine AIのPete Warden氏が、マイコン向けの音声インターフェース「Moonshine Micro」を公開した。単価80セントのRaspberry Pi RP2350で動き、520KBのRAMのうち470KB程度で音声区間の検出、認識、合成をこなす。語彙は50語で、クラウドもWi-Fiも要らない。 - [編み地そのものが3種のスイッチに、ハーバード大が歩数計と自転車で実証](https://fabscene.com/new/news/knit-textile-switches-haptic-harvard/): ハーバード大学の研究チームが、編み地そのものをスイッチとして働かせる技術を開発した。導電性の糸を編み込んだ布が変形の瞬間に切り替わり、指に手応えを返しながら回路を開閉する。膝に当てれば歩数を数え、肘に当てれば自転車の方向指示灯を点ける。成果はAdvanced Functional Materialsに掲載された。 - [AIが数週間で3Dプリント向け耐熱合金を6種発見、1000℃の酸化を85%抑制](https://fabscene.com/new/news/ai-self-driving-lab-nicocr-alloys/): カナダのUniversity of Torontoの研究チームが、AIとロボットを組み合わせた実験装置で、金属3Dプリンターで造形できる耐熱合金を6種類見つけた。ニッケル、コバルト、クロムの3元素だけで、1000℃向けの1種は従来の超合金に比べて酸化による質量増加を85%抑えた。数週間で絞り込んだ。 - [90年代のサウンドカードを4層基板で複製、GALのコードまで公開](https://fabscene.com/new/make/beavis-ultrasound-open-source-gus-clone/): 1990年代のPCで音を鳴らしたサウンドカード「Gravis Ultrasound」は、いま中古市場で手に入り - [空気が悪すぎて2時間で頭痛、犯人は3Dプリンターでなく自分だった](https://fabscene.com/new/make/diy-smart-ventilation-workshop-co2/): MakerのMichael Klements氏が、自宅工房の空気を2時間ずつ測り、自動で動く換気装置を作った。3Dプリンター3台を動かしてもVOCはほぼ変わらず、二酸化炭素を2000ppm近くまで押し上げていたのは本人だった。140mmファン5個をPWMで制御し、濃度に応じて4段階で回す。 - [1994年のSEGAスーパー32XでLinuxが起動、23MHzのSH2を2個とも動かす](https://fabscene.com/new/make/linux-on-sega-super-32x/): Makerのcakehonolulu氏が、1994年発売のメガドライブ用周辺機器「スーパー32X」にLinuxを移植した。フラッシュカートの拡張マッパーでROMをRAM化して4MBを確保し、CPU同士の排他制御の仕組みがないSH2でPetersonのアルゴリズムを実装。2つのCPUを認識して起動させた。 - [予算5万円で始めるフィジカルAI──ソフトウェアエンジニアのためのロボットアーム「SO-ARM101」入門](https://fabscene.com/new/pr/so-arm101-physical-ai/): 卓上ロボットアーム「SO-ARM101」を使ったフィジカルAI入門ガイド。組み立てからLeRobotの環境構築、テレオペレーション、データ収集、模倣学習、推論まで一連の流れを実際に試しながら解説する。予算5万円から始められ、ラップトップ1台でも動かせる、ソフトウェアエンジニアのための入門機を実践する。 - [ラズパイで古いKindleを情報ダッシュボードに、中古端末を再利用](https://fabscene.com/new/make/kindle-carousel-raspberry-pi-eink-dashboard/): qadzek氏が、古いKindleを対話型のダッシュボードにする「Kindle Carousel」を公開した。Raspberry PiがWebアプリを配信し、画面をグレースケール画像として撮ってKindleに送る。本体のボタンでアプリを切り替えられる。対応はKindle 3と4 NTで、コードはMITライセンス。 - [北向きの部屋を明るさ7倍に、個人が作った太陽追尾ミラー](https://fabscene.com/new/make/diy-esp32-heliostat-sunlight/): 北向きの暗い部屋に日光を反射する自作ヘリオスタットを、Makerが公開した。太陽光パネル用の2軸マウントに1500×750mmの鏡を2枚載せ、ESP32が太陽の位置を毎分取得して角度を合わせる。室内の間接的な明るさは約7倍になり、総額は約1500ユーロだった。 - [太陽光センサーを1枚で、個人が開発「Solar Devboard V1」](https://fabscene.com/new/make/solar-devboard-v1-esp32-c6/): 米国のMakerであるAndrei Pokotylo氏が、太陽電池で動くセンサー向けの開発ボード「Solar Devboard V1」を公開した。外付けの充電モジュールと配線をなくし、Raspberry Pi Picoに近い形の1枚にまとめた。ESP32-C6を載せ、GPIOは10本でQWIICコネクターも備える。 - [10.5×10.9mmの超小型Arduino互換ボード「pinch」が予約開始](https://fabscene.com/new/news/moddo-pinch-arduino-compatible-board/): moddoが、USB Type-C端子とほぼ同じ大きさしかないArduino互換ボード「pinch」の予約受付を始めた。基板の外形は10.5×10.9mmで、マイコンはMicrochipのSAMD11を積む。USBはネイティブ対応でHIDとしても動く。価格は15.90ドルで、出荷は2026年9月に始まる。 - [金属3Dプリントは温度を下げると欠陥減、英大学がアルミ合金で確認](https://fabscene.com/new/news/manchester-molten-metal-deposition-aluminium-defects/): 英University of Manchesterの研究チームが、金属3Dプリンターの造形温度をわずかに下げるだけで、アルミ部品の内部にできる欠陥を減らせることを実験で示した。ノズルと基板の温度を低くすると冷え方が速くなり、金属組織が細かくなって気孔も減る。対象は溶かしたアルミを吐出するMMDという造形方式。 - [熱を迂回させ赤外線から物体を隠す3D装置、米大学が0.5mm格子で実証](https://fabscene.com/new/news/3d-printed-omnidirectional-thermal-cloak/): 米University of Illinois Urbana-Champaignなどの研究チームが、熱の流れを迂回させて物体を赤外線カメラから隠す3次元の装置を作り、実験で効果を確かめた。アルミ合金の格子を金属3Dプリンターで造形し、樹脂を流し込んで仕上げる。電子部品の熱管理や熱による検知からの保護を見込む。 - [ラズパイのRP2354とFPGAを1枚に、50ドルの基板「Forgix」発売](https://fabscene.com/new/news/adiuvo-forgix-rp2354-fpga-board/): 英Adiuvo Engineering & Trainingが、Raspberry PiのマイコンRP2354とEfinixのFPGA「Trion T8」を1枚に載せた50ドルの開発ボード「Forgix」を発売した。Teensyと同じ28ピンのDIP形状に収め、ボードのデータはオープンソースとして公開している。 - [説明書なき40Wレーザーカッター「K40」の地下経済——ユーザーを設計者に変えた未完成品](https://fabscene.com/new/special/k40-laser-cutter-mod-culture/): 数百万円の業務機しかなかったレーザーカッターの世界に現れた、1000ドル以下の中国製「K40」。説明書も安全装置もない未完成なこの機械が、なぜ世界中のユーザーを設計者に変え、改造の経済圏まで育てたのか。GlowforgeやbeamoなどのK40以後の完成品の登場までを含む10年の歴史をたどる。 - [ドローンでレーザーを反射し火山ガスを最大3000点計測、TUMが噴火予測に応用](https://fabscene.com/new/news/tum-drone-laser-volcanic-gas/): ドイツのTUMの研究チームが、飛行するドローンを反射板に使って火山ガスの濃度を測る計測システムを開発した。地上のレーザーをドローンで反射させ、雲を通る間の減衰から二酸化炭素などの濃度分布図を作る。最大3000回の測定で誤差は約5%。噴火の兆候の早期把握を目指す。 - [肌に塗ると電極になるインクを開発、10分で乾き12時間使用可能](https://fabscene.com/new/news/paintable-conductive-ink-skin-electrode/): 米Pennsylvania State Universityを中心とする国際チームが、肌に直接塗って乾かすと電極になる導電性インクを開発した。10分ほどで乾いて心電図や筋電図、脳波を記録でき、色や柄も自由に描ける。心臓の異常の早期把握や義手の制御などへの応用を見込む。 - [MITが赤外線を1画素ずつ操るチップ、可動部なしで焦点や波長を変える](https://fabscene.com/new/make/mit-mid-infrared-metasurface-pixel-control/): MITの研究チームが、届いた赤外線を画素ごとに制御できる小型の光学チップを開発した。相変化材料のメタサーフェスとディスプレイ由来のクロスバー配線を組み合わせ、可動部なしで焦点や波長を切り替える。ガス検出や熱画像、光コンピューティングへの応用を見込む。 - [ラズパイ5のポケットサイバーデッキ、樹脂でなく真鍮パイプで組んだ4インチ機](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-5-pocket-cyberdeck-brass/): MakerのVector氏が、3Dプリントの樹脂ケースを使わず真鍮パイプと銅線でフレームを組んだRaspberry Pi 5のポケットサイバーデッキを公開した。4インチのHDMIタッチスクリーンとM5StackのCardKBを載せ、部品表や配線、CardKBの設定手順まで自身のWebサイトで公開している。 - [米タフツ大が糸1本の上に3次元集積回路、面外に曲げられるウェアラブル電子機器](https://fabscene.com/new/news/tufts-thread-3d-integrated-circuit/): 米タフツ大学のSameer Sonkusale氏らが、繊維の糸1本の上にミリメートル大のトランジスタをつないで、面外に折り曲げられる3次元集積回路を作る手法を発表した。衣服に縫い込んでも目立たないウェアラブル電子機器への応用を視野に入れている。 - [4K撮影・時速29kmで自律追尾、DJI出身者らのカメラロボット「Beni」](https://fabscene.com/new/news/mondo-robotics-beni-camera-robot/): 米Palo Altoのスタートアップ、Mondo Roboticsが自律追尾カメラロボット「Beni」をKickstarterで公開した。人やペットを最高時速28.8kmで追い掛けながら4Kで撮影する車輪型で、屋外・屋内の路面を走行し障害物を約25cm跳び越える。 - [AI最適化の3Dプリント飛行翼「NX-2」、消費32%減で航続120kmを検証](https://fabscene.com/new/make/nx2-ai-optimized-flying-wing/): スペイン在住のRC機クリエイターNeuronautics氏が、AIで翼形状を最適化した3Dプリント飛行翼「Neuronaut NX-2」を公開した。実飛行の検証で最適な推進系を選び、1kmあたり32Whまで消費を下げ、3セル・リチウムイオン39Whで航続120kmを見込む。 - [1台5000円以下で実現、勤怠記録用ESP32端末を父のために自作](https://fabscene.com/new/make/esp32-crewtrack-202607/): ESP32とRFIDリーダーで作る勤怠打刻端末「CrewTrack」がGitHubに公開された。父親が営む電気工事の現場で月末の勤怠集計に困った作り手が、クラウドも月額料金もいらないオフライン運用を狙って自作したもの。部品費は1台12〜18ユーロで済む。 - [電子回路なしで触れるを動きに変えるソフトセンサー、3方向の力を流体で感知](https://fabscene.com/new/news/nus-me-sofs-electronics-free-soft-force-sensor/): シンガポール国立大学(NUS)の研究チームが、電子回路を使わずに触れた力を直接ロボットの動きに変えるソフトセンサー「ME-SOFS」を開発した。力を流体の流れに変え、その流れでアクチュエータを動かす。水平・横・垂直の3方向の力を見分け、90℃の熱水や高圧でも安定。成果はScience Advancesに掲載された。 - [新聞の英単語当てゲーム「Wordle」をESP32のタッチ画面で、毎日の問題を自動取得](https://fabscene.com/new/make/jgordon510-esp32-cyd-daily-wordle/): 作り手のjgordon510氏が、ニューヨーク・タイムズの日替わり英単語当てゲーム「Wordle」を、ESP32の「Cheap Yellow Display」で遊べるようにした。起動時にその日の答えを取り込み、Wi-Fiを切って端末だけで動く。MicroPythonで書かれ、MITライセンスで公開している。 - [エスカレーターで歩く人を半分に減らしたAI──名古屋発、駅の見守りシステムを支えるLiDAR技術とreComputer Jetson](https://fabscene.com/new/pr/escalator-lidar-recomputer-jetson/): 名古屋市営地下鉄などに本格導入された「エスカレーター見守り君」。LiDARセンサーとエッジAIでリアルタイムに歩行者を検知し、歩行率を約半分に低下させた。来栗川電算がSeeed StudioのreComputer Jetsonで実現した、公共インフラへのAI実装事例を開発者に聞いた。 - [数百万件のベクトル検索をESP32でSDカードから実行、サーバーもクラウドも不要](https://fabscene.com/new/make/nn20db-esp32-million-scale-vector-search-sd/): 開発者のBruno Keymolen氏が、数百万件のベクトル検索を手のひらサイズのマイコンで動かすソフト「nn20db」を公開した。索引をメモリではなくSDカードなどに置き、必要な部分だけを読むため、チップのメモリより大きなデータも扱える。ESP32-P4などで動き、サーバーもクラウドも不要。個人や教育の用途なら無償。 - [ヒューマノイドが重い物を扱う力に耐えられるか、独ミュンヘン工科大が測る新指標](https://fabscene.com/new/news/tum-thorarena-humanoid-physical-force-benchmark/): 独ミュンヘン工科大学の研究チームが、ヒューマノイドロボットが実際の作業でかかる力に耐えられるかを測る評価指標「ThorArena」を開発した。人の動きと手の力のデータを仮想のロボットに当てはめ、追従の精度を数値化する。主要なロボット制御AIは人並みの安定性に届かず、成果はarXivで公開された。 - [Bambuプリンターの状態を映す専用モニターを自作](https://fabscene.com/new/make/keralots-bambuhelper-esp32-print-monitor/): GitHubの作り手Keralots氏が、Bambu Labの3Dプリンター専用の卓上モニター「BambuHelper」を自作した。ESP32-S3と1.54インチ液晶で部品代は6ドルほど。MQTTで状態を読むだけの読み取り専用で、ブラウザからボタン一つで書き込める。設計はオープンソースで公開している。 - [19世紀の写真技法ダゲレオタイプ、半導体の成膜技術で銀板を自作](https://fabscene.com/new/make/reader-diy-sputtering-daguerreotype-silver-plate/): 読者のKoji Tokura氏が、19世紀の写真技法ダゲレオタイプ用の銀板を、半導体製造にも使うスパッタリングで自作している。真空チャンバーや高電圧のプラズマ、ペンプロッター改造CNCによる成膜まで手作りし、当時のカメラで撮影。真空装置から作り込んだ、読者投稿の作品を紹介する。 - [ボーカルが消えるカラオケスピーカー工作キット](https://fabscene.com/new/news/my-karaoke-speaker-mini-vocal-cancel-kit/): スイッチサイエンスが、歌声を消してカラオケのように楽しめる工作キット「Myカラオケスピーカーmini」を発売した。スピーカーの箱にはカップ麺の空き容器を使う。左右の信号を差し引いて中央のボーカルを打ち消す仕組みで、価格は4235円。はんだ付けが必要で、電子工作入門や音のしくみ学習に向く。 - [ノートPCなしでAIが物を見つけて追う自作カメラ、ESP32-S3で首を振る](https://fabscene.com/new/make/mmm1712-edge-ai-object-tracking-camera-esp32s3/): 作り手のmmm1712氏が、AIを機体の中で動かして物を追う自作の追跡カメラを公開した。物を見つけるAIをビジョンモジュール「Grove Vision AI V2」が機上で直接こなし、XIAO ESP32-S3がサーボで首を振る。処理を手元で完結させるエッジAIの構成で、設計はMITライセンスで公開している。 - [樹脂で覆うだけで青色の量子ドットLEDの寿命が5000倍に、MITが解明](https://fabscene.com/new/news/mit-resin-encapsulation-blue-qd-led-lifetime/): 米MITの研究チームが、量子ドットで作る発光ダイオード(QD-LED)をアクリル系の樹脂で覆うだけで、寿命を大きく延ばせることを示した。とくに長持ちしなかった青色で寿命が5000倍以上、赤色でも約8倍に。動作中の劣化を樹脂が抑える仕組みも解明した。成果はMITが発表した。 - [ESP32-S3の携帯ゲーム機を手はんだで製作、自作OSと15本のゲームを動かす](https://fabscene.com/new/make/emir173-esp32-s3-handheld-game-console/): 電子工学を学ぶ学生のemir173氏が、ESP32-S3を使った携帯ゲーム機を基板に手ではんだ付けして作り上げた。FreeRTOS上の自作OSと、テトリスやDOOM風など一から書いた15本のゲームが動く。SDカードからゲームを入れ替えられ、設計から中身まですべてオープンソースで公開している。 - [DRAMを本のように立ててAIメモリの熱に挑む2つの新方式、韓国と日本が発表](https://fabscene.com/new/news/hbm-sideways-dram-vdie-mosaic-cooling/): AIの計算に使う高速メモリ「HBM」の熱の問題に、韓国と日本の研究チームが、DRAMのチップを本のように立てて並べる新方式を示した。韓国のV-Dieは最新のHBM4比で約82%高速、東大主導のMOSAICはHBM4の2倍の容量を最高温の上昇1℃ほどで得るとする。6月のVLSIシンポジウムで発表された。 - [使い終えたら堆肥にできる回路基板、クエン酸づくりの菌を使い独チームが開発](https://fabscene.com/new/news/animatpcb-compostable-fungal-circuit-board/): ドイツのフライベルク工科大学の研究チームが、使い終えたあとに堆肥として土に還せる回路基板を試作した。クエン酸の製造で出るクロコウジカビの菌糸を型に入れて乾かし、プラスチックのような板にする。性能は市販品に及ばないが、環境センサーや玩具に使え、成果はCleaner Materialsに掲載された。 - [巨大化した8ビットマイコンにスマホを載せて充電、ワイヤレス充電器を自作](https://fabscene.com/new/make/giant-atmega-chip-wireless-charger/): ある作り手が、8ビットマイコンのチップを巨大化し、天面にスマホを載せると充電できるチップ型のワイヤレス充電器を自作した。送受信基板の自作では共振で過熱し、通信の仕組みがないため市販機器は充電できず、最終的にQi認証モジュールを組み込んで実用にした。3Dモデルや基板データは公開している。 - [1977年のApple IIを現代の部品でハードから自作、設計データも公開](https://fabscene.com/new/make/sb-mini-ii-homebrew-apple-ii-clone/): Simon Boak氏が、1977年のApple IIを現代の部品でハードウェアから組み直した自作機「SB Mini II」を公開した。ソフトのエミュレーションではなく実際の回路で動き、65C02やSRAM、オープンソースのVGAカード、Raspberry Pi Picoを使う。設計もすべて公開している。 - [YouTube動画「3D-CAD民主化の40年史」を配信しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-deepfab-3dcad40th/): FabScene公式YouTubeチャンネルで、新作動画を公開しました。 - [キーを4倍に拡大した巨大な自作テンキー、重さ約900gで設計データも無料公開](https://fabscene.com/new/make/scotto-bigum-giant-3d-printed-numpad/): MakerのJoe Scotto氏が、キーを4倍に拡大した巨大なテンキー「ScottoBigum」を作った。本人が世界最大とうたい、重さは約900g。お遊びの一方で、視覚に障害のある人向けに大きな文字と高コントラストのキーキャップを試すなど、使いやすい入力機器のヒントにもなる。設計データは無料公開している。 - [親しい相手を突然「嫌い」に、脳が感情を更新する仕組みを東大がマウスで解明](https://fabscene.com/new/news/utokyo-social-memory-valence-brain-circuit/): 東京大学定量生命科学研究所の奥山輝大教授らが、親しかった相手に突然攻撃されたときに生じる「嫌い」という感情の脳内メカニズムを、マウスで解明した。相手の記憶をためる海馬腹側CA1と感情の中枢である扁桃体のつながりが強まることが鍵で、その感情を人為的に作り消すことにも成功。成果はScienceに掲載された。 - [21cm角のロボット船がレゴのように水上で組み替わる群れ、MITが開発](https://fabscene.com/new/news/mit-floatform-self-assembling-robot-boat-swarm/): 米MITの研究チームが、水面で自ら連結して構造を作り、ばらけて別の形に組み直す小型ロボット船の群れ「FloatForm」を開発した。1台は21cm角で、ヒアリのいかだに着想した分散制御により、中央の司令なしに数十〜数千台が並行して動く。災害後の一時設備や救難などへの応用を見込む。 - [水に潜って羽ばたいて飛び立つ鳥型ロボット、重さ300g未満でMITらが開発](https://fabscene.com/new/news/mit-epfl-puffin-flapping-aerial-aquatic-robot/): 米MITとスイスのEPFLの研究チームが、水中を泳ぎ、そのまま羽ばたいて水面から飛び立つ、ツノメドリなど潜水鳥に着想した鳥型ロボットを開発した。重さは300g未満で、飛行時は毎秒5〜6回、離水時は毎秒10回羽ばたく。レマン湖で1秒とかからず水面から空へ飛び出した。 - [紫外線で炎を見つける自作の回転スキャナー、太陽光に反応せず15m先も検知](https://fabscene.com/new/make/uv-phototube-flame-scanner-hamamatsu-r2868/): ある作り手が、探査車に載せる山火事の早期発見用として、紫外線で炎を検知する自作の回転スキャナーを作った。浜松ホトニクスの光電管R2868で波長185〜260nmの紫外線を捉え、太陽光には反応しない「ソーラーブラインド」検出を活かす。15m離れて茂み越しでも炎を検知した。 - [スーツケースに収まる3Dプリントの電動バイクをYouTuberが開発](https://fabscene.com/new/make/ivan-miranda-3d-printed-suitcase-motorbike/): 3Dプリント作品で知られるMakerのIvan Miranda氏が、スーツケースに収まる電動バイクを自作した。芝刈り機の車輪を細いリムで丸くし、双安定スタンドや可変抵抗のアクセルなどを工夫。電池を外すと約14kgで、プラハのコンテストで優勝した。複製向けの版の設計データも公開している。 - [韓国科学技術院が2次元半導体の探索を自動化、数千個から厚さと性能を解明](https://fabscene.com/new/news/kaist-automated-2d-semiconductor-screening-mos2/): 韓国科学技術院(KAIST)のJimin Kwon教授らが、次世代AI半導体として注目される2次元半導体の探索と素子作りを自動化した。二硫化モリブデン(MoS2)の薄片から数千個のトランジスタを作って測り、厚さと性能の関係を統計的に解明。成果はAdvanced Functional Materialsに掲載された。 - [授業で手を挙げにくい学生が3Dプリントで自作、質問を光で知らせる車いすライト](https://fabscene.com/new/news/sol-wheelchair-mounted-signal-light-3d-printed/): 米イリノイ大学の大学院生Carter Schott氏が、授業で手を挙げにくい自身のために、光で質問を知らせる車いす取り付けライト「Sol」を3Dプリントで自作した。USB給電のLEDをアクリルの輪で拡散させ、まぶしくないよう工夫。キャンパスで必要とする人に無料で配る計画だ。 - [ヒューマノイド開発をオープンに、NVIDIAの基盤モデルがLeRobotで使える](https://fabscene.com/new/news/nvidia-hugging-face-isaac-groot-lerobot-open-robotics/): NVIDIAとHugging Faceが、ヒューマノイド開発をオープンソースで進めやすくする。NVIDIAの基盤モデル「Isaac GR00T 1.7」と動作データ収集の「Isaac Teleop」を、Hugging Faceのロボット用ライブラリ「LeRobot」に統合。収集から実機への配備までを開かれた流れでこなせる。 - [メモリの中でAIの計算をする省エネチップ、SK hynixとTetraMemが実証](https://fabscene.com/new/news/sk-hynix-tetramem-analog-in-memory-computing-soc/): 韓国のSK hynixと米シリコンバレーのTetraMemが、メモリの中でAIの計算を直接こなす省エネなチップを共同で実証した。抵抗を何段階にも設定できる記憶素子メムリスタ(RRAM)に重みを書き込み、データを往復させずに計算する。成果はAdvanced Intelligent Systemsに掲載され、表紙に選ばれた。 - [契約もSIMもなしに機器をワイヤレスでつなぐ、USBに挿すだけの開発ドングル](https://fabscene.com/new/news/norik-nrf9151-dect-nr-plus-usb-dongle/): Norik Systemsが、nRF9151を使ったDECT NR+向けのUSBドングルを公開した。免許のいらない電波で多数のIoT機器をつなぐDECT NR+の子ノードやUSBゲートウェイとして働き、Zephyrのオープンソース作例で自作もできる。CMSIS-DAP内蔵で外付けデバッガーもいらない。 - [多色3Dプリントを印刷前にARで実寸プレビュー、色を確かめられる無料ツール](https://fabscene.com/new/make/3mf-color-customizer-ar-multicolor-print-preview/): Sami Salah氏が、多色プリントを印刷する前に、実際の色と実寸の模型をスマホのARで確かめられる無料ツール「3MF Color Customizer」を公開した。Bambu StudioやOrcaSlicerなどの多色.3mfをブラウザで色替えし、標準のGLBへ書き出せる。処理は手元で完結し、MITで公開する。 - [冷却なしで低コスト熱カメラを高精度に、米エール大が小トランジスタで感度15倍](https://fabscene.com/new/news/yale-transistor-uncooled-thermal-camera-tcr/): 米エール大学のFengnian Xia教授らが、小さなトランジスタを1つ加えるだけで、冷却のいらない安価な熱カメラの精度を高める方法を見つけた。材料を替えず、キャリアフィードバックでTCRを1ケルビンあたり約10%から最大150%へ引き上げる。成果はNature Sensorsに掲載された。 - [カメラ1つで柔らかく物をつかむロボットの手、北陸先端大がゾウの鼻に着想](https://fabscene.com/new/news/jaist-eletac-elephant-trunk-soft-gripper/): 北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)のVan Anh Ho教授らが、ゾウの鼻先に着想した柔らかいロボットの手「EleTac」を開発した。指の中に置いた1つの魚眼カメラで素材の変形を捉え、深層学習で触れた位置や力を読み取る。成果はIEEE Transactions on Roboticsに掲載された。 - [現実に映像を重ねる自作ARヘッドセット、SteamVR対応にして小型化](https://fabscene.com/new/make/manolo-sideloader-3-3-diy-ar-headset-steamvr/): 動画クリエイターのMañolo氏が、自作のARヘッドセット「Sideloader 3.3」を公開した。旧版のRaspberry Pi PicoをATmegaに置き換えてSteamVRに正式対応させ、小型化した。頭の向きの検出にはジャイロとオープンソースのHadesVRを使い、半透明のコンバイナーは型とリューターで手作りする。 - [中身を全部自分で決める自作スマートウォッチ、6軸センサーなど積み設計も公開](https://fabscene.com/new/make/spectrewolf777-stm32l4-watch-diy-smartwatch/): Apple WatchやGalaxy Watchに満足できなかったSpectrewolf777氏が、自作スマートウォッチ「Stm32l4-Watch」を作った。STM32L4P5と多数のセンサーを載せた自作基板に、USBキーボード擬態やHome Assistantの操作機能を持たせ、設計データをGitHubで公開している。 - [光で動き計算も化学検知もこなすチップを1枚に、米ペンシルベニア州立大が開発](https://fabscene.com/new/news/penn-state-light-powered-sensing-computing-chip/): 米ペンシルベニア州立大学の研究チームが、周囲の光だけで発電し、その電力で計算と化学物質の検知までこなす1枚のチップを開発した。シリコンの太陽電池層、2次元材料の計算用トランジスタ、グラフェンの化学センサーを縦に積む。電池も充電もいらず、成果はNature Electronicsに掲載された。 - [韓国科学技術院が最大15%伸ばしても像がゆがまない伸縮ディスプレイ技術を開発](https://fabscene.com/new/news/kaist-auxetic-distortion-free-stretchable-display/): 韓国科学技術院(KAIST)と東亜大学の研究チームが、画面を最大15%伸ばしても文字や画像が元の形を保つ伸縮ディスプレイの基盤技術を開発した。オーキセティック構造と土台を計算で選んだ点だけ選択的につなぎ、画面全体から細部まで等方的に広げる。Nature Communicationsに掲載された。 - [米テキサスA&M大が純金属を250nm以下で3D造形、ポリマー不要で低エネルギー](https://fabscene.com/new/news/texas-am-hot-electron-3d-metal-nanoprinting/): 米テキサスA&M大学の研究チームが、純粋な金属のナノ構造を3次元で造形する手法を発表した。フェムト秒レーザーで金属ナノ結晶のインクを融合させ、深さ・横方向とも250nm以下の細かさで形を作る。ポリマーを使わず、従来の約100分の1のパルスエネルギーで済む。Nature Communicationsに掲載された。 - [配線を増やさず発火を早期に知らせる「話す電池」、温度を電力に乗せて伝える](https://fabscene.com/new/news/talkative-battery-power-modulation-sensor/): 研究者のJohannes Diers氏とHamzeh Beiranvand氏が、電池のセルが温度などのデータを電力のやり取りに乗せて電力変換器へ送る方式を提案した。センサー専用の配線を増やさずに内部状態を把握でき、熱暴走の前に電流を絞れる。Communications Engineeringに掲載された。 - [シリーズ累計販売数1万台超──USB2BT PLUSでキーボード1台から3画面を操る](https://fabscene.com/new/pr/usb2bt-plus-typec-review/): 有線キーボードなどのUSBデバイスをBluetoothに変換するアダプタ「USB2BT PLUS」を実践レビュー。お気に入りの有線デバイスをiPhoneやiPadで使えるだけでなく、最大3台をワンタッチで切り替えられる。PC・タブレット・スマートフォンをキーボード1台で操作する、マルチデバイス環境の構築方法を紹介する。 - [麻痺した手が4年ぶりにフォークを握った、筋電で意図を読む空気圧グローブ](https://fabscene.com/new/news/tum-soft-pneumatic-exoskeleton-glove/): ドイツのミュンヘン工科大学(TUM)が、麻痺した手の握りを補う柔らかい空気圧式グローブを開発した。前腕の筋電を機械学習で解析して握る意図を97%の精度で読み取り、13本のチューブで空気クッションを動かす。ALSの患者が4年ぶりにフォークを持てたという。 - [ユタ大が層を積まず約20秒で微細な立体を固める造形法、3Dプリントの継ぎ目なし](https://fabscene.com/new/news/utah-single-exposure-holographic-3d-printing/): 米ユタ大学のRajesh Menon教授らが、層を積まず3次元の微細な構造を一度の露光で作る造形法を発表した。逆設計した位相マスクでレーザー光を樹脂内にホログラムとして結び、約20秒で硬化する。最小6マイクロメートルの構造を作れ、成果はNature Communicationsに掲載された。 - [スマホの通知から離れて書く、電子ペーパーの小型端末「PocketMage」](https://fabscene.com/new/news/pocketmage-esp32-s3-open-source-pda/): 米アリゾナのTalisman Designが、ESP32-S3を使うオープンソースのPDA「PocketMage」をCrowd Supplyで公開した。3.1インチの電子ペーパーと有機ELの2画面、物理QWERTYキーボードを備え、独自OSはApache 2.0で公開する。出資は185ドルから。 - [ラズパイZeroで動くプリンター、クラファンに向けて試作機を公開](https://fabscene.com/new/news/open-printer-raspberry-pi-zero-prototype/): パリのOpen Toolsが、Raspberry Pi Zero Wで動くインクジェットプリンター「Open Printer」の試作機を公開した。純正カートリッジのDRMに縛られず、詰め替えインクで使える修理前提の機体で、設計データを公開する。フランスのデザイン賞2部門の候補にも選ばれた。 - [最大8ツールのツールチェンジャー「INDX」がPrusa向けに出荷開始](https://fabscene.com/new/news/bondtech-indx-toolchanger-prusa-shipping/): スウェーデンのBondtechが設計しPrusa Researchが「CORE One」向けに組み込むツールチェンジャー「INDX」の出荷が始まった。誘導加熱のパッシブなツールを最大8本使い、交換は最大12秒、捨てる材料は約13mg。標準キットは4ツール669ユーロ、8ツール899ユーロ。 - [妻のために編み物カウンターを開発、腕につければ何段目を編んだか把握できるウェアラブルデバイス](https://fabscene.com/new/make/esp32-kast-knitting-row-counter/): 開発者のNikolay Tyulkin氏が、編み物の段数を数えるESP32製の手首装着型カウンター「KAST」を、妻のために自作した。改良版では市販の22mm時計ストラップに対応し、Wi-Fi設定画面や電池の持ちの改善を加えた。設計データはGitHubとThingiverseで公開している。 - [高校生がラズパイZeroで自作したコンデジ、設計データも公開](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-zero-2w-open-source-camera/): ある高校生の開発者が、Raspberry Pi Zero 2 Wとカメラモジュール3を使い、手のひらサイズのデジタルカメラ「PiShot」を自作した。ケースはスライド機構で部品を着脱できるモジュール式で、設計データやファームウェア、部品表をGitHubで公開している。 - [格安20円RISC-Vマイコン8192個で組んだ自作GPUをYouTuberが公開](https://fabscene.com/new/make/bitluni-8192-core-diy-gpu/): ドイツのMaker、Matthias Balwierz氏(bitluni)が、1個約0.13ドルのWCH CH570というRISC-Vマイコンを8192個使い、各チップにRGB LEDを付けて画素にした自作GPUを作った。目標解像度は320×200で、次は3万2000個規模を構想する。 - [磁石もばねも接着も使わず重力で紙を挟む3Dプリント製ノートホルダー](https://fabscene.com/new/make/vertical-note-holder-gravity-3d-print/): PerfecTolerance氏がPrintablesで公開した3Dプリント製の「Vertical Note Holder」は、磁石やばね、クリップ、接着剤を使わず、容器に入れた重りの重さと摩擦だけでメモや手紙を立てたまま挟む。STLデータは無料で公開されている。 - [CERNとKiCadの関係史——1万7000点の背景にある長期の共同作業](https://fabscene.com/new/special/cern-kicad-relationship-history-and-component-library/): 先日FabSceneでお伝えしたCERNのKiCad部品ライブラリ公開ニュースを掘り下げる。素粒子物理学の研究機関と無償PCB設計ソフトウエアの15年にわたる協働、そして公開された1万7000点のライブラリに含まれる部品の中身を整理する。 - [技適はなぜ生まれたのか――電波をめぐる120年の歴史と、世界共通の仕組み](https://fabscene.com/new/special/giteki-radio-law-history/): 海外で買える無線モジュールが、なぜ日本ではそのまま電波を出せないのか。技適とは何か、その根拠と120年の歴史、罰則、2019年に始まった180日の特例制度、米国や欧州、中国との制度比較までを一般読者向けに解説する。 - [金型の歴史ーー6500年前から民主化を拒む最後の聖域](https://fabscene.com/new/special/mold-history-last-sanctuary/): なぜ金型だけが民主化されないのか。失蝋法、殷の青銅器、グーテンベルクの活字、フォードの金型棟、ハイアットの射出成形、東莞の世界最大クラスター、3Dプリンティングのクロスオーバーまで、6500年の技術史と物理・お金・人の三つの力からその理由を解きほぐす。 - [多発性硬化症の父のため、約1600万円の四足歩行ロボを歩く車いすに改造](https://fabscene.com/new/make/jake-laser-bionic-leg-chair-quadruped/): 動画クリエイターのJake Laser氏が、20年にわたり多発性硬化症で車いすを使う父のために、脚の先に車輪も備えた10万ドルほどの四足歩行ロボットを土台にした歩く車いす「bionic leg chair」を自作した。階段や岩場も越えるが、まだ完成品ではないという。 - [Sonyのヘッドホンを首の動きで視点操作、200以上のPCゲームに無料対応](https://fabscene.com/new/make/sony-headphones-head-tracker-opentrack/): 開発者のNicholas Slattery氏が、Sonyのワイヤレスヘッドホンを首の動きによる視点操作に使える無料アプリ「Sony Head Tracker」を公開した。立体音響用のセンサーを読み取り、OpenTrack経由で200以上のPCゲームで使える。 - [日本発の無料3Dツールが、Bambu LabのMakerLabで使えるように](https://fabscene.com/new/news/paramacraft-lite-fume-makerlab/): 福岡県飯塚市の株式会社fumeのブラウザー版3Dモデリングツール「ParamaCraft」の無料版が、Bambu LabのMakerWorldのMakerLabで使えるようになった。テンプレートをスライダーで調整し、印刷用のSTLデータを作成できる。 - [チューリッヒ工科大が表示と撮影を同時にこなす画素を開発、カメラと画面を一体化](https://fabscene.com/new/news/eth-fourier-pixel/): スイスのチューリッヒ工科大学のDavid Norris教授の研究チームが、光を出すことと読み取ることを同時にできる新しい画素「フーリエ・ピクセル」を開発した。光の波を干渉させて画像を作りつつ、入ってくる光の強さや位相、偏光を読み取れる。カメラと画面を兼ねる機器につながる可能性がある。成果はNatureに掲載された。 - [米検察官20人がBambu Labなど3社に、銃の造形を防ぐ機能の実装を要請](https://fabscene.com/new/news/prosecutors-3d-printer-firearm-blocking/): 全米の検察官でつくる団体Prosecutors Against Gun Violenceが2026年6月29日、Bambu Lab、Creality、Flashforgeの3社に、3Dプリントによる銃や部品の造形を防ぐ機能を組み込むよう求める書簡を送った。 - [独BigRepの大型3Dプリンター事業を3社連合に売却、持ち株会社は清算へ](https://fabscene.com/new/news/bigrep-gmbh-sale-se-liquidation-delisting/): ドイツの大型3DプリンターメーカーBigRepの持ち株会社BigRep SEが2026年6月29日、子会社BigRep GmbHの全株式を3社に売却すると発表した。売却後にBigRep SE自身は清算し、フランクフルト証券取引所から上場を廃止する。 - [AMDが基板を60%縮小するSoC「Versal Gen 2 MoP」を発表](https://fabscene.com/new/news/amd-versal-gen2-mop/): AMDが、メモリーをチップと同じパッケージに封じ込めた適応型SoC「Versal Premium Gen 2 Memory on Package」を発表した。最大32ギガバイトのLPDDR5Xを一体化し、毎秒288ギガバイトの帯域を基板面積を最大60%減らして実現する。量産は2027年後半を見込む。 - [中国の研究チームが噛む感覚を取り戻す歯のインプラントを3Dプリントで作製](https://fabscene.com/new/news/piezoelectric-3d-printed-tooth-implant/): 中国の研究チームが、噛む感覚を取り戻せる歯のインプラントを3Dプリンターで作り出した。噛む力を電気信号に変える圧電材料の芯を丈夫な殻で覆った構造で、天然の歯が持つ感覚の一部を再建する。生まれた信号は神経を通じて脳へ伝わる。成果は学術誌Advanced Scienceに掲載された。 - [u-bloxが約7ミリワットで動く低消費電力の衛星測位チップ「F11」を発表](https://fabscene.com/new/news/u-blox-f11-gnss/): スイスのu-bloxが、電池で動く機器向けに消費電力を大きく抑えた衛星測位のチップとモジュール「F11」シリーズを発表した。省電力動作LEAPを使うと、位置を測る電力を典型構成で約7ミリワットに抑えつつメートル級の精度を保つ。2つの周波数帯を状況に応じて切り替え、電力を最大50%減らせる。 - [メルセデス・ベンツが車載開発用のオープンソースボード「ARDEP」を公開](https://fabscene.com/new/news/mercedes-benz-ardep/): メルセデス・ベンツが、車載機器の開発を手軽にするオープンソースのプラットフォーム「ARDEP」を公開した。CANやLINといった車載通信の回路をあらかじめ載せた開発ボードと、Zephyr RTOSベースのソフトを一式でそろえる。設計ファイルからソフトまでをApache 2.0ライセンスで公開している。 - [米海軍が前線基地で戦闘機の部品を3Dプリント補修する技術を開発、修理時間を半減](https://fabscene.com/new/news/us-navy-3d-printed-composite-repair/): 米海軍が、戦闘機F/A-18スーパーホーネットの複合材部品を前線基地で3Dプリンター補修する技術を開発した。損傷部に合わせたパッチをその場でプリントして機体に貼り付け、修理時間を約50%短縮できるとしている。世界22カ所の整備拠点の3Dプリンター網を活用し、2026年夏に飛行試験を予定する。 - [韓国ハンバット大学が2次元ペロブスカイトの性質を予測するモデルを開発](https://fabscene.com/new/news/hanbat-2d-perovskite-model/): 韓国・ハンバット大学のKi-Ha Hong教授らが、光電子材料として期待される2次元ペロブスカイトの性質を、設計段階で予測できるモデルを開発した。無機物の骨格を保ったまま有機物の鎖の長さだけを変える試料で、電気的な遮蔽の効果を分離した。成果はAdvanced Functional Materialsに掲載された。 - [ESP32-P4で1990年代のMacを動かすエミュレーターの移植版が公開](https://fabscene.com/new/make/esp32p4-macintosh-emulator/): amcchord氏が、オープンソースの68k MacエミュレーターBasiliskIIをマイコンESP32-P4に移植し公開した。Motorola 68040を再現し、1990年代のMacintosh Quadra 610に近い速さで動く。2つのコアを映像とCPU再現に振り分け、毎秒24コマの表示を保つ。 - [幅広い周波数を1台でまかなう自作の信号発生器をエンジニアが公開](https://fabscene.com/new/make/digital-signal-generator-avr/): David Johnson-Davies氏が、1秒間に2回から約3350万回まで、幅広い周波数を細かく作り分けられる自作の信号発生器「Digital Signal Generator」を公開した。マイコンと、腕時計にも使う水晶部品を組み合わせ、均等で正確な刻みを両立させた。回路図とプログラムはすべて公開されている。 - [中世の天体観測器アストロラーベをマイコンと3Dプリントで自作、惑星の動きも表示](https://fabscene.com/new/make/electromechanical-astrolabe/): chu-bert氏が、中世に使われた天体観測器アストロラーベを、マイコンと3Dプリントした機構で再現する電気機械式の装置を自作した。丸い4インチ液晶に星図を映し、VSOP87モデルの計算で水星から土星までの惑星の位置も示す。星の一日・一年の動きを表示し、ソフトウェアはGitHubで公開されている。 - [3Dプリンターの空気を8項目測るモニター「Panda Sense Pro」](https://fabscene.com/new/news/bigtreetech-panda-sense-pro/): BIGTREETECHが、3Dプリンター向けの8-in-1空気質モニター「Panda Sense Pro」を発売した。3種のセンサーでPM2.5やホルムアルデヒドなど8項目をリアルタイムで測る。KlipperのMoonrakerやHome Assistantと連携し換気扇の自動制御もできる。価格は約1万3000円から。 - [地図で範囲を選ぶだけで地形の3Dモデルを作る無料ツール「mapscad」が公開](https://fabscene.com/new/make/mapscad-terrain-model-generator/): あるMakerが、地図から範囲を選ぶだけで3Dプリント向けの地形モデルを作れる無料ツール「mapscad」を公開した。外部のソフトを入れずブラウザーだけで動き、作業中の結果をリアルタイムの3D表示で確認できる。道路や建物を地形に載せ、単色や色分けのプリント向けに書き出せる。ソースはGitHubで公開されている。 - [はんだペーストを自動で塗る自作装置が登場、2つのモーターで量と高さを制御](https://fabscene.com/new/make/solder-paste-dispenser-actuator/): あるMakerが、2つのステッピングモーターで動く、はんだペーストの自動塗布装置を自作した。1つのモーターで容器の押し子を押してペーストを一定量押し出し、もう1つで容器を上下させるZ軸を制御して塗る高さを調整する。接着剤や潤滑油など、少量ずつ正確に出したい液体の吐出にも応用できる。 - [ラズパイと機械学習で7種類の悪天候を予測する自作の気象装置](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-severe-weather-forecaster/): Dominic Muscatella氏が、Raspberry Pi 3B+で悪天候を予測する自己完結型の装置「Weather Station Alpha」を自作した。SDRで市販センサーの電波を受け取り、クラウドに頼らず手元のデータだけを使う。15分ごとに機械学習で7種類の悪天候を1時間先と24時間先まで予測し、危険の見逃しを最小化する。 - [通常処理と制御を分ける産業用ボード「DEBIX T62P-01」](https://fabscene.com/new/news/ucla-3d-printed-zinc-battery/): Polyhexが、産業用の小型コンピューター「DEBIX T62P-01」を発表した。TIのAM62Pを積み、LinuxやAndroidを動かすCortex-A53コアと、1ミリ秒を切る速さで応答する制御用のCortex-R5Fコアを分けて持つ。USB Type-C1つで3系統の通信を確認できる開発向けの工夫も加えた。 - [米フロリダアトランティック大が利用者ごとに適応する3Dプリント義手を開発](https://fabscene.com/new/news/fau-adaptive-3d-printed-prosthetic/): 米フロリダアトランティック大学のErik Engeberg氏らが、利用者一人ひとりの体に合わせて動く義手の制御システムを開発した。残った腕を3Dスキャンし、その形に合わせて3Dプリントした装着スリーブに柔らかい磁気センサーを埋め込む。専用に訓練したAIが筋肉の動きを義手の動作にリアルタイムで変換する。 - [5GHzのWi-Fi 6対応ボード「ESP32-C5-LCD-1.47」が登場](https://fabscene.com/new/news/esp32-c5-lcd-board/): Waveshareが、2.4GHzと5GHzのWi-Fi 6に対応した液晶付きマイコンボード「ESP32-C5-LCD-1.47」を投入した。前世代ESP32-C6-LCD-1.47の設計を土台に通信チップをESP32-C5へ置き換えた。ESP-IDFやArduino IDEに対応し既存プロジェクトを移しやすい。 - [Raspberry Pi Pico 2の形のまま全48ピンを使えるボードが登場](https://fabscene.com/new/news/clintech-pico-board-48gpio/): ブルガリアのClintechが、Raspberry Pi Pico 2と同じ形と大きさのまま、チップが持つ48本の信号ピンをすべて使えるマイコンボード「Clintech Pico Board」を発売した。価格は20ドル(約3200円)。Pico 2用の基板やケーブルを活用しながら、より多くのセンサーや表示器をつなげる。 - [ラズパイで9年前のマイニング機5台を自動復旧させる自己回復システムを自作](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-self-healing-miner/): 放置すると止まってしまう機器を、手をかけずに動かし続けたい。askvoytek氏は、9年前に買ったまま持て余し - [数百円のマイコン上で動く言語モデル「Atome LM」が公開](https://fabscene.com/new/make/atome-lm-mcu-language-model/): 開発者のTilelliLab氏が、ネットやクラウドにつながず安価なマイコンの上だけで文章を生成するオープンソースの言語モデル「Atome LM」を公開した。数値をマイナス・ゼロ・プラスの3値に切り詰め、モデル全体を271キロバイトに収めた。実売5ドルのESP32で完全にオフラインで動く。 - [3Dプリント部品の予測が実物と合わない原因は材料の性質、研究チームが特定](https://fabscene.com/new/news/phononic-metamaterials-viscoelastic/): 3Dプリントで作る、振動や音の波を制御する構造材料で、コンピューターの予測と実物の挙動が食い違う原因を、Sidharth Behara氏らの研究チームが特定した。原因は3Dプリンターの精度でなく、プラスチックの粘弾性という性質を計算に反映していなかったことにある。成果はMaterials Horizonsに掲載された。 - [試作はできたのに量産できない――その壁を最大1300万円と伴走で越える東京都の支援事業とは](https://fabscene.com/new/pr/tama-monozukuri-startup-2026/): 試作はできても、量産と販路の壁は高い。東京都の多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業は、最大1300万円の費用支援と専門家の伴走で、ハードウェアスタートアップの試作から量産、販売までを最長2年支える。2026年7月10日エントリー締め切りの支援内容を、事務局と採択企業への取材からまとめた。 - [Wi-Fiの電波だけで人がいるのを検知する装置を自作、材料費は約8000円](https://fabscene.com/new/make/cardputer-wifi-human-detector/): Maker のskizzophrenic氏が、カメラを使わずWi-Fiの電波だけで部屋の人の動きを検知する装置を自作した。小型端末M5Stack Cardputer Advanceに自作ファームを書き込み、受信信号強度(RSSI)の変化から在室を捉える。材料費は約8000円。データはGitHubで公開されている。 - [Podcast第8回「JRRF 2026と3Dプリンターの選び方」配信開始しました](https://fabscene.com/new/infomation/fabscene-space-vol008/): FabSceneのポッドキャスト「FabScene Space」の第8回を配信しました。浅野が取材で訪れたJapan RepRap Festival 2026の現地レポートと、Bambu LabとPrusaの間で深刻化するオープンソースライセンス問題について話しています。 - [メカトラックス、ラズパイ互換のLTE通信ボードを1万3500円で発売](https://fabscene.com/new/news/microcat1-lte-pico2-board/): メカトラックスは、LTE通信に対応したRaspberry Pi Pico 2互換のマイコンボード「MicroCat.1」を2026年6月30日に発売した。価格は1万3500円(税別)。携帯電話網を通じた通信を、標準的なPythonに近い書き方で扱える。ATコマンドの知識がなくてもセルラーIoT機器を開発できる。 - [1000円台のマイコンボードでレースゲームを自作した「Yellow Racer」](https://fabscene.com/new/news/yellow-racer-cyd-esp32/): chemickypes氏が、安価なESP32ボード「Cheap Yellow Display」で動く擬似3Dレースゲーム「Yellow Racer」を公開した。外部メモリPSRAMのない制約を色を8bitに落としたダブルバッファで乗り越え、毎秒約25コマの表示を保つ。ソースはGitHubで公開されている。 - [部屋の明るさで画面輝度を自動調整する花形の自作センサー「LumaBloom」](https://fabscene.com/new/make/lumabloom-flower-light-sensor/): mkdsfm氏が、部屋の明るさに合わせてWindowsパソコンのモニター輝度を自動調整する、花の形の自作環境光センサー「LumaBloom」を公開した。花の中心のKY-018センサーで明るさを測り、ESP32-C6がUSB経由でパソコンへ送る。花形のケースは3Dプリントででき、ファームやアプリのソースも公開されている。 - [2000円以下で作るオープンソースのNFC入退室管理システム「Prismo」](https://fabscene.com/new/make/prismo-nfc-access-control/): ハッカースペースnu31のメンバーが、オープンソースのNFC/RFID入退室管理システム「Prismo」を公開した。マイコンESP32-C3とNFC読み取り部PN532を組み合わせ、部品代はおよそ10ドル(約1600円)。カードをかざしてドアや工作機械の利用を許可し、権限はWeb画面から管理する。 - [3Dプリントで90度の張り出しをサポートなしで出力、波の理論で経路を設計 一般ユーザーも利用可能](https://fabscene.com/new/news/wave-overhang-support-free-fff/): オランダのトゥエンテ大学の研究チームが、サポート材なしで真横へ張り出す形を出力する3Dプリント手法を開発した。波の広がり方の理論でノズルの経路を組み立て、複雑な形でも垂れを抑えて出力できる。成果はオープンソースのスライサーの派生版に実装済みで、論文も公開されている。 - [DGISTが運動中も心電図を測れる超低消費電力チップを開発、動きの妨害を抑える](https://fabscene.com/new/news/dgist-biosignal-adc/): 韓国のDGISTのJunghyup Lee教授らの研究チームが、体を激しく動かしても心電図や脳波などの生体信号を安定して測れる、超低消費電力のアナログ-デジタル変換器(ADC)の基盤技術を開発した。皮膚と電極の接触の変化で生じる動きの妨害を抑える構成を提案し、実際のチップで動作を確認した。成果はISSCCで発表された。 - [個人が自宅で作った小型衛星「KENSAT」、軌道上でAIモデルを動かし地上へ送る](https://fabscene.com/new/make/kensat-cubesat-llm-in-orbit/): Ken Chan氏が自宅のラボで組み立てた2Uサイズの小型衛星「KENSAT」が、軌道上でAIモデルを動かし結果を地上へ送り返す。NVIDIAのJetson Orin Nanoで小型の大規模言語モデルTinyLlamaを動かし、衛星自身が推論する。開発全体はオープンソースで公開。打ち上げは2026年秋を予定する。 - [ケーブル1本でパソコンを遠隔操作する小型KVM「NanoKVM-Go」が登場](https://fabscene.com/new/news/sipeed-nanokvm-go/): Sipeedが、ケーブル1本でパソコンなどを遠隔操作できる小型のKVM「NanoKVM-Go」をKickstarterで公開した。操作したい機器とはUSB Type-Cケーブル1本、手元の端末とはWi-Fi 6でつなぐ。最大4Kで画面を取り込み、AIエージェントとの連係にも対応する。発送は2026年8月を予定する。 - [半導体メモリが高いなら自作、60年前の磁気コアで8バイトのUSBメモリを作る](https://fabscene.com/new/make/polymatt-diy-core-memory-usb/): エンジニアのpolymatt氏が、1950年代のコンピューターで使われた磁気コアメモリを自作し、容量8バイトのUSBメモリに仕立てた。フェライトの輪に電流を流し磁場の向きで1と0を記憶する方式で、電源を切っても中身が消えない。旧ソ連製の輪を針で手作業で織り込み、ESP32で読み書きする。 - [ラズパイCM0を使う産業用ゲートウェイ「ED-IPC1200」が登場](https://fabscene.com/new/news/edatec-ed-ipc1200/): EDATECが、Raspberry Piの小型モジュールCM0を使う産業向けコンピューター「ED-IPC1200」を発表した。工場などで機器の状態を集めたり制御するゲートウェイで、RS485やRS232、デジタル入出力を備える。ファンレスの金属筐体でDINレールに取り付けられる。2026年4〜6月の発売を予定する。 - [「いま忙しい」「通話中」をさりげなく表示ーー集中用ガジェット「BUSY Bar」](https://fabscene.com/new/news/flipper-busy-bar/): Flipper Devicesが、卓上の集中支援ガジェット「BUSY Bar」を発表した。正面のLEDディスプレイに残り時間やメッセージを映し、周囲に取り込み中を知らせる。ポモドーロタイマーや通知ブロックに加え、スマートホーム規格Matterに対応し照明や音楽と連係できる。発売は2026年7月14日を予定する。 - [マイコンとFPGAを1枚に載せた50ドルの開発ボード「Forgix」が発売](https://fabscene.com/new/news/forgix-rp2354-fpga-board/): Adiuvo Engineeringが、超小型の開発ボード「Forgix」を発売した。RaspberryPiのマイコンとFPGAを1枚に載せ、価格は50ドル(約8100円)。回路を後から書き換えられるFPGAと制御役のマイコンを組み合わせ、ソフトとハードの両面から設計を試せる小型ボードだ。 - [ラズパイが大量展開向けOS書き込みソフトを更新、Connect自動連係に対応](https://fabscene.com/new/news/rpi-sb-provisioner-2-3/): Raspberry Piが、OS書き込みソフト「rpi-sb-provisioner」2.3を公開した。多数のRaspberry PiにOSをまとめて書き込み、遠隔管理ツール「Raspberry Pi Connect」を組織へ展開しやすくする。各機器に書き換えできない固有IDを自動で与え、組織アカウントにひも付ける。 - [ラズパイで旧車用GPS計器を自作する「Pi GPS Speedometer」](https://fabscene.com/new/make/pi-gps-speedometer-carputer/): FandIguy氏が、Raspberry Piで車内に据えるGPSのデジタル計器を自作する「Pi GPS Speedometer」を公開した。電源投入で計器画面が直接立ち上がり、速度や進行方向、道路の制限速度を表示する。旧車のメーター代わりや車載ガジェット向けで、プログラム一式はGitHubで公開されている。 - [小さな金属部品を光で高精度に測る新LiDARを開発、40cmからミクロン精度](https://fabscene.com/new/news/two-photon-dualcomb-lidar-inspection/): 英国のヘリオットワット大学の研究チームが、小さな金属部品を従来より高い精度で非接触計測できる新しいLiDARの手法を開発した。二光子デュアルコムという方式で、約40cmから9〜38マイクロメートルの精度で3D計測する。接触式の道具では測りにくい微小な部位の計測に役立つ。成果はOptics Lettersに掲載された。 - [xToolの卓上UVプリンター「O1 Omni」、木や金属から布まで1台で印刷](https://fabscene.com/new/news/xtool-o1-omni-uv-printer2026/): xToolが、卓上プリンター「O1 Omni」を発表した。紫外線で固めるUV印刷と布へのアパレル印刷の両方に対応し、アクリルや木、金属、布など多くの素材に1台で印刷できる。厚さ最大7mmまで盛り上げた立体印刷や、見る角度で絵柄が変わる効果にも対応する。出荷は2026年8月からを見込む。 - [電池の要素を好きな形に3Dプリント、機器に合わせた電池をテキサス大などが開発](https://fabscene.com/new/news/3d-printed-gel-electrolyte-utep/): テキサス大学エルパソ校とSandia国立研究所の研究チームが、電池の重要な部品を、ほぼ好きな形に3Dプリントす - [英morphが形を変える柔らかいロボット部品を発表、タコに学んだ物理AI技術](https://fabscene.com/new/news/morph-soft-robotic-cells-physical-ai/): 英国のスタートアップmorphが、形と硬さをリアルタイムに変えられる柔らかいロボット部品「ソフトロボティックセ - [Seeedの超小型ボード「XIAO nRF54LM20A」、多数の無線規格に対応](https://fabscene.com/new/news/seeed-xiao-nrf54lm20a/): Seeed Studioが、超小型USB-C開発ボード「XIAO nRF54LM20A」とSense版を発表した。NordicのnRF54LM20A SoCを載せ、Bluetooth 6.0やMatter、Threadなど多くの無線方式に対応する。最大28本のGPIOを備え、出荷は2026年7月15日から。 - [ラズパイで自作するロボット掃除機「oomwoo」、クラウド不要でオープンソース](https://fabscene.com/new/make/oomwoo-open-source-robot-vacuum/): Maker's Petが、自分で組み立てるオープンソースのロボット掃除機「oomwoo」の開発を始めた。安価な2D LiDARで部屋を地図化し、Raspberry Pi上のROS 2とNav2で自律走行する。ふだんの掃除はクラウドを介さず動き、コードはApache 2.0で公開されている。 - [3Dプリント電極で蓄電量7倍の亜鉛電池をUCLAが開発、誰でも作れる試験セルも](https://fabscene.com/new/news/3d-printed-zinc-ion-hybrid-battery-ucla/): UCLAと台湾の国立清華大学の研究チームが、3Dプリントした電極を使い、同種の従来品より7倍超の電気をためる亜鉛イオンのハイブリッド電池を開発した。ハチの巣状の多孔電極を光造形で作り、酸化バナジウムを詰めて表面積を稼ぐ。1500回の充放電後も82%の容量を保った。成果はSmallに掲載された。 - [ミニ心臓の拍動を触れずに測るウェルプレート型センサー、魚の側線に学んだ仕組み](https://fabscene.com/new/news/cardiac-organoid-wireless-sensor-bwp/): 東京大学などの国際研究グループが、ヒトの細胞から作るミニ心臓(心臓オルガノイド)の拍動を、触れずに測るセンサー「Biomechanical Well Plate」を開発した。魚の側線に学び、液面の微小な揺れを空気圧で読み取る。創薬評価や動物実験代替法への貢献が期待され、Nature Sensorsに掲載された。 - [ネコの「気持ちいい」を数値で見える化、なで方が下手な人のための練習アプリを作った](https://fabscene.com/new/make/eflesh-cat-training-apps/): 3Dプリントで作れるオープンソース触覚センサー「eFlesh」を使い、ネコのなで方を練習できるアプリ「NadeNeko」を自作。TPUと磁石で「触り方」をデータ化する仕組みから、Seeeduino XIAOを使った製作手順までを紹介する。 - [ラズパイをArduinoで動かす「PiZZA」、起動4秒の高速マイコンに](https://fabscene.com/new/make/pizza-pi-zero-zephyr-arduino/): 引き出しの中で眠っているRaspberry Pi Zeroは、案外多いのではないか。jetpax氏が公開した「 - [自宅のESP32機器を外から操作、難しい設定なしでつなぐ無料ライブラリ](https://fabscene.com/new/make/esp32-tunnel-public-webserver/): Hamza Yesilmen氏が、ESP32のWebサーバーをポート開放なしで外部公開するArduinoライブラリ「esp32-tunnel」を公開した。tunnelSetup()を1つ呼ぶだけで、ルーターの内側にある機器に外からアクセスできる公開URLが手に入る。中継方式は3通りから選べ、ライセンスはMIT。 - [可動部ゼロで泳ぐ3Dプリントのマンタ、浮力と翼の形だけで水中をグライド](https://fabscene.com/new/news/gliding-manta-ray-3d-print/): Armengol13氏が、モーターも電子部品も使わずに水中を泳ぐ3Dプリント用のマンタ「Gliding Manta Ray」を公開した。水に入れて離すと、浮力と翼の形が生む揚力で、浮き上がりながら前へグライドする。水中版の無動力グライダーだ。翼は交換でき、設計データはMakerWorldで無料で公開されている。 - [自称ロボットが戦う「ヘボコン」2026が8月29日に渋谷で開催、出場者募集を開始](https://fabscene.com/new/news/hebocon-2026-entry-open/): 自作の「自称ロボット」を持ち寄って戦う技術力の低い人限定ロボコン「ヘボコン」2026が、2026年8月29日に東京カルチャーカルチャー(渋谷)で開かれる。出場者募集が始まり、観戦チケットも販売中。世界25か国以上に広がった大会の概要と2026年の変更点を伝える。 - [磁石で最大8.5mm動く柔らかい表面、触れて操作する双方向インターフェース](https://fabscene.com/new/news/levitated-metasurface-tactile-interface/): 磁石の力で形を変える柔らかいメタサーフェスを使い、触れて操作できる双方向インターフェースを作った研究が、Science Advancesに掲載された。6×6の弾性画素を電磁石で上下させ、表面の高さを最大8.5mm変えて1030通り超の形を作る。IMUセンサーが形を読み取り、LEDが光で反応を返す。 - [カメラで群れを操る自作のロボット魚、3Dプリントの潜水艦が水中で充電](https://fabscene.com/new/make/cpsdrone-robotic-fish-submarine/): CPSdroneが、世話のいらない水槽を目指して、自分で泳ぎ餌の代わりに充電ドックへ戻るロボットの魚を作った。レジンの光造形で防水の潜水艦を3Dプリントし、上面のArUcoマーカーをカメラで読み取って群れを中央制御する。水中充電はMagSafe風のワイヤレス方式。設計ファイルはOnshapeで公開されている。 - [昆虫に学ぶ群ロボットで鉱山運搬を自動化、市販ロボットで移動80%削減を確認](https://fabscene.com/new/news/bio-inspired-swarm-robotics-mining/): アリやミツバチの動きをまねた群ロボット制御を、安価な市販ロボット「Pololu Zumo 2040」で検証した研究が、Natural Sciencesに掲載された。鉱石の位置を覚えてから運ぶ戦略は、素朴なやり方に比べ移動距離を最大80%、エネルギーを50%削減し、運搬を60%速めた。鉱山の運搬路の自動化を狙う。 - [ペットボトルを電池用の黒鉛に変える方法、金属触媒を使わず天然品を上回る](https://fabscene.com/new/news/pet-bottle-battery-graphite/): Penn State(米ペンシルベニア州立大)の研究チームが、ペットボトルの素材PETを電池用の黒鉛に変える方法を見つけた。少量の酸化グラフェンを混ぜて加熱すると、炭素原子が整った黒鉛構造に組み変わる。金属触媒を使わず、結晶性は天然黒鉛を上回った。Diamond and Related Materialsに掲載された。 - [1999年のMac OS 9で現代の地図を見るソフト「OS9Map」を個人開発](https://fabscene.com/new/make/os9map-openstreetmap-mac-os-9/): 開発者yllan氏が、1999年に登場したOS「Mac OS 9」で現代の地図データを閲覧できるソフト「OS9Map」を公開した。誰でも使える地図データベースOpenStreetMapを表示し、地名や住所の検索、ブックマーク保存に対応する。プロキシを介さず、当時のMacでそのまま動くソフトとして書かれている。 - [1コマ進むたびに自分を再コンパイルするPong、C言語の難読コード競う催しで受賞](https://fabscene.com/new/news/pong-self-recompiling-ioccc29/): Jonah Uellenberg氏が作った、1コマ進むたびに自分自身のCソースコードを再コンパイルして動くPongが、Cの難読コードを競う催しで受賞した。実行すると次のコマのソースを出力し、それをコンパイルすると1コマ進む。本人いわく難読化ではなく、自作言語のコンパイラ出力だという。 - [ステージから給電、無線で光るサイバーパンク調3Dプリント製ダイス](https://fabscene.com/new/make/wireless-light-up-dice-3d-print/): MaKim氏が、電池も配線も使わずに無線で光る3Dプリント用のダイス「Cyberpunk Light-Up Dice」を公開した。土台に入れたコイルから、ダイス内のLEDへワイヤレスで給電する。半透明フィラメントとの組み合わせで9種類の配色を用意。設計データはMakerWorldで無料でダウンロードできる。 - [電源を使わず海水から数時間で95%のリチウムを回収、細菌をマイクロ電源に](https://fabscene.com/new/news/bacteria-micropower-lithium-recovery/): NIMSや東北大学、東京大学などの研究チームが、電源を使わずに海水からリチウムを回収する新原理を見つけた。電池材料と自然界の細菌が自発的に集まって反応の場をつくり、細菌がマイクロ電源として働く。実海水から数時間以内に95%以上を回収でき、成果はNature Communicationsに掲載された。 - [YouTube動画「【個人1万個量産→在庫ゼロ】UIAPduino開発者が語った『成功とは何か』」を公開しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-uiapduino-01club-presentation/): 290円マイコンボード「UIAPduino」開発者・埋田祐希氏が、0/1 Club第1回で語ったオープンソースハードウェアの成功論――「お金でプロジェクトは動かせない」というマネジメント思想を収録した動画を公開しました。 - [SwitchBot、フルカラー電子ペーパー採用のアートフレーム「AIアートキャンバス」発売](https://fabscene.com/new/news/switchbot-ai-art-canvas-e-ink-display/): SWITCHBOTがフルカラー電子ペーパー「E Ink Spectra 6」採用のアートフレーム「AIアートキャンバス」を発売。AI画像生成対応、コードレス設計で最長2年間使用可能。価格は2万4800円から。 - [TCL、120Hz対応の11.5インチ電子ノート「Note A1 NXTPAPER」をKickstarterで公開——AI機能搭載、437ドルから](https://fabscene.com/new/news/tcl-note-a1-nxtpaper-kickstarter/): TCLが11.5インチ電子ノート「Note A1 NXTPAPER」をKickstarterで公開。独自ディスプレイ技術で120Hzリフレッシュレートと紙のような書き心地を両立。AI機能も充実 - [ラズパイとPicoで植物の環境を監視、Webダッシュボードやスマートプラグ連携も備えた「RPi Gardener」](https://fabscene.com/new/make/rpi-gardener-raspberry-pi-pico-plant-monitoring-docker-smartplug/): Raspberry Pi 4とPicoで植物環境を監視する「RPi Gardener」。土壌水分、温湿度をリアルタイム表示するWebダッシュボード、メールやSlack通知、スマートプラグ連携機能を備える。カスタムPCBと3Dプリントケースも公開。 - [MIT、AIで3Dモデルをカスタマイズしながら強度を保つ「MechStyle」発表](https://fabscene.com/new/news/mit-mechstyle-ai-3d-print-structural-simulation-fea/): MITが生成AIと物理シミュレーションを組み合わせた3Dモデルカスタマイズシステム「MechStyle」発表。デザインと実用強度を両立、100%構造的に実用可能なモデル生成に成功。 - [寝る前のアイデアをスマホなしで記録、ラズパイ製ボタン式音声メモ装置](https://fabscene.com/new/make/bedside-voice-note-device-raspberry-pi/): 就寝前のアイデアをスマホなしで記録するデバイス「Thought Catcher TC-01」。ラズパイ製でボタンを押して話すだけでNotionに自動保存。オフライン音声認識でプライバシーに配慮。 - [ラズパイ用3Dプリントケース「KlawDeck」、AIエージェントPicoClawの持ち運びノードに](https://fabscene.com/new/make/klawdeck-3d-printed-case-raspberry-pi-picoclaw-ai-agent/): AIエージェントPicoClawをRaspberry Piで持ち運ぶための3Dプリントケース「KlawDeck」がGitHubで公開。Pi 4/5両対応、STLファイルをダウンロードして家庭用3Dプリンターで出力できる - [ラズパイOSのTrixie移行で使えなくなっていた「AIY Voice Bonnet」を復活させるフォークがGitHubで公開](https://fabscene.com/new/make/aiy-voice-bonnet-trixie-raspberry-pi-os-driver-fork-2026/): GoogleとRaspberry Pi共同開発の「AIY Voice Bonnet」をRaspberry Pi OS Trixie(カーネル6.12)で動作させるドライバーフォークがGitHubで公開。PWM API全面書き直しなど7項目の修正でマイク含む完全機能を実現。 - [光る物体も正確に測れる3Dセンサー、部屋全体を仮想スクリーンにする手法を開発](https://fabscene.com/new/news/arizona-3d-sensing-virtual-screen-mixed-reflectance-nature-communications/): アリゾナ大学Willomitzer准教授らが、部屋全体を仮想スクリーンとして使う3D計測手法を開発しNature Communicationsに発表(2026年5月20日)。マット・鏡面が混在するシーンを分離して同時計測。ニューロモルフィック・イベントカメラで高速・高精度を実現。自動運転や手術ロボットへの応用に期待。 - [3Dプリントした部品そのものがセンサーになる、磁場で動きを検知する新技術](https://fabscene.com/new/news/3d-printed-magnetoelectronics-self-aware-mechatronics/): 3Dプリントした部品そのものが磁気センサーになる技術を、ドイツのHZDRが開発した。磁気インピーダンス効果300%以上で磁場を検知し、スマートホーム用スイッチやロボット向けジョイスティック、部品自身の姿勢を認識する「自己認識」メカトロニクスを試作した。成果はAdvanced Scienceに掲載された。 - [【イベントのお知らせ】0/1 club第2回イベントを7月29日開催、5名のMakerが登壇](https://fabscene.com/new/infomation/01club-event-vol2/): メイカー支援プロジェクト「0/1 club(ゼロワンクラブ)」が、第2回イベントを2026年7月29日に東京都目黒区のKibidango Officeで開催する。それぞれの開発に取り組む5名のMakerが登壇し、自作デバイスや製品開発について語る。現地での観覧は無料。 - [「オープンソース」以前から回路図を公開——眠らない情熱に彩られた秋月電子通商の55年](https://fabscene.com/new/interview/akizuki-electronics-history2026/): 電子工作なら誰もが最初にサイトを開く秋月電子通商。「オープンソース」という言葉が生まれる前から回路図を公開してきたこの店の正体を、創業者・辻本昭夫会長の右腕を務める営業部長が語る。ジャンク販売の創業からAKI-PICプログラマー、自社の実装工場まで、眠らない情熱の55年。 - [1970年代のLEDで自作したデジタル腕時計、ステンレスを金属3Dプリントで造形](https://fabscene.com/new/make/3d-printed-metal-watch-hdsp-2000/): Theking3737氏らが、1970年代のLEDマトリクスディスプレイ「HDSP-2000」を使ったデジタル腕時計を自作した。マイコンはATtiny1616で、むき出しの金属ケースはステンレスを金属3Dプリンター(SLM方式)で造形した。趣味のプロジェクトで、販売や設計データの公開は予定していない。 - [スマートロックにペロブスカイト太陽電池、低照度で自己充電「V150 Plus」](https://fabscene.com/new/news/desloc-v150-plus-perovskite-solar-lock/): DESLOCが、ペロブスカイト太陽電池を内蔵したスマートロック「V150 Plus」をKickstarterで公開した。日陰の玄関や曇りの日でも、300ルクスの低照度から発電し、着脱式の10000mAh電池にためる。3D顔認証や湾曲指紋センサーも備える。消費者向けのスマートロックでは初の採用だと同社は説明する。 - [自分で設計したチップを1000個から作れる半導体製造サービスが登場](https://fabscene.com/new/news/wafer-space-gf180mcu-run-2/): wafer.spaceが、自分で設計したカスタムICチップを1000個から作れる半導体製造サービス「GF180MCU Run 2」をCrowd Supplyで公開した。GlobalFoundriesの180nmプロセスを使い、1ダイ4ドル(約650円)から。基板の相乗り製造をシリコンに持ち込む試みだ。 - [工業用だった金属3Dプリンターを個人向けに、GLBが「DP-C1」公開](https://fabscene.com/new/news/glb-dp-c1-consumer-slm-metal-printer/): 中国のGLB(Global Laser Box)が、消費者向けをうたう量産型のSLM金属3Dプリンター「DP-C1」を公開した。自社開発の小型300W空冷ファイバーレーザーで本体を卓上サイズに収め、写真や文字、音声から3Dモデルを生成する4つのAI機能を搭載する。世界初の消費者向け量産SLM機だと同社は説明する。 - [スマホの画面をE-inkに映す読書端末「InkCard」、材料費は約5700円](https://fabscene.com/new/make/inkcard-eink-phone-mirror-esp32/): 開発者のIrony95氏が、スマホの画面をE-inkに映すカード「InkCard」を作った。BLEでスマホとつなぎ、文書や電子書籍を目に優しいE-ink画面で読める。材料費はおよそ35ドル(約5700円)。基板やケースはGitHubで公開されているが、まだプロトタイプの段階だ。 - [ESP32で自宅PCを2要素認証つきで遠隔起動、Wake-on-LANサーバー](https://fabscene.com/new/make/esp32-wake-on-lan-2fa-server/): 開発者のCenturySturgeon氏が、ESP32で自宅PCを安全に遠隔起動する「Esp32WOL」を公開した。ESP32上のHTTPSサーバーからWake-on-LANを実行でき、操作のたびに6桁のワンタイムパスワードによる2要素認証を求める。DuckDNSでIP変化に追従し、状態はTelegramで通知する。 - [スマホのナビ画面を安価なESP32にミラー、自転車用GPSディスプレイを自作](https://fabscene.com/new/make/displayconnect-esp32-cyd-bike-gps/): malaq88氏が、スマホのGoogle Mapsのナビ画面を、自転車に付けた安価なESP32 CYDにWiFiでミラーする「DisplayConnect」を公開した。画面をJPEGに圧縮してWebSocketで送り、2.4インチの液晶に映す。専用のサイクルコンピューターを買わずにナビ画面を用意できる。 - [数字の代わりに記号で時刻や天気を示す子ども向けLED時計「Kids Clock」](https://fabscene.com/new/news/kids-clock-esp32-led-symbols/): Remindiが、数字の代わりに記号で時刻や予定、天気を子どもに伝える3Dプリント時計「Kids Clock」を公開した。ESP32とWS2812bの16×16 LEDマトリクスで、太陽や月、温度計などのアイコンが光る。設計データはPrintablesで12ドル(約1900円)で販売されている。 - [身の回りの電波を見える化する4×4 MIMOのSDRキット「QuadRF」が登場](https://fabscene.com/new/news/quadrf-mimo-sdr-kit/): Scale RFが、身の回りの電波を見える化する4×4 MIMOのソフトウェア無線キット「QuadRF」をCrowd Supplyで公開した。Raspberry Pi 5を統合し、電波の発生源をスマホ画面に色分けして毎秒30コマで重ねて表示する。4.9〜6.0GHz帯に対応し、ソフトウェアはGPLv2で公開されている。 - [ペットボトルを水源にした虫の給水ステーション、3Dプリント用データを無料公開](https://fabscene.com/new/make/insect-water-station-3d-print/): mosselini1氏が、ペットボトルを水源にした昆虫用の給水ステーション「Improved Insect Water Station」を公開した。ハニカム状の足場に乗った虫が、周りの水路を流れる水を飲める。ボトルから水が自動で補充される。3Dプリント用データはPrintablesで無料でダウンロードできる。 - [クラウド不要のスマートホーム用キーパッドを自作、シンプルなデザインで6カ月電池不要](https://fabscene.com/new/make/zigbee-touch-keypad-esp32-c6/): 2dom氏が、クラウドに頼らないスマートホーム用のタッチキーパッドを自作した。ESP32-C6とMPR121で12個のタッチボタンを読み取り、Zigbeeで報告する。電池駆動で1回の充電で約6カ月動き、Home Assistantと連携してドアやカバーを操作できる。基板やケースはGitHubで公開されている。 - [WiFiが混雑する現場へ、Sub-GHzのメッシュ通信「FGRFMesh」](https://fabscene.com/new/news/fgrfmesh-sub-ghz-mesh-platform/): ウクライナのFactorial Roboticsが、Sub-GHz帯のオープンなメッシュ通信プラットフォーム「FGRFMesh」を公開した。WiFiが混雑する現場でロボットやセンサーをつなぐ用途を想定し、XBee風のワークフローに対応する。まず868MHz帯に対応し、ライブラリはGitHubで公開されている。 - [出力1kWの可変電源を自作、既製モジュールに頼らずPCBから設計](https://fabscene.com/new/make/forwarder-1kw-diy-bench-power-supply/): 市販モジュールをケースに詰めるDIYベンチ電源にもの足りなさを感じたLuq1308氏が、電源モジュール「Forwarder 1kW」を一から設計した。最大1kWを連続出力し、40V/25Aから400V/2.5Aまで設定できる。基板やガーバーはGitHubでオープンソースとして公開されている。 - [ArduinoがUNO Qを7月6日に値上げ、メモリ高騰で2GBは約9500円に](https://fabscene.com/new/news/arduino-uno-q-price-increase/): Arduinoが、シングルボードコンピューター「Arduino UNO Q」を2026年7月6日に値上げする。2GB版は44ドル(約7100円)から59ドル(約9500円)に、4GB版は59ドルから79ドル(約1万3000円)に上がる。AI需要によるメモリ価格の高騰が理由で、半年でメモリ部品のコストが2倍以上になった。 - [お風呂の換気扇つけ忘れを検知、Arduinoとラズパイでシャワーのカビ対策装置](https://fabscene.com/new/make/antimould-shower-sentinel-arduino-uno-q/): インドから英国に移り住んだManivannan氏が、浴室の換気のつけ忘れを知らせる装置「AntiMould Shower Sentinel」を作った。「Arduino UNO Q」に載せた機械学習モデルが、マイクでシャワーとファンの音を聞き分け、ファンが止まっていればHome Assistant経由で通知する。 - [印刷中だけ排気ファンを自動で回す、ESP32とBambu連動の自作ヒューム排出機](https://fabscene.com/new/make/bambu-automatic-fume-extractor-esp32/): ADYDesigns氏が、Bambu製プリンターの状態にESP32で連動する自動ヒューム排出機「Bambu Automatic Fume Extractor」を公開した。印刷中だけ活性炭フィルターのファンを回して庫内を負圧に保ち、ABSやASAの有害なガスの漏れを抑える。クラウドに頼らない手動モードも用意する。 - [ラズパイを自宅の空域センサーに、航空機とドローンをクラウドなしで捉えるOSS](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-local-airspace-sensor/): 開発者のifnull氏が、ラズパイを小さな空域センサーに変えるオープンソースのプロジェクトを公開した。自分で立てた受信機から航空機のADS-Bデータを集めてMQTTで配信し、ドローンのRemote IDも捉える。クラウドの飛行追跡APIに頼らず、手元で上空の航空機とドローンを把握できる。 - [Arduinoが拡張モジュール「Modulino」3種を発売、全15種に](https://fabscene.com/new/news/arduino-modulino-hub-extender-motors/): Arduinoが、電子工作用のモジュール「Modulino」シリーズに3種類を加えた。I2Cチャンネルを8つ増やす「Modulino Hub」、通信距離を約30メートルに延ばす「Modulino Extender」、モーターを制御する「Modulino Motors」で、シリーズは15種類になった。 - [ラズパイ4の8GB版が約2万4000円、クロックを1.25GHzに抑えた特別版](https://fabscene.com/new/news/cytron-rpi4-special-value-board-125ghz/): Cytronが、Raspberry Pi 4 Model Bの特別版「Special Value Board」を販売している。最大クロックを1.8GHzから1.25GHzに抑えた正規品で、8GB版が割引特価の147ドル(約2万4000円)。メモリ高騰で割高になった高容量RAM版を、抑えた価格で手に入れられる。 - [YouTube動画「【完全解説】メイカームーブメントは死んだ?特権が当たり前になるまでの20年」を公開しました](https://fabscene.com/new/infomation/maker-movement-history-youtube/): 2000年は試作1個に100万円、今は1万円台。メイカームーブメントは死んだのか。Arduino誕生からTechShop破産、深圳の台頭、3Dプリント義手まで、特別が当たり前になった20年史を約30分で解説。 - [天気でブレるエスプレッソの味を安定、気候から挽き目を提案する自作ガジェット](https://fabscene.com/new/make/espressopost-climate-grind-helper/): 気温や湿度でぶれるエスプレッソの味を安定させる自作ガジェット「Espresso Post」が公開された。ESP32-S3のタッチAMOLEDとBME280センサーを使い、抽出時間と評価を記録。ベイズ線形回帰で気候と挽き目の関係を学び、おすすめの挽き目を提案する。 - [90×90mmの小型SBC「Orange Pi 6」、AI性能は45 TOPS](https://fabscene.com/new/news/orange-pi-6-cix-cd8180-sbc/): Orange Piが、12コアのArm系SoCを載せた小型SBC「Orange Pi 6」を発表した。90×90mmで2.5GbEを2つ備え、CPUと合わせたAI性能は最大45 TOPS。Raspberry Pi 5の3〜4倍の速さとされ、8GB版が239ドル(約3万8700円)で売られていると伝えられている。 - [Auburn大とNASAがインク不要で電子回路を印刷、微小重力下で初実証](https://fabscene.com/new/news/dry-anm-microgravity-printed-electronics/): Auburn UniversityとNASAマーシャル宇宙飛行センターの研究チームが、インクを使わない乾式の積層ナノ製造で、微小重力下で銀と銅の導電構造を作ることに成功した。2日間のパラボリックフライトで実証し、成果はnpj Advanced Manufacturingに掲載された。宇宙での電子部品製造を目指す。 - [エンタープライズ向け20 TOPSの4Kエッジカメラ「NeoEyes NE503」](https://fabscene.com/new/news/camthink-neoeyes-ne503-edge-ai-camera/): CamThinkが、撮影した映像をカメラ自身でAI処理する4KエッジAIカメラ「NeoEyes NE503」を発表した。Hailo-15Hを搭載し、クラウドに送らず物体検出や顔認識を20 TOPSでこなす。Sony IMX678の4Kセンサーを備え、価格は1199ドル(約19万円)。出荷は2026年7月下旬を予定する。 - [クラウドに頼らない音声アシスタント「openlily」公開、ラズパイやPCで動く](https://fabscene.com/new/make/openlily-local-voice-assistant/): 手元のマシンだけで完結するオープンソースの音声アシスタント「openlily」が公開された。マイクとスピーカーで話しかけるとLLMが応答し、音声認識や言語モデル、ツールを自由に差し替えられる。ウェイクワードに対応し、macOSやLinux、Raspberry Piで動く。 - [Quectelが4規格対応IoTモジュール「FCM365X」発表、重さ1.51g](https://fabscene.com/new/news/quectel-fcm365x-module/): Quectelが、NXPのMCU「RW612」をベースにした小型IoTモジュール「FCM365X」を2026年6月24日に発表した。WiFi 6とBluetooth Low Energy 5.4、Zigbee、Threadの4つの無線規格を1つにまとめ、重さは1.51g。スマートホームや産業用IoT向けの製品だ。 - [中国で3Dプリント専攻の大学が23校に、2021年の1校から5年で拡大](https://fabscene.com/new/news/china-additive-manufacturing-university-major/): 3Dプリント(積層造形)を専門に学ぶ学部専攻を置く大学が、中国で本科23校に増えた。教育部と陽光高考の2026年5月時点の情報による。専攻は2021年に新設され、最初の1校から5年で23校に拡大した。ハルビン工業大学や西北工業大学などの有力工科大も含む。 - [車の廃材を3Dプリント部品化、時速300kmの鈴鹿8耐へ](https://fabscene.com/new/news/nagoyakogei-recycled-3dprint-suzuka8h/): 名古屋工芸が、自動車のヘッドランプ由来の樹脂廃材を再資源化した3Dプリント部品を、鈴鹿8耐に参戦するHonda Tochigi Racingのバイクに供給する。2026年7月3〜5日のレースで、時速300km級の環境にリサイクル材料が耐えられるかを試す。造形にはPrusa Pro HT90を使った。 - [約2400円で手持ちのスピーカーをワイヤレス化、端子を替えるだけの基板が発売](https://fabscene.com/new/news/sonocotta-louder-esp32-mini/): ポーランドのSonocottaが、手持ちのスピーカーをWiFiやBluetoothに対応したネットワークスピーカーに変える小型基板「Louder ESP32 Mini」を発売した。価格は15ドル(約2400円)から。端子カップを置き換えるだけで使え、はんだ付けは要らない。オープンソースハードウェアで提供する。 - [産業用DCモータードライバ「iMD16」、ファン不要で連続16A](https://fabscene.com/new/news/switch-science-cytron-imd16/): スイッチサイエンスが、マレーシアのCytronが手掛ける産業用DCモータードライバ「iMD16」を2026年6月25日に発売した。価格は7117円。金属筐体がパッシブヒートシンクとして働き、冷却ファンなしで連続16Aの駆動に対応する。手動制御とPWM/DIRによる外部制御の両方をサポートする。 - [独学からラズパイ入門書執筆へーーそぞら氏が初心者に寄り添い続ける理由](https://fabscene.com/new/interview/sozorablog-pico-2w-interview/): 本業はものづくりと無縁の会社員が、独学でRaspberry Piにたどり着いた。初心者向けブログ「sozorablog」を運営し、新刊『ラズパイPico 2 W かんたんIoT電子工作レシピ』を出したそぞら氏に、独学の歩みと、初心者に寄り添う7作例の入門書づくりの考え方を聞いた。 - [M5Stackを改造し、Claude Codeで10万行以上コーディングした暗号デバイス「Openloop」](https://fabscene.com/new/interview/interview-asada-kazunori-openloop/): 暗号技術者の浅田一憲氏が、AIと毎日喧嘩しながら1人でファームウェア10万9000行を書き上げた暗号デバイス「Openloop」。M5Stackを改造した試作から量産委託、独自技術デュアルセキュアまで、ESP32-S3で挑んだバイブコーディングの実像を聞いた。 - [クローゼットのArduino30個から始まった――スイッチサイエンスが電子部品をどこでも買える時代に変えるまで](https://fabscene.com/new/interview/switch-science-history2026/): 電子部品やマイコンボードを専門に扱うECサイト「スイッチサイエンス」創業者の金本茂氏と取締役の小室真紀氏に、創業からの歩みを取材。始まりは、個人輸入で仕入れて自宅クローゼットに積んだ30個のマイコンボードだった。 - [大阪・日本橋で半世紀――共立電子産業が時代の変化を越えて受け継ぐ、創業者のDNA](https://fabscene.com/new/interview/kyohritsu-electronics-history2026/): 1970年創業の共立電子産業は、大阪・日本橋で半世紀にわたり電子部品を売り続けてきた。創業者・蘇建源氏が貫いた「客に寄り添う」流儀を軸に、ジャンクから通販、Arduinoやラズパイ、海外ECとの向き合い方まで、店頭に立つ2人が語る電子部品流通の半世紀。 - [累計販売4万台以上の製品開発者が語る量産の道――0/1 Club第1回イベントレポート](https://fabscene.com/new/special/01club-vol1-event-report/): 累計4万台超のUSBケーブルチェッカー開発者あろえ氏の基調講演と、4名のMakerによるピッチを収録した0/1 Club第1回イベントレポート。290円マイコンボード、音速可視化装置など個人量産の実態を伝える。 - [ラズパイ上場から2年、決算が映す「ボードからチップへ」の転換](https://fabscene.com/new/special/raspberry-pi-two-years-after-ipo-financial-analysis/): Raspberry Pi(ラズベリーパイ)がロンドン証券取引所に上場して2年。上場前の2023年度から直近の2025年度まで3期分の決算を一次情報で分析した。上場初年度の利益急落とV字回復の中身、半導体への重心移動、DRAM高騰という新たなリスク、そして教育ミッションと株主のあいだで揺れる経営の現在地を読み解く。 - [Japan RepRap Festival 2026レポート:3Dプリンター内蔵ラジコンや18色ツールチェンジャー、自作の研磨機など個性が集結 #JRRF](https://fabscene.com/new/special/report-jrrf2026/): Japan RepRap Festival 2026(JRRF 2026)初日レポート。3DプリントRCカー、自作18ツールチェンジャー、大型ペレットプリンター、電解メッキ、食品サンプル作品など、多彩な展示から3Dプリント文化の広がりを紹介する。 - [準備3ヶ月、2日で1500人動員、一人の会社員が始めた3Dプリンターの祭典「JRRF」](https://fabscene.com/new/interview/jrrf-japan-reprap-festival-interview-horiuchi/): 家庭用3Dプリンターに特化したイベント「Japan RepRap Festival(JRRF)」。会社員の堀内雄登氏が準備期間3ヶ月で立ち上げ、2日間で1500人以上を動員した。協賛企業の獲得からボランティアによる2万枚のMakerChip製作まで、イベント誕生の舞台裏を聞いた。 - [家庭用3Dプリンターの展示会「Japan RepRap Festival 2026」が5月に東京で開催、前回比2倍の規模に](https://fabscene.com/new/news/jrrf-2026-japan-reprap-festival-tokyo-may-30-31-double-space-3d-printer-event/): 家庭用3Dプリンター専門の展示会「Japan RepRap Festival 2026」が2026年5月30〜31日に東京流通センターで開催。前回比2倍のスペースで90ブース超。単日1000円の早割は4月10日まで。 - [ドアが開いたらTelegramに通知、消費10µAのESP32イベント検知器](https://fabscene.com/new/make/esp-guard-esp32-ultra-low-power-event-notifier-telegram/): ドアが開いた、窓が動いた、郵便受けに手紙が入った。こうしたイベントを検知してTelegramに通知を送るESP - [ファームウェアを書き直さずにアプリを差し替え、ESP32-C6用の自作BIOS](https://fabscene.com/new/make/openc6-bios-esp32-c6-risc-v-pc-like-firmware-platform/): ESP32-C6にPCのBIOSのような層を設け、ハードウェア初期化とアプリケーションを分離するオープンソースのファームウェア基盤「OpenC6 BIOS」がGitHubで公開された。LPコアを管理エンジンとして独立運用し、A/B OTAで文鎮化を防ぐ。ペイロードはWi-Fi経由のPXEブートで動的に差し替えられる。 - [CQ出版Interface 8月号、AIエージェントでマイコン開発を特集](https://fabscene.com/new/news/cq-interface-202608-vibe-coding-microcontroller-ai-agent/): CQ出版のInterface 2026年8月号が発売された。特集「Vibe Codingで本格開発」ではAIエージェントによるマイコンファームウェア開発を要件定義からテストまで解説する。Arduino IoT設備監視、M5StackゲームMCP連携、Claude Codeの活用報告などを収録。別冊付録はAIエージェント×マイコン開発環境。 - [コードも回路図もシリアル可視化も1画面で、無料のArduino統合開発環境](https://fabscene.com/new/make/tinystudio-foss-arduino-fritzing-p5js-integrated-ide/): Arduino IDEのコード編集、Fritzing風の回路図エディター、P5.jsのシリアル可視化、AIコード生成を1つの画面に統合したFOSSの開発環境「tinyStudio」がGitHubで公開された。アカウント不要、オフラインで動作する。電子工作の学習者向けにalpha版を提供中。 - [ラズパイ業務用センサーに温湿度を追加、メカトラックスが2万9500円で発売](https://fabscene.com/new/news/mechatrax-raspberry-pi-sht45-temperature-humidity-sensor-industrial/): メカトラックスがラズパイ対応の業務用センサーシリーズにSHT45搭載の温湿度センサーを追加した。2万9500円(税別)。SUS304ステンレス筐体と焼結部材で耐久性と通気性を両立する。I2C延長で最大15m、4チャンネルまで接続でき、CO2や加速度センサーと自由に組み合わせられる。 - [Tシャツ印刷をデスクトップで、ローランド ディー.ジー.がDTFプリンター新製品](https://fabscene.com/new/news/roland-dg-versastudio-by2-20-desktop-dtf-printer/): ローランド ディー.ジー.がデスクトップDTF転写プリンター「VersaStudio BY2-20」を発表した。CMYK+白インクの5色構成で、500mlカートリッジの白インクを2本搭載できる。付属ソフトウェアで白版データの自動生成に対応し、カッティング機能も内蔵する。OEKO-TEX認証取得済み。 - [反ったレコードをボタン1つで修復、グラフェン加熱のレコードフラットナー](https://fabscene.com/new/news/m2-vinyl-flattener-white-bridge-graphene-heating-kickstarter/): 反ったレコードを自動で修復するレコードフラットナー「M2」がKickstarterに登場した。マイクロクリスタルガラスとグラフェンヒーティングフィルムで均一に加熱し、デュアル温度センサーが冷却まで自動制御する。7〜12インチ対応。Super Early Bird価格は599ドル(約9万7000円)。 - [36V/20Aを安全に測る、ガルバニック絶縁付きのオープンソース電力モニター](https://fabscene.com/new/make/opsum-esp32-s3-ina226-open-source-power-monitor-galvanic-isolation/): ESP32-S3とINA226を使い、36V/20Aまでの電圧、電流、電力をリアルタイムで計測するオープンソースの電力モニター「OPSUM」がGitHubで公開された。ガルバニック絶縁で計測回路とPCを分離し、ケルビンセンシングと逆極性保護も備える。KiCad設計データと3Dプリント用ケースを含む。 - [3万7000語の英語辞書をESP32の4MBフラッシュに詰め込んだeInk腕時計](https://fabscene.com/new/make/esp32-eink-smartwatch-37000-word-dictionary-offline/): ESP32搭載のeInkスマートウォッチ「Watchy V2」に3万7553語の英語辞書を搭載するプロジェクトがGitHubで公開された。同義語リダイレクトで単語数を2倍に圧縮し、2.6MBに収めた。スマートフォンもインターネットも不要で、4つのボタンだけで単語を検索できる。 - [紙を折るだけで回路ができる、液体金属を含ませた紙で電子工作](https://fabscene.com/new/news/liqmetcraft-origami-liquid-metal-paper-circuit/): ガリウム-インジウム液体金属を含浸させた紙を折るだけで導電パスが生まれる「LiqMetCraft」を香港城市大学が開発した。折り目の抵抗値は4.4Ω/cmで、切り紙や折り紙の技法で回路を形成できる。ツールキット3種類を42人がテストし、全員が使いやすいと回答。CHI '26で発表。 - [コバルトなしで高出力の電池を作る、Caltechが3Dプリントで電極の構造を設計](https://fabscene.com/new/news/caltech-3d-printed-lfp-cobalt-free-cathode-battery/): Caltechがコバルトを使わないリン酸鉄リチウム(LFP)とカーボンの複合体を3Dプリントで造形し、安全性と出力密度を両立するカソードを作製した。立体構造がイオンの移動経路を短くし、従来の平面電極より速くエネルギーを取り出せる。ACS Energy Lettersに掲載。 - [密閉なしで4色印刷、Elegooが「Centauri 2」シリーズを発売](https://fabscene.com/new/news/elegoo-centauri-2-open-frame-canvas-multicolor/): Elegooがオープンフレーム設計のCoreXY 3Dプリンター「Centauri 2」シリーズを発売した。密閉型のCentauri Carbon 2からエンクロージャーを外して価格を抑えた。4色対応のCANVASシステム付きComboモデルも用意する。造形サイズは256×256×256mm、最大毎秒500mm。日本からも購入できる。 - [QualcommがAI基盤企業Modularを買収、Mojo言語とチップの統合へ](https://fabscene.com/new/news/qualcomm-acquires-modular-mojo-ai-edge-cloud/): QualcommがAIソフトウェア基盤企業Modularの買収を発表した。LLVMとSwiftの設計者Chris Lattner氏が設立した企業で、CPU/GPU/NPUの違いを吸収するAIソフトウェアスタックとプログラミング言語Mojoを開発している。Qualcommのエッジからデータセンターまでのチップ戦略を補完する。 - [スマホから操作して映像を中継、ESP32-CAMで作る偵察ドローン](https://fabscene.com/new/make/esp32-cam-recon-ground-drone-3d-printed-fpv/): Rainbow Six Siege風の偵察ドローンをESP32-CAMと3Dプリントで自作するプロジェクトがGitHubで公開された。ブラウザーのジョイスティックから操作し、カメラ映像をリアルタイムで表示する。専用アプリ不要。ファームウェア、配線図、BOM、3Dデータすべて公開。開発期間2年。 - [SkyDriveの空飛ぶクルマが時速100kmで安定飛行、設計と実機の一致を確認](https://fabscene.com/new/news/skydrive-sd05-100kmh-stable-flight-type-certification/): SkyDriveが空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」の時速100km前進飛行試験で安定した飛行を確認した。12基の電動ローターで飛行するマルチコプター型で固定翼を持たない。設計・解析段階の予測と実機の挙動が一致し、型式証明の取得と2028年の商用化に向けた開発を前進させた。 - [AIがハードウェアの不具合を探す、オープンソースの計測器「BugBuster」](https://fabscene.com/new/make/bugbuster-esp32-open-source-bench-instrument-ai-mcp/): テスター、ロジックアナライザー、SWDデバッガー、電源、波形発生器。組み込み開発のデバッグには複数の計測器が必 - [3Dプリンターに銃器検知ソフトの搭載を義務化、カリフォルニア州の法案が上院へ](https://fabscene.com/new/news/california-ab-2047-3d-printer-firearm-detection-bill/): カリフォルニア州議会で3Dプリンターに銃器検知アルゴリズムの搭載を義務化する法案「AB 2047」が審議中だ。2026年5月に下院を通過し上院で審議が続く。対応しないプリンターは2029年3月以降に同州での販売が禁止される。 - [小さな鋳造所にも砂型3Dプリントを、ExOneが「S-Print Pro」を発表](https://fabscene.com/new/news/exone-s-print-pro-sand-binder-jetting-foundries/): ExOne Global Holdingsが、小規模鋳造所向けの砂型3Dプリンター「S-Print Pro」を発表した。400dpiのバインダージェット方式でシリカサンドから砂型を造形する。Desktop Metal破産後にvoxeljetと統合した新生ExOneの初の主要製品。2026年後半に納品開始。 - [80年代の名機「303」サウンドを自作できる、オープンソースの小型シンセ](https://fabscene.com/new/make/acid-drip-rp2040-bass-synth-drum-machine/): テクノの原点であるTB-303風のアシッドサウンドを自作できるオープンソースのシンセ+ドラムマシン「Acid Drip」がGitHubで公開された。RP2040のデュアルコアでベースとドラムを同時に動かし、16ステップシーケンサーと16パターンのドラムを搭載。Cherry MXキーとTFTディスプレイで操作する。 - [LED1個分の電力で3Dマップを作るチップ、MITが小型ロボット向けに開発](https://fabscene.com/new/news/mit-ultraefficient-slam-chip-tiny-robots/): HVACの配管を飛び回ってガス漏れを探す小型ドローン。そんな用途を想定したSLAM(自己位置推定と環境地図構築 - [15cmから20m先まで見えるロボットの目、RealSense新型深度カメラ](https://fabscene.com/new/news/realsense-d585-pro-depth-camera-robotics/): RealSenseがロボット向けAI対応深度カメラ「D585 Pro」をAutomate 2026で発表した。15cm未満から20m以上をカバーし、60fpsの深度映像を出力する。第5世代SoCでAI推論もカメラ上で処理。帯域75%削減の深度圧縮機能も搭載。2027年Q1出荷予定。 - [アイスクリームの添加剤で土壁を3Dプリント、従来より25%高い強度を達成](https://fabscene.com/new/news/cu-boulder-seaweed-3d-printed-earthen-walls/): コロラド大学ボルダー校が、海藻由来のアルギン酸ナトリウムを0.12%加えるだけで、掘削した自然土を3Dプリントで壁に造形できることを示した。無添加の土に比べ25%高い強度と33%速い印刷速度を達成。ヴェネツィア建築ビエンナーレでも展示。Nature Communicationsに掲載。 - [繊維入りフィラメントの落とし穴、印刷物から肉眼では見えない針が飛ぶ](https://fabscene.com/new/make/cf-gf-filament-1000x-microscope-fiber-shedding-ppe/): 炭素繊維(CF)やガラス繊維(GF)を配合した3Dプリント用フィラメントは、強度や剛性を高められる人気の素材だ - [メデューサの頭を回すとヘビが引っ込んでフタが開く、3Dプリント製からくり箱](https://fabscene.com/new/make/medusa-box-3d-printed-linkage-mechanism/): メデューサの頭を回すとヘビがリンケージ機構で引っ込み、フタが開く3Dプリント製のからくり箱「Medusa Box」がMakerWorldで公開された。M3ネジ1本で組み立てられ、プリント時間は約10時間30分。マルチカラー対応のプロファイルも用意されている。 - [ESP32の格安タッチ液晶をPDAに変える、アプリを差し替えられる自作OS](https://fabscene.com/new/make/esposito-os-esp32-cyd-palmos-dynamic-app-loading/): 約15ドルのESP32タッチ液晶ボード「CYD」をPDA風のデバイスに変える自作OS「Esposito OS」がGitHubで公開された。PalmOSに着想を得たシングルタスク設計で、アプリをSDカードからダイナミックロードする。テキストエディター、電子書籍リーダーなど9アプリが同梱される。 - [翼の形を変えて風に乗る、プロペラなしで滞空するドローン「Floaty」](https://fabscene.com/new/news/floaty-shape-changing-drone-updraft-90-percent-less-power/): 独MPI-ISとシュトゥットガルト大学が、翼の形を変えて上昇気流に乗る飛行ロボット「Floaty」を開発した。4枚のフラップで空気力学的形状を変え、プロペラなしで滞空する。消費電力はプロペラ式の10分の1。風洞実験で最大毎秒10mの気流中での動作を確認した。npj Roboticsに掲載。 - [車が影のように見えるーー光の99.9%を吸収する塗料を開発](https://fabscene.com/new/news/nipsea-ultra-black-coating-99-9-percent-light-absorption/): Nipsea Group(日本ペイントグループ)が、可視光の99.90%を吸収する超黒色の自動車用塗料を開発した。カーボンブラックとCNTの複合体が構造吸収を生む。Vantablackとは異なり通常のスプレー塗装で曲面に塗布でき、水浴と湿度の耐久試験にも合格した。Matter & Lightに掲載。 - [金属ワイヤーから部品を造形、RITが8ノズルの溶融金属3Dプリントヘッドを開発](https://fabscene.com/new/news/rit-multi-nozzle-molten-metal-jetting-printhead/): 米ロチェスター工科大学(RIT)が、複数ノズルを備えた溶融金属ジェッティング(MMJ)プリントヘッドを開発した。金属ワイヤーやリサイクル金属を溶かして液滴を噴射する方式で、高価な球形粉末が不要。論文で3ノズル構成の動作を確認し、8ノズル版のデモも公開している。 - [自宅サーバーラックを3Dプリントで整理、カスタマイズできるキーストンパネル](https://fabscene.com/new/make/3d-printed-keystone-panel-homeracker-homelab/): 自宅サーバーラック向けのキーストンパネルを3DプリントできるモデルがMakerWorldで公開された。RJ45やHDMI、USBなど市販のキーストンジャックをはめ込み、スロット数やラベルをカスタマイズできる。オープン仕様のモジュラーラックシステム「HomeRacker」の一部で、10インチEIAラックに対応する。 - [積層のZ方向を強くする、OrcaSlicerフォーク「Magma」が公開](https://fabscene.com/new/news/magma-orcaslicer-fork-vertical-injection-z-strength/): FDM部品のZ方向の弱さを補うOrcaSlicerフォーク「Magma」が公開された。部品内部に垂直チャンネルを作り、プリント中にノズルで樹脂を柱状に押し出す。スライサー上では動作するが物理テストは未完了。特許の囲い込みを防ぐため、コードと手法をパブリックドメインで公開している。 - [Mi Band 10でDoomが動いた、公開SDKなしでファームウェアを自作](https://fabscene.com/new/make/doom-xiaomi-mi-band-10-bestechnic-reverse-engineering/): Xiaomiのスマートウォッチ「Mi Band 10」上でFPS(一人称視点シューティング)の名作「Doom」 - [落とし物タグを自作できる29ドルの開発ボード、AppleとGoogle両対応](https://fabscene.com/new/news/nordic-nrf54l15-tag-ble-tracker-apple-find-my-google/): Nordic Semiconductorが、Apple Find MyとGoogle Find Hubの両方に対応する小型BLEタグ開発ボード「nRF54L15 Tag」を発表した。33mmのボードにデュアルアンテナ、6軸IMU、環境センサーを搭載し、CR2032電池で動く。エッジAIやMatterにも対応する。29ドル。 - [米陸軍がミサイル部品に連続繊維3Dプリントを検討、複数年契約を締結](https://fabscene.com/new/news/us-army-continuous-composites-cf3d-missile-manufacturing/): 米Continuous Compositesが米陸軍から連続繊維3Dプリント技術「CF3D」の複数年契約を受注した。6軸ロボットで炭素繊維を敷きながら樹脂を硬化させ、金属並みの強度を持つ軽量部品を造形する。精密打撃ミサイルの部品製造への応用可能性を検証する。 - [バネの代わりに磁石で浮く、3Dプリント製ラジコン用サスペンション](https://fabscene.com/new/make/3d-printed-rc-car-magnetic-levitation-suspension/): RCカーのバネを反発する磁石に置き換え、部品同士がまったく触れない非接触のショックアブソーバーを3Dプリントで自作するプロジェクトが公開された。バネとの力−変位比較を実測し、ヘリングボーンギアやダブルウィッシュボーンも3Dプリントで構成。約2kgの車体を磁力だけで浮かせて走行に成功した。 - [x86にAI専用の行列演算命令「ACE」、IntelとAMDが共同で仕様を公開](https://fabscene.com/new/news/intel-amd-ace-x86-ai-matrix-instruction-set/): IntelとAMDが、x86向けのAI演算命令セット「ACE」を共同で策定・公開した。16×16のタイルレジスターと外積アルゴリズムで行列演算の密度をAVX10の16倍に高め、GPUなしでもCPUでAI推論を効率化する。対応するデータ形式は11種類。対応ハードウェアの出荷は1〜2年後の見通し。 - [切手サイズに2268ゾーンの3D LiDAR、STの新型ToFセンサーが7月量産](https://fabscene.com/new/news/st-vl53l9cx-3d-lidar-tof-sensor-2268-zones/): STMicroelectronicsが、2268ゾーンの3D LiDARをワンチップに収めたToFセンサー「VL53L9CX」を発表した。12.8×6.1mmのサイズで5cmから9mの空間を毎秒100フレームで3Dマップ化する。VL53L0Xの後継にあたり、2026年7月に量産を開始する。 - [小さなマイコンでもファイルを名前で管理できる超軽量「UTFS」が公開](https://fabscene.com/new/news/utfs-lightweight-filesystem-embedded-mcu/): 小型マイコン向けの超軽量ファイルシステム「UTFS」がオープンソースで公開された。ファイル1つあたり24バイトのヘッダーでヒープを使わず、LittleFSやSPIFFSより軽い。EEPROM、内蔵フラッシュ、SPI/I2C外付けフラッシュに対応し、移植に必要なのは読み書き2関数だけだ。MITライセンス。 - [何年も充電不要の「核電池」を量産へ、米国初の原子力施設を製造拠点に](https://fabscene.com/new/news/zeno-power-nuclear-battery-vallecitos-manufacturing/): 放射性同位体の崩壊熱で何年も充電なしで動く「核電池」の量産に向け、米Zeno Powerがカリフォルニア州の歴史的原子力施設に製造拠点を確保した。国防総省とNASAから6000万ドル以上を受注済みで、2027年に初納入、2028年に量産を計画する。 - [イタリア発・身長120cm、柔らかい手で患者をケアするロボット「ALTER-EGO」が病棟へ](https://fabscene.com/new/news/alter-ego-humanoid-robot-als-patient-care-soft-robotics/): ALS患者をケアするヒューマノイドロボット「ALTER-EGO」の臨床試験がイタリアで始まった。身長約120cmで可変剛性の腕と柔らかいロボットハンドを備え、物を渡したりドアノブを回したりできる。遠隔診察モードと自律モードの2つで、病棟と自宅の両方で患者を支援する。 - [話した声がロボットや逆再生に変わる、ESP32-S3で作るボイスチェンジャー](https://fabscene.com/new/make/voicemorpher-esp32-s3-audio-effects-theremin/): ESP32-S3とマイク、スピーカー、カラーTFTで構成するボイスエフェクトデバイス「VoiceMorpher」がオープンソースで公開された。ピッチシフトやリバースなど5種のエフェクトに加え、超音波センサーでテルミン演奏もできる。3Dプリント用のスチームパンク風ケースのSTLも付属する。 - [作品募集は8月20日まで、第9回「たのしいmicro:bitコンテスト」が開催](https://fabscene.com/new/news/microbit-contest-2026-maker-faire-tokyo/): スイッチエデュケーションが「たのしいmicro:bitコンテスト2026」の作品募集を開始した。9回目の今回は決勝大会をMaker Faire Tokyo 2026の会場で開催する。Kids&Family部門と一般部門の2部門で、参加費無料。作品募集の締め切りは2026年8月20日。 - [祖父が彫った木製の仮面を2D図面からBlenderで再現、3Dプリンターで出力](https://fabscene.com/new/make/3d-printed-grandfather-mask/): AndreyZarembo氏が、祖父が1960〜80年代に彫った木製の仮面を3Dプリンターで復元した。手元に残る2D図面を手がかりにBlenderで立体の造形を起こし直し、マットなPLAで出力。完成したモデルは「Unknown Mask」としてMakerWorldで無料公開している。 - [愛車のディーゼルエンジンを約300点で自作、内部まで動く1.9 TDI模型](https://fabscene.com/new/make/3d-printed-19tdi-engine/): KevkoCrievko氏が、愛車のSeat Leonに積まれた1.9 TDIディーゼルエンジンを3Dプリンターで再現した。約300点の部品で内部機構まで動き、クランクからカムまでのバルブタイミングも合わせ込んでいる。寸法は300×250×300mm。製作の全工程は約20分の動画にまとめられている。 - [W杯の試合データをESP32の丸型AMOLEDに表示、ブラウザーから書き込み可能](https://fabscene.com/new/make/esp32-amoled-world-cup-2026-stats-display/): FIFA W杯2026の試合データをESP32の丸型AMOLEDにリアルタイム表示するファームウェアがオープンソースで公開された。ブラウザーから直接書き込めるWebフラッシャー付きで、対応ボードはM5Stack StopWatchとViewe SmartRingの2種類。 - [仲間がルートを外れたら即アラーム、自作の登山用メッシュネットワーク](https://fabscene.com/new/make/heard-esp32-lora-hiking-mesh-gpx-route-alert/): ESP32とLoRaを使い、携帯の電波がなくても登山グループの位置を共有し、ルートを外れたメンバーに自動でアラートを出すメッシュネットワーク「HEARD」がオープンソースで公開された。GPXルートとの照合を各デバイスが処理し、リーダーは応答のないメンバーを異常として検知する。 - [大阪万博で予約困難だったアンドロイド体験「いのちの未来+」、7月に東京で開催](https://fabscene.com/new/news/ishiguro-inochi-mirai-plus-mon-takanawa-android-experience/): 万博のシグネチャーパビリオンだった「いのちの未来」が、新シナリオを加えた「いのちの未来+」として東京の高輪ゲートウェイシティで開催される。会期は2026年7月25日〜9月25日。石黒浩氏監修のアンドロイド体験を、MoN Takanawaのシアター空間で再現する。前売り平日3500円、日時指定制。 - [エスプレッソを音で淹れたら、100人が本物と区別できなかった](https://fabscene.com/new/news/unsw-ultrasonic-espresso-room-temperature-sound-waves/): UNSW Sydneyの研究チームが、常温の水と超音波だけでエスプレッソと同じ濃さのコーヒーを2〜3分で淹れる方法を開発した。100人のブラインドテストで従来のエスプレッソと区別できなかった。加熱が不要でエネルギーは最大75%減る。成果はJournal of Food Engineeringに掲載された。 - [振るだけで水を検査し浮かべるだけで殺菌する、電池も薬品も要らないカプセル](https://fabscene.com/new/news/yonsei-self-powered-water-capsule-detection-disinfection/): 延世大学のSang-Woo Kim教授らが、手で振るだけで水質を検査し、浮かべるだけで殺菌するカプセルを開発した。電池も薬品も不要。振動で発電してTDSを測定し、表面のナノロッドの電場で細菌やウイルスを不活性化する。成果はNature Waterに掲載された。 - [照明に見えるWiFiファイルサーバー、ESP32スマート電球を書き換えて自作](https://fabscene.com/new/make/esp32-smart-bulb-wifi-file-server-hack/): 市販のスマート電球を書き換えて、WiFiのファイルサーバーに変えるカスタムファームウェアを、セキュリティー研究 - [濡れたコーヒーかすを90秒で燃料に変える、乾燥も不要なプラズマ処理](https://fabscene.com/new/news/kigam-plasma-coffee-grounds-biochar-90-seconds/): 濡れたままのコーヒーかすを約90秒で石炭に近い固形燃料に変える技術を、韓国KIGAMが開発した。プラズマ炎を当てると内部の水分が蒸気化して粒子がはじけ、炭化が一気に進む。乾燥も油の除去も不要で、できた炭の発熱量は29.0MJ/kg。成果はChemical Engineering Journalに掲載された。 - [3本の腕でサーモンを刺身に切るロボット、箸で薄切りも盛り付ける](https://fabscene.com/new/news/sashimi-bot-three-armed-salmon-cutting-robot/): 柔らかいサーモンを3本の腕で刺身に切り、箸で盛り付けるロボット「Sashimi-Bot」をノルウェー科学技術大学が開発した。包丁の触覚センサーがまな板との接触を95%の精度で判別し、刃を入れすぎる前に止める。試験では34枚を切り、26枚を箸で皿に移した。成果はnpj Roboticsに掲載された。 - [Pine64が約8000円のスマートスピーカー「PineVoice」発売](https://fabscene.com/new/news/pine64-pinevoice-risc-v-smart-speaker-home-assistant/): Pine64が、Home Assistant向けのスマートスピーカー「PineVoice」を49.99ドル(約8000円)で発売した。RISC-VのBL606P SoCを搭載し、音声処理をクラウドに頼らず手元で完結する。マイクの物理キルスイッチも備える。ただしウェイクワードは未動作で、現時点では開発者向けのキットだ。 - [スマートホーム規格Matter 1.6公開、電源なしでもNFCでセットアップ可能に](https://fabscene.com/new/news/matter-1-6-nfc-commissioning-joint-fabric/): スマートホーム規格のMatterがバージョン1.6に更新された。電源を入れる前のデバイスでもNFCだけでセットアップできる機能が加わった。複数の基盤が1つのネットワークを共同管理するJoint Fabricや、サーモスタットに命令ではなく提案を送る仕組みも導入された。CSAが2026年6月17日に発表した。 - [iPhone XS〜11に修正できないBootROMの脆弱性、6年ぶりの発見](https://fabscene.com/new/news/usbliter8-iphone-bootrom-exploit-a12-a13/): AppleのA12およびA13チップに、ソフトウェアの更新では修正できないBootROMの脆弱性が見つかった。iPhone XSからiPhone 11シリーズが対象。セキュリティー企業のParadigm Shiftが実証コードを公開し、Appleと協調開示した。攻撃には物理的なUSB接続が必要で、リモートでは使えない。 - [電池4本で1年動くデバイスを、現場のエンジニアが自作する──高知の建設コンサルタント会社が育てた現場IoT活用術](https://fabscene.com/new/pr/wio-bg770a-field-iot-soai/): 建設現場の課題をIoTで解決。高知の建設会社・相愛で生まれた、Wio BG770Aを活用した省電力センサー開発や、木質ペレット残量監視、斜面モニタリングの実践事例を紹介する。 - [電池なしで668%伸ばしても動くセンサー、KAISTが圧電繊維で開発](https://fabscene.com/new/news/kaist-stretchable-self-powered-piezoelectric-sensor-668-percent/): 韓国科学技術院(KAIST)のMiso Kim教授らが、668%まで伸ばしても安定した電気信号を出す自己発電型の圧電繊維センサーを開発した。圧電ポリマーの繊維をコイル状に巻き、電極と圧電層の界面設計を見直した。電池なしで心拍や関節の動きを測るウェアラブル機器に向く。成果はACS Nanoに掲載された。 - [抹茶の粉から電池を作る、危険な薬品を使わない有機フロー電池をDIY](https://fabscene.com/new/make/diy-organic-flow-battery-matcha-green-tea/): YouTubeチャンネル「Marb's lab」のMarkus Bindhammer氏が、抹茶の粉を使った有機フロー電池を自作し手順を公開した。電解液には緑茶に多いEGCGを使い、危険な薬品なしでフロー電池の仕組みを学べる。電圧は1V未満、電流は数mAでLEDを点ける程度だが、教材としての価値がある。 - [Bambu Labが子どものおもちゃに使えるフィラメント「PLA Pure」を発売](https://fabscene.com/new/news/bambu-lab-pla-pure-filament-toy-food-safety/): Bambu Labが、欧州の玩具安全基準に適合したフィラメント「PLA Pure」を発売した。成分を5つに絞り全公開。食品接触のEU 10/2011、玩具のEN 71-3、室内空気質のUL GREENGUARD 2904に適合した。ただし認証は素材に対するもので、完成品の安全は使い方しだいと明記している。 - [光るセラミックスをレーザーで微細3Dプリント、光デバイスの小型化へ](https://fabscene.com/new/news/3d-printed-luminescent-yag-ce-ceramics-photonics/): レーザーを使う微細な3Dプリントで、光るセラミックスの立体構造を作る手法を、Vilnius Universityなどが示した。白色LEDの蛍光体YAG:Ceを髪より細かく造形し、焼いて結晶に変える。センサーやLED、光回路、放射線検出器への応用を見込む。成果はOpto-Electronic Advancesに掲載。 - [同じガラスなのに見る人で絵が変わる、自作の不思議なディスプレイ](https://fabscene.com/new/make/diy-two-way-holographic-display-beam-splitter-oled/): ガラスの塊の中に絵が浮かび、反対側に回るとまったく別の絵が見える自作ディスプレイを、Julius Curt氏が公開した。中心はビームスプリッターキューブで、2枚のOLEDの光をそれぞれ片側だけに反射し、2人に違う絵を見せる。ESP8266で駆動し、枠は3Dプリント。謎解きゲームに使う。 - [ゾウの鼻の皮膚は二層構造、柔らかいロボットの手の設計図になる](https://fabscene.com/new/news/elephant-trunk-skin-soft-robot-gripper-blueprint/): イタリア技術研究所のLucia Beccai氏らが、ゾウの鼻の皮膚を調べ、柔らかいロボットの手の設計図になる構造を見つけた。上面は下面より3.14倍硬い「よろい」で、下面は物に沿う柔らかい面。下面内側の突起が力を集め、弱い触覚を強める。成果はPNAS Nexusに載った。 - [食品の腐敗を嗅ぎ分ける「電子の鼻」、UC Berkeleyが開発](https://fabscene.com/new/news/uc-berkeley-electronic-nose-food-spoilage/): 食品が傷んだときのにおいを嗅ぎ分ける「電子の鼻」を、UC Berkeleyの研究チームが開発した。複数のガスセンサーの反応を「ガスの指紋」としてとらえ、機械学習でにおいを見分ける。人の鼻より正確で、クルミやピーナッツなどのアレルゲンも検知する。スマート冷蔵庫への応用を見込む。成果はScience Advancesに載った。 - [アザラシのヒゲを丸ごと3Dプリント、水中の航跡を追う流体センサー](https://fabscene.com/new/news/3d-printed-seal-whisker-flow-sensor/): アザラシのヒゲをまねた流体センサーを、微細な3Dプリントでまるごと作る方法を、Engincan Tekin氏らが示した。波打ったヒゲの形が自分の動きによる雑音を抑え、外からの流れだけを拾う。根元の細い管にグラフェンの感圧素子を入れ、たわみを電気信号に変える。水中の渦や航跡を追える。 - [使用済み電池の正極を電子レンジで再生、7日の工程を2時間に短縮](https://fabscene.com/new/news/sandia-microwave-battery-cathode-upcycling/): 使い終わったリチウムイオン電池の正極を電子レンジに似た装置で作り直す方法を、米サンディア国立研究所が公開した。7日かかっていた工程が約2時間で済み、材料の95%がナノシートになる(従来は60%)。金属イオンを入れ替えやすく、コバルトの一部をニッケルに替えるなど今の需要に合わせやすい。 - [ラズパイCMと同じ形のESP32-P4モジュール「SCINTIX P4」公開](https://fabscene.com/new/news/reloc-scintix-p4-esp32-p4-compute-module-raspberry-pi-cm/): イタリアのRELOCが、Raspberry Piのコンピュートモジュールと同じ形にESP32-P4を載せた基板モジュール「SCINTIX P4」を公開した。CM4/CM5用キャリアに挿して使え、MCUベースでは初という。ESP-IDFやArduinoで開発でき、Crowd Supplyでのクラウドファンディングを控える。 - [ラズパイ製コンパニオンロボット「Olaf」、話に合わせ頭と耳が動く](https://fabscene.com/new/make/olaf-raspberry-pi-companion-robot-expressive/): 個人で開発が進むコンパニオンロボット「Olaf」が表情を豊かにした。Raspberry Pi 5を体に収めて頭と耳のサーボやマイクを常時動かし、重いAIと音声生成は別の機械に任せてROSでつなぐ。話に合わせて頭が動き、耳で機嫌を表し、胸にはハートが脈打つ。設計はオープンソースで公開している。 - [数千円のESP32タッチ基板をマクロパッドに変える「CYD-Dashboard」](https://fabscene.com/new/make/esp32-cyd-dashboard-macro-pad-firmware/): 数千円のESP32タッチスクリーン基板「CYD」を、よく使う操作をまとめた小型の操作盤に変えるオープンソースのファームウェア「CYD-Dashboard」を開発者が公開した。ボタンにキー操作やURLを割り当て、BLE/USBのHIDで送る。設定はブラウザーで済ませ、2クリックで書き込める。 - [電子部品を基板に載せる実装機を約3万円で自作、精度は10マイクロメートル](https://fabscene.com/new/news/diy-200-dollar-manual-pick-and-place-machine/): あるエンジニアが、電子部品を基板に載せるピックアンドプレースマシンを200ドル弱(約3万円)で自作した。台形ねじより細かいM3ねじ棒で1ステップ約10マイクロメートルの精度を狙い、ESP32や古い3Dプリンターの基板を流用した。手動式で量産には向かないが、設計はオープンソースで公開している。 - [全国の3Dプリンターをつなぐ分散型製造「PRINThub」、サイト公開](https://fabscene.com/new/news/apple-tree-printhub-distributed-3d-printing-farm/): APPLE TREEが2026年6月17日、全国に置いた3Dプリンターをネットワークでつなぐオンデマンド製造サービス「PRINThub」のサイトを公開した。金型を使わず3Dデータから試作〜小ロット量産までを一括で請け負う。Bambu Lab製プリンターを分散運用し、名古屋工芸との協業で名古屋を第1拠点に運用を始めた。 - [チップ内部に髪より細い液冷流路、冷却効率を従来の10倍に](https://fabscene.com/new/news/kaist-in-chip-microchannel-liquid-cooling/): 韓国のKAISTは2026年6月、シリコンチップの内部に、髪の毛より細い液体の通り道を作り、内側から直接冷やす - [ラグ作りのタフティングを自動化する卓上機「Craftphilia」、約8万円から](https://fabscene.com/new/news/craftphilia-automated-tufting-machine/): 香港のCraftphiliaが、毛糸を布に打ち込んでラグや壁掛けを作るタフティングを自動でこなす卓上マシン「Craftphilia」をKickstarterで公開した。付属ソフトに画像を取り込めば図案に変換し、機械が毛糸を打ち込んで仕上げる。作業範囲は最大70×140cm、早期支援で499ドル(約8万円)から。 - [天井からワイヤーで吊るしたロボットが部屋を片付ける自作ロボット](https://fabscene.com/new/make/stringman-ceiling-cable-robot-declutter/): 3人の子の親でエンジニアのNathaniel Nifong氏が、部屋の散らかりを拾って片付ける自作ロボット「Stringman」を公開した。天井の四隅から伸ばした4本のワイヤーで2本指のグリッパーを宙づりにし、部屋のどこへでも動かす。AIが対象を見つけて拾い、設計はオープンソースで公開している。 - [光の波長を分析するチップを市販の画像センサーに統合、見えない違いを捉える](https://fabscene.com/new/news/zhejiang-rmit-on-chip-spectral-imaging/): 中国の浙江大学とオーストラリアのRMIT大学の研究チームが、光の波長を分析する力をふつうの画像センサーに組み込む微小なチップを開発した。撮影と同時にその場で波長を読み取り、肉眼では同じに見える材料や表面の違いを見分ける。大きな専用装置なしに分光できる道を開く。成果はNature Electronicsに掲載された。 - [金型を使わず複合材を3Dプリント、折り紙式で製造時間を95%削減](https://fabscene.com/new/news/ornl-origami-3d-printing-moldless-composites/): 米オークリッジ国立研究所(ORNL)は2026年6月15日、金型を使わずに複合材の部品を作る3Dプリント手法を - [センサーの姿勢を3DでリアルタイムにVS Codeで表示する「IMUView」](https://fabscene.com/new/make/imuview-vscode-imu-visualization-extension/): charcoal141が公開したオープンソースの拡張機能「IMUView」は、加速度センサーやジャイロを組み合わせたIMUのデータを、VS Codeの中で3D模型と折れ線グラフにリアルタイム表示する。MPU6050など11種類の通信形式に対応し、独自形式もJSONで読み込める。姿勢の計算は4つのアルゴリズムから選べる。 - [コードから回路を自動生成、Arduinoを実機なしで試せる「VEMCODE」公開](https://fabscene.com/new/make/vemcode-open-source-arduino-teensy-simulator/): 開発者のCole Stortz氏が、ArduinoやTeensyのプログラムを実機なしで試せるオープンソースのシミュレーター「VEMCODE」を公開した。書いたスケッチをその場でネイティブのコードに変換して実時間で動かし、コードから回路を自動で組み立てる。シリアルモニターやロジックアナライザー風の表示も備える。 - [レールもベアリングもない3Dプリント製プロッター「Makerplot 2.0」公開](https://fabscene.com/new/news/infimaker-k1-desktop-5-axis-cnc/): エンジニアのSimone Carriero氏が、レールもベアリングも使わない3Dプリント製ペンプロッター「Makerplot 2.0」を公開した。少数の3Dプリント部品とArduino互換のマイコンで組め、描画範囲を制限なく広げられる。速度と精度を高めつつ、機構を極力そぎ落とした設計を引き継ぐ。 - [卓上5軸CNC「InfiMaker K1」発表、繰り返し精度0.01mm](https://fabscene.com/new/news/infimaker-k1-desktop-5-axis-cnc-2/): 中国のInfiMakerが2026年6月10日、卓上で使える5軸CNC加工機「InfiMaker K1」を発表し、クラウドファンディングを始めた。繰り返し精度0.01mm、6本の自動工具交換、自社CAMソフトを備える。数十万ドル規模の産業用設備に限られていた5軸同時加工を卓上に下ろしたとしている。 - [走査型電子顕微鏡を透過型に自作改造、市販アダプターを使わず内部を撮影](https://fabscene.com/new/make/sem-to-tem-diy-conversion-projectsinflight/): MakerのProjectsInFlightが、手持ちの走査型電子顕微鏡(SEM)を改造し、試料を透かして見る透過型(TEM)として使う様子を公開した。アルミを削った薄い試料板に電子を反射させる鏡とシールドを組み込み、市販アダプターを使わずに撮影。金ナノ粒子や蚊の羽の微細構造をとらえた。 - [層を使わず数分で一括造形する3Dプリンター「OpenCAL」をオープンソース公開](https://fabscene.com/new/news/opencal-open-source-volumetric-cal-3d-printer/): 米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、層を重ねずに立体を一度に造形する3Dプリンター「OpenCAL - [チェスの駒を1つずつ自走ロボットにする自作](https://fabscene.com/new/make/minibot-esp32-self-moving-chess-pieces/): Makerの3DprintedLifeが、チェスの駒を1つずつ小さな自走ロボットにする自作プロジェクト「MiniBot」をオープンソースで公開した。各駒はESP32-C3と小型ステッピングモーター2基、地磁気センサーを積み、ESP-NOWで通信する。盤に埋めた電磁石とセンサーで自分の位置を割り出す。 - [「ESP32-E22」がWi-Fi 6E認証取得、Linux用ドライバ公開](https://fabscene.com/new/news/espressif-esp32-e22-wifi-6e-certification-linux-driver/): Espressifは2026年6月、無線コプロセッサ「ESP32-E22」がWi-Fi AllianceのWi - [100均製品と8000円のアダプターはこんなに違う──USB Cable Checker 3でType-Cポートの中身を読む](https://fabscene.com/new/pr/usb-cable-checker-3-type-c-port2/): USB Cable Checker 3でUSB Type-Cポートを解析。100均アダプターや高出力PD充電器、モバイルバッテリーを比較し、Source/Sink、DRP、PDO、PPS、Alt Modeの違いを実測から解説します。 - [電波を集めるレンズを3Dプリントで一体成形、直径100mmで100GHzに対応](https://fabscene.com/new/news/inkbit-3d-printed-luneburg-lens-mmwave/): 米国の3Dプリンターメーカー、Inkbitが、電波を集める「ルーネブルグレンズ」を3Dプリントで一体成形する技術を発表した。米デラウェア大学と共同で、直径100mmのレンズが100GHzまで動作する。誘電率をなめらかに変える格子を一括印刷し、複数部品の組み立てを不要にした。 - [Snapmakerがオープンソースの3Dプリント開発に約2400万円の支援基金](https://fabscene.com/new/news/snapmaker-open-source-fund/): 中国の3DプリンターメーカーSnapmakerが2026年6月10日、オープンソースの開発者を支える15万ドル(約2400万円)の基金「Snapmaker U1 Innovation Fund」を立ち上げた。多色プリンターU1を支えるOrcaSlicerやKlipperなどに資金を贈り、誰でも応募できる公開コンペも開く。 - [木くずからナイロンの主原料を重量比26%で作る方法、米チームが開発](https://fabscene.com/new/news/lignin-to-adipic-acid-sustainable-nylon/): 米国の研究チームが2026年6月10日、木くずに含まれるリグニンから、ナイロンの主原料アジピン酸を高い収率で作る方法を開発したとNatureに発表した。化学処理と遺伝子改変した細菌を組み合わせ、リグニンの重量に対し約26%を得た。石油に頼らない製造ルートにつながる可能性がある。 - [電池も制御回路もなしで太陽光からギ酸を作る人工光合成、大阪公立大学が開発](https://fabscene.com/new/news/omu-battery-free-artificial-photosynthesis-formic-acid/): 大阪公立大学と飯田グループホールディングスの研究グループが2026年5月13日、電池や電子制御回路を使わずに太陽光からギ酸を作り続ける人工光合成技術を開発したと発表した。電解槽の設計を見直し、電子式のMPPT回路なしで太陽電池の最大電力点を追えるようにした。成果はEES Solarに掲載された。 - [ドイツの廃倉庫から250トンのビンテージ計算機、CHMがトレーラー7台分を回収](https://fabscene.com/new/news/chm-castrop-rauxel-vintage-computer-haul/): 米Computer History Museum(CHM)は2006年、ドイツ西部の廃倉庫から約250トンのビ - [古いスマホ2000台を束ねて低炭素のデータセンター、UCSDとGoogleが計画](https://fabscene.com/new/news/ucsd-google-retired-phone-cluster-datacenter/): 米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)とGoogleの研究チームは2026年6月12日、引退したスマホ - [レーザーで金属をかき混ぜ、混ざりにくい合金を3DプリントするNISTの新手法](https://fabscene.com/new/news/nist-laser-stirring-elliptical-alloy-3d-printing/): 米国立標準技術研究所(NIST)が2026年6月4日、レーザーで溶けた金属をかき混ぜながら造形する金属3Dプリント手法を発表した。レーザーを直線でなく楕円を描くように動かし、混ざりにくいハイエントロピー合金を作る。新しい部品はいらず、既存の装置でもソフトの更新で使えるという。 - [1人の開発者が一から作り始めたOS「XenevaOS」、カーネルもGUIも自作](https://fabscene.com/new/make/xeneva-os-from-scratch-aurora-kernel/): WindowsやLinux、macOSは完成度が高い一方で、長年の積み重ねで増えた古い仕組みも抱える。新しい設 - [ホッキョクグマの肉球を模した足で、四足ロボットが初めて北極海の氷上を歩く](https://fabscene.com/new/news/deep-robotics-lynx-s10-arctic-ice-floes/): 氷と海水が入り混じる北極海の上を、1台の四足歩行ロボットが歩いた。中国のDEEP Roboticsは2026年 - [液体を使わない全固体電池が465Wh/kgに到達、釘を刺しても発火せずーーベルギーのスタートアップが開発](https://fabscene.com/new/news/solithor-solid-state-battery-465-wh-kg/): ベルギーの新興企業SOLiTHORが2026年6月10日、液体の電解液を使わない全固体リチウム電池でエネルギー密度465Wh/kgに達したと発表した。満充電で釘を刺す試験でも発火しなかったという。既存のリチウムイオン電池の生産ラインを、設備の入れ替えなしに転用できるとしている。 - [タカラトミーの玩具技術で変形、月面ロボ「SORA-Q」の成果と課題を論文公開](https://fabscene.com/new/news/sora-q-transformable-lunar-rover-science-robotics/): 野球ボールほどの変形月面ロボット「SORA-Q」が2024年1月に月面で残した成果と課題をまとめた論文が、2026年6月10日付で学術誌Science Roboticsに掲載された。JAXAやタカラトミーなどが玩具の変形技術を応用して開発。倒れたSLIM着陸機を自力で撮影し、約100分間動いた。 - [玄武岩の繊維と再生PETGで作る、海に強い大型3Dプリント用の新素材](https://fabscene.com/new/news/voltage-eclipse-x9-basalt-recycled-petg-3d-printing-material/): 米ハワイのVoltage Vesselsが、リサイクルPETGに玄武岩(バサルト)の繊維を混ぜた3Dプリント用コンポジット素材「Eclipse X9」を商用化した。ペレットと1.75mm/2.85mmのフィラメントで供給し、卓上FFFから大型機まで対応する。海水に強く、砕いて再びプリントできる。 - [金属3Dプリントで継ぎ目をなくした高級時計「Exo.1」](https://fabscene.com/new/news/parivas-exo-1-3d-printed-monolithic-watch-case/): 米ハワイのVoltage Vesselsが、リサイクルPETGに玄武岩(バサルト)の繊維を混ぜた3Dプリント用コンポジット素材「Eclipse X9」を商用化した。ペレットと1.75mm/2.85mmのフィラメントで供給し、卓上FFFから大型機まで対応する。海水に強く、砕いて再びプリントできる。 - [ラズパイと1928年の映写機で、17歳だった父のアメフト映像を劣化したフィルムから救出](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-1928-projector-film-scanner/): David Stein氏が、Raspberry Pi 5と1928年製の映写機を組み合わせた自作スキャナーで、朽ちかけていた父の高校時代のアメフト映像を救った。専門業者だと1本200ドル(約3万2000円)かかるデジタル化を自作の装置でまかない、所要時間はRaspberry Pi 4の18時間からPi 5で約4時間に短縮した。 - [スマート照明スイッチをDIY、ESP32と3Dプリントで材料費は約3200円](https://fabscene.com/new/make/prusa-esp32-3d-printed-smart-light-controller/): Prusaのブログで、Michal Zoubek氏が3Dプリンターと電子部品でスマート照明の操作パッドを自作する方法を公開した。ESP32にメカニカルスイッチ6個とつまみ、OLEDを組み合わせ、部品代は合計およそ19.80ドル(約3200円)。ESPHomeとHome Assistantで照明の色や明るさを操作する。 - [レトロな見た目で電池が3〜6か月もつ、ESP32と電子ペーパーの自作環境モニター](https://fabscene.com/new/make/veltoc-esp32-eink-environmental-monitor/): Redditのr/esp32に、ESP32と電子ペーパーで作るレトロな環境モニター「Veltoc Model 01」が投稿された。温度や湿度、気圧と時刻を表示し、ディープスリープを活用して1400mAhの電池で3〜6か月動く。ケースは3Dプリントで、コードと3DデータはGitHubで公開されている。 - [手元で2000億パラメータのAIを動かすAMDの小型開発機、約64万円で予約開始](https://fabscene.com/new/news/amd-ryzen-ai-halo-local-ai-mini-pc/): 大規模なAIモデルは、これまでクラウドのデータセンターで動かすのが当たり前だった。AMDは、その処理を手元の小 - [W杯の会場をボストン・ダイナミクスの四足ロボット4台が警備、顔認識は非搭載](https://fabscene.com/new/news/hyundai-boston-dynamics-spot-world-cup-security/): サッカーのFIFAワールドカップ2026で、ボストン・ダイナミクスの四足ロボット「Spot」4台が会場警備に投入される。提供するのはHyundai Motorで、ダラスの国際放送センターとニューヨーク/ニュージャージーのスタジアムに配置。不審物の点検などで警備を支援し、顔認識機能は搭載しない。 - [中国が9割を握るレアアース磁石に代わる、鉄と窒素だけのモーター用磁石](https://fabscene.com/new/news/niron-iron-nitride-rare-earth-free-magnet/): ロボットやEVのモーターに欠かせない永久磁石は、その多くがレアアースを使い、原料生産は中国に約9割が集中する。米Niron Magneticsは、ありふれた鉄と窒素だけで作る窒化鉄の磁石でこの依存を断とうとしており、CES 2026ではEVやロボット向けモーターの試作機が公開された。 - [リチウムイオンより安全な亜鉛空気電池、白金不要の鉄系触媒で東北大が高性能化](https://fabscene.com/new/news/tohoku-iron-catalyst-zinc-air-battery/): 東北大学のHao Li教授らの研究チームが、白金などの貴金属を使わない鉄系触媒を開発し、空気中の酸素で放電する亜鉛空気電池を高性能化した。酸化鉄と酸化サマリウムを組み合わせた触媒で、曲げられる全固体型でも動作する。成果はAngewandte Chemie International Editionに掲載された。 - [近くを飛ぶ航空機をESP32で映す自作レーダー、1.28インチの円形ディスプレイ](https://fabscene.com/new/make/esp32-plane-radar-adsb-display/): MatixYoが、周囲を飛ぶ航空機を円形ディスプレイにレーダー風に映すESP32向けオープンソースファームウェア「ESP32-Plane-Radar」を公開した。ESP32-C3 Super Miniと1.28インチの丸型ディスプレイで構成し、無料のADS-Bデータを約5秒ごとに取り込む。ライセンスはMIT。 - [59時間かけて光る月を3Dプリント、古道具のランプに組み込む](https://fabscene.com/new/make/ender-3-moon-lithophane-lamp/): 入門機Ender 3で光る月を3Dプリント、古道具のランプに組み込んで街灯のような月に。継ぎ目を消すスライサー設定がポイント #3Dプリント - [スマホ動画でダンスを覚えるオープンソースのヒューマノイド「AI Sapiens」](https://fabscene.com/new/news/robotis-ai-sapiens-open-source-humanoid/): 米テキサス大学オースティン校の研究チームが、空気中の水分を集めて飲み水に変える上着を開発した。据え置き型の装置ではなく、機能を生地そのものに組み込んだのが特徴で、湿度に応じて1日およそ400〜900mlの水を作れる。成果はScience Advancesに掲載された。 - [YouTube動画「なぜ基板はネットで安く買えるようになったのか──電子基板民主化の20年史」を公開しました](https://fabscene.com/new/infomation/youtube-pcb-open/): 3万円で3Dプリンターが買える時代でも、なぜ工房に月会費を払うのか。1981年ベルリン発のハッカースペースからTechShop破産、FabLab世界展開まで、メイカースペース45年史を約30分で解説。 - [夜道の不安に備えるIoT防犯アクセサリー「Yolni」一般発売開始](https://fabscene.com/new/news/yolni-iot-security-accessory-launch/): Yolniが、夜道の不安やストーカー対策に向けたIoT防犯アクセサリー「Yolni(ヨルニ)」の一般販売を2026年6月12日に始めた。アクセサリー型のデバイスとアプリを連携し、着信音の再生や位置情報の共有など3つのモードで使える。価格は本体1万8700円。 - [チップを電子顕微鏡のように覗く自作OSをMITが開発、Apple M1に未知の弱点を発見](https://fabscene.com/new/news/mit-fractal-os/): MIT CSAILの研究チームが、チップ内部の挙動を観察するために専用のOSカーネル「Fractal」をゼロから開発した。汎用OSの雑音を取り除いてCPUを精密に調べられ、Apple M1では投機的攻撃につながりうる弱点の兆候を発見した。コードはGitHubで公開されている。 - [ネットも電源も不要、手回し発電でAIと会話できる「CrankGPT」](https://fabscene.com/new/make/crankgpt-raspberry-pi/): Squeez Labsが、手回し発電機だけを電源にRaspberry Pi 5で音声アシスタントを動かす実験的プロジェクト「CrankGPT」を公開した。バッテリーもクラウドもなく完全オフラインで、消費電力は最大15W程度。応答までは最短約0.8秒に収まる。 - [8系統の電波を同時に扱える高性能無線ボード「PZSDR P047」](https://fabscene.com/new/news/pzsdr-p047/): 中国のPuzhiが、AMD Zynq UltraScale+ ZU47DR RFSoCを搭載した高性能SDRボード「PZSDR P047」のクラウドファンディングをCrowd Supplyで始めた。8系統のRF入出力に対応し、支援価格は約110万円。出荷は2026年11月を見込む。 - [ラズパイCM5をスマホサイズのLinux機にするキット](https://fabscene.com/new/make/pibrick-pocketcm5/): インドネシアのMaker、Ahmad Amarullah氏がRaspberry Pi CM5用の携帯Linux機キット「piBrick PocketCM5」を公開した。3.92インチAMOLEDと物理QWERTYキーボードを備え、主要部品代は約2万8000円。GitHubでGPL-3.0として公開されている。 - [千円以下のESP32-S3でMSX2+パソコンを再現する自作エミュレーター](https://fabscene.com/new/make/s3-msx-pc/): Ivan Svarkovsky氏が、約640円のESP32-S3ボード1枚で1980年代のパソコンMSX2+を再現する自作エミュレーター「S3-MSX-PC」を公開した。R-2R回路でVGAに64色を出力し、USBキーボードに対応する。ソースコードはGitHubで公開されている。 - [レース生まれの車載データ計測、Arduino UNO Qで業務車両にも展開](https://fabscene.com/new/news/star-stream-telemetrybox-arduino-uno-q/): モータースポーツ向けに映像やデータの配信を手がけるStar Streamが、Arduinoのボード「Ardui - [Seeedがマイコンボード「XIAO」の作例集を公開、100件超を集約](https://fabscene.com/new/news/seeed-xiao-project-hub/): Seeed Studioは、超小型のマイコンボード「XIAO」シリーズで作られた電子工作のプロジェクトを集めた - [撮った写真を最大64色のドット絵に、ESP32の自作カメラ「Pixela」](https://fabscene.com/new/make/pixela-diy-pixel-art-camera-esp32/): rai_lander氏が、撮った写真をその場でドット絵に変える自作カメラ「Pixela」を無料で公開した。マイコンボード「XIAO ESP32S3 Sense」を使い、4色から64色のパレットでピクセルアート風に加工する。ファームウェアやケースの3Dデータ、組み立てガイドまでそろい、誰でも同じものを作れる。 - [水だけで動くスーパーキャパシター、6万回充放電しても劣化せず](https://fabscene.com/new/news/all-water-clay-supercapacitor/): ドイツのハンブルク工科大学を中心とする研究チームが、水と粘土と炭素だけで動くスーパーキャパシター「ブルーキャパシター」を開発した。塩や酸を加えず純粋な水を電解液に使い、6万回を超える充放電でも劣化しなかった。安全で安価な蓄電部品として、IoTや電子工作の電源の選択肢を広げると期待される。 - [ガラスに従来の2万倍速で微細貫通穴、理研が半導体向け加工技術を開発](https://fabscene.com/new/news/riken-glass-microhole-laser-tgv/): 理化学研究所とエンプラス研究所の共同研究グループが、ガラス基板に穴径1.1μm、深さが穴径の1000倍にあたる微細な貫通穴を、従来の2万倍以上速い1ナノ秒以下で開ける加工技術を開発した。チップレットなど次世代半導体のガラスインターポーザ作製を支える基盤技術として期待される。 - [OpenCV 5公開、LLMやVLMも動かせるように刷新](https://fabscene.com/new/news/opencv-5-release-new-dnn-engine/): オープンソースのコンピュータービジョンライブラリの最新版「OpenCV 5」が公開された。DNNの処理エンジンを刷新してAIモデルの共通形式ONNXへの対応を8割超に広げ、LLMやVLMもライブラリ内で動かせるようになった。Intel、Arm、Qualcomm、RISC-V向けの高速化も加わった。 - [安価なレンズで高解像の3D組織画像を撮る新方式「HySIL」](https://fabscene.com/new/news/hysil-low-cost-3d-tissue-microscopy/): 米Columbia大学のRaju Tomer氏らの研究チームが、安価なレンズでも高解像の立体組織画像を撮れる新しい光学の方式「HySIL」を開発した。固体レンズと屈折率を合わせた液体を1つの光学系として働かせ、既存のライトシート顕微鏡に付け足せる装置として実装した。Nature Biotechnologyに掲載された。 - [タコに学んだ柔らかいロボットアーム、目に頼らず吸盤の触覚でつかむ](https://fabscene.com/new/news/octopus-inspired-soft-robotic-arm-tactile/): イタリア技術研究所(IIT)の研究チームが、タコに学んだ柔らかいロボットアームを開発した。吸盤の一つひとつに光を使う触覚センサーを組み込み、触れた強さと向きを読み取って、目に頼らず自分から物をつかむ。水中で壊れやすいものを扱う作業や、点検、保守への応用を見込む。 - [組み立て不要で買えるオープンソースの四足歩行ロボット「Q8botOne」](https://fabscene.com/new/news/q8botone-open-source-quadruped-robot/): 手のひらに載るオープンソースの四足歩行ロボット「Q8botOne」が、組み立て済みの完成品として近くCrowd Supplyで発売される。開発はEric Wu氏。2024年公開のQ8botを基に、買ってすぐ歩く、走る、跳ぶ動きを試せ、設計はオープンソースで公開される。ESP32-C3を載せ、センサー拡張もできる。 - [「奇跡の全固体電池」、中身は通常のリチウムイオンと調査が指摘](https://fabscene.com/new/news/donut-lab-solid-state-battery-investigation/): 電動モビリティ向けの「奇跡の電池」として注目されたフィンランドのスタートアップ、Donut Labの全固体電池 - [Formlabs、業務用3Dプリンター「Fuse X1」を発表 量産品質の部品製造に](https://fabscene.com/new/news/formlabs-fuse-x1-sls-3d-printer/): 3DプリンターメーカーのFormlabsが、工業用の大容量SLS方式3Dプリンター「Fuse X1」を発表した。日本での希望小売価格は9万7499ドル(約1560万円)から。同等の粉末方式と比べ造形コストを最大50%下げ、速度を3倍に高めたとしており、24時間以内に量産品質の部品を作れるという。 - [クリーンルーム不要、3Dプリントのノズル基板で薬の3層微粒子を量産](https://fabscene.com/new/news/mit-3d-printed-triaxial-electrospray-emitters/): MITの研究チームが、3種類の液体から3層構造の微小な粒子を作る装置「三軸エレクトロスプレーエミッター」を3Dプリントで作製した。半導体のクリーンルームが必要だった微細加工を光造形に置き換え、数時間で1平方センチメートルに16個のノズルを作り、薬を時間差で放出する粒子などを均一に量産できる。 - [RISC-VのオープンソースGPU「Vortex」が3Dグラフィックスに対応](https://fabscene.com/new/news/vortex-open-source-risc-v-gpu-3d/): GPUの設計を一部の大手だけのものにしない試みとして、米ジョージア工科大学が開発するオープンソースのRISC-V GPU「Vortex」が、最新版で3Dグラフィックスのパイプラインに対応した。回路からコンパイラー、ドライバー、実行環境までを一式で公開し、FPGAやシミュレーターで動かせる。 - [原子3個分の薄さの半導体で1433トランジスタのコンピューターを南京大学が開発](https://fabscene.com/new/news/mos2-1433-transistor-computer-nanjing/): シリコンの微細化が限界に近づくなか、原子3個分ほどの薄さの2次元半導体、二硫化モリブデン(MoS2)で1433個のトランジスタを集めた動作するコンピューターを、南京大学の研究チームが作った。1平方ミリメートルあたり約9336個の密度で複数ビットの計算ができ、省電力なAI計算の土台として期待される。 - [昆虫の嗅覚をもつ細胞で尿から、ガンの手がかりを探す匂いセンサー](https://fabscene.com/new/news/bio-hybrid-odor-sensor-urine-voc/): 神奈川県立産業技術総合研究所や東京大学生産技術研究所、住友化学などの共同研究グループが、昆虫由来の嗅覚受容体を持たせた細胞を並べ、尿のにおい成分を読み取るマルチセンサアレイを開発した。アクリル板を微細加工したマイクロウェルで細胞応答を安定させ、尿に加えたがん関連物質の候補を気相で検出した。 - [ラズパイRP2350の自作プレイヤー向け基板「Picossci 2 Audio」](https://fabscene.com/new/news/picossci-2-audio-rp2350-switch-science/): スイッチサイエンスが、Raspberry Piの最新マイコンRP2350を載せたオーディオ開発基板「Picossci 2 Audio」を発売した。ヘッドフォンアンプ内蔵DACのMAX9850やレバースイッチ、SDカードソケットを集約し、これ1枚で自作ポータブルプレイヤーの試作までこなせる。 - [1982年の名機ノートPC「GRiD Compass」用にしゃべる周辺機器を自作](https://fabscene.com/new/make/mirrorballbot-raspberry-pi-ball-balancing-robot/): 1982年の伝説的なノートパソコン「GRiD Compass」を修復したScott M. Baker氏が、本人いわく世界初というGPIB接続の音声合成器を自作した。GPIBプリンターのふりをして、文字を印刷する感覚で送るだけでしゃべる。当時の各種音声チップを差し替えで使い分けられる。 - [画面のないESP32製ポモドーロタイマー「PomoDesk」、光で休憩を促す](https://fabscene.com/new/make/pomodesk-esp32-physical-pomodoro-timer/): 基板設計やファームウェアに没頭して休憩を忘れがちだったMakerが、机に置く物理的なポモドーロタイマー「PomoDesk」を自作した。ESP32と自作基板、間接照明を組み合わせ、画面も通知音も付けずに光だけで離席を促す。設定用のWeb接続やカレンダー連携も検討し、GitHubで公開している。 - [ハエトリグモに学んだ消費電力1W未満の3D距離カメラ「SpiderCam」](https://fabscene.com/new/news/spidercam-jumping-spider-3d-depth-camera-fpga/): 米Northwestern大学などの研究チームが、ハエトリグモの目をまねた小型3D距離カメラ「SpiderCam」を開発した。ビームスプリッターで撮ったピント違いの2枚からぼけの差で距離を割り出し、処理を低消費電力FPGAに載せて全体624mWで動く。受動型FPGA式3Dカメラで1Wを切ったのは文献上初という。 - [MITがダイヤモンドでGaNチップを冷やし、6G向け無線増幅器を高性能化](https://fabscene.com/new/news/mit-gan-diamond-heat-spreader-6g-amplifier/): MITなどの研究チームが、高速通信に向く半導体GaN(窒化ガリウム)のチップを薄いダイヤモンドの層に埋め込み、熱を散らす手法を開発した。ダイヤモンドが熱を広げて温度を均し、6Gや衛星通信向けの無線増幅器を性能を落とさず動かせる。2026年6月8日にMITが公開した。 - [電源いらずで電波を導く3Dプリントの板、材料費1万円以下で死角をなくす](https://fabscene.com/new/news/aalto-metacrystal-3d-printed-6g-panels/): Aalto大学の研究チームが、電源も電子回路も使わずに電波を曲げて導く3Dプリント製パネル「メタクリスタル」を開発し、Nature Communicationsで2026年6月8日に公開した。材料費は1個あたり数十ユーロ程度で、置く場所に合わせて印刷でき、6GやWi-Fiの死角を低コストで改善できる可能性がある。 - [1500ドルの息で操る入力装置を約3200円で自作するオープンソース「LIPS」](https://fabscene.com/new/news/lips-open-source-sip-and-puff-interface/): 手や腕を動かせない人が息で操作する福祉機器「sip-and-puff」を、約20ドル(約3200円)の部品で自作できるオープンソースの装置「L.I.P.S.」を、Daniel Yordanov氏が公開した。市販品は1500ドルほどする。安価なマイコンCH552と3Dプリント部品で組み、ブラウザから設定できる。 - [1974年のCPUを270円のマイコンで動かすエミュレーター](https://fabscene.com/new/make/mcl8080-attiny85-intel-8080-emulator/): IntelのCPU「8080」を、RAMが512バイトしかない安価なマイコン「ATtiny85」で再現するエミュレーター「MCL8080+」を、Ted Fried氏が公開した。SPIバスや128バイトのキャッシュで切り詰め、CP/MやBASICが動く。設計とコードはGitHubで公開している。 - [宇宙線で起きる半導体の誤動作を防ぐ0.1mmのガドリニウム箔、三井金属と北大](https://fabscene.com/new/news/mitsui-kinzoku-hokudai-gadolinium-neutron-shield/): 三井金属と北海道大学が、宇宙線が原因の熱中性子を99%以上さえぎる極薄のガドリニウム金属箔を開発したと2026年6月8日に発表した。厚さ0.1mm程度でも遮蔽でき、半導体チップに貼ることで宇宙線による誤動作(ソフトエラー)を防ぎ、機器の信頼性を高められるとしている。 - [無垢オーク材のオープンソースePaperダッシュボード「EKOS」、クラウド不要](https://fabscene.com/new/news/ekos-open-source-epaper-dashboard-oak/): フランスのEKOSが、無垢のオーク材とアルミで作るオープンソースの電子ペーパーダッシュボード「EKOS」をKickstarterで公開した。クラウドに頼らず手元のネットワークで動き、ESP32-S3を積む。設計図とソースコードを公開し、4本のねじで開けて修理できる長寿命設計をうたう。 - [ラズパイと3Dプリントで作る宙に浮く自作ディスプレイ「OpenGhost」](https://fabscene.com/new/make/openghost-raspberry-pi-peppers-ghost-display/): 平らな画面の上に透明な立方体を載せると映像が宙に浮いて見える自作ディスプレイ「OpenGhost」を、開発者のxanderchinxyz氏がオープンソースで公開した。Raspberry Pi 5と3Dプリント部品で組み、Pythonとライブラリのpy5で映像を描く。古くからの目の錯覚ペッパーズゴーストを応用する。 - [1個のボタンにモールス信号を打って文字入力、ESP32-C5の自作キーボード](https://fabscene.com/new/news/esp32-c5-morse-code-ble-keyboard/): ボタンを1個だけ備えた自作キーボードを、GitHubで「0015」として活動する開発者がオープンソースで公開した。短押しと長押しでモールス信号を打つと文字に変換し、Bluetooth経由でパソコンやスマホに送る。新しいマイコンESP32-C5と、液晶とスイッチが一体のキー部品を使う。 - [アプリ不要で常時表示、1週間電池がもつ自作の温湿度ロガーをESP32-S3で製作](https://fabscene.com/new/news/weathergotchi-epaper-temperature-logger/): 市販の温度ロガーがスマホアプリを必要とするのを嫌い、アプリなしで使える電子ペーパーの温湿度計「Weathergotchi」を、開発者のMichael Manning氏が自作した。ESP32-S3と独自基板で組み、ディープスリープや時計チップで1週間以上の電池寿命をねらう。設計はオープンソースで公開している。 - [ESP32-S3で3Dゲームを毎秒約50コマ描画、水面反射も備えた自作エンジン](https://fabscene.com/new/make/esp32-s3-jet-3d-renderer/): 数百円で買える小さなマイコン「ESP32-S3」で、水面反射や波のゆらぎ、レンズフレアを表現する3Dゲームを動かす自作エンジン「Jet」を、開発者のPhonicUK氏が公開した。遠くから描くペインターズアルゴリズムを生かし、毎秒およそ50コマで動く。ソースはGitHubで公開している。 - [海底火山が噴出したメタンを自ら分解、衛星観測でコペンハーゲン大が確認](https://fabscene.com/new/news/copenhagen-volcano-methane-satellite/): 2022年1月に噴火した南太平洋の海底火山が、噴出したメタンの一部を自ら分解していたことを、コペンハーゲン大学などの研究チームが衛星観測で確認した。火山灰と海塩からできた微粒子と日光で塩素が生じ、メタンを壊したとみられる。論文はNature Communicationsに掲載。 - [業務用Stratasysと家庭用Bambu LabのABS、強度はほぼ互角ーーYouTuberが検証](https://fabscene.com/new/make/stratasys-bambu-lab-abs-strength-comparison/): 業務用の高価なStratasys製ABSと、家庭用の安価なBambu Lab製ABSで、3Dプリント部品の強度を比較する検証を、YouTubeチャンネル「MyTechFun」が公開した。引っ張りや曲げの試験で大きな差はなく、違いは強度よりも信頼性と仕上がりの質にあるとしている。 - [電気を使わず光る3Dプリント材料、生きた藻を埋め込んでコロラド大が作製](https://fabscene.com/new/news/cu-boulder-bioluminescent-3d-printed-living-material/): アメリカのコロラド大学ボルダー校の研究チームが、電気を使わずに光る3Dプリント材料を作った。発光する海の藻Pyrocystis lunulaを水ベースのゲルに混ぜて成形し、酸性・塩基性の液で光らせる。酸性では最長25分光り、4週間後も明るさの75%を保った。論文はScience Advancesに掲載。 - [Prusaが色混ぜ機能「ColorMix」を公開、数本のフィラメントで何十色に調整可](https://fabscene.com/new/news/prusa-colormix-open-source-color-mixing/): Prusa Researchが、数本のフィラメントから何十もの色を出せるオープンソースの機能「ColorMix」を、スライスソフトのPrusaSlicerとEasyPrint向けに公開した。印刷の網点の考え方を3Dプリントの層に持ち込み、CMYKWの5色を交互に積んで中間色を作る。MITライセンス。 - [印刷で作る人工ニューロンが本物の脳細胞を動かす、Northwesternが開発](https://fabscene.com/new/news/northwestern-printed-artificial-neurons/): アメリカのNorthwestern大学の研究チームが、印刷で作った人工ニューロンで本物の脳細胞を動かすことに成功した。やわらかいポリマーに電子インクを吹き付け、二硫化モリブデンのナノシートで脳の神経のような電気パルスを出す。マウスの脳組織で本物の神経が反応した。論文はNature Nanotechnologyに掲載。 - [磁石をかざすと部分ごとに動く、1mm未満の3Dプリント構造をMITが開発](https://fabscene.com/new/news/mit-magnetic-hydrogel-3d-printed-magno-bots/): MITの研究チームが、磁石を近づけると各部分が別々に動く1mm未満の構造を3Dプリントで作る方法を開発した。磁性の微粒子を混ぜた樹脂がレーザーを乱す難題を解き、砂粒大の構造が磁石でハンドのように変形する。EPFLなどと共同、論文はMatterに掲載。 - [54ドルのゲートウェイで遠くまで届く省電力Wi-Fiを中継、Elecrowが発売](https://fabscene.com/new/news/elecrow-thinknode-g4-wifi-halow-gateway/): 通常のWi-Fiより遠くまで届く省電力無線「Wi-Fi HaLow」を中継するゲートウェイ「ThinkNode G4」を、Elecrowが54ドル(約8600円)で発売した。HaLowと2.4GHz Wi-Fi、Ethernetをつなぎ、最大32.5Mbps、見通し1kmで通信。複数台のメッシュにも対応する。 - [ESP32を産業用PLCにした「EQSP32CE」、DINレールやCANに対応](https://fabscene.com/new/news/erqos-eqsp32ce-esp32-industrial-plc/): 電子工作で人気のマイコンESP32を、工場などで使う制御装置にしたPLC「EQSP32CE」をErqos Technologiesが発売した。DINレールに対応し、Ethernet、RS-485、RS-232、CANを備える。16個のI/Oはソフトで入出力を切り替えられ、Arduino IDEから開発できる。 - [マイコンでアプリを焼き直さず入れ替えられるOS「AkiraOS」が公開](https://fabscene.com/new/news/akiraos-wasm-microcontroller-os/): マイコンのアプリを、ファームウェアごと焼き直さずに入れ替えられるオープンソースOS「AkiraOS」が公開された。OSとアプリを分け、WebAssembly形式のアプリを通信経由で更新できる。同じアプリがESP32-S3やSTM32など異なるマイコンでそのまま動く。Apache 2.0ライセンス。 - [M5Stack、ラズパイ搭載のカードサイズLinux端末「CardputerZero」のクラファン開始](https://fabscene.com/new/news/m5stack-cardputerzero-pocket-linux/): M5Stackが、Raspberry Pi Compute Module 0を搭載したカードサイズのポケットLinuxコンピュータ「CardputerZero」をKickstarterで公開した。46キーのキーボードと1.9インチ画面、バッテリーを内蔵し、SSHやPythonも動く。超早割は89ドル(約1万4000円)から。 - [電子工作の通信規格の不具合を点数で診断、59ドルの工具「I²C Doctor」](https://fabscene.com/new/news/haleng-i2c-doctor-diagnostic-tool/): 電子工作の通信規格「I²C」の不具合をその場で診断する小型工具「I²C Doctor」を、スイスのHALENGが発売した。1.3インチ液晶を備え、通信を解析して0〜100%の健康スコアと改善の助言を表示する。オシロスコープで波形を読む必要がない。価格は59ドル(約9400円)。 - [カタツムリ型のテープカッターを3Dプリント、子どものお気に入りを公開](https://fabscene.com/new/make/makerworld-tapesy-snail-tape-dispenser/): デザイナー「FunOrNothing」氏が、カタツムリの形をしたデスク用テープカッター「TAPESY SNAIL」をMakerWorldで公開した。幅10〜20mmの細いテープ向けで、刃も3Dプリント。各部を別の色で印刷すれば、AMSがなくても多色で組める。無料で配布されている。 - [砂を盛ると山や川が浮かぶ、安価なセンサーで作る等高線ARサンドボックス](https://fabscene.com/new/make/unclestem-ar-sandbox-tof-topographic/): 「UncleStem」と名乗る製作者が、砂を盛ると山、溝を掘ると川や湖が映し出される机上の「ARサンドボックス」を自作した。研究用の高価なカメラの代わりに安価な距離センサーを使い、砂の形に合わせて等高線の地図がリアルタイムで変わる。 - [1個で複数の回路をこなすトランジスタで部品75%減、韓国で開発](https://fabscene.com/new/news/postech-zno-tellurium-multifunction-transistor/): 韓国のPOSTECHの研究チームが、1個で複数の回路の働きをこなすトランジスタを開発した。酸化亜鉛とテルルを使い、電圧を上げても電流が下がる現象を2回起こして2つの電流ピークを作る。ある回路で必要なトランジスタを75%減らせる。論文はAdvanced Functional Materialsに掲載。 - [シミュレーターだけで学んだロボットが、調整なしで人間とエアホッケー](https://fabscene.com/new/make/hudson-nock-ai-air-hockey-robot-sim2real/): Hudson Nock氏らが、シミュレーターの中だけで学習させたエアホッケーロボットを公開した。現実では一切練習させず、調整なしで人間と対戦する。自作の物理シミュレーターと強化学習、カメラ1台での検知を組み合わせた。カナダUBCの卒業制作で約16か月をかけた。 - [遠くまで届く省電力Wi-Fiのモジュール、Morse Microが北米向けに発表](https://fabscene.com/new/news/morse-micro-mm8108-m20-wifi-halow-module/): Morse Microが、通常のWi-Fiより遠くまで届く省電力無線「Wi-Fi HaLow」のモジュール「MM8108-M20」を北米向けに発表した。第2世代チップを18.5×14mmに収め、902〜928MHz帯に対応、最大28.5dBmの送信出力。長距離IoT製品の開発を後押しする。 - [金属をレーザーでかき混ぜて3Dプリント、作りにくい合金を生む新手法](https://fabscene.com/new/news/nist-laser-whisk-high-entropy-alloy-3d-printing/): アメリカのNISTの研究チームが、3Dプリント中の溶けた金属をレーザーでかき混ぜ、作りにくい「高エントロピー合金(HEA)」を作る新手法を開発した。レーザーの当て方を工夫し、異なる金属を原子レベルで混ぜ合わせる。鋳造では難しいHEA部品を金属3Dプリントで作る道を開く。 - [物理法則を先に教えたAIで光学部品の設計が10分の1の時間に、Chalmers大](https://fabscene.com/new/news/chalmers-physics-informed-ai-optical-design/): 「UncleStem」と名乗る製作者が、砂を盛ると山、溝を掘ると川や湖が映し出される机上の「ARサンドボックス」を自作した。研究用の高価なカメラの代わりに安価な距離センサーを使い、砂の形に合わせて等高線の地図がリアルタイムで変わる。 - [ラズパイで風景を立体データに丸ごと取り込む携帯型3Dスキャナーを自作](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-peppes-ghost-lidar-scanner/): 周りの風景を点群(立体データ)として丸ごと取り込む携帯型の3Dスキャナーを、Raspberry Pi 5で自作したプロジェクトをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。光で距離を測るLiDARに2台のカメラやIMUを組み合わせ、3Dプリントの筐体に収めている。 - [エレキットが立体迷路工作キット「スペースメイズ」発売、9モジュールで難易度3段階](https://fabscene.com/new/news/elekit-space-maze-3d-maze-kit/): 電子工作キット「エレキット」のイーケイジャパンが、宇宙ステーションをテーマにした立体迷路の工作キット「スペースメイズ」(MR-9139)を2026年6月下旬に出荷する。9種類のモジュールを組み立て、左右のハンドルでボールを脱出ポッドへ導く。難易度は3段階、価格はオープン価格。 - [Gunosyとコンテンツパートナーシップを開始しました](https://fabscene.com/new/news/gunosy-apps-start/): FabSceneは2026年6月5日、Gunosyとコンテンツパートナーシップを締結し、同社が運営するニュース - [ラズパイで電気も携帯回線もない門の開閉を見張り、スマホに通知](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-lora-gate-monitor-telegram/): 「VijitSingh97」と名乗る開発者が、電気も携帯回線も届かない遠くの門の開閉をスマホに知らせる仕組みをオープンソースで公開した。門側のRaspberry Piが磁気センサーで開閉を見て、長距離無線LoRaで家の親機に送り、Telegramに通知する。MITライセンス。 - [プールでこぼれにくい浮くドリンクホルダーを3Dプリント](https://fabscene.com/new/make/3d-printed-floating-gimbal-cup-holder/): 「Boring-Condition1373」と名乗る製作者が、波が立っても飲み物が傾かない、プールに浮かべるドリンクホルダーを3Dプリントで作り公開した。電子部品を使わず、ジンバル構造と重力でカップを水平に保つ。3DデータはMakerWorldで無料公開されている。 - [餌やりできるASCIIアートの水槽、安価なタッチ画面マイコンで自作](https://fabscene.com/new/make/esp32-cyd-ascii-aquarium/): 「isotropy」と名乗る製作者が、文字で描くASCIIアートの魚が泳ぐ小さな水槽を、安価なタッチ画面付きマイコンボード「CYD」で作り公開した。画面に触れると餌をまけて魚が追いかける。時計やWi-Fi設定も備え、オープンソースでブラウザから書き込める。 - [Amazonの倉庫ロボが会話文の指示で自律作業、2027年に欧州へ](https://fabscene.com/new/news/amazon-proteus-natural-language-warehouse-robot/): Amazonが、作業者の会話文の指示で自分で段取りを決めて動く新型倉庫ロボット「Proteus」を発表した。施設内のどこでも重い荷物を運び、優先順位や経路を自ら判断する。欧州導入は2027年前半の見込み。100億ユーロ規模の欧州投資の一環。 - [タワークレーンを3Dプリンター化、最大100mの高層をコンクリートで造形](https://fabscene.com/new/news/luyten-ascend-tower-crane-3d-concrete-printer/): オーストラリアのLUYTENが、建設用タワークレーンをコンクリートの3Dプリンターに変える装置「ASCEND」を発表した。最大100m(328フィート)の高層を造形できる世界初のタワークレーン型3Dプリンターだとしている。クレーン構造とロボット造形、AIを統合する。 - [熱で曲がり縮む人工筋肉の繊維を3Dプリント、やわらかいロボットへ](https://fabscene.com/new/news/harvard-3d-printed-artificial-muscle-filaments/): Harvard大学の研究チームが、熱で曲がり縮む髪の毛ほどの繊維を3Dプリントで作る手法を開発した。回転ノズルで液晶エラストマーと柔らかい樹脂を同時に押し出し、変形をあらかじめ書き込む。やわらかいロボットやフィルターへの応用を見込む。成果はPNASに掲載された。 - [2億ドルの半導体製造装置を卓上サイズに、処理を数日から数分へ](https://fabscene.com/new/news/ut-austin-tabletop-euv-semiconductor-printer/): テキサス大学オースティン校の研究チームが、1台2億ドル(約320億円)で部屋を占める半導体製造装置「EUVリソグラフィ」を机に載る大きさに小型化した。新手法で処理を数日から数分に短縮し、研究の敷居を下げる。成果はNano Lettersに掲載された。 - [AIに実機の回路をデバッグさせるオープンソースの道具「BugBuster」](https://fabscene.com/new/news/bugbuster-ai-hardware-debug-tool/): 「lollokara」と名乗る開発者が、AIに実機の電子回路をデバッグさせるオープンソースの道具「BugBuster」を公開した。ESP32とRP2040を使い、MCP対応でClaudeなどのAIが電圧測定や波形取得を自然な言葉の指示で自律的に進められる。 - [手のひらサイズのロボットキット「ProtoBot」、予約価格1万4000円から](https://fabscene.com/new/news/microbots-protobot-robotics-kit/): フレキシブル基板の小型ロボットで知られるCarl Bugeja氏が、手のひらに載る学習用ロボットキット「ProtoBot」の予約を始めた。組み立てとプログラミングでロボットの基礎を学べる。頭脳はESP32-C6のモジュール。早期価格は74ユーロ(約1万4000円)から。 - [Podcast第6回「FabScene一周年を振り返る」配信開始しました](https://fabscene.com/new/infomation/podcast06-20160605/): ポッドキャスト第6回を配信。オープンからの一年間を振り返りました - [ラズパイで上空の飛行機を天井にリアルタイム投影](https://fabscene.com/new/make/raspberry-pi-skylight-ads-b-ceiling-projection/): アメリカのソフトウェア技術者Cameron Paczek氏が、頭上を飛ぶ飛行機をリアルタイムで天井に映す自作プロジェクト「Skylight」を公開した。航空機が出すADS-B電波をRTL-SDRで受信しRaspberry Pi 5で解読、プロジェクターで投影する。オープンソースで約6万4000円から作れる。 - [振ると占いが出るフォーチュンクッキー型の電子工作ガジェット、3000種を収録](https://fabscene.com/new/make/esp32-efortune-cookie-epaper/): 「Choice_Border_8904」と名乗る製作者が、振ると占いが表示される小さなガジェット「eFortune Cookie」を公開した。電子ペーパーを備え、Wi-Fiなしで3000種類を超える文言を内蔵する。XIAO ESP32S3の市販基板やジャイロセンサーで組み、3Dプリントの筐体に収めた。 - [音波で原子のふるまいを再現するチップを開発、次世代計算に向けた基礎研究](https://fabscene.com/new/news/virginia-tech-ornl-acoustic-atom-chip/): Virginia Techとオークリッジ国立研究所の研究チームが、音波を閉じ込めて原子のふるまいをまねるチップ規模のデバイスを作った。ニオブ酸リチウムのフォノニック結晶を使い、音波で原子のようなエネルギーの段階と遷移を再現。次世代の計算や通信への応用を見込む。 - [ラボの超高速レーザーをマッチ棒大のチップに、原子時計などに応用へ](https://fabscene.com/new/news/epfl-femtosecond-laser-on-chip/): スイスのEPFLの研究チームが、実験台を占有していた超高速(フェムト秒)レーザーを1枚の光チップに集積したと発表した。1パルス1.05ナノジュール・最短147フェムト秒で、卓上装置に並ぶ集積型は初めて。原子時計や医療診断などへの応用を見込む。 - [USB-C 1本でスマホやPCを遠隔操作する小型機器「Comet Q」](https://fabscene.com/new/news/glinet-comet-q-usbc-kvm/): スマホやタブレット、PCをUSB-C 1本とブラウザだけで遠隔操作できる小型機器「Comet Q」を、GL.iNetがKickstarterで公開した。ドライバー不要で、iPhoneに対応するKVMは世界初という。早期支援枠は79ドル(約1万3000円)。 - [原子炉の部品を金属3Dプリントで量産、NX AtomicsがSciakyと提携](https://fabscene.com/new/news/nx-atomics-sciaky-metal-3d-printed-reactor-parts/): 小型の原子炉を開発するNX Atomicsが、金属3DプリントのSciakyと提携し、原子炉の部品を金属の積層造形で作ると2026年6月2日に発表した。使うのはワイヤーを電子ビームで溶かして層を盛るEBAMで、材料の無駄が少ない。産業用の金属3Dプリントが商用原子炉の製造に入る。 - [WHILLの自動運転モビリティが英国ヒースロー空港で実証開始、世界26拠点で運用](https://fabscene.com/new/news/whill-autonomous-mobility-heathrow/): WHILLが2026年6月4日、自動運転モビリティサービスをロンドンのヒースロー空港第3ターミナルで実証的に始めたと発表した。地図とセンサーで空港内を自動走行し、降車後は無人で元の場所に戻る。世界26拠点で運用し、累計の利用は100万回を超えた。 - [配線まで3Dプリント、組み立て不要で動く4キーのキーパッド](https://fabscene.com/new/make/boundless3d-conductive-filament-macropad/): 「Boundless 3D」と名乗る製作者が、導電性フィラメントで配線まで一体printする4キーのキーパッドを公開した。刷り上がったものにArduino Micro Proを挿せば、静電容量式のタッチボタンとして動く。設計データとコードをPrintablesで公開。 - [実験室の機材を手のひらサイズに、約2万7000円の電子工作ラボ「nLab」](https://fabscene.com/new/news/nlab-pocket-electronics-lab-kickstarter/): 「Boundless 3D」と名乗る製作者が、導電性フィラメントで配線まで一体printする4キーのキーパッドを公開した。刷り上がったものにArduino Micro Proを挿せば、静電容量式のタッチボタンとして動く。設計データとコードをPrintablesで公開。 - [チップ上で動く微小な真空管を開発、論理ゲートの構成にも成功](https://fabscene.com/new/news/cmvet-vacuum-tube-chip-circuit/): 中国の上海交通大学と紹興文理学院の研究チームが、チップに組み込める微小な真空管「CMVET」を開発した。長年の壁だったゲートの漏れ電流を桁違いに抑え、増幅回路やNOR・NANDの論理ゲートを構成。真空・空気チャネル電子管が回路の部品として動いた初の例だとしている。 - [ブラウザだけで小型マイコンにアプリを書き込めるサイトが公開、20本を用意](https://fabscene.com/new/news/app-pixels-esp32-browser-flasher/): A.P.を名乗る個人開発者が2026年5月26日、ブラウザから小型マイコンにアプリを書き込めるサイト「app- - [PhisonがSSDでメモリ拡張、16GBのPCで260億パラメータを動かす](https://fabscene.com/new/news/phison-intel-aidaptiv-local-ai-pc/): Phisonが、メモリの少ないPCでも大きなAIモデルを動かせる技術をIntelと組みComputex 2026で発表した。SSDのNANDフラッシュをメモリの代わりに使う「aiDAPTIV」で、通常32GB必要な260億パラメータのモデルを16GBのPCで動かせたという。 - [ベトナム初の人型ロボット「Dyno」をVinDynamicsが公開](https://fabscene.com/new/news/vindynamics-dyno-humanoid-robot/): Vingroup傘下のVinDynamicsが、ベトナム初の人型ロボット「Dyno」を公開した。ICRA 2026とComputex 2026で披露。AIとセンサーを備え警備や案内、家庭の手伝いを担う。同社はアクチュエーターやロボットハンド、AIデータセットも自社開発する。 - [爪で薄い物をつかむロボットハンド「ARISTO Hand」、指を反らせて密着](https://fabscene.com/new/news/ut-austin-sony-aristo-hand/): テキサス大学オースティン校のAaron Kim氏らとソニーの研究チームが、指の爪と、指を反らせる動きを使って薄 - [手術不要、超音波で心臓を整える貼るペースメーカーをMITが開発](https://fabscene.com/new/news/mit-ultrasound-sonogenetic-pacemaker/): MITの研究チームが、手術なしで超音波を使って心拍を整えるペースメーカーを開発した。胸に貼る切手大のステッカーから超音波を送り、遺伝子操作で超音波に反応しやすくした心筋細胞を刺激する。ラットで不整脈の補正を確認。Nature Biomedical Engineeringに掲載。 - [ミニ四駆をAI制御する高電流モータードライバ基板](https://fabscene.com/new/news/switchscience-xiao-mg24-mini4wd-motor-driver/): ミニ四駆に電子制御を組み込むためのモータードライバ基板が、スイッチサイエンスの委託販売で登場した。製作者keimyojizai氏が設計し、低オン抵抗MOSFETで高電流のブラシモーターを駆動。XIAO MG24 SenseのIMUと組み合わせてコース認識や減速制御ができる。7800円(税込)。 - [Wi-Fi 6対応の小型AIoT基板「ESP32P4C61-TINY」が登場](https://fabscene.com/new/news/wireless-tag-esp32p4c61-tiny-board/): 中国ShenzhenのWireless-Tagが、高性能なESP32-P4とWi-Fi 6対応のESP32-C61を1枚に載せた小型オープンソース開発ボード「ESP32P4C61-TINY」をKickstarterで公開した。2.8インチのMIPIディスプレイやカメラが付属。出荷は2026年7月予定。 - [レーザー加工した金属と太陽光だけ海水を淡水化、塩やリチウムも回収](https://fabscene.com/new/news/rochester-solar-desalination-lithium/): ロチェスター大学の研究チームが、太陽光だけで海水を淡水化し、ブライン(濃い塩水)を出さない装置を開発した。フェムト秒レーザーで加工した黒い金属パネルが鍵で、塩はほぼ100%固体で回収。関連研究ではリチウムの取り出しも示した。Light: Science & Applicationsに掲載。 - [ESP32やラズパイPico 2WでFreeRTOSを学ぶ入門書が6月24日発売](https://fabscene.com/new/news/gihyo-arduino-freertos-esp32-pico-book/): 技術評論社が2026年6月24日、リアルタイムOS「FreeRTOS」の入門書を発売する。著者は後閑哲也氏。Arduino IDEを使い、ESP32とRaspberry Pi Pico 2Wを題材に、マイコンの並行処理の作り方をブレッドボードの製作例で学ぶ。3520円、264ページ。 - [Bambu Labが「A2L」を発売、本体6万4800円から](https://fabscene.com/new/news/bambu-lab-a2l-large-format-3d-printer/): Bambu Labが、Aシリーズに大型機を加えた3Dプリンター「A2L」を2026年6月1日に発売した。造形サイズは330×320×325mmで、コスプレ用の造形物などを分割せず一体で作れる。価格は本体469ドル(約7万5000円)から。日本では6月2日に発売する。 - [消費電力10Wで水中ロボット同士が通信可能、小型アンテナ「BlueME」を開発](https://fabscene.com/new/news/uf-blueme-underwater-robot-antenna/): フロリダ大学の研究チームが、水中ロボット同士が無線でデータをやり取りするための小型アンテナ「BlueME」を開 - [ラズパイ5でローカル画像AI、NPU搭載HAT「AI HAT+」が約1万円から](https://fabscene.com/new/news/sixfab-ai-hat-plus-raspberry-pi-5/): Sixfabは、Raspberry Pi 5向けの画像AIアクセラレーターHAT「AI HAT+」を発売した。 - [ロボット開発の手順を“スキル”化、NVIDIAがコードエージェント向けに公開](https://fabscene.com/new/news/nvidia-open-source-skills-physical-ai/): NVIDIAが、ロボットや製造などの開発手順をAIコーディングエージェント向けの「スキル」にした、オープンソースのツール集を公開した。GitHubとskills.shで配布し、データ生成からシミュレーション、Jetsonへの実装までの一連を自動化できる。 - [人型ロボットのオープンな設計図をNVIDIAが公開、大手以外にも研究を開く](https://fabscene.com/new/news/nvidia-isaac-groot-open-humanoid-reference/): NVIDIAが初のオープンな人型ロボットの参照設計「Isaac GR00T Reference Humanoid Robot」を発表した。Unitreeの体にSharpaの5本指ハンド、Jetsonの頭脳とオープンソフトを統合し、大手以外にも人型ロボット研究を開く。G1向けワークフローはGitHubで公開予定。 - [1立方mを毎時3kgで出力する大型ペレット3Dプリンター「MAMA-1000」](https://fabscene.com/new/news/modix-mama-1000-large-pellet-3d-printer/): イスラエルのModixが、1辺1mの立方体を造形できる大型ペレット3Dプリンター「MAMA-1000」を発表した。粒状の樹脂を使い最大で毎時3kgを出力。ペレットとフィラメントのヘッドを使い分け、1台で量と細部の両方をまかなえる。 - [AIが電池の電解液レシピを丸ごと生成、最先端と同等の性能を確認](https://fabscene.com/new/news/uchicago-electrolytegpt-ai-battery-electrolyte/): シカゴ大学PMEの研究チームが、電池の電解液の配合そのものをAIに丸ごと生成させる手法を発表した。AI「ElectrolyteGPT」が作った組成を合成・試験したところ、リチウム金属電池で最先端と同等の性能を確認。成果はJACS Au誌に掲載された。 - [4インチESP32-S3タッチ画面を自宅ダッシュボードに変えるESPHome設定](https://fabscene.com/new/make/esphome-guition-esp32-s3-dashboard/): 4インチのESP32-S3タッチ画面ボード「Guition ESP32-S3-4848S040」を、Home Assistantの操作パネルに変えるESPHome用の設定が公開された。照明や空調、天気、警報など多機能で、設定ファイルの置き換えだけで画面を作れる。自宅サーバーの状態モニターに転用した作例も登場した。 - [ラズパイを5分で私設クラウドに、家族向けNAS用OS「KODE OS」公開](https://fabscene.com/new/news/kode-os-raspberry-pi-private-cloud/): ラズパイを家庭用クラウドサーバーに変えるオープンソースOS「KODE OS」が、初の起動可能なイメージ(v0.2.0-alpha)を公開した。アカウント登録もテレメトリーもなく、約475MBのイメージを書き込んで起動するだけで、家族向けのダッシュボードを使える。 - [2分の独学でピアノを弾くロボットハンド、人間との聞き分けが困難な演奏力](https://fabscene.com/new/news/musician-hand-piano-robot/): 南カリフォルニア大学(USC)が、メロディーを聴くだけで2分後にピアノで再現するロボットハンドを開発した。楽譜も大量データも使わず、人間の幼児の学習過程を模した手法で演奏を習得し、人間との聞き分けが困難なほどの精度を示した。 - [AIとサーモカメラで蚊を自動追尾して迎撃するレーザー砲、個人が公開](https://fabscene.com/new/news/ai-laser-mosquito-defense-v2/): AIとサーモカメラで蚊を自動追尾しレーザーで仕留める自作の迎撃システム。Steven Cheng氏がV2.0を公開、屋外で3匹を連続駆除 - [90年代のサウンドカード「Orpheus II」が再生産、3枚分の機能を集約](https://fabscene.com/new/news/orpheus-ii-isa-soundcard-reproduction/): DOS/Windows 9x向けのISAサウンドカード「Orpheus II」が反響を受け再生産される。Sound Blaster、OPL3、Gravis UltraSoundの3系統を1枚に集約した上級者向けハードで、価格は340ユーロ(約6万3000円)。2026年5月31日まで予約を受け付ける。 - [ESP-NOWでHD音声の双方向通信、日本人開発者がライブラリ「PCMFlowG722」公開](https://fabscene.com/new/make/esp-now-hd-voice-pcmflowg722/): ESP32同士が直接つながるESP-NOWで、HD音声(広帯域)の双方向通信を成り立たせるArduino用ライブラリ「PCMFlowG722」が公開された。G.722方式で電話並みの64kbpsのまま音の幅を約2倍に広げ、必要な容量は約10KBと軽い。 - [シリコンを3層に積む新手法、200℃以下の低温で歩留まり98〜100%に](https://fabscene.com/new/news/monolithic-3d-silicon-chip/): 米イリノイ大学が、極薄の単結晶シリコン膜を200℃以下でローラー積層する新手法を開発。625個のトランジスター層を3段積み、歩留まり98〜100%を達成した。微細化に頼らずムーアの法則を延ばす可能性を示す。 - [3Dプリンターに銃ブロック機能を義務化、回避を犯罪とする法案が米州議会を通過](https://fabscene.com/new/news/california-ab2047-3d-printer-gun-bill/): 米カリフォルニア州議会下院が2026年5月、3Dプリンターのメーカーに「銃を出力させない機能」の搭載を義務付け - [ビー玉で時刻を示す3Dプリンター製の時計、15個を0.15秒で並べ毎秒更新へ](https://fabscene.com/new/make/marble-clock-seconds-display/): YouTuberのIvan Miranda氏が、ビー玉を3×5のマス目に並べて時刻を示す3Dプリンター製の時計を秒単位の更新へ改良。緩衝ゾーンやCNC製ゲート、1.8kgのはずみ車で15個の玉を約0.15秒で配置する。 ## 固定ページ - [トップページ](https://fabscene.com/): 新着記事 もっと見る 新製品・サービス もっと見る Raspberry Pi もっと見る 3Dプリント もっと - [FabScene 広告・スポンサーのご案内(2026年9〜12月度)](https://fabscene.com/sponsor-and-ad/): FabScene(ファブシーン)は、新しいものづくりの現場と文化を発信する、ハードウェアに特化したWebメディ - [このサイトについて](https://fabscene.com/about/): FabScene(ファブシーン)は、ハードウェア開発、デジタルファブリケーション、電子工作、スタートアップなど - [プライバシーポリシー](https://fabscene.com/privacy-policy/): シンツウシン株式会社(以下「当社」といいます)は、当社が取得した個人情報の取扱いに関し、個人情報の保護に関する - [日本のメイカー・スペース(ファブ施設)一覧](https://fabscene.com/makerspace-map/): メイカースペース(ファブ施設)とは、ものづくりに必要な道具や機械をみんなで共有して使える施設です。3Dプリンタ ## カテゴリー - [未分類](https://fabscene.com/category/uncategorized/) - [インタビュー](https://fabscene.com/category/new/interview/) - [ニュース](https://fabscene.com/category/new/news/) - [工作・開発](https://fabscene.com/category/new/make/) - 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